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毎日300分のスマホ使用、ある日の生徒との会話、いつまでもあると思うな民主主義

    生徒に、何かを壊すところを想像して描いて、
    という課題をやってもらっていた。
    ある生徒はケーブルを引きちぎる場面を考えた。

    どうしてケーブルをちぎりたいのか?
    聞いてみると、

    スマホをずっと触ってしまう。
    だからいっそケーブルを引きちぎってしまいたい。ということだった。

    私は
    デジタルデトックスをしたいのなら
    エチオピアが良い。
    停電もあれば政府によるネット遮断もあるから。
    と言った。

    生徒は
    えっ、それって政府ヤバくない?
    と言うので

    私は
    いちおう民主主義らしいけどね。
    と答えた。

    生徒は
    民主主義で?
    と不思議そうだった。

    私は
    いつまでもあると思うな民主主義!
    ヒトラーでもトランプでも選挙で支持を集めて
    政権とって戦争している。
    たくさんの人が支持したからって
    正しいとは限らない。
    と言った。


    子ども家庭庁の調査によれば
    青少年のスマホ使用時間の平均は5時間2分。
    高校生では6時間を超える。
    彼らの起きて自由になる時間のほぼ全てが
    スマホなのだ。

    以前こんなにスマホばかり使っていると頭がスマホになってしまうのではないかと思ってスマホ人間をフィギュアで作ってみた。サムネイルの写真だ。

    皮肉のつもりで作ったが、
    冗談ではなくなってしまいそうな気がする。

    近い将来人間は頭にチップを埋め込むのではないか?
    そして家に籠もってバーチャルで楽しく暮らすのではないか?

    個別にチップを埋め込み、電子投票が行われる時に人間がする民主主義は残っているのだろうか?
    もう全てをAIがやるのだろうか?

    そうなった時に人は人を必要とするのだろうか?

    何もかもをAIとロボットがするようになった時に
    人類は何をするのだろうか?

    もちろん、その時まで人類が滅びていなければ、
    の話だけど。

     
     
     
    公立高校美術教諭28年、JICAボランティアでエチオピアで美術教育2年、退職して非常勤講師になって6年目。日々楽しく生きていきたい。美術と旅と読書と自然が好き。

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