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“生”を実感した北鎌倉さんぽ

    “生”

    この漢字には読みも意味も複数ある。

     友人との会話で“生(なま)の声”を聞いて心に響くものがあったり、自然の中で“生(せい)命”を感じて、それを感じることのできる自分は、“生(い)きている”んだと実感する。そんなことを思う、土曜午後の記憶。


    ランチはのんびり狸穴カフェ

     まみあなかふぇと読む。漢字って奥が深い。
    友人が、「気になるビーフシチューがある!」とリサーチしたお店は、わたしが“今年行きたいカフェリスト”に書いていたところだった。運命だ。

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    30食限定ビーフシチュー
    ご飯かフランスパンかを選べる
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    レモンスカッシュ

    心をほぐしてくれるゆるい自然光と、そよそよ柔らかい風を感じて、時の流れがゆるやかになる。

    円覚寺と明月院

    カメラを持っていると、よく上を見ている自分に気がつく。

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    松ぼっくりが、乾く前。
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    小さい、春の名残
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    「わたしは葉っぱです」
    と言わんばかりに張りのある花びら
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    石の上に根付いた木の力強さ
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    プードルみたいでかわいい
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    春なのに初夏の陽気のなかにある
    クリスマスカラー
    (混乱)

    足元だって見ている

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    りすを発見
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    紫を発見
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    新芽を発見
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    小さな白の中の
    小さな緑を発見

    目線の高さだってもちろん見る

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    丸の向こう側を覗く
    というより、
    目を凝らす

     光が眩しいと感じる。緑の中にある“色”は鮮やかだと感じる。肌にふれる風をあたたかいと感じる。「ほーほけきょ」の鳴き声が「まだ春ですよ」と言っているように感じる。雑誌で見ていた食べ物の匂いと熱と、味を感じる。

     そうやって、“感じること”というのは“体験すること”でしか味わえない。体をもって経験することでしか、味わえない。

     生(なま)身の体で、生(せい)を感じる時間を丁寧に積み重ねていく。そんな生(い)き方をしていこう。

     
     

    なす

     
     
    読書とコーヒーが好き。旅も好き。 徒然なるままに記憶と思いを記録します。 【 📕 】ミステリー主軸 ファンタジー、SF、純文学も 【 📷 】canon eos r50

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