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婚活とフィナンシェ

親戚の女の子が結婚することになって
自分の結婚の前後について思い出した

これネットに書くのは初めての話なんだけど
自分が夫と出会った場所は いわゆる婚活パーティー

平成時代はマッチングアプリなんてなかったし 
マッチング系のWebサービスは『出会い系』と呼ばれ ワンナイト目的の男性が多い怪しいイメージ、
リアルに会って探すのが主流だったように思う。


私は 自分が結婚に向いてないと認識していて、そんなのしなくていいと思っていた
学生の頃から 映画に1人で行くのとか普通だったし。

ただ 昭和の価値観や家族のスタイルを押しつけてくる両親が なかなか強力でしつこくて
じゃあ婚活しますよ、すればいいんでしょ?という感じで取りかかった。

🖊️自分のプロフィールと相手に求める条件を登録するサービスを利用したり
知人の紹介してくれる人に会ったりしたけど、
気の合う人に全く出会えなかった。

別に私は劇的フォーリンラブなんて求めていない
ハイスペックイケメンとか身の程知らずなことも考えてない
そこまで夢見る少女ではないが、同僚や友達として出会っていても それなりに上手くやれていただろうみたいな人と付き合いたい。

だけど、そんな地味な要望でも合致する相手はいなかった
好感度を上げるための本を読んだり、外見偏差値やお料理スキルを上げる努力もしたけど 成果はなく

1〜2年ほど頑張ってみて、すっぱりと止めた。

一応 努力は見せてからの撤退だったので、親もうるさいことを言わなくなった。


婚活をしなくなった私と入れ替わるように
職場の後輩の1人が結婚に意欲的になった。

婚約した妹に刺激されたらしく「◯歳までに結婚する」と目標がハッキリしてるが
交際している相手はいないので、ちょっと前の私と同じようなことをしている。

👗おっとりした雰囲気のお嬢様ファッションの女子で、何かと私を頼りにして悩み相談などを持ちかけてくる

何人かで集まった時に彼女もいたことはあるけど、2人で出かけたことはない
そんなに親しい間柄ではないけど
親密過ぎないぶん 客観的な意見が聞けることが良かったのかも知れないし
自分は意外と口が堅いので信用されていたのかも知れない。

でも 相談を持ちかけてくる割には、私が何かを提案しても「ん〜」「だけど‥」という反応が多く、
『話を聞いて対処法を考えて、私が時間を割いたこと分かってる❓️
 納得いく答えじゃなくても  私なら「聞いてくれてありがとう」くらいは言うけど』
『こんな反応をする相手なのに、来られると話を聞いてしまう私って優しいのか お人好しなのか‥』
そんな風にモヤモヤすることもあった。


ある日、彼女が私に「◯◯ホテルで開かれるパーティーに行きたいけど、一緒に行く人がいない
参加費は私が持つから一緒に行ってほしい」と頼んできた。

私は婚活パーティーに行って 疲れた思い出しかないので断ったが
彼女は諦めずに熱心に頼み込んでくる
いつものフワフワした喋りとは違う真剣さに「いいよ、行くよ」と言った。

彼女は「良かった〜」と喜んで、お礼に菓子折りまで持ってきた

フィナンシェやクッキーなど焼き菓子の詰め合わせの箱で
そんな大げさなことしなくても‥と思ったけど、せっかくなので美味しくいただいた笑 

後輩から詳細を聞いて
週末 駅で待ち合わせをして会場に行くことになった。

会場へと歩きながら
「今回はOKしてしまったけど、また付き添いを頼まれても困るな」
「終わったら、友達に教えてもらった店でパスタ食べよう」などと考えていた。


そんなやる気のない状態で会場のドアを開けた私に
人生を変える出会いが待っていた

私は 昔から納得いかないことを飲み込んでいられない性格だった。
えこひいきをする男性教師に「同じように掃除をサボったのに □□くんには注意して ◯◯さんには何も言わないの、なぜなんですか?」
そう質問したこともある
そのため 「キツい性格」と言う人もいた。

だけど、このとき出会った男性は
そんな私を見て「ズバッといくんだねぇ笑」と楽しそうに会話を続ける
司会が席替えを呼びかけても また私のほうに来る

自分が婚活していたことを忘れかけていた頃に
探していた人が目の前に現れた🍀


その男性が
いま私の隣でネトフリを見ている夫である。


そんなに親しくもない人の相談に乗るって、損した気分になることもあったし
今の風潮だと『テイカー(時間泥棒)と関わらないほうがいい』と思う人もいるだろう。

だけど 相談相手になっていなければ、夫と出会うこともなかったわけで

『縁』というのは不思議なものだと思う。



 


🌏️記事が海外にも発信されました





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