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倪陜パむンハむビスカス青い海トロピカルガヌルホラヌ

    ◆あらすじ
    第二次䞖界倧戊䞭、米囜海軍アヌサヌは倪平掋䞊の空䞭戊で零戊に撃たれ、海に墜萜した。圌は戊死を芚悟した。
    そしお、気が぀いたら、圌は南の島で目を芚たしたのだ。アヌサヌは墜萜埌、島の女の子達に助けられたようなのだ。
    そしお、この島の女性達はアヌサヌにずおも優しかった。圌女達はみな、䞊半身は裞で腰巻枚だけの姿だった。
    怪我の手圓おはもちろん、食事、そしお倜のサヌビスたで至れり尜くせりの奉仕を受けるアヌサヌ。
    しかし、倜、眠りに぀くず、今床は耐え難い悪倢を芋おしたうのだ。それは耐え難い痛みを䌎う絶望的な悪倢だった。その悪倢の䞭で、アヌサヌは野戊病院で手圓おを受ける、怪我がひどく苊しみに襲われる、珟実のような悪倢だった。
    しかし、目が芚めるずそこは南囜の島だった。そしお、アヌサヌは倩囜のような島の暮らしず、地獄の悪倢を繰り返すようになる。そしおアヌサヌは気が぀く、この島は䜕かおかしい 。そう、倩囜のような南囜の島には恐ろしい秘密があったのだ。
    はたしお、アヌサヌの悪倢はどうなるのか
    そしお、南囜の島には䜕があるのか
    ホラヌずは皋遠い楜園のような䞖界ず、地獄の悪倢、はたしおどちらが本圓の恐怖なのか



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    幎 倏 倪平掋戊争最䞭  

     アメリカ海軍パむロット アヌサヌ・・ホワむトは倪平掋䞊で日本軍ず激しい空䞭戊を繰り広げおいたした。

     しかし぀いにアヌサヌの戊闘機は撃ち萜ずされ、炎に包たれ、そのたた倪平掋に墜萜しおしたいたした。アヌサヌ、28歳でした。

     アヌサヌは倢を芋おいたした。それは走銬灯のような、ずおもずおも幞せな倢でした。

     アヌサヌはアメリカの裕犏な家の䞀人息子でした。倧孊を卒業するず䞡芪からは莫倧な工堎を受け継ぎたした。しかし、アヌサヌはたわりの人々に倧倉嫌われおいたした。それは芪が陰湿な匱い者いじめの経営や詐欺たがいの商売で䌚瀟が倧きくなった事をみんなが知っおいたからです。そのせいでアヌサヌは子䟛の頃からみんなに嫌われ友達もいたせんでした。
    おたけにアヌサヌは斜芖で若いのに頭髪も薄く、口䞋手、圓然、たったく女の子からは盞手にされたせんでした。

     1940幎、ペヌロッパでは第二次䞖界倧戊が始たりたした。
    そしお1941幎、米囜も倪平掋戊争に参戊したした。

    アヌサヌは考えたした。
    戊争に行けばたわりの芋る目も倉わるはず・・・・

    アヌサヌは志願しおアメリカ海軍に入隊したした。

    そしお倪平掋䞊を転戊し激しい戊闘を繰り返し、なんずか生き延びおアメリカに垰囜した束の間の䌑暇でした。

    その束の間の䌑暇で出䌚ったのがマヌガレットでした。
    サラサラずした金髪が颚になびく、誰もが振り返るほどの矎女、それがマヌガレットです。
     圌女だけはなぜかアヌサヌに優しく、二人はい぀しか恋に萜ちたした。

     そしお結婚。
    愛する嚘の誕生。
    たさにキセキの連続でした。

    それはアヌサヌのこれたでの人生では考えられない出来事でした。

    䌑暇の床に垰省しお、束の間の䌑みを愛する劻、マヌガレットずただ幌い嚘リリヌず過ごしたした。

    しかし愛に満ちた幞せな日々はい぀も䞀瞬でした。短い䌑暇が終われば、たた地獄の戊堎に戻るのです。束の間の䌑暇も瞬く間に終わり、アヌサヌは新たな戊堎に旅立ちたした。

    敵を撃滅する
    愛するマヌガレットの為に、
    愛する嚘、リリヌの為に、
    愛するアメリカの為に、
    俺は戊う

    戊堎に旅立぀朝、マギヌず幌い嚘を抱きしめたした。

    「今床はどこの戊堎に行くの」

    「それは蚀えない  」

    「でも今床は最前線なんでしょたくさん戊死しおるんでしょ」

    「そうらしい  」

    「アヌサヌ、アメリカの為に呜をかけお戊っおくれるアナタは私達家族の誇りよ」

    「ああ、ありがずう」

    「私達家族の為にも必ず勝っお」

    その時のマギヌの涙は忘れられたせん。

    「必ず垰っおくる嚘を頌む」

    そう蚀い残し、アヌサヌは死ず隣り合わせの地獄の戊堎に旅立たした。

    そしお、パむロットずしお数々の戊瞟を䞊げおいくアヌサヌ。


     しかしアヌサヌは倪平掋䞊で日本軍の零戊に぀いに撃ち萜ずされおしたったのです。
    䞀瞬の倢から芚めるず、炎に包たれ、倪平掋に萜ちおいくアヌサヌがいたした。

    熱い熱い熱い熱い熱い
    痛い痛い痛い痛い痛い
    顔が顔が熱い痛い

    アヌサヌは思いたした。

    俺はもうダメだ、このたた死ぬんだ 、
    あぁマギヌ、愛する嚘リリヌ、
    もう䞀床䌚いたかった  、
    抱きしめたかった  。
    蚱しおおくれ、マギヌ、
    なんにも出来なかったパパを蚱しおおくれ、
    リリヌ、

    愛しおる  。愛しおる  。

    アヌサヌは炎に焊がされながら涙を流したした。
    これが、この䞖界ずの最埌のお別れの涙になるのだ、
    サペナラ、愛する劻、マギヌ  。
    サペナラ、かわいい嚘、リリヌ  。

    そしお、アヌサヌの䞖界は暗闇に包たれたした。

    。
    。
    。
    。
    。
    。

    その時、声が聞こえたした。

    「だいじょうぶよ、安心しお」

    その声は  、
    マギヌ  マギヌなのか

    「あっ目を芚たした」

    真っ暗闇の䞖界に光が差し蟌んできたした。

    気が぀くず5,6人の若い女の子達がアヌサヌを芋぀めおいたした。


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    この女の子達はいったい誰
    ここはどこ

    「助かったみたい」
    「良かった、もうこれでだいじょうぶね」
    「私、メア様、呌んできたす」

    女の子達は口々に手を取りあい喜びたした。

    どうやらアヌサヌは生き延びたようです。

    圌女達が助けおくれたのか  、
    本圓になんおお瀌を蚀っおいいのか  。

    アヌサヌは涙を流したした。
    そしおお瀌を䌝えようずしたした。しかし火傷のせいか䞊手く話せず呻く事しかできたせん。

    でもいったいここはどこなんだ

    アヌサヌが目を芚たした郚屋はログハりス颚の簡玠な郚屋でした。
    爜やかな颚が吹き抜け、小さな窓からは眩しい光が差し蟌んでいたした。

    そうか  、ここは倪平掋䞊のどこかの島だ。
    俺は戊堎で撃ち萜ずされ、海に沈み、挂流し、この島にたどり着いたのかもしれない。
    そしお、この島の女の子達に助けられた  。

     アヌサヌを優しく芋぀める圌女達は、どの嚘も小麊色で矎しく、䞋半身には色ずりどりの腰巻をしおいるだけで、䞊半身は生たれたたたの姿でした。
    その胞も矎しく、可愛く、豊かでした。


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    ここは楜園なのか

    「あっ、メア様、こちらです。」

    その時、メア様ず呌ばれた女性が郚屋に入っおきたした。

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     その女性は耐色の肌もツダツダ、
    そしお゚メラルドグリヌンの腰巻䞀枚、
    豊満な胞には真珠や貝殻などを぀なげたネックレスが揺れおいたした。
    たた、䜕かの鍵のような物もそのネックレスにぶら䞋がっおいたした。
    そのメア様はかなり幎配で、60歳くらいに芋えたした。

    「お名前は」

    「あ アヌサヌ  」

    「そう、アヌサヌ 、アナタ、日間も眠っおいたのよ。でも元気になっお良かった」

    「あ あ  ありがずう  ございたす」

    「アヌサヌ、これからもよろしくお願いね。それでは皆さん、い぀ものように進めおくださいね」

    そう蚀うず、メア様ず呌ばれた耐色の女性は郚屋を出おいきたした。

     アヌサヌは意識は戻りたしたが、足や腕の骚が折れおいるようで、ただ歩いたり走ったりは出来たせん。
    顔も火傷のためかヒリヒリしたす。
    しばらくはこの郚屋で療逊する事になりたした。

     それから毎日毎日、女の子達がやっおきたした。

     そしお、採れたおのフルヌツや野菜、スパむスの効いた銙ばしいスヌプなどを抱えおやっおきおはアヌサヌに食べさせたした。

     どれも玠晎らしく矎味しくおアヌサヌは感激したした。
    蚪れる女の子達は日替わりでしたが、どの嚘も若く矎しく、なんず蚀っおもやさしさに満ち溢れおいたした。

    矎しい黒髪にハむビスカスを挿したダンダン、

    小麊色の肌も眩しいランラン、

    ただあどけない、たぶん、歳くらいだろう、胞もプリンみたいに揺れお笑顔がかわいいプチプチ、

    少し倧人でたわわな胞が゚ロティックなゞンゞン、その金髪は倪陜の日差しを受けおキラキラ光茝いおいたした。

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    他にも歳くらいから歳くらいたでの、若く矎しく、可愛いい女の子達が毎日、次から次ずアヌサヌのお䞖話にやっおきたした。

     そしお、圌女達に芋守られアヌサヌは南囜のやさしい颚に吹かれお、い぀も幞せな眠りに぀きたした。

     しかし、昌のパラダむスのような生掻ずは裏腹に、アヌサヌは毎晩、恐ろしい悪倢にうなされるようになりたした。


    その倢の䞭    。

    アヌサヌは炎に包たれ、戊闘機は海に墜萜したした。しかし、呜からがら助けられたようで、気が぀いたらどこかゞャングルの野戊病院にいたした。

    そこは薄暗いゞャングルの䞭、カビ臭く、死臭も挂う粗末な病院でした。

    アヌサヌは顔が熱く、ピリピリ刺すように痛くお仕方がありたせん。手足も焌けただれ、しかも折れおいお、地獄のような痛みがやみたせんでした。


     次の日芋た悪倢もやはり地獄でした   。
    野戊病院で寝たきりのアヌサヌ、

    たわりにはたくさんの負傷兵が転がっおいたす。圌らの泣き蚀、叫び声、唞り声がい぀たでも止むこずがありたせん。

    「うおお〜っうおお〜っ」

    怚念のような呻きがカビ臭い郚屋に響き枡っおいたした。


     次の倜に芋た悪倢も野戊病院で寝たきりのアヌサヌ。

    寝る床にそんな地獄のような悪倢を芋おしたうのです。


     それだけならただいいのですが身䜓䞭を激しい痛みが襲い、い぀も断末魔の叫び声を䞊げおしたいたした。

    「グゥ〰〰ガノェ〰〰〰〰」

    あたりの痛みにモルヒネを打っおもらいたした。モルヒネが効きはじめるず痛みが少し和らぎたした。するず、必ず倢から芚めるのです。そこは南囜の島のベッドの䞊でした。

     その埌も眠りに萜ちる床に耐え難い痛みを䌎う悪倢を芋続けたした。

    その埌も毎倜毎倜、悪倢を芋続けたした。

    地獄のような悪倢   。

    次々ず運び蟌たれおくる負傷兵、

    䞀人はりゞ虫を目から吐き出しながらアヌサヌの目の前で息絶えたした。

    䞀人は口から臭いヘドロを撒き散らし、それがアヌサヌの顔にもかかりたした。

    そしお充分な治療を受けられず日に日に悪化しおいくアヌサヌ。

    「あ〜あ〜あ〜あ〜」

    今床はお腹の傷口、足の傷口、あらゆる所からりゞ虫が倧量に湧いお出おきたした。
    アヌサヌは声にならない声で叫びたした。「グア〰〰〰〰」
    必死に医者を呌びたしたが、呚りの呻き声にかき消されおしたいたした。

    毎倜毎倜、野戊病院のベッドずもいえないベッドに暪たわるアヌサヌ。

    そしお䜕日目かの倢の䞭で、アヌサヌは軍の茞送船に乗っおいたした。

    俺は母囜アメリカの病院に運ばれたのか  、

    アヌサヌはそう思いたした。

    そしお、アヌサヌは気づきたした。

    なぜか日々、悪倢が繋がっおいる  。
    たるで実䜓隓しおいるかのように  。

    なぜなのか
    考えおもわかりたせんでした。

    そんなある日の悪倢  。

    米囜のどこか  、
    粗末な病院で療逊するアヌサヌ。
    その病院も薄暗く、カビ臭く、たずもな蚭備もなさそうでした。

    しかし動けないアヌサヌにはどうする事も出来たせん。ただ痛みに耐えお暪たわっおいるしかありたせんでした。

    「グア〰〰ブアグア〰〰」

    止たない激痛でのたうち回るアヌサヌ。

    手、足、腹、  身䜓党䜓が䜕床も刺されるような激痛が続きたす。
    い぀たでも終わらない激痛。

    痛い痛い助けおくれ〰〰

    しかし火傷のせいで声が出せたせん。

    「ゔぁ〰ゔぁ〰」
    そう唞るだけでした。

    「コむツ気持ち悪っ」

    そんなドクタヌの声が聞こえたような気がしたした。

    「ゔぁ〰ゔぁ〰ゔぁ〰」

    「うるせぇなコむツ人間に芋えない  。」

    アヌサヌがあたりに唞るので、うるさくお仕方なくなったのか、お陰でモルヒネを打っおもらえたようでした。

    「ゔぁ〜ゔぁ〜ゔぁ。」

    やがお痛みが少し和らぎたした。
    そしお、すう〜っ、眠りに萜ちたした。


    眠りに萜ちるず、なぜか目が芚めたした。
    そしお、そこはやはり南囜のベッドの䞊でした。

    「おはようアヌサヌ。たた怖い倢みたの」

    朝たで添い寝しおくれたプチプチがアヌサヌの汗を拭い、頭を撫でおくれたした。

    南囜での生掻はたるで倢のようでした。

    アヌサヌはただ歩く事は出来たせんでしたが、それ以倖はすっかり元気になりたした。

    昌間は女の子達がアヌサヌの為に矎しい声で歌を歌っおくれたした。

    🎶マヌマヌナ〰、マヌマヌナ〰

    それはこの島で、ずおもロマンチックで楜しい歌でした。

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    たたある時は、腰巻枚だけの少女達数人で可愛らしい南囜のダンスを芋せおくれたした。

    ある時は、倧人の女性達が、おっぱいもたわわに揺らせ、劖艶なダンスを披露しおくれたした。

    そしお倕暮れ    。

    小窓から芋えるオレンゞのサンセット、
    シル゚ットになる怰子の朚、
    たるで絵葉曞のよう

    そのあたりの矎しさに目を奪われたした。

    その倕陜を女の子達ず眺めながらの極䞊のディナヌず特産ワむンは栌別でした。

    「ここはどこですか」アヌサヌは質問したした。

    「この島はヘブン・アむランドよ」

    「ヘブン・アむランド」 

    「そう 倩囜の島よ」

    「ヘブンアむランド聞いたこずないな  」

    「そりゃそうよ  、この島は地図には茉っおないもの。それにね、この沖の先は深い霧に芆われおいお、この島は呚りからは芋えないのよ」

    「じゃあ君達はこの島から出たこずないのこの島で生たれたの」 

    「そうよ。ここにいれば幞せだもの  。他の堎所で生掻するなんお考えられないわ」

    「でも  蚀葉  、英語は どこで」

    アヌサヌはふず英語を普通に話す圌女達を䞍思議に思いたした。
    この島の女の子達はこの島しか知らない  それなら蚀葉はどこで   。

    圌女達は顔を芋合わせ、口あぐんでいるようでした。
    そんな䞭、タムタムが話し始めたした。

    「だいぶ昔、遭難しおこの島に流れ着いたのが英囜の奎隷船だったの。その船には英囜怍民地になっおた倪平掋のアチコチの島から奎隷ずしお集められおた若い女性がたくさん乗っおいたの。その船は嵐に遭遇しお沈没、そしお奎隷達はこの流れ着いたの。その時の奎隷船の船員達はみんな数少ないボヌトで脱出したらしいの。奎隷の女性だけ残しおね。その時の奎隷の䞭の䞀人、ずっおも矎しい女の人がこの島のリヌダヌになり、この島を導いおいったのよ。その人が初代メア様よ。」

    「こらこらタムタム、もうその蟺にしお、あたりおしゃべりしないで  ね。」

    「ごめんなさい、プチプチ、 でも圌はもうこの島から出られないんだし少しくらい教えおも  。」

    「出られない   、どういうこずだ、」

    アヌサヌはこの島の歎史にも驚いた。が、しかし、『もう出られない』っおどういうこずなんだ
    アヌサヌの心に䞍安がもたげおきたした。

    「この島を出られない  、どういうこずだ」

    「だっおこの島は絶海の孀島なのよ。倖海に出るのは死ぬ事ずおんなじなの。倖海に出ようずした人はみんな死んでる。だから諊めた方がいいよ」

    「そうよアヌサヌ、このヘブン・アむランドで楜しく暮らしたしょ」


    その日も倪陜が遠くの海面に沈み、空がパヌプルに染たる頃  。

    黒髪も矎しいダンダンがアヌサヌのベッドに入っおきたした。

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    ダンダンはアヌサヌのたくたしい身䜓を撫で回すず、アヌサヌの手をずり、豊かな胞をアヌサヌに觊らせたした。すべすべで柔らかな感觊です。
    さらにアヌサヌはキスをされおそのたた抱きしめられおしたいたした。

    「な な  䜕をする」

    「いいの  力抜いお  」

    アヌサヌは身䜓が熱くなっおきたした。
    もうダンダンの柔らかい䜓に抗えない  。
    そしお柔らかい乳房を揉みしだいおしたいたした。

    「嬉しい  。奜きにしおいいわよ」

    ダンダンは掠れた可愛いい声で、ささやきたした。

    そしおアヌサヌずダンダンはい぀しか䞀぀に繋がり、めくるめく䞀倜を過ごしたした。

    そしお、そんな甘い倜はその埌も毎日続いたのです。

    次の日の倕暮れにはランランが  。

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    その次の日の倕暮れにはプチプチが  。

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    たたその次の日の倕暮れには、アむアむが 

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    そんな倢のような日が䜕日も䜕日も続きたした。

    数えるのも倧倉なくらい、日替わりで毎日毎日、人くらいの若く矎しい女の子達がアヌサヌのベッドを蚪れたした。

    アヌサヌに甘いキスをし、
    䜓をやさしく刺激し、
    最埌にはめくるめく快感の䞀倜を過ごすのです。

    毎日毎日、誰かしらアヌサヌの郚屋に女の子達が抱かれにくるのです。

    ベッドの䞊でただあたり動けないアヌサヌは圌女達のなすがたたでした。

    「アヌサヌ、玠敵よ。」
    「アヌサヌ  気持ちいい」
    「アヌサヌ  私のおっぱいあげる  。」

    少女から倧人の女性たで、この島のたくさんの女の子達がアヌサヌに抱かれにきたした。

    アヌサヌは思いたした。
    ここは この䞖の楜園パラダむス
    もしかしお倩囜

    だっおヘブン・アむランドっお蚀っおたじゃないか 。
    俺は本圓は死んでるじゃないのか
    だっお俺がこんなにモテるなんおおかしい  
    どう考えおもおかしい  。

    米囜にいた時、無口で面癜みもなく、斜芖でチビのアヌサヌは䞀床たりずもモテたこずがなかった 。
    むしろ女性には嫌われおいたのに  。

    だからマヌガレットず結婚出来たのはキセキ以倖の䜕物でもありたせんでした。

    しかし、ひず぀問題がありたした。

    めくるめく南囜の女の子達ずの快楜、
    それが玠晎らしければ玠晎らしいほど、その倜の悪倢はひどくなっおいくのです。
    快楜の分だけ、痛みが、悪倢の䞭で耐え難い激痛が増しおいくのです。

    アヌサヌは眠るのが怖くなりたした。
    しかし、どう頑匵っおも睡魔には勝おたせん。
    ディナヌのあずの矎味しいワむンのせいもあったでしょう。

    ある倜の悪倢は耐え難い悪倢を越えおいたした。

    悪倢の䞭で、盞倉わらず病院の貧盞な硬いマットに転がっおいるアヌサヌ。

    その倜も足が斧で䜕床も䜕床も砕かれたような痛みがアヌサヌを襲いたす。
    アヌサヌは声にならない声で泣きわめき、助けを呌びたした。

    そこぞ若いドクタヌがやっおきたした。

    「ありゃ〜これは足が腐っおたすね。仕方ない、切断したしょう」

    そう蚀うず若いドクタヌは、どこからか斧を持っおきたした。

    うそだろ、そ、それで切断する぀もりか

    アヌサヌは目を芋開きたした。
    ドクタヌは怯えるアヌサヌを芋おニタリずしたした。

    手に持っおいた斧は赀茶色に錆びおいたした。

    さらにこれ以䞊ないくらい目を開くアヌサヌ、  
    ニタリ笑うドクタヌ、

    止めろ 止めろ 止めおくれ

    赀茶色の錆びた斧 、
    笑うドクタヌ、
    叫声の代わりに枇いたペダレしか出ないアヌサヌ、

    「腐っちゃっおるから仕方ないね、治療だから  」

    䜕も蚀わず、斧が足に振り萜ろされたした。

    画像

    ギャ〰〰〰〰〰〰〰〰〰

    「あっ、倱敗しちゃった 」
    そう蚀うずドクタヌはもう䞀床斧を振り抜きたした。

    ギャ〰〰〰〰〰〰

    「ごめんごめん  足の付け根を䞀発で切り萜ずすはずだったんだけどね、倪ももにいっちやったね  、もう䞀床いくね」

    ニダリ笑い、たた斧を振り䞊げるドクタヌ、

    それから斧を䜕床も䜕床も足に叩き぀けたした。
    足がベチャベチャに朰れるたで䜕床も䜕床も  、

    グブノゥノゥビィ〰〰〰〰〰

    その床に血が飛び散り、アヌサヌの顔にも、ドクタヌの顔にもかかりたした。
    真っ赀に染たった顔のドクタヌ、
    ニタリ笑う床に芋える癜い歯、
    しかし瞳はキラキラしおいたす。

    「アヌサヌくんだったかな  、良かったね  やっず右足が取れたよ」

    アヌサヌはあたりの恐怖ず痛みで気を倱っおしたいたした。


    気が぀くずそこは南囜でした   。

    しかしアヌサヌは䞍思議な事に気が぀きたした。

    右足が治っおいたのです。

    なんおこずだ、
    これで少し動ける  、歩けるぞ 、

    アヌサヌは喜びたした。
    お䞖話にきた女の子達も嬉しそうでした。

    南囜での可愛らしい女の子達ずのパラダむス。

    倜、眠りに぀くず襲いかかる悪倢 。
    病院で断末魔の叫び声をあげるアヌサヌ、

    そんな日々が繰り返されたした。

    そしお  、数日埌の倜の悪倢。
    今床は巊足がノコギリで切られたした。

    ギコギコ ギコギコ、ギコギコ〰

    「けっこう硬いね」

    ビィノゥビィ〰〰ギャ〰ノゥ〰

    アヌサヌは断末魔の叫び声を䞊げ続けたす。

    ギコギコ、ギコギコ、
    それでも錆びおいるのか、なかなか切り終わりたせん。


    たたある倜の悪倢では右手を切られたした。
    今床はチェヌン゜ヌで、

    たたある倜は巊手も切られたした。

    「やっぱリ斧がむむ」

    たたしおも錆びた斧でグチャグチャに巊腕が朰されたした。

    ぀いにアヌサヌは䞡手䞡足がなくなっおしたいたした。
    ダルマ状態になっおしたったのです。


    しかし、その床に南囜でのアヌサヌは、手足の負傷がすっかり治っおいったのです。


    ぀いに南囜でのアヌサヌは自由に出歩けるようになりたした。
    ただ党力で走る事は出来たせんが、ゆっくりなら歩けるし、ちょっずしたダンスだっお出来そうです。

    アヌサヌは嬉しくおたたりたせんでした。

    それから、南囜でのアヌサヌはたくさんたくさん遊びたした。

    女の子達ずビヌチで泳ぎたした。
    砂浜で戯れたした。

    画像

    女の子達ずのダンスにも加わり、喜びにあふれた楜しい日々を過ごしたした。

    たたある日は、女の子達のガむドで島を案内しおもらいたした。

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    この島はいたるずころにハむビスカスや色ずりどりの矎しい花が咲き乱れ、矎しい鳥達がキレむな音色でハヌモニヌを奏でおいたした。
    野山に行けば、パむナップルやバナナなどたくさんの倩然のフルヌツが実っおいたした。

    䞘の䞊には癜い可愛らしい家がポツポツず芋えたした。きっず圌女達が䜏んでいるのでしょう。

    それはそれはこの䞖のものずは思えないくらい矎しい島でした。

    裏山には小麊やお芋、サトりキビなどのたくさんの畑、近くには豚の蟲堎などもありたした。

    そこでは女の子達が楜しそうに歌を歌いながら働いおいたした。

    アヌサヌを芋぀けるず

    「アヌサヌアヌサヌ」

    女の子達が仕事の手を䌑め、遠くから䞀生懞呜、手を振っお呌び掛けおきたした。

    䜕床もアヌサヌの郚屋に来お、お䞖話しおくれた女の子、そしお快楜をずもにした女の子達もいたした。

    圌女達、普段はこうしお働きながら、空き時間にお䞖話しに来おくれおいたんだ  。
    そしお、倜の激しくもやさしい倢のような快楜もずもにしおくれおいたんだ  。

    圌女達は女神だ

    アヌサヌも手を振っお応えたした。

    そこでも圌女達はみんな恥ずかしげもなくおっぱいは䞞出し、䞋はカラフルな腰巻を枚巻いおいるだけでした。

    森の向こうも案内しおくれたした。

    そこにはいく぀かの滝壺ず綺麗な池がありたした。

    そしお、たくさんの女の子達がキャッキャッ蚀いながら、楜しそうに氎济びしおいたした。

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    䞋は4,5歳くらいの可愛らしい女の子から、䞊は70歳くらいたでのたくさんの女性がいたした。

    「ここで身䜓を掗ったり、お掗濯もしおるのよ。」

    どの子もノィヌナスに芋えたした。


    そしお、その日も  。
    倕暮れには、極䞊のワむンずディナヌをいただき、その埌はお決たりのように女の子達を抱き、ありえないほどの快楜の波を济び、やがお眠りに぀くのです。


    しかし、眠りに぀くず耐え難い地獄が埅っおいたす。

    その頃には、悪倢こそが珟実で、南囜のパラダむスが倢なのでは   、
    そんな事も考えるようになりたした。

    ある日の散歩で、この島の䞭に『立ち入り犁止』の立お札が䜕箇所もあるこずに気が぀きたした。

    その立お札の先は、鉄柵が䟵入を阻んでおり、しかも倧きな錠前がぶら䞋がっおいたした。

    『立ち入り犁止』の向こうには䜕があるんだろうか

    女の子達に聞いおも返っおくる答えはい぀も䞀緒でした。

    「知らない方が幞せですよ。私も知らない」


     この島に来おもうどれくらい経぀のだろう。
    もう3ヶ月は過ぎおしたったような  。
    アヌサヌは時間の感芚を倱っおいたした。
    季節感があたりわからない南囜では、時間が緩やかに感じられ、あるいは止たっおいるようにも感じられたのかもしれたせん。


    そんなある倜。

    アヌサヌは期埅しおいたした。

    悪倢の䞭では、もう腐った䞡手䞡足は狂った若いドクタヌに党郚切られおしたい、なくなったのだからもう痛みは感じないんじゃないだろうか

    だっお、腐っおいお痛かった䞡手䞡足がないんだから  、

    しかし、その願いは叶いたせんでした。

    「ギャ〰〰〰〰〰〰〰」

    今床は切られた手足の付け根から、背䞭、内臓に至るたで、䜕本もの倪いキリで䜕床も䜕床も突き刺されるような激痛が悪倢の䞭、䌑む間もなく続いたのです。

    もう声も出たせんでした。

    あのドクタヌがニタニタしお飛んできたした。

    「これは身䜓䞭に匟䞞の砎片が入り蟌んでしたった為でしょう。それが悪さしおたすね」

    したり顔で、アヌサヌに説明するドクタヌ、
    アヌサヌは思いたした。
    コむツ、本圓に医者なのか

    「その砎片の鉛が毒ずなり、身䜓䞭に回り、チクチク痛み぀けおいるのでしょう。早く匟䞞の砎片を取り陀かねばなりたせん」

    そう蚀うず錆びたメスを持っおきたした。

    やっぱり、このドクタヌ、狂っおる  、

    アヌサヌは恐怖に怯えたしたがどうする事も出来たせん。アヌサヌはダルマ状態、動く事が出来なかったのです。

    逃げようずもがいおなんずか転がろうずしたしたが、激痛がそらすらも蚱したせん。

    それでもアヌサヌは痛みを堪えおなんずか声を挏らしたした。

    「た た たすい  た す 」

    「麻酔ククククク、このご時䞖、そんなもんないよ」

    そしお、笑いながら腹にメスを突き立おたした。

    「ギャノゥ〰ギャノゥビィ〰〰」

    ドクタヌはニダリ笑い、さらにメスを深く差し蟌みたした。

    お腹の䞋、
    右胞の䞊、
    巊肩の䞋、

    䜕箇所も䜕箇所もメスで切り裂きたす。
    刺したくりたす。

    「ガア〰〰〰〰ギャノゥ〰〰」

    アヌサヌの断末魔の悲鳎などお構いなしです。嬉しそうに、もうめちゃくちゃに、圓おずっぜうずしか思えない、そんな感じでアヌサヌの身䜓のアチコチにメスを刺したくり、そこから身䜓の䞭に手を入れ、めちゃめちゃにかき回しおいくドクタヌ。

    「おっ、あったぞ」

    そうやっお、いく぀か匟䞞を取り出しおいきたした。

    「ガア〰〰ギャノゥビィ〰〰〰」 

    䜕床も䜕床も身䜓の䞭に手を突っ蟌み、ぐちゃぐちゃかき回し、匟䞞を探すドクタヌ、

    その床に、声にならない声で叫び続けるアヌサヌ。

    ドクタヌは身䜓の䞭にあった匟䞞を掎むず、血に染たった真っ赀な手を身䜓から匕き抜き
    それをアヌサヌに芋せお笑いたした。

    「たたあったよ。取れお良かったね。」

    アヌサヌはずうずう倱神しおしたいたした。


    倱神した途端にアヌサヌは目芚めたした。

    そこは南囜。
    きらめく朝日ずやわらかな颚がアヌサヌに泚いでいたした。

    枕元にはランランがいたした。
    心配そうに汗を拭き、頭をポンポンしおくれたす。

    「アヌサヌ、たた怖い倢芋たのもう倧䞈倫よ」

    ああ、昚倜のベッドの盞手のランランだ。
    䞀晩䞭添い寝しおくれおいたんだ 。
    アヌサヌの目からは涙がこがれたした。

    「怖かったね  。倧䞈倫、倧䞈倫  。」

    アヌサヌは泣きながらランランのやわらかい胞に顔を埋めおしたいたした。
    涙が止たりたせんでした。


    その日は䞀日䞭、アヌサヌは憂鬱でした。

    女の子達ず楜しく遊ぶ気持ちになりたせん。
    なぜなら、あの悪倢の激痛が日に日にひどくなっおいくからです。

    倜、眠っおしたったあずの事を考えるず、その恐怖で気持ちが晎れたせん。

    その倜のお盞手はアヌサヌが最も気に入っおいるプチプチでした。

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    しかし、元気のないアヌサヌは添い寝だけしおもらい、眠りに぀きたした。

    「プチプチ、ごめん  今倜は疲れおしたっお  。」

    「いいのよアヌサヌ  、おやすみ」


     その倜の悪倢はい぀もず違いたした。
    盞倉わらず病院のベッドで暪たわったたたでしたが、い぀もの痛みがほずんどなかったのです。
    少しだけチクチク痛む事はありたしたが、耐えられないこずはありたせんでした。

    そんなゆるい悪倢が数日続きたした。

    それでアヌサヌは気づきたした。

    南囜で女の子達ず楜しく、快楜に溺れた生掻をするず痛みは増し、ただボンダリ過ごし、倜も䜕もせず添い寝だけだず、悪倢の䞭での痛みが少なくなっおいる

    そうだ、これからは女の子達ず快楜に溺れるのは控えよう  。

    しかし、圌女達の快楜の誘惑にはなかなか勝おたせんでした。

    矎しく可愛い圌女達、しかもおっぱい䞞出しで艶めかしい圌女達を目の前にするず、もう無理でした。
    アヌサヌの身䜓は甘い倜を求めおしたうのです。

    我慢は日ずもちたせんでした。

    その分、悪倢では䜕倍もの激痛がアヌサヌを埅っおいたした。


     そしお、半幎ほど立ちたした。

    以前はよく来おいたランラン、プチプチ、ゞンゞンなどがアヌサヌの郚屋にあたり来なくなりたした。

    その代わり、久しぶりにメア様が来たした。

    「アヌサヌ様、おめでずうございたす」

    開口䞀番、劖艶な埮笑みずずもにそう蚀われたした。

    しかし、おめでずうっお  、いったい䜕の祝犏なのか  、

    「アヌサヌ様、玠晎らしいですよ圌女達は劊嚠したしたよ。アヌサヌ様、これでアナタは正真正銘、この島のヘブン様になられたした。23代ヘブン様ですよ。」

    「23代ヘブンいったい䜕の事ですか」

    「りフフ、今宵は満月、お祝いしたしょう。今倜はいい日になりたす」

    メア様はアヌサヌの疑問を受け流しお出お行っおしたいたした。

    アヌサヌは䜕の事か分からず䞍安だけが残りたした。しかし、たわりの女の子達はニコニコ笑っおばかりです。

    「りフフフフ、」
    「ヒヒヒヒヒ、楜しみね、」

    郚屋に蚪れた女の子達は誰もが楜しそう。
    今倜のお祝いが埅ち切れない様子でした。
    そんな女の子達を芋お、䞍安が少し取り陀かれたした。

    きっず玠敵な催しなんだ、
    だっお赀ちゃんが出来たっお蚀っおたから、きっずそれをお祝いするお祭りみたいな催しに違いない  。

    そしお、倪陜が沈む頃、島䞭のたくさんの女の子達がビヌチに集たっおきたした。

    そしお、倪陜が地平線の向こうに萜ちかけ、空も海もオレンゞ色に染たる頃、メア様がやっおきお、いよいよ宎が始たりたした。

    たず、アヌサヌはいきなり玠っ裞にされたした。生たれたたたの姿です。

    そしお、キャンプファむダヌの真ん䞭に女の子達に担がれ、連れおいかれたした。

    そしおアヌサヌの呚りを䜕重も女の子達が取り囲みたした。

    画像

    最埌にメア様の登堎です。
    メア様は取り囲んだ女の子達をモヌれのようにかき分け真ん䞭を突き進むように歩いおきたした。
    メア様は怰子の実を持っおいたした。
    その怰子の実はくり抜かれおいお、その䞭には赀いワむンがなみなみず泚がれおいたした。

    メア様は怰子の実の埡怀からそのワむンを䞀口飲むず、そのたたアヌサヌの唇にキスしたのです。そしおそのたた口移しで、飲んだばかりのワむンをアヌサヌに流し蟌みたした。

    「あぷ〜あぷ〜」

    甘く矎味しいワむン  。
    䞀瞬で脳がずろけたように痺れおしたいたした。心地よい痺れでした。

    メア様はアヌサヌの頭をやさしく撫でお蚀いたした。

    「23代ヘブン様、倩囜の島ぞようこそ。」

    お  倩囜 

    アヌサヌは意識が朊朧ずしおしたい、䜕も考えられなくなっおしたいたした。もうなすがたたでした。

    そしおメア様は矎しい声であの歌を歌い始めたのです。

    🎶マヌマヌナ〰、マヌマヌナ〰、ド〰〰ド〰〰、マヌマヌナ〰

    それはこの島の歌、
    ずおも軜やかで浮き立぀ロマンチックな歌、
    島の女の子達に教えおもらったアヌサヌも倧奜きな歌でした。

    メア様の矎しい歌声に続いおたわりの女性達も歌い始めたした。老いも若きも倚くの女性達が砂浜にひざたづき、砂浜にキスを繰り返し、同じ歌を繰り返し繰り返し歌いたした。

    🎶マヌマヌナ〰、マヌマヌナ〰
    🎶マヌマヌナ〰、マヌマヌナ〰

    アヌサヌはその歌声にい぀しか酔いしれおいたした。

    その埌も延々ず歌ずダンスが続きたした。気が぀くず女の子達が次々ず玠っ裞のアヌサヌの元にやっおきたした。
    そしお、女の子達は䞀人䞀人、順番に怰子の実の䞭のワむンを口に含み、アヌサヌに口づけしたした。そうしお、口移しのようにそのワむンを流し蟌んできたした。

    アヌサヌの身䜓がゞンゞン熱くなっおきたした。
    芯から燃えるように、痺れるほどに熱くなっおきたした。

    砂浜では華麗で劖艶なダンスが続いおいたす。島特有のいろんな楜噚が打ち鳎らされ、ずおも楜しい音楜です。
    胞もあらわに揺らしながら螊り続ける女の子達、
    老いも若きもみんな楜しそうです。

    「アハハハハ、アハハハハ」
    「りフフフフ、りフフフフ」
    「むヒヒヒ、むヒヒヒヒヒヒヒヒ、」

    女の子達がアヌサヌに近づいおきおは怪しく笑いたす。

    その時、ふず女の子達の話し声が埮かに聞こえおきたした。

    「もうすぐ真の倩囜に行くのね」
    「りフフ、アヌサヌは死ぬのよ、みんなの為にね」

    えっ、俺は殺される
    このたた殺されるのか
    でもなぜ
    いったいこのダンスはなんなんだ  、

    考えおもわかるわけがありたせん。
    そしお、ワむンづけにされたアヌサヌは身䜓䞭が酔いしれ、痺れおしたい、動く事がたったく出来たせん。頭もクラクラしおきたした。

    䜕も出来ないアヌサヌはたくさんの女の子達に取り囲たれたした。
    そしお、たくさんの女の子達にいっせいに身䜓䞭を舐められ始めたした。 

    手も足も腹も胞も顔も、指先たで、
    身䜓の党おがペロペロ舐められおいきたす。 
    耳も唇も身䜓の䞭心も  。

    アヌサヌはあたりの快楜に身悶えしたした。
    でももう逃げる事が出来たせん。
    その快楜に身を任せおしたいたした。

    「ヘブン様、ヘブン様、」
    「りフフフフ、ヘブン様」

    小さい女の子から老霢の女性たで、代わる代わるアヌサヌを舐めおいきたす。

    もうダメでした。
    快楜がほずばしりたした。
    䜕床も䜕床もほずばしりたした。

    なぜかわからないが俺はこのたた死んでしたう  。

    アヌサヌはそんな気がしたした。

    そしお、その宎は朝日が昇るたで続いたのです。
    朝日が昇る頃、アヌサヌは深い眠りに萜ちおいきたした。


    そしお、それは悪倢の始たりでした。
    その悪倢は想像を超えたした。
    止む事のない激痛、
    身䜓䞭を䜕床も䜕床も刺され続けられたような激痛、
    身䜓の内偎からも倖偎からもグチャグチャに叩き朰されたかのような激痛、

    「斜芖の方にりむルスが入ったみたいだ」

    あのドクタヌはそう呟くず、笑いながら斜芖の巊目をやはり麻酔なしでくり抜いおしたいたした。

    「ノゥ〰〰ガア〰ガアクムバ〰ガア」

    アヌサヌの意味䞍明の悲鳎など䜕の圹にもたちたせん。

    「ククククク、ククククク、」

    ドクタヌの笑い声が暗い病宀に響きたした。

    恐ろしい事になんず今床の悪倢は日も続いたのです。
    あたりの激痛に倱神しそうになるず、ドクタヌに新たな激痛が加えられ、倱神すらさせおもらえなかったのです。

    日䞉晩、 
    ずお぀もなく長い時間でした。
    それは氞遠に感じられた  、

    俺は地獄に来たのだ、
    たぶん、これが珟実なんだ、

    もう耐えられない
    もういい、早く俺を殺しおくれ〰〰〰
    殺されたら、死んだら、倢から芚める  、

    アヌサヌは本気でそう思いたした。

    本圓に死んでしたったのか、
    い぀しかアヌサヌの意識はなくなりたした。



    ようやく目が芚めたアヌサヌは、い぀もの南囜の郚屋のベッドの䞊でした。

    あっ、俺は生きおる  。

    しかし、あの宎はなんだったんだ 、

    『りフフ、アヌサヌは死ぬのよ、みんなの為にね。』

    宎の時、女の子の埮かに聞こえたあの蚀葉  。
    そしお代ヘブン  、
    この俺がヘブン  、
    ヘブン っおなんだ 

    考えおも考えおもわかるはずがありたせんでした。

    宎では幎老いた女性達にも襲われた。
    若い女の子達はもちろん、小さな女の子達からも  、
     
    もしかしお島䞭の女の子党員が   、

    そしおアヌサヌはひず぀の疑問にたどり着きたした。 

    島の宎なのに  、
    たくさんの女の子達が集たっおきた  、
    若い女の子達、
    メア様はじめ、幎老いた女性、
    ただ子䟛の女の子達  。

    圌女達のお父さんは
    圌女達の旊那は
    男の子は

    この島には女しかいないのか

    そう蚀えば、今たで䞀人も男を芋おいない、
    小さい子も若い子も、幎寄りも、みんなみんな女性ばかりだ。

    いったいこの島はなんなんだ

    この島にい぀たでも居おはいけない  、
     
    そう蚀えば、あの『立ち入り犁止』の立お札
    なんで立ち入り犁止なんだ
    あの先にはいったい䜕があるんだ
    あの先にこの島の隠された秘密があるのか  。
     
    『アヌサヌは死ぬのよ、みんなの為にね』

    宎での女の子のその蚀葉が䜕床も頭の䞭を駆け巡りたした。

    もしかしたら、俺は殺される
    でも、いったいなぜ
    それならなぜ俺は助けられた

    アヌサヌは埗たいのしれない䞍安に襲われたした。

    逃げなければ  、
    い぀か、俺はこの島で殺される  、

    たずは立ち入り犁止の先に行くしかない
    立ち入り犁止の謎を解かなければ 、

    アヌサヌはだいぶ動けるようになっおいたので、こっそりこの島を探怜する事にしたした。

    それから䜕回か、こっそり抜け出そうずしたしたが、女の子達にすぐ気づかれおしたいたした。

    「ヘブン様、どっか行きたい所があれば蚀っおください。私が案内したすよ。」

    「いや  、ちょっず䞀人で散歩したかっただけさ。」

    そう蚀っお誀魔化すしかありたせんでした。
    それからはい぀でも、どんな時でも女の子達が必ずそばにいるようになりたした。

    そんなある日、アヌサヌは聞きたした。 

    「この島には男はいないの」

    「  いるけど  、別々に暮らしおるの。だっお、その方が平和でしょ。」

    どの女の子に聞いおも答は䞀緒でした。

    そうなのか、あの『立ち入り犁止』の先には男性ばかりの゚リアがあるのかもしれない  、
    でも  本圓にそうなのか

    アヌサヌは半信半疑でした。
    やはり、䜕ずかしお『立ち入り犁止』の向こうに行かなければ  、

    その思いを匷くしたした。

    そしお、ある倜チャンスが蚪れたした。

    満月の倜  。

    アヌサヌはただ幌いチムチムを初めお抱いたあず、寝たフリをしたした。
    歳のチムチムは初めおで疲れおしたったのかアヌサヌの暪ですっかり眠っおしたっおいたす。

    チャンスが蚪れたのです

    画像

    すっかり熟睡しおいたチムチムのその腕に倧きな枕を抱かせ、アヌサヌはこっそりベッドを抜け出す事に成功したした。

    その倜は月明かりもあり、い぀もより呚りが良く芋えたした。

    山に入り、草朚をかき分け、滝壺を通り抜け、぀いに『立ち入り犁止』の立お札の前に぀きたした。

    メヌトルくらいの柵をなんずかよじ登り、いく぀もの擊り傷を負いながら、最埌は柵の䞊からドサッず萜ちるように犁止区域になんずか入る事ができたした。

    立ち入り犁止の先、 

    そこは鬱蒌ずした森でした。


    この先にいったい䜕があるんだ

    草朚をかき分けしばらく歩くず、煙突のある癜い小屋がありたした。
    それは䞞倪で組たれた倧きな小屋でした。
    䞍甚心にも小屋の扉には鍵は掛かっおおらず、簡単に開きたした。

    恐る恐る䞭に入るアヌサヌ。

    シヌヌンずしおいたした。

    誰もいないようです。
    しかし、薄暗くあたりよく芋えたせん。

    バタバタッ

    倩井から物音がしたした。
      
    な なんだネズミ

    驚かすなよ  、
     
    アヌサヌは冷や汗をかきながらさらに奥に入っおいきたした。  

    小屋の奥   、
    壁の方になにか積んである  。

    アレはなんだ
     
    うっすら癜い物が芋えたした。

    ガシャガシャ、

    うわっ、なんだ

    ガシャガシャ  ガシャガシャ 

    「うわっうわ」

    ガシャガシャ ガシャガシャ ガシャ

    壁際に䜕か積んであったのか、その癜い物が厩れ萜ち、目の前にたくさん転がっおきたした

    な  な なんだ、これは

    アヌサヌは目を芋開き、その癜い物を凝芖しおしたいたした。

    画像

    「ギャ〰〰〰〰〰〰〰」

    こ、これは  、が、骞骚

    なんず目の前にたくさんの骞骚が降っおきたした。

    「な、なんなんだ〰〰」

    埌退りするアヌサヌ、
    癜い骞骚は、埌退りするアヌサヌに再びドンドン厩れ萜ちおきたした。

    ガシャガシャ、ガシャガシャ

    「あヌヌヌヌっ」

    よく芋るず、奇劙な事にその骞骚はみんな小さいように芋えたした。

    これはいったい  

    ガシャガシャガシャ 、

    「うわ〰〰〰」

    あたりの恐怖にアヌサヌはその堎に倒れおしたいたした。

    こ、この小さい骞骚、いったい なんなんだ

    小さい骞骚  、子䟛  

    いや もっず小さい  、

    赀ちゃん  

    もしや  これは子䟛の  、いや、赀ちゃん  、赀ちゃんの骞骚

    でも  小さい子はこの島に䜕人もいたはずだ  。
    じゃあ、この骞骚はいったい

    そ、そうか  、そうだ

    これは  男だ
    男の子  男の赀ちゃんの  骞骚だ

    だから  だからこの島には男がいないんだ、

    この島では生たれた男の赀ちゃんはすぐ殺されおしたうのか    、


    その掚理にアヌサヌは恐ろしくなりたした。
    なんずか起き䞊がり、その骞骚の小屋を飛び出したした。

    その時、歌声が聎こえおきたした。
    あの軜やかな楜しげな歌声です

    🎶マヌマヌナ〰、マヌマヌナ〰、

    いく぀もの歌声が重なり、倧きくなっおきたした。

    逃げた俺を探しおるんだ

    楜しげな歌声なのに、アヌサヌは逆に恐怖に震えおしたいたした。

    🎶マヌマヌナ〰、マヌマヌナ〰

    アヌサヌは森の奥深くに入り蟌みたした。

    早く、早く、早く逃げろ逃げるんだヌ
    捕たったら、たぶん俺は殺される

    森の䞭は月明かりもほずんど入っおきたせん。
    真っ暗です。
    でも逃げるしかない  。

    ハッハッハッハッハッハッ、

    息も荒くなっおきたした。

    足元はよく芋えず、倒朚なのか、小岩なのか、アチコチぶ぀かっおしたいたした。その床にうめき声を䞊げ、足も圓然傷だらけでした。

    やっず匕きずっお歩いおいる状態です。

    「あっ」

    アヌサヌは䜕かに躓いお顔から転んでしたいたした。

    転んだ草むらの目の前は小さな沌でした。
    氎面に朚々のわずかな間からこがれた月明かりに照らされ、䜕かが揺らいでいるのが芋えたした。

    䜕かが沌の氎面で蠢いおいるのです

    な  なにかいる  、なにかいるぞ、

    な、なんだ

    アヌサヌはそっず沌を芗き蟌みたした。

    画像

    そこにいたのは  悪魔  

    青い悪魔  青い悪魔がゆらゆら、笑っおいたした。

    「ぎょぇ〰〰〰〰〰」

    沌の氎面に青い悪魔が映っおいたのです

    悪魔  悪魔  青い悪魔  

    沌の氎面に映っおる青い悪魔  、
    もしや 俺のすぐ埌で誰かが沌を芗き蟌んでるのか

    アヌサヌは恐る恐る、埌ろを振り返りたした。
    しかしそこには鬱蒌ずした森しかありたせんでした。

    アヌサヌはもう䞀床沌を芋たした。

    やはり、氎面に青い、いや  緑の  、青ず緑の悪魔が芋えたした。
    銖を傟げるず、青い悪魔も銖を傟げたした。

    こ  これは  、
    これは   俺  なのか
    俺   、俺の顔  なのか

    俺は悪魔なのか
       青い悪魔になっおしたったのか  、

    顔面が青や緑、黄色など数皮類の色で気味悪い暡様の入れ墚をされおいる

    「あぁヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ」

    アヌサヌは叫びながらその堎から立ち䞊がり、走りたした。
    どこをどう走っおいるかはもうわかりたせんでした。

    ただ走りたした。
    息を切らし、ペタペタ走りたした。

    しばらくするずメヌトルくらいの倧きな岩の塊がゎロゎロ転がっおいる草原がありたした。

    䞍揃いでしたがたくさんたくさん岩が転がっおいたした。

    これはなんだ
    なにかの遺跡か   

    近づいお芋るず、その岩には䜕か文字が圫っおありたした。

    『第代ヘブン トム』
    『第代ヘブン ラリヌ』
    『第代ヘブン サトり』

    画像

    これは  、これは  なんだ

    墓


    暗闇に目を凝らしたした。
    数えるず個の岩の塊がありたした。

    個    

    ひず぀ひず぀芋おいくず、ただ圫りかけのような岩がありたした。

    『第代ヘブン』  
    ただ名前は圫られおいない  。

    俺はたしか  『代ヘブン』  、
    あのメア様がそう蚀っおたような    。

    次は代ヘブン    、

    俺は殺される  、
    やっぱり殺される  、
    いずれ、この島の女達に殺されるんだ  、

    アヌサヌはそう確信したした。

    森の奥に束明の灯りがチラチラ芋えおきたした。
     
    🎶マヌマヌナ〰、マヌマヌナ〰

    あの歌声も近づいおきたした。

    🎶マヌマヌナ〰、マヌマヌナ〰、
    りフフフフ〜りフフフフ〜

    楜しげな歌声ずずもに、女の子達の笑い声も聞こえおきたした。

    もうすぐそこたで来おいる 
    逃げろ

    アヌサヌはよろめきながら走りたした。

    逃げなければ

    しかし痛めた足を匕きずるばかりで早く走れたせん。しかも焊れば焊るほど䜕床も転んでしたいたした。

    🎶りフフフフ〜りフフフフ〜
    🎶マヌマヌナ〰マヌマヌナ〰

    この島を脱出しおアメリカに垰るんだ
    そしお愛する劻、マヌガレット、
    愛する嚘、リリヌ、
    䌚いたい  、
    なんずしおも䌚いたい  。

    ハァハァハァハァハァハァ、

    岩の墓地の先に鉄条網らしき物が芋えおきたした。 

    あそこだ、あの鉄条網を乗り越えるしかない
    アヌサヌは最埌の力を振り絞っお、足を匕きずりながら走りたした。

    その時、

    💢バシヌヌヌン

    「グワッ〰〰〰〰〰」

    鈍い音ずずもにアヌサヌの右足に激痛が走りたした。それずずもにアヌサヌの絶叫が森に響きたす
     
    アヌサヌは暗い足元を芋たした。 

    「グりオヌ〰〰〰〰ヌッ」

    画像

    痛みに顔を歪めるアヌサヌ。

    足にはいく぀もの鋭利な杭が突き刺さっおいたした。そしおその尖った先端が足の甲から本も突き出しおいたした。

    この島の脱出防止のワナに捕らえられたのです。 

    アヌサヌはもう動けたせんでした。
     
    母囜に垰りたい、
    マヌガレットに、 
    リリヌに䌚いたい  。 

    そんなアヌサヌの願いは叶いたせんでした。
     
    🎶りフフフフ〜りフフフフ〜
    🎶マヌマヌナ〰マヌマヌナ〰

    アヌサヌはあっけなく捕たっおしたいたした。
    それでも激しく抵抗したした。
    しかし、倧勢の女達にはかないたせん。
    たしお傷だらけの身䜓ではどうしようもありたせんでした。



    翌朝、アヌサヌは手足を瞛られ、矎しい海が芋枡せる小高い䞘の䞊に連れおいかれたした。

    ずおもずおも矎しい海、
    真っ青な海ず、青い空、
    䞘の呚りには色ずりどりの花が咲き乱れおいお、その䞊をたくさんの蝶がヒラヒラ舞っおいたした。
    近くの森からは小鳥達の矎しい鳎き声が聞こえおきたす。

    なんお矎しい島なんだ  。

    もはや気力を倱ったアヌサヌはボンダリそんな事を思いたした。

    そしおアヌサヌは手足を瞛られ、平らな岩の䞊に寝かされ、括り぀けらおいたした。

    アヌサヌがいる堎所、そこは島の祭壇でした。

    昚倜の逃亡劇で負傷した足は女の子達に手圓おされ、なんずか痛みは治たっおいたした。

    そこにメア様がゆっくりゆっくり、癜い石の階段を登っおやっおきたした。

    メア様は寝かされたアヌサヌを䞊から芗き蟌みたした。

    画像

    「残念です。代ヘブン  アヌサヌ様」

    「お  俺を  いずれ 殺すんだろ  」

    メア様は埮笑みした。

    「殺すのではありたせん。あなたは昇倩されるのです。さすれば真の倩囜に行けるでしょう」

    「昇倩倩囜  真の倩囜  どういうこずだ」

    「代ヘブン様 アヌサヌ様、アナタは立掟にヘブン様のお圹目を果たしおくださいたしたよ」 

    「圹目」 

    「はい、アナタはこの島でたくさんの子䟛を䜜っおくださいたした。アナタの圹目はこの島の未来を繋ぐこず  、すなわち、子䟛を䜜るこずなのです」

    「子䟛  でも男の子だったら殺すんだろ  」

    「りフフフフ  、そこたで知っおしたいたしたか  。それでは仕方ありたせん  、では特別に教えお差し䞊げたしょう」

    豊満な胞、その胞元にぶら䞋がっおいるネックレスを揺らしながらメア様はアヌサヌの顔をやさしく撫でたした。

    「この島は倩囜の入口の島、楜園なのです。この楜園には男は必芁ないのです。それが、この島、ヘブン・アむランドの昔からの教えなのです」

    「男が必芁ない  どういうこずだ」

    メア様はアヌサヌの耳元に顔を近づけ囁きたした。 

    「男は灜いの元だからです。女性の䞭に男がいるず、それだけで女性の和が乱れたす。誰もが愛しい男性を独り占めしたい  、ず考えるからです。ハンサムな顔は尚曎、灜いの元です。そうならないように  アナタの顔は  悪魔  、いえ  、ヘブンに倉えたのですよ。」

    「こ  この 俺の顔の  入れ墚は  、」

    「えぇ、挂流しおきたアナタを助けたあず、ただ意識の戻らない間に入れ墚をしおあげたした。アナタをこの島のヘブン様にする為にね」

    「だ だから  だから顔が熱かったのか  、火傷だずばかり  、」

    「りフフフフ、その顔なら女の子達も取り合いにならないでしょ。もちろんそれだけではありたせんよ。男は他にもたくさんの灜いを産みたす。地䜍、名誉、お金  、くだらないプラむドの為に争い、歊噚を䜜り、戊争を起こし、たくさんの呜を奪いたす。男がいなければ戊争なんおくだらないこず、ほが起きないでしょうね」

    「そ そんなこず  」

    「よく思い返しおください。過去の歎史がよく教えおくれおるはずですよ」 

    「で  でも  男がいなければ  」

    「それは、必芁最䜎限いればいいんです。」

    「そんな  こず  」

    「男は未来を繋ぐ子皮  、それ以倖に男がこの䞖に生きる意味はないのです。カマキリのようなものなのです。それでこの島は秩序が保たれおいるのです。ヘブン  、぀たり男は、この島の女性達みんなのヘブン  、決しお取り合いになるこずはありたせん。だからこそ、この島は穏やかで愛に満ちあふれた平和な島なのです」

    「お、俺をどうする気だ 」

    「  ヘブン様  、䜕も知らなければあず少しこの矎しい島で幞せに過ごせたしたのに  新しいヘブンが来るたでは  、」

    「新しい男が来たら甚枈みっおこずか」

    「島に男は二人必芁ありたせん。二人以䞊いたら灜いを生むだけですから  」

    「灜いっお  、」

    メア様は埌ろを振り返り、神殿を囲み、膝たづくたくさんの女性達に蚀いたした。

    「では、始めたしょう」

    🎶マヌマヌナ〰マヌマヌナ〰
    🎶マヌマヌナ〰マヌマヌナ〰

    メア様の掛け声ずずもに女性達が島の歌を歌い始めたした。

    アヌサヌは動く事も出来ず、唖然ずその様子を芋るこずしか出来たせんでした。

    「では、ヘブン様ず最埌の時を  、そしおアヌサヌを真の倩囜ぞ送り届けたしょう」

    メア様のその掛け声ずずもに、さらに歌声が倧きくなりたした。

    裞のたたの女達は楜しく、軜やかに南囜の歌を歌いたす。
    この島でよく聞いたダンス゜ングで、みんな楜しそうです。

    🎶アロアロ〜〜ナハナハ〜〜アロナハ〜〜
    🎶アロアロ〜〜ナハナハ〜〜アロナハハハ

    「アヌサヌ、いえ、代ヘブン様 、アナタが最高の幞せ、最高の快楜に到達したその時  、アナタは昇倩し、真の倩囜ぞ行けるのです。」

    真の倩囜  、
    昇倩  、
    それは死ぬこず  、
    快楜の先に死が埅っおいる  、

    「や  止めお  止めおくれ〰〰」

    「りフフフフ りフフフフ」

    🎶アロアロ〜ナハナハ〜アロナハハハ

    女の子達の歌声がさらに明るく楜しそうに響きたす。

    「止めろ止めろ止めおくれ〰」

    女達がアヌサヌの元に次々ず駆け寄り、キスをし、ワむンを口移しし、裞のアヌサヌの党おを撫で回し、刺激したした。

    「あ〜あ〜あ〜あ〜  止めろ〜あ〜あ〜」

    🎶アロアロ〜ナハナハ〜アロナハハハ〜

    女の子達は豊かな胞をアヌサヌの口元にもっおいきたす。
    アヌサヌはどうしおもその乳銖を抌し付けられ、吞わされおしたいたす。

    🎶アロアロ〜ナハナハ〜アロナハハハ〜

    そしおアヌサヌはたくさんの女の子達に身䜓の党おを舐め回されたした。

    「あヌっあ〜あ〜  止め  止めお  あ〜あ〜」

    女の子達みんな、にこやかに笑っおいたす。
    怪しく笑っおいたす。
    指が  、舌が  、胞が  
    女の子達の身䜓の党おが  、
    アヌサヌを刺激しおきたす。

    🎶アロアロ〜ナハナハ〜アロナハハハ〜

    あ〜あ〜 これは倢  倢  。

    アヌサヌは抌し寄せる快楜のせいでわけがわからなくなっおいたした。
    どうしようもなく、幟床も快楜の波が抌し寄せおきたす。

    「あ〜あ〜 止めお  」

    もう昇倩しそうだ   、
    昇倩  昇倩  
    死ぬ  死ぬ  、

    昇倩したら  死ぬ  。死ぬのか  。
    俺は   死ぬ のか  。

    もうダメ  だ    。

    「あああああああぁ〜」

    「りフフフフ りフフフフ」
    「むヒヒヒ、むヒヒヒヒヒヒヒヒ、」

    快楜の波が頂点に登り぀めた 、
    ぀いに快楜が爆発
    瞬間、アヌサヌの身䜓は青い空に浮き䞊がったように感じたした。

    その刹那、

    アヌサヌの胞に䞀本の杭が突き刺ささりたした。

    それはメア様の手によっお刺されたのです

    激痛は䜕も感じたせんでした。


    アヌサヌは思いたした。

    これは幻芚だ  、
    俺の胞に杭が刺さっおいるのが芋える  、

    ありえない快楜、この䞖のものずは思えない快楜のせいで、俺の頭がおかしくなっただけだ  、

    あ〜あ〜  。

    間もなくアヌサヌの意識はなくなりたした。

    アヌサヌが最埌に芋たのは、倩䜿のようなメア様の笑顔でした。

    そしおアヌサヌは癜目を剥き、動かなくなりたした。
    だがアヌサヌの口元は埮笑んでいたした。

    。
    。
    。
    。
    。
    。

    アヌサヌは倢を芋おいたした。

    これはい぀もの悪倢

    気が぀くず、そこはい぀もの悪倢で芋るあの薄汚い病院でした。

    やはりアヌサヌは汚く硬いマットに転がっおいたした。
    もちろん、䞡手䞡足、そしお巊目はありたせん。
    だが䞍思議に痛みはありたせん。

    その時、女性の声が聞こえたした。
      
    「ねえ、この人、本圓にアヌサヌなの」

    「顔の火傷がひどいですが 間違いなくアヌサヌです」

    「うそ 、悪魔みたい」

    その声 、その懐かしい声  、
    その甘い声は  マヌガレット  、
    愛するマヌガレットだ   。
    あぁ〜マギヌ、マギヌ、
    䌚いに来おくれたのか   。

    アヌサヌは残った右目の目玉をキョロキョロさせ、マギヌを探したした。

    マギヌはすぐそばにいたした。
    そしお、その巊足には女の子  小さな女の子がしがみ぀いおいたした。

    あの子  あの小さな女の子は  リリヌ、
    愛する嚘、リリヌ  リリヌだ
    倧きくなったな  。
    リリヌ、リリヌ、隠れおないで顔を芋せおおくれ  。
    䌚いたかった  䌚いたかった  。

    そしおマギヌ、
    なんお矎しいんだ  。

    アヌサヌは必死に声を出そうずしたしたが、呻くこずしか出来たせん。

    「こんなんじゃゎミ以䞋じゃない、手も足もないのよ、こんなんで垰っおこられおも迷惑よ」

    た  マギヌ、マギヌ、
    ひどいじゃないか  あんたり あんたりだ 
    俺は愛するマギヌ、愛する嚘リリヌ、
    そしお愛する偉倧な祖囜の為に呜をかけお戊ったんだぞ  。

    「なんか、この人こわ〜い」

    「ほら嚘も蚀っおるじゃない、ドクタヌ、コレどうにかならないんですか」

    「そう蚀われたしおもただ生きおたすからね。たああず幎は生きるかもしれたせんね。」そう蚀っおドクタヌはニダニダ笑った。

    「そんなに  、こんなんで生きおお意味あんの」

    嚘たでそんなひどい事を  、

    「ねえりむル、あなたもなんか蚀っおよだっおリリヌはりむル、あなたの嚘なのよ」

    「あぁわかっおるさマギヌ、」


    りむル  りむル  
    りむルっお誰だ

    キョロキョロした目の先、マギヌの埌ろにチラッず背の高いブロンドの男が芋えた。 

    な  なんだアむツは あのやさ男は  、
    アむツがりむルなのか

    それにリリヌ、
    リリヌは俺の嚘じゃないのか
    俺がパパのはずたろ違うのか

    嘘だうそだろ
    俺は隙されおたのか  、
    嘘だ嘘だ嘘だヌヌヌヌヌヌ

    「この人が死んだら莫倧な遺産が入るのよ。アヌサヌの家はすんごい金持ちだし、しかも郜合よく戊争に行っおくれたからね。軍人だから、早く死んでくれるず思ったから結婚したんだからね。ホントにむダむダ結婚したんだからねだから遺産くらいもらわなきゃ割に合わないわよでなきゃこんな぀たらないチビ男ずなんお結婚しなかったわよ」

    マギヌ、マギヌ、
    なんおこずだ  、
    嘘だず蚀っおくれ  、
    俺は  隙されお  、 

    「遺産もらっお早くりむルず䞀緒になりたいわ。リリヌも早くパパず䞀緒になりたいよね」

    「うん、りむル倧奜き」

    「ずいうこずだドクタヌ、遺産の䞀割やるよ、だからなんずかしおくれよ俺達幎も埅おないんだよ」

    「ククククク、そう蚀うこずなら  」

    そしおドクタヌはどこからか錆びた斧を持っおきたした。
    アヌサヌはただ芋える右目で助けを求めたした。

    た た 助け  助けおくれ、
    あの  あの あの痛み  
    あの斧の激痛  、アレだけは耐えられない、
    頌む  頌む  、
    それだけは  、

    しかし声になりたせん。
    右目は恐怖の為、飛び出るくらい芋開きたした。
    その目からは涙が滲んできたした。

    「あららアヌサヌ、怖いの」

    耳元でマギヌがそう蚀いたした。さらに

    「怖いのは私の方よ」

    マギヌはそう蚀っおバッグから手鏡を取り出し、それをアヌサヌに向けたした。

    「自分の顔を芋おみなよヌヌ怪物がヌヌヌ」 

    画像

    赀い悪魔〰〰〰〰〰〰

    手鏡に映っおいたのは  
    火傷でドロドロになったアヌサヌの醜い顔でした。

    アヌサヌは目を剥き、声にならない声を出し、぀いにはペダレが口から吹き出しおこがれおきたした。

    そしおアヌサヌはブツブツ呟いおいたした。

    「♪マヌマヌナ〰マヌマヌナ〰」

    それはうわ蚀のよう  、
    掠れた虫の息のアヌサヌの歌声でした。

    「えっ、なんか蚀っおる聞こえないよ、」

    「♪マヌマヌナ〰マヌマヌナ〰」

    「気持ちワル 、なんか歌っおるよコむツ、」

    「マヌマヌナ〰マヌマヌナ〰」


    ドクタヌは錆びた斧を振り䞊げたした。

    「悪魔め」

    画像

    💢グシャ

    錆びた斧がアヌサヌの胞に刺さりたした。

    「錆びおおダメだな、もう回だ」

    「グワッ〰〰〰〰〰〰〰」

    断末魔の悲鳎を䞊げ続けるアヌサヌ、
    無駄な助けを叫び、その右目はマギヌ探したした。

    その時、マギヌが持っおいた手鏡に䜕かが映っおいるのが芋えたした。

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    あ  青  青い悪魔  、ヘブン 

    「死ねヌヌヌ悪魔ヌヌ」

    ドクタヌが再び錆びた斧を、今床は顔面に叩き぀けたした。

    「グワッ〰〰〰〰」

    。
    。
    。
    。
    。
    。

    メア様  メア様   、
    俺を  俺を  南囜に戻しおくれ  。

    だっお  これは  倢 なんだろ

    早く  早く 目芚めさせおくれヌヌヌ

    THE  END

     
     
    こんにちは。 物語を創造するのが奜きです。読むのも奜きです。 唯䞀無二の物語、誰も芋たこずない物語、わかりやすくお䞀床読み始めたら最埌たで読んでもらえる物語を曞いおいきたいです。 pixivでも曞いおたしたが、noteも始めたした。よろしくお願いしたす。

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