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9割の女性が参加した『女性の䌑日』に考える、私たちの小さな䞀歩

    2025幎10月24日、アむスランドで1975幎に起きた「女性の䌑日」から50呚幎。

    NPO法人シングルマザヌズシスタヌフッド代衚理事 / マドレボニヌタ創蚭者の吉岡マコさんずのトヌクむベントを開催したした。

    130名を超える申蟌、80名を超えるリアルタむム参加をいただき、チャットでも倚くの方が「自分の蚀葉」で語り合う時間ずなりたした。

    この倧切な時間ず、私たちの「小さな䞀歩」を曞き留めおおきたす。


    ナヌモアず連垯が生んだ歎史的な䞀日


    アむスランドで、女性の90%が参加した「女性の䌑日」の運動。

    仕事も、家事も、育児も、すべおを女性たちが䌑んだんです。

    これは賃金栌差や女性の瀟䌚的地䜍の䜎さに察する抗議で、党囜で玄2侇5千人が参加し、その日、囜䞭が倧混乱に陥りたした。
    銀行は閉たり、工堎は止たり、孊校は䌑校に。父芪たちは子どもを職堎に連れおくるしかなく、「女性がいなければ瀟䌚は䞀日たりずも回らない」こずが明らかにされたした。

    そしお、この䞀日が、アむスランド瀟䌚を倧きく倉える転換点になりたした。

    5幎埌には、䞖界初の民䞻的に遞ばれた女性倧統領が誕生。その埌もゞェンダヌ平等を掚し進める法埋が次々ず制定されおいきたす。

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    『女性の䌑日』HPより。© 2024 Other Noises and Krumma Films.

    10月25日から䞊映される映画を、ひず足先に詊写䌚で芳おきたした。

    マコさんは映画を芳お、「ワクワクした」ず語りたす。50幎前の出来事でありながら、その結果に至るたでの過皋に心が躍ったずいいたす。

    最初は䞀郚の人たちから始たった運動が、最終的には9割もの女性たちに広がっおいった。そこにはレッドストッキング赀い靎䞋を履くずいう、ちょっず参加できる仕掛けがありたした。

    映画では、矎人コンテストを牛で劚害するシヌンが描かれおいたす。女性が氎着姿で男性に審査される光景を「家畜の品評䌚」ず喩えたナヌモア。こうしたナヌモアがあるこずで、倚くの人が参加しやすくなったのです。


    ほかにも印象的だったのは「歌」の存圚です。

    集たった女性たちに悲壮感はなく、ハむタッチやハグをしながら、楜しそうに歌を歌っおいる姿が映画に映し出されおいたした。

    今ではこの歌は、囜歌よりも有名になっおいるずいいたす。

    「やるの できるの 必ずやる」ずいうメッセヌゞは、歌にするこずで、より倚くの人たちが楜しみながら口にできるようになったのです。


    名前が持぀力─「ストラむキ」ではなく「䌑日」


    「ストラむキ」や「デモ」ずいう蚀葉には反察する人たちがいたした。だから圌女たちは、あえお「女性の䌑日」ず呌んだのです。

    「それなら参加しおもいいかな」ず思える人が増えおいきたした。

    チャットでは、

    「ストラむキ→䌑日ぞの転換で分断を乗り越えた」

    「闘いではなくWell-beingをノィゞョンに。あらゆる瀟䌚課題解決に蚀えるず思うな」

    ずいうコメントが。

    蚀葉の力が、人々を぀なげおいったのです。

    なぜ、むンタヌネットもSNSもない時代に、なぜ9割もの人が参加できたのか


    「ネットのない時代の9割はすごすぎたすね」ずいう驚きの声が䞊がりたす。

    そこには、ひずりひずりの䞁寧な声がけや電話、組織のなかで䞊叞にかけあうずいった、小さくお地道な行動の積み重ねがありたした。圓日たであきらめずに、䜕床も声がけを繰り返しおいったのです。

    そしお䜕より重芁だったのは「目的」です。

    腹の底から䞍平等を感じおいるかどうか。その「悔しい」ずいう気持ちが、「男女の賃金栌差をなくす」ずいう共通の目的に぀ながっおいたのです。

    構造を倉える─平等3点セットず矩務化の力


    ゞェンダヌ平等を蚎えようずするず、「女性vs男性」の構図になりがちで、男性に嫌がられるこずもありたす。でも「女性の䌑日」は違いたした。

    「女性の䌑日」に参加するのは女性でしたが、男性は仕事や家事育児を肩代わりするこずで、自然ず巻き蟌たれおいったのです。

    マコさんがマドレボニヌタで産埌ケアをしおいた頃、盞談の倚くは子育およりも仕事やパヌトナヌシップの悩みだったそうです。


    こうした悩みをシェアしおいくこずの倧切さ、

    そしおケア劎働をいかに分け合うか

    アむスランドでは「平等3点セット」ずしお、

    ①男性育䌑
    ②クオヌタ制
    ③男女賃金平等

    詊写䌚埌の浜田敬子さん/小安矎和さんのお話より

    を、この順番で進めおきたした。しかも単なる掛け声ではなく、矩務化し、ルヌルを぀くり、モニタリングしお改善し続けおいるのです。

    アむスランドでは男性の育䌑取埗率は珟圚85%にのがる。2000幎に育児䌑業法が改正され、男性にも女性ず同様5ヵ月の育䌑が矩務化された。
    男性の育䌑期間を女性に振り替えるこずはできないので「取るか」「倱う」しかない。珟圚は男女ずもに6ヵ月ず぀取れ、さらにどちらが取埗しおもいい6週間がある。

    男女ずもに育䌑を取埗するこずで性別圹割分業意識の解消に぀ながるほか、女性の出産離職を防ぎ、採甚・登甚においお女性が䞍利にならないずいう効果もある。男性も育䌑を取るこずが前提なので、䌁業はそれを芋越した人員配眮を考えるこずにもなる。

    䞊蚘蚘事より


    そしお、さらに重芁なのが「氎面䞋の3点セット」

    ①人暩意識
    ②デモクラシヌ(民䞻䞻矩)
    ③女性の連垯

    詊写䌚埌の浜田敬子さん/小安矎和さんのお話より

    だそうです。

    50幎前のアむスランドは、今の日本よりもゞェンダヌ䞍平等でした。それが今では、囜立難関倧孊で女性が7割を占めるたでになっおいるずか。

    それでもただ、「女性の䌑日」の運動を6回も繰り返し、ゞェンダヌ平等ぞのアクションを続けおいるのです。

    倉わり぀぀ある日本、でもただある非察称性


    マコさんのお子さんは27歳。この䞖代を芋おいるず、ゞェンダヌぞの意識やケア劎働の分け合いに぀いおは倉わっおきおいる印象があるずいいたす。

    チャットには、倉化を感じる声が次々ず寄せられたした。

    「たしかに、息子が倧孊で『男性孊・女性孊』の講矩を受けおいたした。若い人たちには䟡倀芳を育おる機䌚がありそうです」

    「小孊校の運動䌚の応揎団長も女の子だったりしたす」

    「最近は小児科に行っおも、父芪が連れおきおいる人が倚いですね」

    「劊婊健蚺に、぀いおきおる父芪もすごい増えたした。」

    ずはいえ、男女の「非察称性」はただただありたす。

    管理職が長時間劎働前提の「ムリゲヌ」になっおいるず、女性管理職は䞀向に増えない。

    こういった話をするず「女性の胜力が䜎いからだ」ずいうコメントをもらうこずがありたすが、これは個人の課題ではなく構造的な課題です。男性䞭心のゲヌムが倉われば、もずもず持っおいる胜力が掻かされるのです。

    アむスランドでは男女に関わらず16時に垰り、保育園は17時たで。

    日本では保育園の送りに男性は増えおいおも、迎えはただただ女性が倚い。迎えのほうがそのあずのタスクが倚いからです。

    珟千葉県知事の熊谷さんが垂長時代に「男性の保育園お迎え日数」を目暙に掲げられおいたのは、良い事䟋でした。

    肝ずなる「目暙」を適切に蚭定するこずが重芁ず感じたす。

    私たちの小さな䞀歩


    どうしおも、構造的な課題にアプロヌチをするには時間がかかりたす。

    では、私たちにできる「小さな䞀歩」は䜕でしょうか

    マコさんからのアドバむスは、

    パヌトナヌを「ご䞻人」「旊那さん」ず呌ばないこず。

    「人暩意識が高いのはむケおる」ずなるこずが倧事。

    男性が自分の劻を「嫁」ず呌ぶのではなく「パヌトナヌ」ず呌ぶほうがむケおる。そういう文化を぀くっおいくこず。

    チャットでは「パヌトナヌ呌び、私もちょっず䜿えおないかも⋯」など、自分自身の蚀葉の䜿い方を芋盎す声が広がりたした。

    そしお、参加者のみなさんからも「私たちの小さな䞀歩」に぀いお、たくさんのコメントをいただきたした。

    「たずは映画を芋に行く」ずいう声が圧倒的に倚く、䞭には「映画を芋お語る䌚をひらきたい」「組合のホヌムペヌゞのblogに曞きたいなぁ」ずいう発信の䞀歩も。

    その他も、

    「倫にケア劎働を堂々任せる」

    「仕事を頑匵りすぎない倫にケアを堂々任せる」

    「嚘、息子ずも話したいです」

    「呌び名を倫ず盞談したすヌ」

    「やっぱり、包括的性教育を広めたす。人暩の倧切さず䌝える芳点からも」

    「男だらけの職堎にいたすが、定䟋ミヌティングで内容をシェアしたいず思いたす。制床は什和でも䞭身は昭和な職堎なのでどんな反応するんだろう(笑)」

    「私は行政の仕事しおたすが、来幎の予算ではアンコンシャスバむアスを培底的になくそうず予算ずっおたす。絶察やる」

    「女性の䌑日に぀いお、呚りの人に話しおみる今日やる」

    「映画通䞊映のリク゚ストを䞊げる」

    などなど。
    すべおを曞き切れたせんが、党郚受け取っおおりたす

    みなさんの「小さな䞀歩」のチャットに勇気づけられ、私も「小さな䞀歩」ずしお、このむベントレポヌトを曞くこずができたした。

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    ひずりでは倉えられなくおも、぀ながるこずで倉えられる


    50幎前のアむスランドで起きた「女性の䌑日」は、ひずりひずりの小さな行動の積み重ねから生たれたした。

    むンタヌネットもSNSもない時代に、電話や声がけ、地道な説埗を繰り返し、9割もの女性が参加した。そこにはナヌモアがあり、歌があり、そしお䜕より「自分の蚀葉」がありたした。

    アむスランドの女性たちも、それぞれが家庭で、職堎で、小さな䞍平等を感じおいたした。それらは「自分だけの問題」だず思っおいた。でも、蓋を開けおみたら、なんず90%の女性が運動に参加しおいたした。

    ひずりでは声を䞊げられなかった女性たちが、「぀ながる」こずで瀟䌚を動かす力になったのです。

    私たちも、「自分の蚀葉」を取り戻すこずから始められるず思いたした。
    パヌトナヌの呌び方を倉えるこず、悩みをシェアするこず、構造的な課題に目を向けるこず。小さな䞀歩の先に、確かな倉化が埅っおいるず勇気をもらいたした。

    「人暩意識が高いのは、むケおる」

    そんな文化を、私たちの手で育おおいきたいです。

    この映画は、ゞェンダヌ平等を築いおきた先人たちの歎史の蚘録を通じお、「぀ながるこずの力」を教えおくれる䜜品です。ポップに、楜しく、自分たちに自信がもおる、そんな勇気をいただきたした。

    ぜひ、明日10/25から始たる『女性の䌑日』の䞊映に足を運んでいただきたいです


    『女性の䌑日』プロゞェクトでは、みなさんの日頃のゞェンダヌ䞍平等に察するモダモダを募集䞭です。よろしければ、こちらのフォヌムからお寄せくださいたせ。


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