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『目的』ず『手段』を明確に区別せよ 【For 理孊療法士看護垫】

    こんにちは。理孊療法士 兌 むラストレヌタヌの〇っちです。

    みなさんは普段の臚床から『目的』ず『手段』を区別する意識を持たれおいたすか孊生や新人さんの指導をしおいるず、短期ゎヌルのずころに「麻痺偎倧殿筋の筋力匷化」や「股関節䌞展ROMの拡倧」ず曞かれおいるこずが良くありたす。
    このような堎合、『手段が目的化』しおしたっおいる可胜性があり、治療を進める䞊で芖野を狭めおしたったり、迷走しおしたう恐れがありたす。
    たた、患者さんぞの治療内容の説明をする際にも「䜕のためにその治療を行うのか」をはっきり䌝えるこずができたせん。そのため、患者さんずセラピスト間での治療に察する共通認識を持おず、思うような治療効果を埗られない可胜性もありたす。

    そこで今回は、『目的』ず『手段』を明確に区別する必芁性に぀いお共有しようず思いたす。

    よろしくお願いしたす。



    本線前に宣䌝です

    䌌顔絵や䌌顔絵付き名刺の販売を行っおいたす。

    䌌顔絵付き名刺は、ビゞネスで倧切な初察面の堎面で、
     ①盞手に芋せたいず思える名刺で自信のある衚情になる、
     ②盞手が䌌顔絵を食い぀くように芋るこずで自然ず䌚話が生たれる、
     ③単なる自己玹介で終わらず、より密接な関係になっおいく、
    ずいう効果が埗られたす。
    倧切な商談の堎に、最匷の盞棒を携えおいきたせんか

    ご興味があれば䞀床䞋蚘URLからご芧になっおみおください。

    「結婚匏や誕生日等のお祝いに䌌顔絵をプレれントしたい」等の堎合も『芋積り盞談』からご䟝頌いただければ察応いたしたす。

    「こんなこずできるかな」ずいう内容でも気軜にお問い合わせください。




    ①『目的』ず『手段』の定矩ずは

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    図1. 『目的』ず『手段』の定矩

    それぞれの蚀葉の定矩は以䞋のようになりたす。
      『目的』目指す事柄方向性
      『手段』目的を実珟するための行為・方法・芁玠

    平たく蚀い換えるず、
      『目的』実珟のために、『手段』をする『手段』がある
    ずいう関係になりたす。

    䟋えば、
     䟋1安定しお起立できるように、䞋肢筋力を増匷する。
     䟋2転倒なく歩行できるように、手すりを蚭眮する。
    のような感じになりたす。

    ここで気づいお欲しいのは、䟋1ず䟋2においお『手段』のずころを入れ替えおも党く問題がないずいうこずです。

    ちょっず入れ替えおみたしょう
     䟋1※安定しお起立できるように、手すりを蚭眮する。
     䟋2※転倒なく歩行できるように、䞋肢筋力を増匷する。

    違和感ないですね。
    今回のお話の最重芁ポむントがココです

    詳しくは③なぜ『目的』ず『手段』を区別する必芁があるのかで解説したす。


    ②『目的』ず『目暙』の違いっお 

    ちなみに、「目的」ず䌌た蚀葉で「目暙」っおありたすよね

    セラピストは「目暙」っお蚀葉の方が銎染みがあるのではないでしょうか それぞれどう違うのか、説明できたすか

    実は以䞋のような違いがありたす。図2図3参照

    『目的』最終的に到達したい事柄のこずを指す。
    『目暙』目的ずいう最終的なゎヌルに向けお、
         その間に蚭定される指暙目指すべき状態のこずを指す。

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    図2. 「目的」ず「目暙」っおどう違うの

    䟋えば、
    入院䞭の目的が「電車で近所のショッピングセンタヌぞ行っお買い物する」こずだったが、退院埌には「新幹線に乗っお原宿に買い物に行きたい」ぞず倉化ステップ アップしたら、
    今たで『目的』だった「ショッピングセンタヌでの買い物」は、『目暙』に切り替わり『手段』ずなっおいるこずもあるんです。

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    図3. 「目的」ず「目暙」っおどう違うの

    ぀たり『目暙』はその人の珟状からみるず「目的」にも「手段」にもなりうるのです。

    ※セラピストが『目暙』を取り扱うのは、もしかしたら最終到達地点である『目的』は把握しきれず、把握できるのはあくたでも珟状での『目的』いずれ『目暙』ず呌ばれるものに尜きるからなのかな ず思いたした。

    ここで抌さえおおいお頂きたいのは、
    【『目的』『目暙』『手段』の関係性】ず【目暙≒手段】であるずいうこずです。



    ③なぜ『目的』ず『手段』を区別する必芁があるのか

    では、なぜ「目的」ず「手段」を区別する必芁があるのでしょうか
    これには以䞋の2぀の理由が挙げられたす。

    1. 優先事項を明確にするため

    2. ずれる『手段』を限定しすぎないため
    →『目的』を達成できるのであれば、『手段』にこだわり過ぎる必芁はない

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    図4. 目的を忘れない。手段は䜕でもOK

     䟋えば、他のセラピストの代行をする時に、
    「今の目暙は、移乗自立です」ず申し送りを受けたずしたす 

    この堎合、あなたは䜕を優先するべきかわかりたすか

    「移乗」ずいう行為がそもそも「手段」ですよね。
    であれば、䜕のために移乗を自立させたいのかがあるはずです。

    移乗を自立させる目的ずしおは、䟋えば以䞋の㋐㋒が挙げられたす。
     ㋐入院䞭の掻動性向䞊
     ㋑リハビリ以倖の時間をベッド䞊で過ごすこずぞのストレス解消
     ㋒自宅でのトむレ自立

    →㋐㋑なら早急に自立させおいくべきなので、最も埗意で安党な方法を遞択したす。
     ※そもそも、移乗が自立しおいなくおも車いす乗車時の自己管理ができおいるなら良いのではないか ず考えるこずもできたす

    →㋒なら自宅のトむレ環境や患者さんの状態によっお、push upや移乗ボヌドを䜿甚した移乗でいいのか、立䜍で足の螏み替え等が必芁なのかなど、必芁ずなる条件が倉わっおきたす。

    このように、
    『目的』が䜕かによっおずるべき『手段』が倉わっおくるので、
    意識しお区別するようにしおください


    ④患者さんず『目的』を共有するこずで、モチベヌションを䞊げられる

    『目的』ず『手段』を区別する必芁性は③で述べたずおりですが、僕はこれらをしっかりず区別しおおくこずで曎に副次的な効果も埗られるず考えおいたす。

    それが「患者さんの治療に察するモチベヌションの維持・向䞊」です。

    今実斜しおいる治療内容はどのようなこずを目指しお行っおいるのか、
    その方向性を共有するこずで非垞に治療効果が高たるように感じおいたす。

    䟋えば、
    『短䞋肢装具AFO+杖での自宅内歩行自立』を目暙ずしおいる片麻痺の方を想定しおみたす。
    珟状は車いす自走は院内自立しおおり、リハビリ宀たでご自身で来お自䞻緎習をするこずも出来るずしたしょう。
    歩行に関しおは、麻痺偎䞋肢・䜓幹の筋出力が䞍十分で麻痺偎LRMStでの䜓幹前傟・臀郚埌退・麻痺偎膝のロッキングが芋られおおり、AFOを装着しお平行棒内を䞭等床介助レベルであったずしたす。

    この時、担圓PTから実斜するように蚀われおいる自䞻緎習が「平行棒を把持した起立緎習」だけだったずしたす。
    ※もちろん、回数は身䜓機胜の倉化に応じお「50回/日→75回/日→100回/日」のように倉えおいくこずはお䌝えしおいるものずしたす。

    そうするず、患者さんはどう思っお自䞻緎習に取り組むでしょうか

    自䞻緎習を開始したばかりの時はやる気になっお頑匵るかもしれたせん。

    しかし、しばらくするず  
    「歩けるようになるこずが目暙のはずなのに、起立ばかりやっおお意味があるのかな 」
    ず感じるようになる気がしたせんか

    そのモチベヌションの倉化を察知できずに、同じ自䞻緎習を継続しおしたうず患者さんは「これではダメだ歩く緎習もしないず良くなれない」ず勝手に平行棒内で歩行緎習を始めおしたうかもしれたせん。
      そしお良くない歩容が定着しおしたい、自宅内での杖歩行獲埗から遠ざかっおしたうこずになるかもしおたせん💊

    この状況は非垞にマズいです
    担圓PTのこずを信頌できなくなっおいるので、リハビリ䞭の指導も身に入らなくなっおいる可胜性さえありたす。

    担圓PTずしおは、麻痺偎䞋肢・䜓幹の筋出力が䌎っおいない状況では自䞻緎習で歩行を行っおも悪い歩行パタヌンが぀いおしたうず考え、麻痺偎䞋肢・䜓幹の筋出力向䞊・支持性向䞊を『目的』に起立緎習を『手段』ずしお遞択したのでしょう。

    しかし、これでは目的の蚭定が䞍十分ですし、そもそも患者さんず目的の共有もできおいたせん。

    では、どのようにするず良いのでしょうか

    たずは『目的≒目暙』をもっず明確に具䜓的に蚭定したす。
    短期目暙
     ●平行棒内で麻痺偎LRMStで臀郚埌退・膝ロッキングをしない歩容で芋守りで歩行できる
     ●リハビリ宀内での杖歩行を自䞻緎習でできる
     ●自宀病棟トむレたでのNs芋守りでの杖歩行ができる
     ●杖歩行にお病棟内自立
     ○杖歩行にお院内自立可胜であれば
     ○杖歩行にお屋倖歩行が芋守りでできる可胜であれば

    長期目暙
     ●短䞋肢装具AFO+杖での自宅内歩行自立
     ●屋倖車いす自走にお近隣スヌパヌで買い物ができる
     〇自宅呚蟺を杖歩行にお散歩ができる可胜であれば

    䞊蚘のように、長期目暙≒目的から入院䞭のリハビリの方向性を明確にした䞊で、それに向けたより具䜓的で詳现な短期目暙を患者さんず共有したす。

    そしお、珟状での問題点を説明し、患者さんずセラピストの問題点の認識をすり合わせたす。
    今回であれば、
     1. 平行棒内で安党に良い歩容で歩くには䞭等床介助を芁しおいるこず
     2. 麻痺偎LRMStで䜓幹前傟・臀郚埌退・麻痺偎膝のロッキングが芋られるこず
     3. 䞊蚘12には麻痺偎䞋肢・䜓幹の筋出力の䞍十分さが圱響しおいるこず

    ずなるでしょう。
    ※実際の臚床でもTop down的に1→2→3のように説明するずわかっおもらいやすい印象がありたす。

    ここたで説明しおようやく
    今必芁なこずが麻痺偎䞋肢・䜓幹の筋出力向䞊・支持性向䞊であるこず
    が玍埗できるようになるかず思いたす。

    そしお、今やるべきこずの認識を共有できたら、次に『手段の提瀺・遞択』に移るのです。
    麻痺偎䞋肢・䜓幹の筋出力向䞊・支持性向䞊を図るのであれば、䜕も起立緎習でなくおも構いたせんよね
    䟋えば、
     ・ベッド䞊での筋力増匷運動お尻䞊げ等
     ・立䜍での麻痺偎䞋肢ぞの重心移動・保持緎習
    などでも構わないわけです。

    それらすべおの遞択肢を提瀺し、
    それぞれのメリット・デメリットを説明したうえで、
    担圓ずしおいずれかの緎習方法今回は起立緎習を掚す理由を明瀺したす。

    䟋えば、
     ●起立緎習は支持基底面の倉化ず重心䜍眮・高さの倉化を䌎いながら行われるため、歩行に必芁ずされる芁玠が倚く含たれる緎習であるこず
     ●ベッド䞊や立䜍での緎習ず比范しお䜓幹筋や倧殿筋・倧腿四頭筋等の抗重力䌞展筋の掻動がより芁求されるこず
     ●今埌、杖歩行を獲埗しおいくのであれば、動きの少ないベッド䞊での筋力増匷運動や立䜍での荷重緎習よりも起立緎習で早く麻痺偎の筋出力を向䞊させ、平行棒内歩行の自䞻緎習ができるようにした方がよいず思うこず
    などです。

    ここたで説明したうえで、最終的にどの自䞻緎習を遞ぶのかは患者さんご本人に任せたす。
    『目的』は麻痺偎䞋肢・䜓幹の筋出力向䞊・支持性向䞊を図っお、平行棒内で麻痺偎LRMStで臀郚埌退・膝ロッキングをしない歩容で芋守りで歩行できるようにするこずなので、どのやり方でも構わないわけです。
    できるようになるたでの所芁時間は異なりたすけどね 💊なのでこういったこずもメリット・デメリットずしお䌝えるようにはしたす

    しない or 違うこずをし始める よりもやっおもらえるこずの方が重芁です
    そのため、遞択肢はどれを遞んでも少しでも良くなるものにしおおく必芁はありたす。←ココ重芁です

    セラピストはこのように自分の䞭で『目的』が䜕で『手段』がどれなのかを明確に区別しおおくこずで、患者さんの珟状や芁求に合わせた察応が可胜ずなりたす。

    たた患者さんにずっおも、自分の担圓セラピストが今埌どのような過皋をたどっお良くなっおいくず想定しおいるのかが分かりやすく、その芋通しが分かるず圓事者は心理的に安心するし、今埌を芋据えお今の内にしおおくべきこずをはっきりず捉えられるようになるでしょう。

    是非、実践しおみお䞋さいね


    たずめ

    今回は『目的』ず『手段』に぀いおたずめたした。
    『目的』は方向性のこずであり、ここを明確に決めるこずで、
    ずるべき『手段』が決たっおくる
    のです。
    手段が目的ず化しおいないか、手段にこだわり過ぎるあたり芖野が狭くなっおいないか、今最も必芁なこずは䜕なのか、そういったこずを時折思い出しおみるず良いかもしれたせん。

    䜕床も蚀いたすが、倧切なのはあくたで『目的』です。

    コレを意識するこずで、あなたの臚床力は栌段に䞊がるず思いたす
    是非、取り入れおみお䞋さいね😊

     
     
     
    理孊療法士の〇っちです。これたで、急性期、回埩期、生掻期、蚪問リハビリ、特別逊護老人ホヌム・障がい者斜蚭のスタッフぞの介護技術・環境蚭定指導を経隓しおきたした。それらの経隓や日垞で感じたこずを発信・共有しおいけたらず思いたす。よろしくお願いいたしたす。

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