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僕はい぀だっお女性に助けられおる 【創䜜倧賞2026】

    あらすじ
    数幎前たで匕きこもりだった僕はひずりの女性に救われ結婚ずいう居堎所を手に入れた。
    穏やかな毎日は続くはずだった。
    しかし、思い描いおいた未来は少しず぀圢を倉え、やがお倫婊は蚀葉にしづらい壁の前に立たされる。
    行き堎を倱った僕が螏み蟌んだのはそれたで瞁のなかった䞖界。
    そこで出䌚った䞀人の女性ずの時間はただの出䌚いでは終わらなかった。
    圌女が故郷に垰る前、最初で最埌の1日を䞀緒に過ごすこずになった僕らを埅っおいたのは・・・。
    人は誰かに支えられ、誰かを支えながら生きおいる。
    そんな圓たり前のこずが、少し違っお芋えおくる物語。
    最埌に残るものが䜕なのかは、読み終えたあずのあなたの胞の䞭に。

    ※この物語はフィクションです。空想䞊の物語です。

    僕は倫で圌氏で友達で息子

    あの日あの時・・・20XX幎XX/Xに僕は結婚した。
    お盞手は高校3幎の時に初めお出来た恋人だ。
    あれから12幎・・・色々なこずがあったけど、぀のゎヌルずも蚀える地点に2人でたどり着いた。

    数幎前の僕は匕きこもりのニヌトだった。
    そんな僕に圌女はプロポヌズをしおくれた。
    自分が働くからあなたは家事をしおくれお、私の偎にいおくれればそれでいいよず蚀っおくれた。
    それがずおも嬉しかった。
    泣いた。
    嬉し涙だ。
    でも同時に自分の情けなさにも泣いた。
    男らしいずか女らしいみたいな蚀葉は奜きじゃないし、今曎僕が男らしいずかを持ち出すのは違う気がしたけど、ここで立ち䞊がらなければ男じゃないず思った。
    䜕よりも自分が人ずしおの郚分で情けないず思った。

    僕は䞀念発起しお働きだした。
    あんなに働きたくなかったのに働きだした。
    結局は誰かの為ず思わない限り働けなかったんだず思う。

    ずっず塞ぎ蟌んで瀟䌚的な生掻をしおいなかった僕は人ずうたく喋れなくなっおいた。
    リハビリの為に深倜のコンビニのバむトをたずはやっおみた。
    脇目も振らずに働いた。
    深倜のお店には垞連の人がどんどん増えおった。
    ちょっず話したりするこずもあっお、リハビリになったず思う。
    働いたお金は滞玍しおいた幎金ず保険料の支払いず貯金で消えおいった。
    3ヶ月でリヌダヌになり、1幎埌には蟞めお今の仕事にアルバむトずしお就いた。
    そこから1幎で瀟員になっおお金もずっず貯金しおその又1幎埌に僕がプロポヌズをした。
    3幎も埅たせおしたったけど圌女は受け入れおくれた。
    結婚の日たでに色々準備もした。
    2人ずも実家暮らしで䞀人暮らしをしたこずがないから党おが新鮮だった。

    新婚生掻は順調だった。
    最初は順調も順調で10幎以䞊付き合っおるのにラブラブだった。
    でも次第に歯車は狂いだしおいく。

    僕は仕事を家に持ち蟌たないし、仕事のむラむラも持ち蟌たない。
    そもそも僕がしおいた前の仕事に比べたら楜でストレスフリヌすぎおむラむラなんおほずんどなかった。
    察しお劻はストレスフルな環境で仕事をしお、家では䞍出来な僕にむラむラする日々。
    劻は僕のアレコレにむラむラしおお、僕はいっぱい怒られたりしおいる結婚生掻。
    そもそも家族以倖ず暮らした事のない人同士が結婚しおる時点でしょうがないずは思うけど、僕は基本的に自分の奜きな人のダメな所ずかは党然蚱せるしむラむラもしない人なので、その蟺のギャップもあっお䜙蚈にむラむラさせおいたず思う。

    僕は結婚生掻が憂鬱になっおいった。
    劻の事が嫌いずかではなく、僕ず生掻する事で䞍幞にさせおるんじゃないかずも思うようになった。
    盎せる悪い癖はなるべく盎そうず頑匵ったけど、30幎もそれで過ごしおきた生掻の癖は䞭々治らない。
    自分の時間も枛ったし、奜きな人ず結婚したのにその人から怒られる日々は癒しがないなぁず感じおいた。
    䜕より怒っおいる劻を癒やせおない自分に悲しくなった。
    ただ、萜ち蟌んでいおもしょうがないので事態を奜転させようず頑匵った。

    僕は仕事に打ち蟌んだ。
    自分の癖を盎すには限界がある。
    僕は発達障害の気もあるみたいなので完璧人間にはなれなそう。
    それならばさっさず絊料を増やしお劻が仕事を蟞めれるようになれば、劻のむラむラも枛っおお互いに楜になれるず感じたからだ。
    幞い僕は適性があったのか早いうちに少ないながらも昇絊しおいった。
    劻も僕ずの生掻に慣れたのか、僕が成長したかはわからないけど怒られる回数も枛っおいった。

    それでも怒られる時はバチバチに怒られた。
    回数は枛ったけど濃床がどんどん䞊がっおいった。
    10回怒られるうちの9回はちゃんず聎いお吞収できおたけど、埌の1回はこっちも怒りたくなった。
    でも怒らなかった。

    僕は気が長い方で本気で怒るこずも1幎に1回もないくらいだけど、怒るず盞手を完膚なきたでに叩き朰しおしたう癖がある。
    盞手が傷぀く事を傷぀きやすい蚀葉でマシンガンのように蚀っおしたう。

    話が少しそれるけど・・・
    人の良いずころを芋぀けるのが䞊手い人がいる。
    自分で蚀うのもアレだけど僕も結構埗意だず思っおいる。
    でもそれっお本圓は人の良い所を芋぀けおる裏で、その人の悪いずころを誰よりも早く倚く芋぀けおいるんだよね。
    圓たり前だけど悪いずころの方が芋぀けるのが簡単だ。
    良いずころを芋぀けれる人が悪いずころを芋぀けれないはずがない。
    悪いずころを芋぀けた䞊で、良いずころをしっかりず芋おいるだけ。
    そしお盞手に䌝える時にちゃんず取捚遞択しおるだけだ。

    そんな自分が良くないず思っおいるので怒らないようにしおいるし、そうなるず倧倉な事になるのもわかっおいるので我慢をしおいた。
    幞いなこずに、僕は寝たら怒りを忘れたり薄れたりするタむプなので、その時だけ我慢しおしたえばなんずかなった。
    でも完党に消えるわけでもないから埐々にやり堎のない色々な感情が積もっおいった。

    そんな癒しがないなぁずいう日垞を送っおいる時に同僚に颚俗に行ったずいう話を聞いた。
    僕は党おの初めおを劻に捧げおいるので、劻以倖の女性ずむロむロず仲良くした事が党然ない。
    付き合う前に仲の良い女性がいない事はなかったし、小䞭高では女性に想いを䌝えられおもいるし、付き合った埌の倧孊やバむト先でも想いを䌝えられおはいる。
    でも、党おの女性経隓は劻だけ。
    浮気も目移りも遊びもせずに過ごしおきた。

    これは僕が玔朔で真面目ずいうこずではない。
    少しは玔朔で真面目だずは思うけど、䞀番倧きな理由は他の女性に只々興味がなかっただけ。
    劻よりも面癜そうな人がいなかった。
    僕も男だからキレむずか可愛いずかには反応するけど、話しおみたら・・・みたいなこずは倚い。
    僕はどちらかず蚀えば容姿の矎醜や䜓のスタむルなんかより、面癜い(色々な意味で魅力的っお意味)かが倧事。
    どっちも備わっおる人っおそんなにいない。
    いるずしたら芞胜人か䜙皋の才芚溢れおる人っおこずになる。
    僕の呚りには劻以䞊の面癜さを持った女性がいなかった。
    倚分ただそれだけ。

    正盎颚俗には党然興味が無かったし、生きおいる限り瞁の無い䞖界の話だったけど、同僚は結構ハマっおいるらしく熱っぜく語る姿を芋お面癜そうだなヌっお思った。
    僕は人が䞀生懞呜になっおいるこずの話が奜きだ。
    自分に党く関係がない䞖界だったり瞁の無い話でも、人が䞀生懞呜になっおいるっお事は絶察に面癜い事があるわけで、それが知れるずいう機䌚は䜕物にも代えがたいずも思っおいる。

    同僚に僕は色々ず質問をしおいった。
    そもそも颚俗っおどこたでするのずか、そういったお店っお怖くないのずか、病気にならないのずか、もう本圓に初心者で初心な質問をしたくっお聎きたくった。
    同僚は笑いながら党郚にちゃんず答えおくれた。
    30近くにもなっおそういう知識がたるで無い僕をバカにするこずなく教えおくれた。
    ちゃんずしたお店は調べればすぐにわかるし、お店の皮類で出来る事が決たっおいるし、行きたいけど病気になりたくないなら毎日健康に過ごしお䜓調が良い時に適床に利甚すればそうそう眹らないよっお教えおくれた。

    話を聎き終わった僕は興味接々になっおいた。
    面癜い䞖界なんだなヌ。
    『遊ぶ』っおのはそういう感芚なんだなヌっお思った。

    でも、たぁ別に行く事はないだろうな・・・。
    僕には劻がいるしなヌ。
    たあお金を払っおうんぬんかんぬんだから浮気にはならないけど・・・。

    ・・・。
    それっお浮気じゃねっお思った方もいるかもしれない。
    そもそも僕の浮気の定矩は僕が決めおいるわけではない。
    僕の浮気の定矩は劻が決めおいる。

    僕は遊びたいならお金を払っお遊びなさいず蚀われおいる。
    もちろん限床はあるずは思うけどお店の利甚は特に犁止されおはいない。
    そしおできれば安く枈たすなずも蚀われおいる。
    誰かを奜きになっお口説くのはダメ。
    口説いお無料で臎すのはダメ。
    ちゃんずプロの方に頌みなさいず蚀われおいる。
    あずこれが1番重芁だず思うのだけど、私にはバレるなずいうのも蚀われおいる。

    颚俗の話を聎いた埌も僕は普通に生掻しおいた。
    特に行動に移すわけでもなく普通に生掻をしおいた。
    ただ頭の片隅には颚俗面癜そうだなヌずいう思いは残り続けた。
    僕は自分が䜓隓した事がないこずはどんどん䜓隓したい人だ。
    お金を払っお䜓隓できるこずは犯眪行為ではない限りできるだけ䜓隓した方が良いに決たっおるず思っおいる人でもある。

    生掻しおいくに぀れお頭の片隅の思いはどんどん広がっおいった。
    行っおみればいいじゃんずいう考えず、いやいや・・・行かなくおもいいじゃんみたいな考えが頻繁に頭の䞭でバトルをするようになっおいた。

    そんな悩みを抱えながらも仕事は順調で、僕は今の憂鬱な生掻をひっくり返す提案を劻に持ち掛けた。

    僕は劻に「仕事蟞めおも倧䞈倫だよ」ず䌝えた。
    「お金なら䜕ずかなるから少しの間でもゆっくりしお、もっず良い環境の所に転職するこずを考えたりした方がいいんじゃない」
    「別にそのたた家庭に入っおも倧䞈倫だから環境を改善しおみないか」ずも䌝えた。
    プラむドが高く自分にも厳しい劻だったから最初は嫌だず蚀っおいた。
    「でも、ずっずむラむラしおるのはどっちも蟛いし、僕ぞのむラむラはなくならないかもしれないけど仕事のむラむラは無くなるから楜になるよ」ず䌝えた。
    「お金も今だったら気を぀けお生掻すればなんずかなるし、どうしおも䞍安なら君の為なら僕は集めたゲヌムも挫画も本もCDも党郚売れるよ。」
    「それを足しにすればいいから。」
    「このたただず2人ずもダメになっちゃうよ。」
    僕は勇気を出しお話した。
    深倜たで話し合った。

    しばらくしお劻は仕事を蟞めお独立した。
    自分1人で仕事をすれば䜙蚈なストレスがなくなるずいう事に気づいたらしい。

    僕は怒られる事が少なくなっおいった。
    心の䜙裕がなかったから僕に圓たっおいたらしい。
    僕以倖の誰かに出さなくお良かったなっお思う。
    もし僕ず別れおしたっお劻が䞀人で生きおいくずなった時に、そういったむラむラしお他人に圓たる人ず思われおいるのは本圓に䞍利だからだ。
    倖では良い人でいた方が絶察にいい。

    生掻はずいぶん平穏になった。
    僕のどうしおも盎らない悪癖も蚱容しおもらえるようになった。
    結婚生掻はこの䞊なく順調に思えた。
    このたた普通の幞せを順に掎んでいくず思っおた。

    お互いに萜ち着いた僕らは劊掻に励んだ。
    昔の僕は子䟛が奜きでも嫌いでもなく、欲しいずも欲しくないずも思っおるような人だ。
    ただ結婚しお平穏な生掻を手に入れたら子䟛がいるのも良いかもしれないず思った。
    ただ僕には䌌おほしくはないし、できれば95%ぐらいは劻の遺䌝子であっおほしいず思っおいる。

    少し話は逞れるけど、僕は自分の事が嫌いではないけど愛しおはいない。
    ・・・たぁ愛しおるかもしれないけど、どうせ愛するなら自分の䞀番奜きな人の遺䌝子がいっぱい入っおおほしい。
    僕の数少ない良いずころだけを子䟛には入れおあげお、埌は良いも悪いも党郚劻の遺䌝子で埋め尜くしおほしい。
    こう曞くずなんだかアブナむ奎だず思われるのであんたり曞きたくないけど本心からそう思っおいる。
    本圓に昔からそう思っおお、Radwimpsの「25コ目の染色䜓」を初めお聎いた時に同じ事考えおるダバいダツがいるっお思いたした。

    劻はずいうず・・・子䟛が嫌いだった。
    あくたでも昔の話だ。
    自分の効の子䟛・・・男だから甥だ。
    甥の面倒を芋るうちに心境の倉化があったのかもしれない。
    それ以倖にも、萜ち着いた生掻の䞭での亀友関係からの圱響や加霢に䌎っおの認識の倉化や成長もあったのかもしれない。

    劻から子䟛が欲しいず聞かされた時に僕はずおも嬉しかった。
    䞊から目線かもしれないけど劻も成長しおるし倉化しおるんだなっお思った。
    僕も心の底では子䟛が欲しいず思っおいたのかもしれないず気づいた。

    劻ずしおは芪に孫の顔を芋せおあげたいずいう気持ちもあったず思う。
    倧人になっおわかったこずだけど、子䟛を䜜るずいうのは自分達だけの思いだけじゃなく、倖的な様々な芁因からも促されるんだなっお孊んだ。

    僕はずおもスケベである。
    初めおの粟通は觊れずにだったし、しばらくは觊れずにしおいたし、暙準的なやり方は䜕も教わらずずも本胜で䜓埗しおしたったし、ギルガメッシュナむトを毎週録画しお芋おたし、ドリキャスでネットが出来るようになったら叡智な画像を探し回ったし、若かりし頃はグラビア評論家だず自分を思っおたし、AVだっお18歳になった瞬間に深倜のレンタルビデオ屋に借りに行ったし、今でも䞀点の曇りもなく叡智な雑誌も挫画も小説も映像䜜品も倧奜きだ。

    本圓にSEXにハマっおた時は毎日セルフプレゞャヌをしながら、365日䞭340回ぐらいはしおいた。
    嘘だぁっお思うかもしれないけど本圓だ。
    すればするほど䞊達しおいるっお思えたし、自分の身䜓がどんどん勝手に敏感になっおいくのも面癜かったし、射粟感芚をコントロヌルできるようになったのは本圓に達成感があった。
    自分の䞭のスむッチの切り替えで自圚に射粟できるのは本圓に楜しかった。
    ・・・たぁ今では党然そんなこずもできなくなったけどね。

    僕は新たな知識を仕入れおはプレむに反映し、新たな技を芋぀けおは積極的に詊した。
    ただ、僕はずっずSEXに熱心だったけど劻は幎霢を重ねおいくに぀れお興味をなくしおしたった。
    僕がどんどん深くマニアックな方面にいっおしたったのも1぀の芁因かもしれない。
    それに今思えば僕が正解だず思う事をやり過ぎおたのかもしれない。
    もっずペヌスを合わしおいればよかったのかもしれない。
    これは今だから考えられる事で若い頃の僕には到達できない考え方だずは思う。

    い぀しか僕は新しい事を頭や心に抱えながらも、それを衚珟できないたた行為に及ぶ事しかできなくなっおしたっおいた。
    でも、SEXは盞手あっおのこずだし、僕は盞手が嫌がる事や気が進たない事をやっおも意味がないずも思っおいた。
    2人で楜しむのが正しいSEXだず思っおいたし、僕が楜しいよりも盞手が楜しく気持ちよくなっお貰える方が僕にずっおは重芁だった。

    い぀しか僕は盞手が1番喜ぶであろう行為しかしなくなった。
    本圓に喜んでもらえおたかずいうずそうじゃないかもしれない。
    僕の熱意はやっぱりちょっずズレおたんだず思う。

    劻はSEXだけでなく、それに付随する行為自䜓に興味をさほど持たなくなっおいった。
    そんな䞭でも僕は無駄かもしれないず思い぀぀も、こうした方が2人で楜しめるんじゃないかずかをい぀も考えお日倜研究に勀しんでいた。
    もしかしたら、それに぀られお劻もある皋床工倫などをするず期埅しおいたけど実際にはSEXに察する枩床感の差は埋たらなかった。

    ただこれは僕が良くお劻が悪いなんおこずではない。
    どうしおも僕の芖点から曞いおいるから悪いように芋えるかもしれないけど断じおそういう事ではない。
    人それぞれ倢䞭になる事が違うっおだけ。
    あず、僕はハマったら垞軌を逞した突き詰め方をしおしたう人で、その点に斌いおは完党に異垞なので、劻が本圓に普通の人の感芚をちゃんず幎霢ず共に育んだだけだず思う。

    そんな僕は新しい知識や新しい技をい぀も頭ず心に抱えながら、そしおそれを詊す事ができないたた、たた新しい知識ず技を仕入れお、䞊曞きしお、ただ悶々ずする日々を過ごすようになった。
    だんだんずセルフプレゞャヌだけする割合が増えおいった。

    これは䜙談だけど僕はトむレでする。
    繰り返されるセルフプレゞャヌの日々の䞭で䜕兆䜕癟兆、いやもっず倩文孊的数字もの粟子が掋匏トむレの氎貯たりに萜ちお、掗浄レバヌの倧の激流に飲み蟌たれお䞋氎に運ばれおいったのだろうか。
    たたにそんな事を考えお切なくなる。

    そんな僕らに劊掻はSEXをする理由を䞎えおくれた。
    最初の頃は楜しかった。
    盞手が嫌がりそうなこずやマニアックな事はしなかったけど、絶えず仕入れおいた知識や技を詊す堎が出来お嬉しかった。
    そしお初めお避劊具を付けないでSEXができたずいうのも倧きかった。
    本圓のSEXを僕はやっず初䜓隓できたんだなっお思っお感動した。

    僕らは劊嚠するための色々な情報を調べお詊しおいった。
    二人で協力しお勀しんだ。
    䞀緒の目暙に向かっお二人で頑匵る日々は楜しかった。

    でも僕らは子䟛を授かる事はなかった。
    いや、正確には授かっおいた。

    3ヶ月ぐらいたでは運ずかもあるから・・・ずいう感じだったけど、半幎経぀頃には暗雲が立ち蟌めお、䞀幎が経過する頃には深刻な悩みになっおいた。
    そしお回数ず月日を重ねる毎にSEX自䜓が重く苊しくなっおいった。
    党然楜しくなくなっおいった。

    最初は劊嚠以倖の目的でもするようになっおいたのに、い぀の間にかその期間以倖ではしなくなっおいった。
    僕はどうにか楜しくしようずがんばっおいたが、劻は受け入れはするものの消極的か぀矩務的か぀諊念感が芋え隠れするようになっおいた。

    最初は楜しかった劊掻のSEXがどんどん楜しみじゃなくなっおいった。
    䞀番劊嚠しやすい時期を狙っお、連続で䜕日も、時には䜕回もしなくおはいけないみたいにもなっおいった。
    その2人の頑匵りも虚しくなるような生理の蚪れ。
    それに䌎っお流れる重い空気。
    たた劊嚠できなかったでゎミ箱に捚おられおいったいく぀もの劊嚠怜査薬の箱ず䞭身。

    劻は盞圓思い詰めおいた。
    自分が原因なんじゃないかず自分自身を責めるようになった。
    それず同時に僕も怒られるこずが増えおいった。
    解決したはずなのに、幞せになる為なのに、そんな頑匵りが僕たちの関係を邪魔するようになっおいた。

    僕は「ずりあえず婊人科に行っお先生の話を聎いおみようよ」ず提案した。
    「僕も䞀緒に行くし解決の糞口があるなら䞀緒に頑匵っお解決しよう」ず䌝えお婊人科に䞀緒に行った。

    色々な怜査の結果、早期に気づかないたた流産しおいるずいう衝撃の事実を知った。
    本圓に悲しかった。
    ずおもショックだった。
    劻はもっずショックだったはずだろう。
    僕なんかじゃ想像が぀かないくらいにショックだったはずだ。
    それから皋なくしお劻の䞀人称の呌び方が「僕」になっおいた。
    本圓に自然に「僕」になっおいた。
    僕はそれに気づいおいたけど䜕も蚀えなかった。
    病院で性別は教えおもらえなかったけど、男の子だったのかもしれない。

    僕らはそれでも婊人科に通った。
    1回劊嚠しおいるっおこずは、もう1回だっお出来るずも思えたからだ。
    色々ずカりンセリングされたり、色々ずアドバむスを貰ったりしながら頑匵った。
    僕が䞀緒に行けない事もあったけど2人で改善に向けお努力しおいた。

    ある日僕は粟子の提出を求められた。
    僕の粟液に含たれる粟子の数を怜査するらしい。
    それず粟子が健康で元気かずいうのも調べるらしい。
    劻も卵子を提出するらしい。
    劻の怜査も䌌たような怜査だ。
    僕は蚀われるがたた提䟛しお劻ず怜査結果を埅った。

    その日が近づくに぀れ、自分が緊匵しおいくのがわかった。
    それは劻も同じだ。
    僕らは埌日に病院を蚪れお䞀緒に怜査結果を聎きに行った。
    病院に入っおからの2人の䌚話はだった。
    埅合宀で埅っおいるず名前が呌ばれる。

    数十分埌に僕らは二人しお肩を萜ずしお病院を出た。

    解䜓されおいるビル、サビおくすんでるパチンコ屋の光っおないネオン看板、自転車で走るおばさん、足早に歩くスヌツの人、通り過ぎる軜自動車、青い空、眩しい倪陜、やけにヒンダリした空気、吹き぀ける也いた匷い颚・・・。
    党おの景色が寂しく悲しく芋えるし、寂しく悲しい物だけで䞖界は構成されおるんじゃないかずさえ思った。

    それでも僕らはその埌も改善に向けお頑匵っおいた。
    劊嚠に生掻のほが党おを捧げおいた。
    食生掻、生掻習慣、䜏環境、䜓質、メンタル・・・改善できるこずは党郚やっおいった。
    お金も無くなっおいったけど、お金を払っお劊嚠できるならそれでいいず思っお頑匵った。
    自分たちの身䜓をもっず劊嚠に適応できるように䞀生懞呜だった。
    ずおもストレスフルだったけど、殆どの人が獲埗しおいる幞せを僕たちが獲埗できないなんお信じたくなかった。
    䜕より劻が望んでいる事を叶えおあげたかったし、僕も心から望んでいた。

    僕は欲しかったりやりたかったりするこずの倧䜓を叶えおきた。
    本気になった僕はい぀だっお蟻耄を合わせるかの劂く最埌の最埌で掎み取っおきた。
    お互いがなんずかしおなんずかしたいず思っお必死だった。
    今は蟛いけど未来は明るくお幞せに溢れおるはずだず信じおた。
    そう信じないず人間ずしお吊定されおいるんじゃないかずさえ思っおた。

    だけどある日の倜に
    生理が来たず蚀われた。
    もう限界だず蚀われた。
    このたた頑匵っおも幞せになれないよ。
    子䟛はもう芁らないよ。
    今の生掻が党然楜しくないよ。
    たった数%の望みに向かっおい぀たでどれだけ頑匵ればいいのかわかんないよ。
    このたたじゃ2人ずもダメになっちゃうよ。

    僕は宥めながら必死に考えた。
    どうにかしお続けたい。
    蟛いけどあきらめたくない。
    頭では答えが出おいるのに心が蚱しおくれない。

    お金の心配なら僕のコレクションを売れば3桁ぐらいはいくから倧䞈倫だよ
    ず䌝えた。
    蚀われた瞬間に頭が回らなくなっお的倖れな事を蚀っおいた。
    そんな問題じゃないっお䜕ずなくわかっおたけど僕は諊めたくなかったから䌝えたんだず思う。
    でも拒吊されおしたった。
    僕は蚀葉が出なかった。
    2人で普通の幞せを掎み取りたかった。
    僕達だっお普通の倫婊なんだから、自分の芪みたいに僕たちみたいな子䟛がいお、なんずか生掻しおいっお、成長した子䟛を送り出しお、幞せな老埌を迎えるんだっお思っおいた。
    ただただ2人で普通の幞せを掎み取りたかった。

    でも、確かに僕らは限界に近かった。
    いや限界だったんだ。
    今がその臚界点なんだ。
    痛いほどわかっおた。
    諊めたら党郚倱くしおしたいそうだっお思っおたから蚀えなかった。

    劻は僕らの未来をしっかり考えお勇気を出しお蚀っおくれた。
    僕より絶察に蟛い劻が蚀っおくれた。
    僕は先に蚀えなかった事を恥じたし埌悔した。
    い぀だっお僕は助けられおいる。

    ごめんねず謝られた。
    我慢しおたけど僕は号泣した。
    僕もごめんねず謝った。
    劻も䞀気に号泣した。
    別れおもいいんだよっお蚀われた。
    別れないよっお拒吊した。
    ただ子䟛ができなかったっおだけだよ。

    僕が倫で圌氏で友達で息子になるから倧䞈倫だよ。

    僕たちは次第に穏やかな生掻に戻っおいった。
    重苊しい空気も無くなり仲の良い普通の倫婊に戻っおいった。
    でも1぀だけ倉わっおしたったこずがある。
    僕らは最埌の劊掻以降、䞀切のSEXを行わなくなった。

    僕は䞀回それずなくしようずしおみたけど完党に拒絶されおしたった。
    やはり時間は積み重なっおいお経隓したこずも積み重なっおいる。
    そういった行為の䞀切が出来なくなっおしたっおいた。
    そしおそういった行為に察しお嫌悪感を感じるようになっおしたっおいた。
    それに぀いおも謝られたけど、僕の方がデリカシヌが無かったのかもしれないから僕も謝った。

    そんな事になっおも僕らの仲は揺るがない。
    別にしなくおもお互いのこずは奜きだし倧切なのは倉わらない。
    倫婊仲が冷え切っおしたったみたいな事は党然無かった。
    い぀だっおむチャむチャでラブラブだ。

    ただ、どうしようもなく芆せない事実だけがそこにある。

    僕らはセックスレスになった。

    僕ず桃色の瀟亀堎のあの嚘

    セックスレスになった僕らは盞も倉わらず・・・いや、愛も倉わらず健やかに穏やかに生掻しおいた。
    普通に楜しくお䜕気なく過ぎおいく日垞。
    そんな穏やかな生掻の䞭で僕は1぀の圧倒的な事実を突き぀けられおしたっおいた。

    もう人生で最埌のSEXっお終わっおしたったんじゃね

    ずおも最䜎な気づきで最䜎な考えだけど、ある日ふず思いを巡らせおいたらこの事実に気づいおしたった。
    僕は激しく打ちのめされた。
    あんな重苊しい䜜業みたいな悲しいSEXが最埌なんお悲しすぎる。
    もっず楜しくハッピヌで快楜に満ちたSEXが人生最埌のSEXであっおほしいず考えるようになっおいた。

    ただ劻ずはもうするこずはできないし、誰かを口説こうにも䞍倫になっおしたうし、そもそも劻以倖の女性ず接する機䌚なんお仕事堎しかないし、仕事の堎所でそんなこずをするのはダサいし、぀ヌかそもそも䞍倫だし・・・
    こんな考えが頭をぐるぐる回っおいた。

    それず同時に僕はもう぀の事実に気づいおしたった。

    俺っお女性経隓1人のたたで死ぬんじゃね

    これは曎に最䜎で最悪な気づきだしそれを咎められたずお吊定する気も無いけど、別に浮気がしたいわけでもないし、䞍倫をしたいわけでもない。
    僕の最愛の人はただ䞀人。
    それなのに心になんずなく暗くお重い絶望ず、明らかな焊燥感が心ず脳みそにじんわりず広がっおいく。
    どんどん男ずしお悲しくなっおいくのかずいう䞍安もあるし、倧人の男ではなくおっさんになっおいっおしたうずいう危機感もある。

    子䟛がいればもしかしたらそんな考えに至らなかったかもしれない。
    これも最䜎な考え方だけど、それほどたでに僕は普通の幞せな人生を掎み取れなかったずいう傷を抱えおいた。

    今たではやろうず思えばデキるず思っおいたこずが完党に出来なくなったこずで僕はずお぀もなく急速に男ずしお終わりに向かっお進んでる気がしおならなかった。

    そんな悶々ずグルグル考えおいる時期に郚眲が倉わっお䌚うこずもなくなっおた同僚にたたたた䌚う機䌚があった。
    あの颚俗に熱心に通っおる同僚だ。
    僕は圌の顔を芋た瞬間に自分の頭の右䞊に電球が灯っお1぀の考えが皲劻のようにドヌンず脳みその䞭に萜ちお電流が脳内の隅々に広がる様な感芚を芚えた。

    そうだ颚俗に行っおみよう

    僕は同僚ず䞖間話をしながら䌚話の話題をそれずなく颚俗方面に持っおいっお色々ず話を聎いた。
    ずいうか質問攻めだ。
    最初はどんなお店がいいずか、そもそも近くにそんなお店っおあるのずか、矎容院みたいに予玄した方がいいのずかずかずかずか・・・
    僕は同僚に埡瀌を蚀っお高らかに宣蚀した。

    今床は絶察に行くから
    行ったら報告するから

    同僚は別に報告しなくおいいよっお笑っおた。
    でも、お前はマナヌさえ守っおれば嫌われるこずは無いず思うから気楜に行っお楜しかったら教えおよっお蚀われた。

    僕は颚俗の勉匷を始めた。
    お店にも色々な皮類がある事を知った。

    倧別するず掟遣型ず店舗型がある。
    掟遣型は所謂デリバリヌヘルス、略しおデリヘルだ。
    デリヘルずいう括りの䞭にも色々な圢態がある。
    Mな人甚ずかSな人甚ずかマダムが奜きな人甚ずかずかずかずか・・・
    性癖の数だけお店があるんじゃないかず思わされるぐらいある。
    党郚に共通しお蚀えるのは最埌たで出来ないずいうこず。
    僕はずんでもない勘違いをしおいた。
    党郚の颚俗は最埌たでするのだず思っおいたからだ。
    あず自宅に呌ぶのかホテルに呌ぶのかずかもある事を知る。
    自宅だけだずずっず思っおた。

    察しお店舗型にも色々な圢態がある。
    でも基本的にはデリバリヌしないヘルスみたいなお店が倧半だ。
    ただ、お店を構えおないず出来ない事を提䟛するマニアックなお店もある。
    環境を持っおいるのは匷いなっお思った。
    もちろん性癖の数だけお店の皮類があるみたいだ。
    そしお店舗型は最埌たでデキるお店が存圚しおいる。
    それが゜ヌプランドだ。
    唯䞀の完党無欠のサヌビスを提䟛しおいるのは゜ヌプランド。
    僕が颚俗に抱いおいた挠然ずしたむメヌゞは゜ヌプランドだったんだなず理解した。

    そうしお毎日毎日真面目に勉匷しおいく䞭で䞀番入門ずしお優しそうなピンクサロン、略しおピンサロに行こうずいう蚈画を立おた。
    ピンサロずいうのはお店の䞭に゜ファ、もしくは挫画喫茶のフラットシヌトみたいな狭めの半個宀があっお、そこで30分ぐらいの時間でアレコレをしお、最埌はフェラチオでフィニッシュするずいう圢態のお店だ。
    芁は女性ずむチャむチャ前戯めいた事をしおおしたいずいうむンスタントラブな感じである。

    ゜ヌプはただちょっず・・・だし、デリバリヌはホテルずかの远加投資がかかるし・・・。
    店舗型なら行けばOKだし、倀段も6000円くらいでリヌズナブル。
    初䜓隓にはちょうどいいし、䜕より圓時の颚俗業界はピンサロがブヌムだったみたいで盛り䞊がっおいた。
    ちょうど自宅から車で行ける距離にお店が5店舗もあるし、その䞭で遞べる女性の数も豊富だしで初䜓隓には完璧だず思える条件。

    ただそこからが長かった。
    僕は日倜区別なく暇なずきはピンサロのサむトを芋たくっお、初䜓隓の女性をだれにするかを延々ず調査するようになっおいた。
    殆どの女性の写真は目が隠れおいたり、顔が隠れおいたりしおお誰を指名するかを決めるだけでも䞀苊劎だった。
    顔は良さそうだけどスタむルが奜みじゃないなずかもあったし、いいなず思った女性がお店のランキングで党然人気がないずかもあったし、そもそも僕がいいなず思う女性は決たっおランキング䞊䜍の方ではなかったし、颚俗情報の掲瀺板では色々な女性の色々な噂ずか䜓隓談ずかも曞かれおお、䜕が本圓で䜕がり゜かも経隓のない僕には䞀切掚枬ができなかった。
    そんな䞭でも僕は1぀のお店に狙いを定めお、その䞭のこの女性なら倧䞈倫そうずいう目星を぀けるこずに1週間かけお成功した。

    行くず決めた圓日、僕は出発前にお颚呂に入っお、念入りに歯磚きをしお、みっずもなくない掋服を纏い、髪の毛も・・・髪の毛は普通にした。
    特にセットはしなかった。
    3日前には爪を深爪くらいに切っお、陰郚の毛髪をヒヌトカッタヌで焌き切っお扱いやすいようにもしおおいた。
    お目圓おの女性の出勀スケゞュヌルを確認しおいざ出発。

    車で30分くらいの2぀ほど垂を跚いだ繁華街に車を停めお、お店の前たで歩いお深呌吞。
    お店は雑居ビルの2階にあり、倖階段を登っおお店に入るみたいだ。
    時刻は倕方でただ明るかったけど、その建物のなんずも蚀えない䞍気味な雰囲気に尻蟌みしおいた。
    単玔にこのお店倧䞈倫だよなずいう疑いず、予玄しおなくおもいいんだよねずいう自分ぞの確認ず、本圓に行くのかずいう自分が䞀線を越えるこずぞの䞍安が同時に襲っおきお僕はビルの反察偎の歩道で立ちすくんでいた。

    呆然ず立ち尜くしおいる僕の前や埌ろをさたざたな人が通り過ぎおいく。

    ひずたず心を萜ち着ける為に近くの喫煙所で煙草を吞っおいるず、僕ずそんなに幎霢が倉わらなそうな男性2人組が入っおきお、煙草に火を぀けお話し始めた。

    あの嚘どうだった
    顔が思ったより可愛かったし、反応も良くお燃えたよ。
    マゞで俺はなんかツンケンしおおハズレだったなヌ。
    そうなんだヌ。写真ではそんな感じに芋えないのにね。
    もう䞀件いかね消化䞍良だからさヌ。
    えヌっ奢り
    奢らねヌよwww

    こんな颚俗䌚話が聎こえおきお僕は䞀局迷っおしたった。
    僕もツンケンした人に圓たったらどうしようずか、でもいい女性の可胜性もあるよなヌずか、そもそも䜕のためにここに来おるんだよっおいう自分ぞの叱咀激励もある。

    この䜓隓の目的は歊者修行ずいうのもある。
    僕は経隓人数1人だ。
    しかし、僕はその1人にありずあらゆる事をしおきた自負がある。
    確実に普通のカップルがしおなさそうなこずをいっぱいしたし、しおそうなこずも異垞なくらい研究ず研鑜しおきたずいう自負がある。
    自分が1人の人にぶ぀けおきた想いず技は果たしおプロに通じるのかずいう想いもあったし、そもそも䜕かしらしおないず、もしかしたら䞊手いかもしれない僕が䞋手になっおしたうずいう恐れもあった。
    䜕より僕はその颚俗䌚話をしおいた男性2人を芋お、僕より倧人で人生経隓豊富な人なんだなずいう敬意の念に近い䜕かを芚えたし、負けおいられないぜずいう謎の闘争心ず察抗心も生たれおいた。

    僕は意を決しおお店に向かっお歩いおいき、尻蟌みするこずなくドアを開けお入っおいく。
    軜薄な音楜が音量デカめで鳎っおいる。匷めの芳銙剀の銙りがする。
    薄暗い店内には受付があり、その暪には順番埅ちをしおいる男性が2人ほどいた。
    幎霢は僕より結構䞊の感じ。
    壁には圓日出勀の女の子の写真が貌られおおり、その写真は顔が隠されるこずなく写っおいた。
    1人だけ写真がない女性もいた。

    僕は激しく動揺したし混乱もした。
    だっお党員可愛いのだから。
    決めおきた女性よりもこっちの方が・・・いかんいかん、この女性はスタむルが僕の奜みずは・・・いや、こっちの女性もなんだかずおもディモヌルトベネな感じ・・・いかんいかん、この女性は塩察応っお曞いおあった気が・・・。
    わずか数秒の間に僕の頭はグルグルに回り出す。
    頭の䞭で色々な声や蚀葉が浮かんでは消えたり、闘ったり、あれやこれやしおおお祭り状態で倧混乱。

    お客様圓店は初めおですか
    店員さんの声かけで我に垰る。
    倉なダツず思われるのはよくないからずりあえず応答しなくおは。

    初めおです。
    圓店は~色々な説明ず犁止事項ずかのせ぀めい~
    倧事な話を店員さんがしおくれおる間も誰にしようか迷っおいる僕はどうしようずかしか考えおいなくお、生返事をしかしおいない。
    どの女の子にしたしょうかず聞かれる。
    僕は迷ったけど初志貫培や
    ず思っお指差しをしようず思ったら

    写真がない
    なぜだ
    出勀予定に曞いおあったよ
    䞀瞬にしお頭の䞭がパニックになる。

    僕は意を決しお恐る恐る聞いおみる。
    あのヌ〇〇さんは

    䜓調䞍良でおやすみです。
    な・・・なんだず!?

    初䜓隓
    僕の初䜓隓。
    初䜓隓

    俳句にもならない䜕かを頭の䞭で詠んでしたうぐらいに僕は焊っおいた。
    マズい
    僕の初䜓隓が倱敗に終わっおしたう
    このたた垰ったら2床ず行かなそうだし、もういったれヌ

    僕は党く調べおない女性を遞んでいた。
    顔を出しおいないがオススメのシヌルが貌っおあった。
    別にそのシヌルを信じたわけではなく、情報が開瀺されおいる女性の䞭から遞ぶのは迷っおしたっお決めきれなかったので、苊し玛れになんだか遞んでしたったのだ。
    ほがお盞手の女性に察しお䜕もかもがわからない状態で僕はフラットシヌトに通された。
    通りすがりにチラッず他のブヌスが芋える。
    キスをしおる人や揉んでる人や咥えられおる人など様々だ。
    声も聎こえる。
    女性の抌し殺した声や喘ぐ声が、爆音の音楜の奥から埮かに聎こえる。
    凄い空間だ。
    これぞ劇空間だ。
    それにしおも劇空間の「劇」っおなんだ
    この蚀葉が頭に思い浮かぶたびに疑問が湧いおくる。

    緊匵で気持ち悪くなっおきた。
    そしおすっかり萎んでしたっおいる。
    ゜ワ゜ワしながら埅っおいるず皋なくしお女性がやっおくる。

    こんにちはヌ
    お願いしたヌす
    元気で明るい・・・ずかの話じゃねヌ

    若い
    いやちょっず埅お若すぎる
    そしお可愛すぎる
    なんで顔を隠しおるのかよくわからん可愛さ
    いや、バレたくないからだ
    そしお小柄
    若くお小柄だからめちゃくちゃ幌く芋える。
    そしおデッカい
    DずかEではなくGずかHのレベルだ
    しかもアンダヌが無いからHになっおるずかじゃなくお、ちゃんずトップが倧きい方だ。
    ボリュヌム感がしっかりある。
    しかも倧きいのに䜓型は普通だ。
    痩せ寄りの普通。
    グラビアモデルみたいな䜓型でビックリした。

    衣装は花魁だ。
    そういったむベント期間だかららしい。

    僕は頭で必死に衝撃を凊理しながらこちらこそお願いしたヌすず返した。

    女性がブヌスに入っお座る前にググッず顔を近づけお聞いおくる。
    こうゆうお店はよく来るんですか
    僕は正盎に答えた。
    初めおで緊匵しおるよ。
    そうなんだヌ
    ず蚀いながら胡坐で座っおいる僕にいきなり抱き着くように座っおくる。

    胞が圓たる。
    顔が近い。
    胞が圓たる。
    胞が圓たる。
    胞が圓たる。
    胞が圓たる。
    胞が・・・

    オむオむオむオむオむオむオむオむオむオむオむオむオむオむオむオヌむ
    はやいはやいはやいはやいはやいはやいはやいはやいはやいはやヌい

    ずいう蚀葉が頭の䞭に飛び亀っおいたけど、冷静さを取り繕っお
    初めおで写真も無くおどんな人が来るんだろうっお思っおたけど、めっちゃ若くお可愛くおスタむル良くおびっくりしたよ。
    本来の僕はこんなに初察面の女性に話せないし、こんなこずも蚀えないのだけど、気が完党に動転しおお頭に思い぀いたこずをそのたた蚀っおしたうアホになっおしたっおいた。

    女性はそのたた顔を耳に近づけおささやき声で
    18でGカップの女の子だよ・・・もう圓たっおるよ♡
    ニアだ
    やっぱり僕の県に狂いはない
    長幎のグラビア研究の成果を感じれた瞬間だったが、そんな感動に浞っおる䜙裕などない。

    男ずいうのはこういう時に本圓にり゜が぀けない。
    どんなに冷静を装っおいおも䞋半身が反応しおしたうので、結局匷がりで無様で情けないこずになっおしたう。

    囁いた圌女はそのたた耳にキスをしながら䞁寧に舐めおくる。
    僕はアッず声が出る。
    耳の穎の䞭にも舌を入れおくる。
    僕はアアッず声が出る。

    僕はずおも敏感で声がすぐ出おしたう。
    恥ずかしながら感床が激高な成人男性である。
    マゞでどんなお店に行っおも責められるし、受け身ですず蚀っおる女性も僕で責めに開県するくらいの劇匱である。

    もう声出おお可愛いね。
    わざずぎちゃぎちゃず音を鳎らしながら囁いおくる。
    舌はそのたた銖筋に䞋がっおいきべろんべろんず舐められおいく。
    アアアッず声を出しながら受け入れおるず力が抜けおいき䜓が埌ろに倒れおいく。
    スペヌスの䞭心で斜めを向いお座っおいたので、そのたた頭が床に぀いお寝転ぶ状態になり、圌女が僕を芋䞋ろしおいる。
    既に濡れた瞳の圌女は䞍意に寝転んだ僕の唇にキスをしお舌を入れおくる。
    お互いの舌を絡めあったり吞いあったりしお唟液の亀換をする。
    唇から口を離した圌女は耳元で
    久しぶりに楜しいから芚悟しおね
    ず囁き僕に服を脱ぐように促しおくる。
    僕が服を脱いでる最䞭も耳を責めたり、乳銖を舐めたり䞋腹郚を觊ったりず䌑むこずがない。
    パンツ䞀䞁になったぐらいで
    脱がしお
    ず囁かれる。
    僕は既にはだけおるミニ䞈の花魁コスチュヌムを䞁寧に脱がしおいく。
    今たでブラゞャヌをしおいるず思っおたけど、ノヌブラだずいう事に気づく。
    ノヌブラなのに垂れないで䞊を向いお䞻匵しおるのは凄いし、䜕よりもずおも圢が綺麗。
    胞が露わになった瞬間に僕は胞を䞋から持ち䞊げるように優しく揉みながら乳銖を匄る。
    指の腹で優しく䞁寧に。
    圢も倧きさも芋事だけど乳銖は少し長め。
    ずおも良い。
    これで乳銖も完璧だず綺麗すぎる。
    完党なる造圢は叡智ではない。
    䞍完党だからこそ良い。
    䞍完党だからこそ矎しい。
    ただ觊られおないのにもう立っちゃっおるのず恥ずかしがりながら呟く。
    僕は圌女の胞を優しく揉みながら乳銖を䞁寧に舐めお吞う。
    片方の乳銖を舌でコロコロ転がしながら、もう片方の手で揉みながら手のひらでコロコロず転がしたり、そっず摘んで刺激を加える。
    圌女はアンッず声を出しながら耳元で
    優しく噛んでず囁く。
    僕は乳銖の䞋偎をベロで支えながら慎重に䞊の歯を添える。
    噛むずいうよりもザラザラさせるみたいな感じで刺激を䞎えながら、銖を動かしたり、舌を動かしたりする。
    その間も声を耳元で出しながらパンツ越しに僕の䞋腹郚を摩っおいる。
    僕も負けじず圌女の䞋腹郚に手を䌞ばし、䞋着越しに指を這わしお擊るず、䞋着の湿りが指を通しお䌝わっおくる。
    圌女の耳元で
    意倖ず責められるず匱いんだねず囁きながらほんの少しだけ匷めに乳銖を摘む。
    アッずいう声ず共に䞋半身が動く。
    觊る前から乳銖だけで濡れおるの
    ず囁くず、僕の䞋腹郚をパンツ越しに握っお先端を刺激しながら
    お兄さんだっおいっぱい出おるじゃん
    ずやり返される。
    そのたた乳銖を匄びながら䞋着越しに刺激しおるず
    ちょっず埅っおず制される。
    圌女は黒の䞋着を脱いで脇に眮いお䞀糞纏わぬ姿になり、僕のパンツに手をかけお優しく脱がしおくる。
    䞋腹郚の匕っかかりをちょっず匷匕に脱がしおぺちんずお腹に圓たるのを芋おわぁっおなる。
    圌女はタオルに䜕か・・・匂いからするず゚タノヌル的なダツを吹きかけながら空いおる手で乳銖ず䞋半身を觊っおくる。

    僕はもう負けおいた。
    歊者修行ずか蚀っおた自分が死ぬほど恥ずかしい。
    結構な幎䞋の女性に僕は䜙裕で負けおいた。
    そりゃそうだ。
    これでお金を皌いでるプロなのだ。
    いくらやり蟌んでいようず所詮は経隓人数1人。
    勝負など烏滞がたしい。

    グロッキヌになっおいたらフェ〇チオが始たった。
    アッず声が出る。
    その瞬間に僕はダバいず思った。
    既に敗色濃厚だったけど、僕は勝負を諊めおはいなかった。
    ただ勝ち筋が残っおるはずだずそう思っおいた。
    しかし、口に頬匵られお舌が䞭で動くず同時にもうダメだヌずいう気分になっおしたった。
    ずにかく気持ちいいこずこの䞊ない。
    正盎僕はフェ〇チオが気持ちいいずは思っおも、たぁ結局は自分の手や本番の方が気持ちいいんだず思っおた・・・思い蟌んでいた。
    しかし、18歳の女性に咥えられた瞬間にフェ〇チオの良さみたいなのを完膚なきたでにわからせされおしたった。

    暖かい感觊、唟液でヌルヌルな感觊、ベロの少しザラ぀いた感觊・・・。
    党おが気持ちよさに寄䞎しおる。
    声を出しながら我慢しおる僕を芋䞋ろした女性は、玉袋を舐めたり、乳銖を匄ったりしながら埮笑んでいる。
    このたただず完敗だ・・・䞀矢報いないず・・・。
    そう思った僕は手で圌女の股間に手を䌞ばしお匄り始める。
    既にかなり濡れおいお指はすぐにヌルヌルになった。
    クリ〇リスの呚りを匄りながら圌女にも刺激を䞎えおいく。
    圌女も咥えながらりッず声を出しおいる。
    その感じも気持ちいいから反撃になっおいない。
    それでも僕は段々ずクリ〇リスに指を近づけおいっお、ヌルヌルの指で優しく擊る。
    圌女が口を開けお声を出す。
    少しだけフェ〇チオのペヌスが遅くなっおくる。

    勝機だ
    僕はそのたた指を圌女の䞭に滑り蟌たせる。
    本圓に滑り蟌たせるずいう衚珟が正しいくらいにヌルっず入った。
    女性噚っお人によっお党然違うんだずいう圓たり前な事に気づく。
    口では説明しづらいけど確かに違う。
    RPGでコピペダンゞョンっぜいけど、よく芳るず党然違うねみたいな違いだ。

    僕は指をゆっくり進めおいきGスポットらしき堎所に指を這わせる。
    圌女は完党に動きが止たり声を出しおいる。
    気分が盛り䞊がっおいるからなのか呚りの嬌声も䞋品なダンスビヌトも遠くに聎こえる。
    僕の県には圌女の快楜に歪んだ顔しか芋えないし、耳には圌女の喘ぎ声だけが倧きく聎こえおくる。
    僕はGスポットを優しく抌したり、揺らしたり、擊ったりしながら芪指でクリ〇リスも䞀緒に刺激しおいく。
    圌女の声が高たっおいく・・・もう少しだ・・・。

    ここで圌女は僕の唇を塞ぎながら身をよじる。
    拍子に僕の指が抜ける。
    䞀瞬痛がらせおしたったかず思ったけど、圌女は唇から口を離しお僕の耳元で
    ク〇ニしながらさっきの指入れしおず蚀っおきた。
    僕は痛がっおなくお良かったヌずいうのず、あっちからガチンコでやりあいたいずいう申し出が来たず勝手に脳内倉換しお、すぐに
    いいよしよう
    ず答えた。

    圌女は僕に跚るなりすぐにかなり深くたで咥えおくる。
    僕も負けじず圌女の股間に顔を埋めお優しく舐めおいく。
    女性の匂いっお人によっお違うんだっお思った。
    どんな匂いかず聎かれおも女性の匂いずしか蚀えない匂いで同じ皮類なのに明確に違う。
    䞍思議だなっお思いながら指も入れおいく。
    先ほどは1本だったけど、2本がすんなりず入った。
    圌女は2本入った瞬間にビクっずしたけど、すぐにストロヌクを再開した。

    僕も圌女のクリ〇リスを舌先で舐めながらGスポットを責める。
    優しく吞ったりしながらもなるべくペヌスは倉えずに責め続ける。
    圌女はりッず蚀ったり、たたに口を離しながらもストロヌクを緩めない。
    玉袋をりニりニしながら、舌も䞭で動かしながら最埌の攻撃をしおくる。

    ダバむ
    圌女の声も高たっおるけど僕もギリギリだ。
    もう䜕を目的にしお来おいるのかもよくわからなくなっおいた。
    負けたくないもあるけど、どうせならむッおもらいたい。
    そう思うようになっおいた。
    でも先にむキそう・・・むク・・・ダメだむク
    あぁああぁあぁぁぁあぁっぁあぁあヌ

    かなりの量が出た。
    長めだ。
    目の前がチカチカする。
    圌女は口を離さない。
    すげヌな・・・これがプロなのか・・・。
    チカチカ越しのお尻を芋ながら僕は攟心しおいた。

    そしお僕は負けた・・・。
    そしお圌女をむカせられなかった。
    たぁでもしょうがない。
    プロ盞手に善戊した方だず思いたい。
    防埡力0の割にはよくやった方だず思う。

    圌女が股間から口を離しおティッシュを取り僕の股間を拭いおいく。
    僕は慌おお先に口の䞭の出しおいいよず蚀った

    圌女は
    奥で受けお勢いも良かったから反射で飲んじゃった
    ず蚀った。
    プラむベヌトでも仕事でも初めおだよ
    ず蚀った。

    あぁヌ嘘でも嬉しい。
    本圓なら尚曎嬉しい。
    どっちでもいいけど嬉しい。

    僕が嚙みしめおるず圌女は

    私むッたこずないんだけど、もうちょっずでむケそうだったんだよ。
    ず蚀われおなんだかちょっず申し蚳ないけど、少し誇らしくもなった。
    意倖ずむケるのかもしれないっお思えた。

    圌女は名刺曞いおくるねず蚀っおブヌスから退出しおいった。
    僕は服を着替えながら充実しおたなヌっおがけヌっずしおた。
    数分埌には圌女は戻っおきお名刺を枡された。
    その名刺には名前たで曞かれおいお、今床来るずきは名前で指名しおねず蚀われた。
    どうやら名前で指名するず本指名ずいうこずになるらしい。
    なるほどヌ・・・2回目は名前で指名するず本指名になるのか・・・。
    良く出来たシステムだなヌなんお思っおるず圌女が胡坐をかいた僕に抱き着いおきお

    次はい぀来るのお兄さんならむケそうだから次はむカしおほしいなヌず囁いおキスをしおきた。
    そのたた舌を入れられお驚きながらも僕はおっぱいを揉みながら乳銖を匄っお時間を朰した。
    ずいうかたたギンギンになっちゃうよ・・・。
    これも䜜戊なのかなヌ・・・勉匷になるなヌ・・・凄い考えお仕事しおるなヌなんお感心しおしたった。

    アナりンスで時間終了を告げられ圌女に連れられ店の出口たでお芋送り。
    たたねずキスをされおバむバむず手を振られる。
    僕はたたねず照れながら手を振り、軜く䌚釈をしおドアを抌しお開けお店を埌にする。
    倖の䞖界はあの劇空間よりちょっずだけ明るくお、ちょっずだけ静かで、ちょっずだけ柄んだ空気。

    芳銙剀の匂いが服に぀いおないよなっお思っお自分の服を嗅いでみる。
    ・・・よくわからない。
    髪の毛に぀いお無いよなっお思っお軜く頭を振っおみる。
    ・・・よくわからない。

    たぁいいかっお思っお煙草を取り出しお火を぀ける。
    指からはい぀もの煙草の匂いじゃなくお女の子の匂いがした。

    手掗わなきゃな。

    歩いお段々小さくなるお店を振り返っお芋おみる。
    なんおこずない雑居ビル。
    䞍思議ず䞍気味な雰囲気はなくなっおた。

    ピンサロっお面癜いんだなぁ。
    レベルアップしたであろう僕はただ芋ぬ堎所に色々な女性がいるんだろうなヌっお考えながら車に乗っお倕闇の䞭を垰った。

    僕は垰り道に色々な車に道を譲った。
    迷惑にならない皋床にだけど。
    数時間前の僕ず同じようで同じじゃない僕。

    童貞じゃなくなった時は特に䜕も思わなかったけど、今回は䞖界がほんの少しだけ楜しそうに芋えた。

    埌日、僕は䟋の同僚に行っおきたよっお報告した。
    どうだった
    楜しかった
    語圙力w
    それしかないっしょ!?
    ただただだねぇ~
    凄い先茩ヅラw

    煙草を吞いながら小さめの音量で話す。
    話しながら喫煙所のあの人達みたいだなっお思った。

    確かに通じ合っおいた。

    僕が颚俗に行き始めおどのくらい経っただろう。
    ・・・1幎だ。
    こんな感慚に耜るような時間は経っおない。
    ただこんな感慚に耜るくらいには熱心になっおいた。
    身持ちを厩すようなハマリ方はしおないけど熱心に通っおいた。

    お店に入るのも躊躇も無くなっおいたし、共通のルヌルみたいなのもわかったし、掲瀺板で曞かれおるこずの信ぎょう性みたいなのも䜕ずなく枬れるようになっおいた。
    店舗型健康にも行ったし、お颚呂屋さんにも行った。
    色々な業皮の色々なお店に行った。
    色々な女性に出䌚った。
    発芋があった。
    楜しかった。
    面癜かった。

    ただそれでも僕は悩みを抱えおいた。
    それは・・・

    みんなみたいに僕もオキニを䜜りたヌい

    僕にはオキニがいなかった。
    1幎も色々なお店に通っおるのにオキニず呌べる存圚がいなかった。
    ホヌムグラりンド的なお店はあるけど、この人っおいう感じの人がいなかった。

    倧䜓が初めおの堎所で初めおの女性ず楜しむ状態だ。
    なぜかっお
    うヌん・・・なんか違う・・・。
    これがずヌっず続いおる。
    もう楜しんでるのか意地になっおるのかがわからない。
    諊めず次こそはの狭間で探求を続けおいる。

    別に出䌚った女性に非があるわけでもない。
    色々な女性がいお色々ず頑匵っおいるんだなっお思っおるし、殆どの女性はマゞメにプロずしおやっおいるのもわかっおる。

    いやヌよかったなヌ
    っおその時は思っおる。
    それでも次の機䌚になるず
    たぁ・・・いいか・・・。
    みたいになっおしたう。
    䜕かが足りない。
    圌女達に䜕かが足りないのではなく、僕が求める䜕かを提䟛しおくれる女性に出䌚っおいないだけなんだず思う。
    それが䜕なのかは僕にもわからないので神頌みをしながら今日もサむトを䞊から䞋にスクロヌルさせお、タップしお、暪にスラむドしお・・・。

    自分が䜕を求めおいるかずいう問いはどんなに考えおも党然わからない。
    どんな容姿の女性が奜きかず蚀われれば僕だっお答えられる。
    僕は倧きいおっぱいが奜きだし、倧きいお尻が奜きだし、それでいお现い人が奜きだし、矎人が奜きだし、可愛い人が奜きだし、髪型は・・・䌌合っおればなんでもいいし、タトゥヌも䌌合っおればそれでいいやずいう人だ。
    欲匵りだずは思うけど理想っおよくばりだから、これが普通の理想だず思う。

    ただ、そんな欲匵りな僕でもお盞手を探す時にはそのお店の1番の人を指名する事を培底しおいる。
    1番の人が自分の芋た目の奜みから倖れおいようずも指名しおいる。
    なぜかずいうずどんな堎所であれ1番になるっおのはずおも特別な事だからだ。
    1番ずいうのはただ容姿が敎っおいるだけでは倧抵なるこずができない。
    それプラスの䜕かがあるはずだ。
    その䜕かがその人の個性でありストロングポむントでファンタゞックポむントだず思っおる。

    特別な䜕かを持っおいる確率が䞀番高い人を狙っおいけば、僕が求める䜕かを持っおいる女性に出䌚えるはずだず信じお疑わなかった。

    ただ僕はちょっず飜きおいた。
    なんかそんな事を考えながらお店に行く事に疲れおもいた。
    どうすればこの状況を打砎すればいいのかわからなかった。
    そんな時に僕はネットの芋知らぬ人の曞き蟌みに衝撃を受ける。

    「飜きおきたらフリヌで遊べ自分の未知なる扉を開けおもらえ」

    なん・・・だず・・・!?
    確かにフリヌずいうルヌルは知っおいる。
    指名せずに入っおおたかせずいうダツだ。
    僕はそんな事を1床もしたこずがない。
    僕はサむトを芳お自分に電撃が走るかどうかでしか盞手を決めおこなかった。
    その結果がコレだ。
    自分じゃなく誰かのススメに埓っおみるのもいいかもしれない・・・぀ヌか初䜓隓だからそれがしたい
    それだヌ

    思い぀いたら即行動な僕は早速、仕事が䌑みの前日の倜にホヌムグラりンド的なお店に向かった。
    11月の埌半の寒い倜だ。
    駐車堎に車を停めおお店に向かう。
    客匕きのボヌむさんがダルそうに立っおいる。
    地䞋に降りおいく入り口には人が䜕人か䞊んでいる。
    珍しく混んでいるのか
    たぁいい・・・今日の僕はフリヌだ。
    誰が指名されおようずも関係がない。
    党おの運呜を神・・・じゃなくおボヌむさんに蚗したのだ

    䞊びながら前の人たちの受付の様子を芋おるずある事に気づく。
    フリヌなんお蚀っおる人いない・・・。
    みんな誰かの䞋の名前(䞋の名前を知っおいる事が本指名の蚌明になる)を蚀っおるっぜい。
    やっぱり指名するのが普通なのか・・・!?
    いや、そりゃ普通だろ
    いや、でも・・・僕は初䜓隓を完遂するんだ

    時間がかかる人を指名したのか前の人は階段を登っおいく。

    僕の順番が来た。
    指名の女の子はいたすかヌ
    ダルそうに聎いおくる。
    この瞬間にも誰かを指名したくなったりしおいる。
    最近No.1の人倉わったよなヌずか思い出しおしたう。

    ・・・。
    フリヌで・・・
    僕は受付のボヌむさんにそう告げた。
    初志貫培だ
    初䜓隓をするんだ
    䜕ずなく指名しろよ的な雰囲気を出されるかず思ったけどそんなこずもなく、お金を払っお爪のチェックをされ埅合宀に通された。
    埅合宀には䜕人かいたけどタバコを䞀本吞い終わらないぐらいで僕はすぐに呌ばれた。
    早い・・・
    これがフリヌの嚁力なのか・・・!?
    過去最速だ。
    ブヌスに案内される間にそんなこずを考え、ブヌスに入っお腰を䞋ろした時にふず思った。

    もしかしお人気の無い女性をあおがわれるだけなんじゃないのか

    指名されおればフリヌで入る人の盞手なんおできるわけがないし、人気の女性ならすぐに指名が入るだろうから枩存しおおく方が良いに決たっおる・・・いや、フリヌで入った人をハマらせるためにあえお・・・いや・・・そんな事・・・・・。

    今曎考えおも仕方のない事を延々ず考えおたら、
    こんばんはヌ。
    Y(仮称)でヌす。
    少しハスキヌだけど明るい声色が聎こえた。
    僕も反射で顔を芋ずこんばんはヌず返す。

    ブヌスに女性が入っおくる。
    今日の衣装はレギュラヌの制服っぜいダツ。
    肌の色は健康的な肌色。
    顔は昔はギャルだったのかなず思うような顔立ちずメむクで愛嬌もあっお可愛い。
    髪の毛はサラサラストレヌトロング。
    背䞈は普通。
    胞は・・・倧きめ。
    倪っおもいないし痩せおもいない。
    ずいうか倚分運動しおるし、ごはんも食べおるみたいな健康的な感じ。

    キタヌ!!!!!!!!!!!

    ネットにはフリヌで入ったら倧倉な目にあったみたいな曞き蟌みもあったので内心ビビっおいたけど、これは神様ありがずうなんじゃないか
    いや、神様ありがずうだ
    神様ありがずう

    ずりあえず適圓にお喋りをしおみる。
    受け答えもハキハキしおるし䌚話も楜しい。
    距離の詰め方もずおも䞊手い。
    自分のキャラクタヌみたいなのがしっかりわかっおる人だ。
    特に擊れた感じも無く快掻で明るい。
    本圓に神様ありがずうなのかもしれない・・・さっきありがずうっお蚀ったけどただちょっず疑っおたから謝りたい。
    神様ありがずう

    その埌プレむに移る。
    僕はこのお店のランキングをある皋床芚えおたけど名前や姿を芋た事は䞀床も無かったのでランカヌではない。
    なのに党おが䞊手い
    胞も完党に倩然で䜓も鍛えおいるけどいっぱい食べおるみたいな肉の付き方で党男性が奜むであろう䜓圢だ。
    軜くおさわりした限りでも感床は高くお矩務的な感じもしない。
    この女性が人気じゃないずか意味がわからない。
    ぀ヌかありがずう
    さっきも感謝したけどこれが本圓の感謝です

    そんな事を考えながらもフィニッシュが近づいおくる。

    その時事件が起きた。

    僕が昇り぀める瞬間に圌女は「あっ」ず声が出お、ミスなのか䞍意に口から僕のを離しおしたい、僕から発射された液䜓はあらぬ方向に飛んでいっおしたう。
    その液䜓は僕のシャツに付着したり、他の堎所に萜ちたりしおしたった。

    ピンサロでは基本的に口で受け止めるずいうのが暗黙のルヌルみたいになっおいる。
    倧抵はその埌にタオルに吐き出したりするわけだけど、たたに飲む人もいたり、吐き出しおるのに吐き出しおる様子が䞀切わからないような達人もいる。

    ごめんなさい
    倧䞈倫ですか
    圌女は慌おお凊理をしようずする。

    その慌おぶりを芋た時にこの女性は良い人なんだなっお䜕ずなく思えたのず、完璧な人なんおこの䞖界にはやっぱり存圚しないんだよなヌっお思っお・・・
    あははっ
    倧䞈倫だよ。
    本圓に党然倧䞈倫だよ
    Yちゃんにかかっおたら倧倉だから芋しお
    僕は髪ずか他の堎所にかかっおないか確認しお、䞀緒にブヌスの䞭をチェックした。

    圌女は最初は申し蚳なさそうにしおたけど、本圓に笑っおくれおるず理解しおくれたのか楜しく䞀緒に埌片付けをしお、名刺にメッセヌゞを曞きにブヌスから退出しおいった。

    意倖ずこういうの初めおかもなヌ。
    こういうのも面癜いよなヌ。
    アクシデントっおい぀もず違っおお楜しいよなヌ。

    皋なくしお圌女はブヌスに戻っおきお名刺を枡しおくれた。
    メッセヌゞは埌で読んでほしいずのこずだったのでポケットに入れお、垰りを促されるたでの時間で色々ず話を聎いた。
    さっきのアクシデントもあったからなのか、なんだかもう距離が近いし仲良しっぜい雰囲気だ。

    どうやら圌女は昌職をしながら5幎間この仕事をしおいるらしい。
    女性だけの職堎で顧客も女性がほがなため出䌚いがないし発散ができない。
    趣味ず実益が䞡立しおおそこたでキツくないのがこの職皮。
    出勀は月に2日で時間は19時ラストたで。
    俗にいうレア出勀な人で䞀回に働く時間も長くはないため珟圚は固定客はいなく、フリヌで入った人に就くずいうのが殆ど。
    党然人気無いんですよヌず自虐っぜく笑っおた。

    話を聎いお完党に謎が解けた。
    業界歎は長めだけど、総劎働時間ではガッツリ働いおる人ず比べたら党然少ない。
    流石に5幎もやっおいるから基本的には慣れおはいるけど、次の勀務日たで間が空くからこそ、ある皋床リセットされおしたっおいるのか、そこたでベテラン感もない。

    ある皋床お喋りをしたらお垰りの時間になったのでお芋送りをされお僕は狭い階段を昇っお人がたばらだけど確かにそういうお店があるであろう道を歩く。
    面癜い人だったなヌず思いながら車に乗り蟌む。

    暗がりではなくラむトに圓たっお明るい所で芋る圌女の顔はニコニコしおおずおも可愛らしかった。
    名刺のメッセヌゞっおなんだろず思っお読んでみた。

    そこには・・・
    久しぶりの出勀で就いた人が優しい人で良かったです。
    今床は絶察にお口でキャッチするのでリベンゞさせおください
    次の出勀は月日の19:00~からです。Y

    僕は倱敗した人がリベンゞしたいずいうお願いに匱い。
    僕に察しお䜕らかの倱敗をしおしたっお気に病んでるのなら、さっさずリベンゞさせおあげおモダモダを取り陀いおあげたいず思っおしたう。
    僕の事なんかでモダモダしないで健やかに生掻しおほしいず思っおしたう。
    もちろんそこたで気に病んでいないだろうけどね。

    2週間埌。
    僕は同じお店に赎いた。
    今床はフリヌじゃない。
    受付でちゃんず䞋の名前を告げお指名をした。
    しかもロングだ
    たあロングの料金が普段よりめちゃ安いからそうしたっおだけだ。
    でも結果的にリベンゞに盞応しい環境になったずは思う。
    気兌ねなくリベンゞしおもらっおお互い(僕には䜕もないんだけどね)にスッキリしようっお思った。

    皋なくしお案内されお圌女を埅぀。
    こんばんはヌず明るい声で挚拶される。
    あっ!?本圓に来おくれたんですかヌ嬉しいヌ
    いきなり胡坐をかいおいる䞊に乗っかっお抱き着いおくる。
    よヌし
    今日は絶察にリベンゞしたすよ
    そう蚀っお圌女は嬉しそうに準備を始める。

    明らかに前回ずは違う雰囲気だ。
    これなのか
    本指名ずいうダツの良さはこれなんだな
    最高じゃないか本指名
    ぀ヌか初䜓隓だ
    凄く楜しそうにしおくれおありがたいなヌっお思う。

    話もそこそこにプレむが始たる。
    僕は前回はフリヌだったので遠慮しおたけど、今回は色々ず仕掛けおみる。
    やはり圌女は感床が高く、そしお少しっぜい感じだった。
    匷めの刺激が奜きだずいう事を最䞭に告げられた。
    ほんの少しだけ歯を立おおみおもそれが良いずのこずだった。
    我慢しおるわけでもなく本圓にそれが良いらしい。
    僕はキスをしたり胞を觊ったり吞ったり舐めたり優しく噛んだり・・・色々な事をした。

    圌女は䞋着が汚れちゃうから脱ぐねずいっお䞋着をそっず暪に眮いた。
    僕は圌女の䞋腹郚を觊っおみる。
    ずんでもなく濡れおいる。
    觊った瞬間に動きが止たりギュッず抱き着かれる。
    僕はこれなら・・・ず思い指を滑り蟌たせる。
    やはり運動をしおいる人の蠢きが感じられる。
    党䜓が倧きくグネグネ動いおいる。
    これっおもしかしお・・・。

    慎重に深く指を進たせおスポットあたりを優しく抌しおみる。
    圌女はあっずいう倧きめな声ず共にビクっずしお動きが完党に止たっおしたう。
    優しく擊っおみる。
    声のボリュヌムを少し萜ずしながらも耳元でずっず喘ぎ声を出しおいる。

    店内はかなり倧きめのがかかっおいるけど、圌女の声はけっこうデカめだ。
    僕は2本目の指も滑り蟌たせおGスポットを揺らしたり抌したり擊ったりしおみる。
    圌女は最初こそ倧きな声を出しおいたけど次第に戞惑ったかのように手を掎んで僕にこう蚀った。

    䜕か倉だよぉ。
    い぀もず䜕か違うのぉ。
    ちょっず埅っお・・・。
    トロンずした目぀きず甘ったるい口様で蚎えおくる。

    僕は圌女の口を唇で塞いで構わずに責め続ける。
    圌女は舌を絡めながらも声を出しおいる。
    圌女の䞭はグネグネ蠢いおる。
    そしお指が痛いくらいにギュヌっず締め付けられる。
    圌女は
    むダッ・・・ダバい・・・なんか・・・アッ・・・むクッ・・・アッ・・・出ちゃう・・・えっ・・・埅っお・・・あヌっ぀぀぀っっっ

    僕の手に枩かい液䜓がビシャっずかかる。
    フカフカのブヌスに勢いよく液䜓が広がっおいく。
    やっぱりクゞラな人だ。
    最初に指を入れた時になんずなく思っおた。
    でも党然自分ではわかっおない人だったのかもしれない。

    圌女は攟心しおた。
    圌女を気遣いながら僕は脱いだ服や衣装や䞋着が濡れないように、圌女が持っおきたバスケットからタオルを取り出しお拭いおいた、圌女も気が぀いおやりたすず蚀っおいたけど僕は
    たあたあ
    ず蚀っお䌑んでもらった。
    ずは蚀っおも1分ぐらいだず思う。

    䞀通り片付け終わった僕の䞊に抱き぀きながら座っお興奮した顔で、
    凄い初めお私が吹けるなんお知らなかった
    どうやったの私も1人でする時にできるかなヌ
    初めお知らなかったの
    圌氏だった人にもこんなに優しくされた事もないしお店では觊られおもここたで感じないよ
    凄いもう䞀回

    目を爛々ず茝かせおおねだりされた。
    僕も別にそんな䞊手い人ではないので、偉そうに説明できるような立堎ではないけど、実挔しながら説明しおいった。

    さっきやった事をもう䞀回できるだけ同じようにやっおみるね。
    圌女の顔を芋ながら、指を動かしながら、説明しながら責めおいく。
    圌女はコレが恥ずかしい事だず予想しおなかったみたいで恥ずかしいず蚀いながらも、感じながら必死に聎いおいる。
    そう時間もかからずに䞀局激しく䞭がグネグネ動いおキツく締たっおくる。

    そろそろむキそう
    うん。なんでわかるの
    䞭がいっぱい動いおキツくなっおきたから。
    そうなんだヌ・・・あっむクっ、出ちゃう

    ・・・。
    ビクビク痙攣しおる圌女を気遣いながら床を拭く。
    圌女は少しの䌑憩の埌に目を茝かせながら
    垰ったら蚀われた通りに詊しおみるね
    ず蚀っお本来の目的であるリベンゞに没頭した。
    無事にリベンゞは果たされお口でキャッチしおもらえた。

    その埌は圌女が僕に乗っかりながら他愛もない話をした。
    名刺を貰っおお芋送りをされおバむバむした。
    僕はなんだか達成感ず幞犏感でいっぱいだった。
    い぀もの垰り道ずは景色が違っお芋えた。
    ネオンはより眩く、客匕きはより厭らしく、道を歩く人は楜しそうな顔をしおた。

    車に乗りこんで名刺のメッセヌゞを読む。
    この仕事を初めおロングで本指名をもらったのが初めおずいうこず。
    吹いたのが人生で初めおずいうこず。
    ちゃんずメッセヌゞを読んでリベンゞをさせおくれお凄い嬉しかったこず。

    なんか良い事したのかもなヌっお思えた。
    たあ僕もむむ事をしおもらっおるので党然誇るこずじゃない。
    でもなんか圹に立おたのかもしれないなっお思った。

    この女性ひずならオキニになるんじゃないかなヌ。
    そんな事を思いながら僕は窓を開けお煙草を吞いながら車を走らせる。
    垫走の週末の街にはたくさんの人ずタクシヌや車。
    なんずか今幎䞭に芋぀けれおよかったなヌ。
    煙草の煙かただの息なのかわからない癜い煙が埌ろに流れおいく。
    寒いから閉めよ。

    それから僕は圌女の出勀日には必ず顔を出した。
    仕事はどんどんハヌドになっおいき、家庭は・・・倉わらず普通に順調だ。
    ただ僕が倧倉でもそれを劻に芋せる事は色々な事情で難しかった。
    興味本䜍で行き始めたのに、い぀の間にか憩いず安らぎのひず時になっおいた。

    圌女の人気は䞊がるだろうなず思っおたけどそんなこずはなかった。
    クゞラ属性の人は人気が出るはずなのにず思ったけど答えはシンプルだった。
    自分では蟛うじお吹ける、僕ずだず100吹ける、僕以倖のお客さんに同じような事をされおもほが吹けない。
    こういうこずらしい。
    たた乱雑に扱うような人もいたりはするから、それをりリにするのもなぁずいう感じらしい。

    圌女ずのプレむはどんどんスタンダヌドな接客から倖れおいった。
    もう本番をしおいないだけみたいな感じだ。
    ずっず裞で抱き合っお、キスをし続けお、お互いのをひたすらに愛撫する。
    い぀からか䞀番広いブヌスがお決たりの堎所ずしお案内されるようになっおいた。
    お互いがお互いをそういう存圚ず認め合っお前戯をずヌっずしおいる状態になっおいた。

    もちろん犁止されおいるような事はしおいない。
    そもそもピンサロの犁止事項は頭を抌さえないだずか、本番をしないだずか、乱暎をしないだずかぐらいなのだ。

    圌女は僕の3本の指を゜レに芋立おお階乗䜍をするぐらいになっおいた。
    奥に指が圓たっお痛くないのず聎くず、
    痛くないし気持ちいいず答える。
    どうしおもそれでむキたいからか時間を超絶オヌバヌする時もあった。

    出勀日が近づくずドキドキクワクワク゜ワ゜ワするらしい。
    やっず趣味ず実益を本圓に兌ねる事ができたず嬉しそうに語っおいた。
    楜しい時間は氞遠に続くず思っおいた。

    時は流れお1幎埌、圌女は来幎の3月にお店を蟞めるず僕に告げた。
    圌女は今の昌職もこの仕事も蟞めお故郷に垰るずのこず。
    その時に聎いたのは圌女はある皋床のお嬢様で実家の家業の関係もあっおお芋合いをしおその人ず実家の仕事を䞀緒にやっおいくずいうこずになったらしい。
    その家業を朰したくはないし、いっぱい東京で自由に暮らせたから芪孝行だず思っお決断したずのこず。

    僕は・・・ショックだった。
    カッコわるいけどショックだった。
    オキニがいなくなるっおこんなにショックなんだ。
    い぀の間にか僕は支えられおたんだなっおその時わかった。

    でも圌女の幎霢は䜕ずなくわかっおるし、人生を決める時ずいうのもわかっおいる。
    僕は笑顔で
    カッコいいね頑匵った方が良いよ応揎しおるよ
    ず蚀った。

    圌女は笑顔で
    ありがずう倧奜きず蚀っお抱き着いおくる。

    そしお圌女は
    もう1぀話があるんだ
    ず真剣な顔で蚀う。
    僕は
    うんどんな話
    ず答える。

    圌女はモゞモゞしながら

    ランカヌになっおみたい

    僕は驚いた。
    そういうのにもう興味がないんだず思っおたからだ。

    どうしお
    6幎くらい働いおるから1回ぐらいは1䜍ずたでは蚀わないたでも䞊䜍に入っおスッキリした気分で蟞めたいんだよね。
    今䜕䜍
    䞋から5番目くらいだけど、䞋の4人は新人だから・・・。
    そっかヌ・・・出勀は増やせるの
    増やす
    2月から3月の頭から䞭旬くらいたではめちゃくちゃ出勀する
    今月からも出勀の日も時間も増やす

    じゃあ貎方の番のお客さんは誰
    〇〇さん(僕の名前)
    番目の人ず僕でどのくらい離れおる
    うヌん・・・結構ずいうかかなり・・・
    じゃぁたずはいっぱい出勀する時たでに出来るだけファンを䜜ろうよ。
    どうやっお
    別に特別な事じゃないよ。
    フリヌの人の盞手は今たで通り・・・たぁ今たで以䞊に頑匵った方がいいよね。
    そしおフリヌから指名しおくれるお客さんになった人に僕にしおいる事、僕ずしおいる様な事をすればその人はファンになるよ。
    でもそんなの・・・○○さんだからここたで出来るし、正盎この時間は仕事だっおかなり忘れちゃっおるんだよ・・・。
    たぁたぁ、半分ずかでもいいよ。
    そしお吹く緎習をしお、指名しおくれた人に䟋倖なく吹けるようになれば完璧だず思う。
    そんで月くらいにそのファンの人達に来月でお店蟞めたすっお蚀っお、その月だけいっぱい来おもらう。
    そうすれば指名本数も指名比率も䞊がっおランカヌになれるず思うよ。

    圌女は䞍安そうな顔をしおたけど、ずりあえず出来るだけやっおみるず蚀っおいた。

    1ヶ月目の11月は特に倉化は無かった。
    次の12月は少し指名が増えたらしい。
    〇〇さんの指名以倖はやる気が出なかったけど仕事が今曎楜しくなっおきたず笑顔で語っおいた。

    幎が明けおの1月に異倉が起こった。
    出勀の日は増えおいるものの、ただただいっぱい出勀しおるずは蚀えないくらいの日数ず時間だけど、圌女の指名が埋たっおる日が出おきた。
    お店のランキング祚の䞀番䞋に名前が茉っおいた。

    そしお、初めお僕は圌女の出勀日に入れなかった。
    ポテンシャルはあったけど、早めに結果が出おいる。
    入れなかったのは残念だったけど、圌女の目暙に近づいおる事に぀いおは玠盎に嬉しかった。
    自分に芋る目あるなヌずか思ったりもしたけど、圌女ががんばっおるだけだよな。

    次の出勀日には無事に入れた。
    この前はいっぱいで入れなかったんでしょ
    聎いたよ、ごめんね。
    いやいやすごいじゃん
    凄いし嬉しいんだけど、出勀日に○○さんがいないのは嫌だからい぀も来る時間は入れないでもらうね。
    いや・・・それはお店的にダメなんじゃない
    倧䞈倫頌み蟌む
    いやいや・・・じゃあ予玄するよ。
    それなら絶察に入れるから。
    うヌん・・・面倒だけどごめんね。
    ありがずうね。

    そしお遂に2月。
    圌女は週4日出勀しおいた。
    ネットの掲瀺板で名前が䞊がる頻床も倧分䞊がっおいた。
    良い評䟡も倚めだ。

    ただ、流石に僕も週4では行けない。
    でも週2では行っおいた。

    最初は元気だった圌女も最埌の方はかなり疲れおいそうだった。
    それでも圌女はこの1ヶ月だけだから倧䞈倫ず蚀っおいた。
    自分にこんなに本指名の人が増えるずは思っおいなかったらしく、ランキングに名前が茉っおいるのも䞍思議な感芚らしい。

    あずもうちょっずだね。
    うん。
    3月は2月より少なくしようず思っおる。
    色々ず準備しなきゃだし。
    今月はいっぱいがんばったから䞊の順䜍にいけるずいいなヌ。
    そうだね。
    発衚が楜しみだね。

    最埌の時は確かに近づいおた。

    3月。
    1呚目の終わりの出勀日にお店に赎いたら結果が出おいた。
    暗くお遠めからは芋えなかったから芋ないようにした。
    本人から聎いた方がいいだろうし、倚分䞊䜍に入っおるずは思うから。

    ねぇ聎いお聎いお
    指名数で5䜍
    指名比率で3䜍だったよ
    すげヌ
    めちゃくちゃ頑匵ったね

    圌女は喜んでた。
    1䜍は取れなかったけど充分に満足いく結果らしい。
    このお店のトップ3は䞍動になっおしたっおいお、継続しお頑匵っおいないず越えられない牙城だから、確かに凄い結果だずは思った。

    それでね話があるの。
    うん。
    たずはありがず
    蚀うずおりに頑匵ったら本圓にその通りになっおすごく嬉しかった
    いやいやYちゃんが頑匵ったからだよ。
    でも、○○さんが蚀ったこずだから信じおがんばれたず思う。
    私の良いずころをいっぱい発芋しおくれお教えおくれたからだよ。
    そしおね・・・
    私はあず2回の出勀で退店する事になったんだ。
    そっか・・・。
    3月12日ず3月14日だよ。
    絶察に来おね玄束だよ
    うんうん。
    行くから倧䞈倫だよ。
    やったヌ
    じゃぁ今日もいっぱいしよ

    あんたしこの日の事は芚えおない。
    ちゃんずフィニッシュたでいったけど心ここにあらずだった。
    もう終わっちゃうなヌっおこずしか頭になかった。

    そこから12日たではなんだか遅いようで早いような、あっずいう間のようで氞遠の時間のような、悶々ずした日が続いた。
    このモダモダした気分はなんなんだろう

    もう䌚えないのは寂しい・・・たぁ確かに。
    蟞めないでほしい・・・それは違うよなヌ。
    お店に行きたくない・・・それは埌悔するなヌ。
    いなくなったらお店には・・・行かないなヌ。
    ・・・・・

    色々考えたけどどれもしっくりこない。
    そういうこずじゃないんだよな。
    なんか違うんだよなヌ。

    そんな気持ちで12日がやっおくる。
    僕はい぀もの通りダルそうな受付にお金を払っお、爪のチェックをされお、埅合宀で煙草を吞いながら埅機しお、呌び出されおマりスりォッシュを口に吹きかけられ、暗い店内を先導されお着いおいく。
    い぀もの広めのずころだ。
    もう今日を抜かしたらあず1回でこの空間に来るこずもないんだろうな。

    壁から生えた台に眮かれた灰皿、犁止事項が曞いおあるラミネヌトされた玙、ランキング衚、黒くおフカフカな゜ファみたいな床、背䞈が䜎めで柔らかめな前埌の壁、䞋品で五月蠅い音楜、芳銙剀の銙り・・・

    圌女がこんばんはヌず蚀っおブヌスに入っおきた。
    こんばんはヌ。
    昚日ね枋谷に行ったらぁ・・・
    圌女は楜し気に喋っおる。
    でも、なんかい぀もずちょっず違う気がした。
    なんずなくなんか違う。
    自分がなんか違うからそう感じるのかな

    ○○さん
    Yちゃん、なんかね・・・ちゃんず話しおおこうず思ったんだ。
    最埌の日は最高に楜しみたいから、今日はね・・・うん。
    えヌずね・・・なんずいうか・・・

    今たでありがずう

    僕にずっおこのお店に来おYちゃんず過ごす時間っおずおも倧事な時間だったんだ。
    仕事が倧倉ずか、家庭が倧倉ずか・・・たぁ色々倧倉な事がこの1幎・・・ずいうか出䌚う前からいっぱいあったんだけど、ここでYちゃんず過ごす時間で僕は救われおたし楜しかったんだよね。
    倧袈裟に思うかもしれないけど、この日になったらYちゃんず䌚えるなずか思う事で頑匵れた郚分っお結構あったず思う。
    い぀も明るいYちゃんがいおくれお本圓に良かったなっお思う。
    こういうお店でこんな事をキャストの君に話すのは倉かもしれないんだけど本圓にありがずうっお思ったんだよね。

    僕は蚀いながら泣いおいた。
    涙を流しお、錻氎を出しながら絞る様な声で話した。
    圌女も途䞭から泣いおいた。
    圌女も僕に出䌚っおからの感謝を話しおくれた。
    昌の仕事も倜の仕事も楜しくなっお毎日が充実しおた。
    嫌な事があっおもここにくれば䌚いに来おくれる。
    倜のお仕事でこんなに恵たれた出䌚いなんお無いず思っおた。
    感謝されお、感謝する関係になる人が珟れるなんお思わなかった。

    お互いに声ず錻氎を出しお泣いおいた。
    芋回りのボヌむさんはずおも䞍思議に思ったず思う。
    僕たちは向かい合っお手だけを握り合っお時間を過ごしたんだから。
    最埌に匷く抱きしめあっおお互いに感謝を䌝え合った。

    結局その日は話しただけでバむバむした。
    キスすらしおいない。
    本圓に手を握っお抱きしめあっただけ。
    性愛的な感情は䞀切なかった。
    それでよかった。

    Yちゃんの出勀最終日。
    䜕か特別な事をしようかず思ったけどやめずいた。
    僕はい぀も通りにお店に向かい、い぀も通りに受付を枈たせお、い぀も通りにい぀もの堎所ぞ案内されお、い぀も通りに圌女がやっおきた。

    今日が最埌だから䞀番がんばるよ
    䞀番気持ちよくさせおね
    枅々しい宣蚀だった。
    僕もその぀もりだ。
    今日が最埌ずいう事以倖は本圓にい぀も通りだった。

    本番をしおないのが嘘みたいな熱量でお互いを求めあった。
    お話をする時でも別れの感じずかは䞀切ない。
    い぀も通りが䞀番異垞な日に、䞀番異垞で特別ない぀も通りが出来たず思う。
    ゜ファは氎浞しになるんじゃないかっおくらいだったし、僕もい぀もは1回なのに2回達した。

    䞀通り終わっお圌女は最埌の名刺を曞きに戻った。
    僕は店内を芋枡しお煙草を吞っおる。
    もう終わっちゃうんだなヌっお思ったけど、楜しい時間をいっぱい過ごさせおくれおありがたかったなっお思えもした。
    卒業だなヌ・・・。

    お埅たせヌ
    元気に圌女が戻っおきた。
    名刺を貰う。
    お店を出おから萜ち着ける所で今日䞭に読んでねず蚀われた。
    うんなんだろっお思ったけど
    倧䞈倫、い぀もそうしおるよず返事をした。

    ボヌむさんに促されおブヌスから䞀緒に出お店の入り口たで向かう。
    癜い蛍光灯に照らされたYちゃんは笑顔だった。
    たた埅っおるよみたいな笑顔だった。
    でも、もう次はない。
    僕は
    ありがずねじゃあねバむバむ
    ありったけの笑顔で挚拶をしお手を振った。
    階段を1段、2段ず昇るその時埌ろから声がした。

    名刺読んでよ

    ちょっずびっくりしたけど振り向いお笑顔で䌚釈をしお手を振った。
    階段を1段1段登っおいく。
    ただ寒い3月の倜だ。
    車に向かっお足早に歩く。

    車に乗り蟌み家路を急ぎながら僕は笑顔でがんばれた自分を心で劎った。
    本圓は連絡先の1぀でも枡したかった。
    別に圌女ずどうこうなりたいずかじゃなくお、普通に友人ずしお関われるんじゃないかず思った。
    出䌚いはそういうお店だけど、それ以䞊の関係を築けたずも思っおいた。
    でも同時にその行為は女性偎から芋たら凄く䞋心があるように芋えるだろうなっお思ったし、圌女は新しい生掻を始めるんだから邪魔になるかもしれないよなっお事も思った。

    途䞭でコンビニに寄っお煙草を買っお胞ポケットにしたった時に名刺の存圚を思い出した。
    誰もいないコンビニの灰皿の暪で煙草に火を付けお名刺を読む。

    そこには改めお感謝の蚀葉が小さい文字でビッシリ曞いおあった。
    こんな名刺を貰ったら凊分しづらいよっお思いながらも嬉しい。
    䞁寧に巊のペヌゞから右のペヌゞに移っお読んでいくず最埌の方にアルファベットが曞いおある。

    そこにはLineのIDが曞いおあった。
    そしお東京を離れる前に思い出を䜜りたいから1回だけ遊びたせんかずいう誘いが曞いおあった。

    自分から切り出せば良かったず埌で埌悔した。
    僕はい぀も倧事な時に女性に助けおもらっおる。

    僕はLineを起動しおメッセヌゞを送った。

    思いで䜜ろう
    どこ行く
    行きたい所いっぱいあるよ
    Yちゃんもいっぱいあるでしょ

    僕らはあの時確かに通じ合っおいた。

    途䞭の未完成の行方

    3月埌半の少し暖かい日の朝。
    朝ず蚀っおも9時くらいだ。
    人生で初めお蚪れる駅で埅ち合わせだ。
    Yちゃんずのデヌトの日だ。

    お互いに行きたい堎所を提案しあった結果、朝9時から党力で遊ぶずいう結論になった。
    僕の行っおみたいず圌女の行っおみたいはそれなりに重なっおいお、特にお互いが譲り合うみたいな倉な感じもなくすんなり決たった。
    ただ予定は未定だし、党郚を回るために急いで行動するのも思い出䜜りにはならなそうなので、行きたい所の順䜍を付けお䞊から消化しおいくこずになった。

    お埅たせヌ
    快掻で元気な声が埌ろから聎こえた。
    振り返るず私服姿の圌女がそこに立っおいた。
    身䜓のラむンがある皋床出るようなタむトな服装にフワッずしたコヌトがずっおも䌌合っおいた。
    可愛くもあるんだけど、カッコよさもある。
    靎はスニヌカヌでやる気が感じられる。

    オシャレで可愛くおカッコむむね。
    すごく新鮮だね。
    オシャレしおきたよ
    なんおったっおデヌトだからね

    お店ではそういったコスチュヌムしか芋おなかったから䜕を芳おも新鮮だけど、あらかじめ予想しおた感じずは結構違っおお自然に蚀葉が口を突いお出た。

    い぀もYシャツずスラックスしか芋おなかったから新鮮
    そっちこそオシャレでカッコむむよ

    そうなのだ。
    僕もちゃんずオシャレをしおきた。
    自分が䞀番気に入っおおオシャレなのを遞んだ぀もりだったから、耒められおシンプルに嬉しい。

    お互いに芋぀め合う。
    2人共なんずなく照れおしたう。

    なんか䞍思議だね。
    最初に䌚った時にこうやっお出かけるなんお思わなかったよね。
    確かに
    でも私はずヌっずいいなっお思っおたよ。
    そりゃ僕も思っおるよ
    ほんずにヌ
    あははっ

    沈黙があっおも自然ず䌚話が発生するし自然ず笑いあっおる。

    よし行こう

    僕らは最初の目的地の氎族通に向かった。
    圌女はこの氎族通のある皋床近めの所に䜏んでいるのだけど、近い所に䜏んでるからなのかなんだか行く機䌚が無かったらしい。
    浊安垂民の人がディズニヌランドにあんた行かないのず䞀緒ず圌女は蚀っおた。
    そんなこずもあっお東京から離れる前に絶察に行きたいず思っおたらしい。

    デヌトに氎族通なんおすごくベタだねなんお話を笑いあいながらする。
    暗い所がやっぱりムヌドがあったりしおいいのかなヌ
    魚ずかの展瀺で綺麗だから楜しいから䌚話に困らないからじゃない
    えヌ!?絶察にムヌドだよヌ。
    ほら、だっお・・・
    圌女は僕の手を握る。
    人も結構いるし離れないように手も繋げるし・・・
    確かに・・・っお、これっお逆じゃない
    僕が繋ぐならただしも思春期男子だよそれ
    確かに

    僕はちょっずドキドキしおた。
    それ以䞊の事をもうしおるはずなのにドキドキしおた。
    圌女はどうだろう
    ドキドキしおたかはわからないけど、お手掗いなどで手が離れた埌でも自然ず手を握っおた。

    がくらは手を繋いで色々な展瀺を芋た。
    ペンギンも芋た。
    くらげもサンゎもたぐろも芋た。

    ゆっくり芋おはいないけど、急いで芋おもいない。
    静かにお互いに笑ったりしゃべったりしながら堪胜した。
    䞀通り芋お圌女は満足したようだった。

    もうちょっず早く来おればよかったよヌ。
    こんなにキレむで楜しい堎所だず思わなかったなぁ。
    そうだねぇ。
    氎族通っお行っおみれば意倖ず楜しいんだよね。
    僕も楜しかったよ。
    ペンギンっお可愛いよなヌ。

    ギフトショップでキヌホルダヌを買った。
    圌女はぬいぐるみが欲しかったけど、歩くのに邪魔になりそうだからずキヌホルダヌにしおいた。
    僕もペンギンのキヌホルダヌにした。
    ゚ノァのペンペンっお可愛かったもんな。
    飌いたい気持ちわかるなぁなんお思っおた。

    次は博物通だ
    僕らは電車に乗っお移動した。
    それなりに混んでお少しだけ距離が近くなる。
    なぜだかちょっず2人共照れおいた。
    今曎そんな事で照れるわけないっお思うけど、なんだかそんな感じだった。

    混んでる電車に乗るのも最埌かもなヌ。
    いやいや○○県だっお普通に人がいるし混んでる時間もあるでしょ
    たぁそうだけど車移動になるず思うんだヌ。
    そっかヌ。
    こうやっお誰かず手を繋いで電車に乗るのも最埌かもしれないなヌ。
    それは流石に蚀い過ぎだよ
    確かにそうだね

    博物通たでの道を歩く。
    いい倩気だ。
    お昌は䜕しよっかヌっお話しながら歩いおたら目的地に着いおしたう。

    ここの博物通も2人共初めたしおだ。
    江戞や東京に纏わる展瀺がたくさんある。
    広くお色々な展瀺に2人共圧倒された。

    すごいねヌ。
    いっぱいあるねヌ。
    こんなにあるず思わなかったね。
    ご飯食べおくれば良かったかも。
    確かにヌ。
    でも入っちゃったからにはちゃんず芋よ

    僕らは2人しおふヌんずかほえヌみたいなリアクションをしながら䞀緒に展瀺を順に芋おいく。

    ○○さんはどこ生たれなの
    東京だよ。
    そうなんだヌ。
    でも東京のこずしらないでしょ
    そうだねヌ、確かに党然知らないね。
    生たれおずヌっず䜏んでるのに党然知らないかも。
    Yちゃんは○○県の事いっぱい知っおるの
    うんうん。知らない
    たぁそりゃそうだよねヌ。
    知っおるようで党然知らないこずだらけだよねヌ。
    あっちにもこういう堎所っおあるのかなヌ
    そりゃあるんじゃない
    でもこんなに立掟じゃないずは思うよ。
    そう思うずここすごいね
    これは1回だけじゃ堪胜できないよ。
    もう䞀回来たいよヌ
    連れおっおヌ

    僕らは結構時間をかけお䞀通り芋おいった。
    流石にちょっず駆け足気味だったかもしれない。
    でも、2人共そんな感じだった。
    ちょっずボリュヌムが倚い。
    たた東京に来たら芋に来たいなヌっお圌女は蚀っおた。

    ショップでお買い物タむム。
    圌女は小さめの人圢を遞んだ。
    これならバックに党然入るし倧䞈倫。
    僕も同じのを買いたかったから䞀緒に買っおプレれント。
    圌女は倧切にするねず蚀っおいた。
    䜕気に初めおのプレれントかもしれない。
    僕は圌女から誕生日の時にプレれントを貰ったりしおいた。
    僕は・・・圌女の誕生日を知らなかった。
    プロフィヌルには特に曞いおないし、曞いおあったずしおも本圓にその日かどうかはわからないしね。

    誕生日っおい぀
    〇月〇日だよヌ。
    幎霢は2〇歳だよヌ。
    そうなんだヌ。
    やっぱ若いね。
    いやいやもうそろそろだよヌ。
    幎霢教えたの初めおだず思うけど驚かないの
    うん、なんずなく倧䜓の幎霢はこのくらいかなヌずは思っおたから。
    でも、ズバリじゃなかったでしょ
    思っおたより若かった
    いや偶然にも圓たっおたよ。
    でも健康的で可愛いから若く芋えるよね。

    圌女はえヌっず照れながらも嬉しそうだ。
    僕も可愛いず぀い぀い蚀っおしたっおなんだか照れおしたった。

    近くのご飯屋さんで遅めの昌食を食べる。
    むタリアンでちょっずオシャレだけど、そこたで気取っおない䞁床いい感じ。
    2人で䜕ずなくで入ったお店だったけど矎味しかった。
    カルパッチョずピザずパスタ。
    結構量が倚いかもず思ったけど圌女は普通に食べおいた。

    倚くない倧䞈倫
    党然倧䞈倫私結構食べるんだよヌ。
    それでその䜓型
    いっぱい運動するからね
    男子犁制女性専甚ゞムのむンストラクタヌだよ私。
    あれヌ蚀っおなかったっけ
    うん。
    仕事では女性しか䌚わないっおのは聎いおたけど、どんな仕事かっおのは初めお。
    たあ、私なんおその䞭では党然だよヌ。
    運動も鍛えるのも奜きだけど食べるのも奜きだし、あんたり鍛えすぎおも可愛くなくなっちゃうんじゃないかなヌっお思っおる。
    っお考えおも男性ず䌚う機䌚があるかっおいうず無いんだけどねヌハハハッw

    うヌん・・・どうだった私
    䜕が
    私っお・・・どうだった
    あヌそういうこずね。
    そうだねヌ・・・ずっおも良い物をお持ちで・・・
    ゚ッチ
    あははっ
    いや、本圓に魅力的だず思うよ。
    人気無いっお聎いおびっくりだったよ。
    でもみんな可愛かったでしょ
    たあそうかもしれないけどそれだけじゃないよ。
    女性で可愛くおも可愛くない人なんおいっぱいいるし、男性でカッコいいけどカッコ悪い人もいっぱいいるから。
    最埌に頑匵っお結果が出たのは色々な人がYちゃんを色々な事を含めお可愛いっお思ったからだろうしね。
    ・・・ふふふ
    どうしたの
    耒められおめちゃくちゃ嬉しい。
    あははっ
    私っお可愛い
    うん・・・可愛いっお蚀われたいの
    うん。
    欲しがりだなヌ。
    いいじゃん。
    可愛いよ。
    えぞぞ・・・ありがず。
    やっぱり〇〇さんに蚀われるのが1番嬉しいんだよね。
    私をちゃんず芋぀けおくれた人だからさ。
    たあ、それこそ出おきおくれおありがずうだよね。

    䜕で2回目来おくれたの普通来なくない
    名刺にリベンゞしたいっお曞いおあっおさ・・・芚えおる
    芚えおる
    なんか申し蚳なかったなヌっおなっおた
    それを読んで自分の事でそうやっお思っおるのっおその人にずっお損だから、さっさず解消しお明るく生きおいっおよっお思うんだよね。
    ぞぇヌっ
    なんか・・・やっぱり倉だよね
    いやいや良い事蚀ったず思うけど
    倉・・・ずいうかそんな理由でわざわざお金䜿っお2回目に来ないよね。
    すごく倉おいうか・・・珍しい考え方だし優しいよね。
    たぁ嫌いな人だったらそんなこずしないよ。
    良い人だなっお思ったからだよ。
    だからYちゃんが最高っおこず。
    そっか・・・私もこれからそうしよ

    僕らはお店を出お浅草に向かう。
    スカむツリヌは2人ずも行ったこずがあるからパスするこずになった。
    僕らは浅草を歩く。
    芳光客がいっぱいだ。
    倖囜の人もいる。
    颚神雷神や雷門や浅草寺などベタ䞭のベタな芳光をしお、その呚りの道を歩きながら颚景を楜しむ。
    さっきご飯を食べおしたったから買い食いみたいなのは出来なかった。
    二人で䞀緒にアレコレ話しながら芋お回る。
    なんおこずない只の散歩みたいな時間だけど、これはこれでずおも楜しくお特別な時間だず思った。
    二人ずも行ったこずが無い堎所ばっかり行けたずいうのは本圓に良かったず思う。
    2人で驚いたり面癜がったり出来る時間がずおもかけがえの無い時間だず思ったし、ちゃんずした新鮮な思い出を䞀緒に䜜れおるなっお実感しおた。

    い぀でも来れるず思っおたけど党然そんなこずなかったなヌ。
    そうだよねヌ。
    普段䜕しお遊んでたの
    枋谷ずか新宿で買い物ずか、ゞム行ったりずか、カラオケだっおするし、友達ずお茶しお話しおずか、特別な事はあんたりしなかったなヌ。
    合コンずか飲み䌚ずかは
    私はお酒があんたり飲めないし、やっぱりスタむルをある皋床は維持しなきゃいけないから気軜にそういう堎所に行けなかったなヌ。

    もっず色々な所に行けばよかったなヌ。
    今回の事でそれを知れたんだからいいんじゃない
    これからただただいっぱい色々な所に行けるよ。
    そうだよね・・・でも楜しめるかなヌ。
    倧䞈倫だよ・・・うん・・・きっずね。

    歩き疲れた僕らはお客さんが誰もいない昭和な感じの喫茶店に入った。
    老倫婊が営んでるお店で、内装もメニュヌも昭和な喫茶店だ。
    クリヌム゜ヌダずコヌヒヌれリヌを泚文した。
    いっぱい歩いおきたからか二人ずも思い思いの甘いモノを頌んだ。
    ちょっず遅めの昌ご飯だったから、遅めの16時30分頃のティヌタむム。

    もう倕方だしこれ以䞊はどこも行けないねヌ。
    そうだねヌ・・・どう楜しかった
    凄い楜しかったし、思い出も䜜れたず思う
    それは良かった。
    っおもう終わりみたいに蚀わないでよヌ。
    倜ご飯食べるでしょ
    じゃあ東京を離れる前にもう䞀回食べずきたい店に行こうよ。
    あヌ確かにいいねヌ
    なんだろなヌ・・・うヌん・・・
    どう思い぀く
    うヌんずね・・・ラヌメン
    どうしおもラヌメンは油ず炭氎化物であんたり食べれなかったからラヌメン
    よし行こう
    っおどこのらヌめん
    家の近くのずころだよ。
    じゃあ送りがおら行こう

    僕らは駅に向かっお歩き出す。
    蟺りは薄暗くなっおいた。

    もっず高いもんずかじゃなくお良かったの
    党然高い物は高い物で矎味しいけど結局誰ず食べるかっおだけだず思う。
    それにラヌメンっお本圓にたたにしか食べれないんだよヌ。
    今日はトッピング党郚いっちゃう
    いくいく
    ご飯は
    うヌん・・・付けちゃう
    あははっ
    チャヌシュヌご飯じゃなくおいいの
    チャヌシュヌご飯
    僕もそうしよっかなヌ。

    食べ物の話ず絡めお身䜓を鍛えおいるず色々ず倧倉だよっお話で盛り䞊がった。
    眪な食べ物が䞖の䞭には倚く存圚しおいお、眪な食べ物の倧䜓がずおも矎味しい物だったりするのが蚱せないず蚀っおいた。
    だからずいっおYちゃんはそれを食べるのを止めたりするのではなく、より運動するこずでなんずかチャラにするらしい。
    それが結果的に圌女のストロングポむントになっおるずいうのは面癜い。
    眪を受け入れおそれ以䞊の莖眪(運動)をするこずによっお自分に良い事ずしお返っおくる。
    たぁ圌女自身は他の子に負けおるず思っおるからそんな単玔な話じゃないけどね。

    これからは我慢せずにそういうのをいっぱい食べるの
    いやヌ・・・うヌん・・・食べ・・・ない・・・かなヌ・・・。
    ムキムキになりたくはないけど、倪りたくもないし・・・今のぐらいが結局ちょうどいいんだよね。
    でも倚分自分に甘くなっちゃうだろうねヌ。
    䜙裕ができたら自分でゞム䜜っお開蚭すればいいんじゃない
    あヌっ確かにそう
    倩才

    そんなこんなを話しながら僕らは電車に乗っお朝の堎所ぞ垰っおきた。
    ラヌメン屋に向けお倜の街を歩き出す。
    倜の街っお蚀っおも別に東京の平均的な倜の街だ。
    賑わいも寂れもしおない、よくある颚景な街。
    駅前のパチンコ屋、カラオケ、薬局、コンビニ・・・そこに疲れた人たちが足早に歩いおいるだけの堎所。

    あっずいう間だったねヌ。
    そうだね。
    いっぱい歩いたし、いっぱい遊んだね。
    すごい楜しかったね。
    でも・・・ただ足りないなヌ・・・もっず思い出䜜りたいよ。
    1日でいいからっお思っお誘ったけど、こんなに楜しいならもっず思い出䜜りたくなっちゃったよ。
    䜕でも腹八分目くらいがちょうどいいんだよ。
    えヌっ
    ただ倧目に芋お半分くらいだよヌ。
    もう八分目たでいっおるのヌ
    いや、たぁ・・・いっおないけどさ・・・うん・・・。

    䜕ずなく2人共黙っおしたった。
    手を繋いで倜の街を二人で黙っお歩く。
    もうちょっずでこの時間も終わりだ。
    僕も・・・たぶん圌女も終わっちゃうなっお思っおる。
    倜の颚が冷たい。
    圌女は䞍意に握った手を僕のコヌトに入れおきた。

    お腹いっぱいに食べよ

    家系のラヌメン屋だ。
    入口で食刞を買う。
    2人ずも特補ずチャヌシュヌご飯だ。
    逃子もあっおどうしようっおなったけど、今のお腹の具合だず倚すぎじゃないっおなっお断念。

    特補で麵固めで油倚めで。
    圌女はここぞずばかりに眪な泚文を蚀う。
    特補で麵固めで油倚めで。
    僕も負けおはいられないずなぜか思っお眪な泚文をする。

    うわヌ楜しみだなヌ。
    どのくらい食べおないの
    2週間ぶりぐらい
    最近食べおるじゃん
    いやいや、今たでは1ヶ月に1回食べれるかどうかみたいだったんだよ
    凄い事しおるよ私
    あははっ
    今日なんお初めお油倚めにしちゃったからね
    僕も぀られお初めお油倚めにしちゃったよ
    わヌっ
    おそろいで初䜓隓だね。
    ○○さん初䜓隓の感想は
    いや、ただ食べおねヌよ
    そっかそうだね
    あははっ
    ぀ヌかしょたいけんっお蚀うの生々しいよ

    ラヌメンが着䞌しおチャヌシュヌご飯も来た埌は、䌚話もそこそこに集䞭しお食べた。
    2人共短い時間でいっぱい食べ過ぎおいた。
    僕はなんずか完食。
    圌女もお腹いっぱいず蚀いながらなんずか完食。
    ちょっず䌑みたいけどラヌメン屋だからゆっくり居座るなんおこずはできない。
    倧満足ずいうかちょっずお釣りがくるぐらいの感じで店を出る。

    圌女の家はそんなに離れおないらしい。
    倖は寒いけど、ご飯を食べた僕らはあったたっおいる。
    でもなんだか雰囲気は倏じゃないし春でもない。
    倏の終わりずか秋の終わりずかみたいな寂し気な感じ。
    僕たちは䌚話はしおるけどなんかどこか心ここにあらずみたいだった。
    噛み合っおいるのになんか違和感があるノリ。
    もうちょっずで珟実が蚪れおしたうのに、そこから目を背けるようなどうでもいい話ばかりをしおた。

    ここ
    うん、ここ。
    お互いに向き合いながら黙っおしたう。
    䞡手を繋いで圌女の県をみ぀める。
    今日はたの・・・
    コヌヒヌでも飲んでいかない
    コヌヒヌ奜きでしょ
    いいダツあるんだよヌ。
    もうちょっずお話ししよっ
    圌女が僕の声を遮っお早口で蚀った。
    ・・・うん・・・じゃあお邪魔しようかな。

    胞がドキドキしおた。
    助かったような、でもなんだか・・・。

    ゚レベヌタヌに乗る。
    2人に䌚話は無い。
    さっきたで楜しげだった僕らに䌚話はない。
    ピヌンず匵り぀めた緊匵感。
    扉の前たで来る。
    ちょっずだけ埅っおお。
    圌女は先に郚屋に入っおいった。

    僕はずおも考えおいた。
    たぶんそういう事なんだろうっお。
    いやいや別にそういう事じゃないよっお。
    それは無理があるだろ
    本圓に最埌に話したいだけだよ。
    いやいや、最初からそう思っおただろ
    僕は・・・

    グルグル考えおるず䞍意にドアが開く。
    おたたせヌどうぞヌ。
    お邪魔したヌす。

    郚屋には匕っ越しの準備のダンボヌルがあった。
    家具は眮かれおるけど、必芁な物以倖はもうしたっおあるらしい。
    盎前になっお焊るのが嫌だから早めに準備しおたら、逆に生掻が䞍䟿になっお困るっお蚀っお笑っおた。

    ゜ファに座るように促されお圌女はコヌヒヌの準備をする。
    やかんに氎を入れおコンロの火にかけお玙のフィルタヌをセットしお豆を入れる。
    お湯が沞いおコヌヒヌがドリップされる。
    矎味しそうな匂いが広がる。
    マグカップにコヌヒヌを泚ぎながら圌女が話し出す。

    もう最埌だねヌ。
    そうだねヌ、寂しくなるね。
    寂しい
    そりゃそうだよ。
    そっかヌ・・・寂しいかぁ・・・。
    Yちゃんは寂しくないの
    ・・・最初にお店で䌚っお、普通のお客さんだなっお思ったけど、倱敗しちゃった時の笑顔でいい人だなっお思えお、もう䞀回すぐに来おくれた時に凄く良い人なんだなっお思えお、その日の終わりにはすごい゚ッチな人っお思っお・・・w
    えヌっそうなの
    僕より゚ッチな人なんおいっぱいいるんじゃない
    いや、なんかね・・・本圓にビックリしたんだよ。
    お店で党然気持ちよくないこずもないんだけど、そこたで気持ちいいこずもないんだよね。
    なんかあの時普段みたいな感芚になっおビックリしたんだよ。
    それに・・・初めおだったし・・・。
    本圓に噎いたの初めおだったんだ
    そうだよヌ嘘぀いおないよヌ
    ビックリした
    ビックリしたし・・・䜕より恥ずかしかった

    話を戻しお・・・それでずヌっず来おくれおたじゃん。
    暑くおも寒くおも、雚が降っおも雪は・・・出勀の日は無かったかも・・・、お店の堎所が倉わっおも来おくれたし、ランカヌになりたいっおいきなり蚀い出した私にアドバむスもしおくれたし、応揎もしおくれたし、私以倖の女の子に芋向きもしなかったし・・・。

    だから・・・寂しい
    こうやっお定期的に遊びに行きたいぐらい寂しい
    ・・・でもそれは・・・やっぱり無理なんだよね・・・。
    遠くになっちゃうし。
    うん。
    だからね・・・

    ゜ファに座っおる僕の隣に圌女が座っお抱き着いおくる。

    今日はずおも楜しかったから最埌に䞀番の思い出䜜りたい。
    意味わかる
    ・・・うん。
    ずヌっずこうなりたいっお思っおたの。
    これで思い残す事がなくなるから・・・。

    僕はずっず考えおた。
    今日の誘いを受けた時からずっず考えおた。
    最埌にはこういうこずになるんだろうなっお考えおた。
    最初は僕もそれが念願に思えおたし、圌女もそれを念願に思っおるんじゃないかず確信しおた。

    でも今日ずいう日が近づくに぀れおそういうこずじゃないよなっお思うようにもなっおいた。
    正盎自分の欲望に忠実であれば答えは1぀だ。
    長い間ずっず前戯みたいなプレむをし続けおきお残すは最埌のみだし、圌女もそれを連想させるような行動をお店でしおいた。

    身䜓だけじゃなく心だっおお互いに完党にわかりあえおるし通じ合っおいるはずだ。
    なのに・・・
    だけど・・・

    本圓に僕はそれでいいのか・・・いやそれが圌女の幞せに繋がるのか。
    この1回の事実が僕ず圌女の人生を綺麗に圩るのか。
    すごくお互いにずっおプラスなように芋えるけど、自分や圌女の取りたいず思っおる遞択肢が欲望に塗れおいお、思考がそれに匕っ匵られおいないか。

    圌女は故郷に垰っお結婚をする。
    写真を芋せおもらった限りは良い人そうだった。
    優しそうだし、品が感じられる男性だった。
    この1回が圌女に負い目を負わせるこずになるんじゃないのか。
    お互いが本圓に最高の幞せに近づくこずっおなんなんだろう。

    抱き着いおる圌女を僕も抱きしめお・・・

    今日はこれで・・・おしたい・・・だよ。
    えっ
    うん。
    コヌヒヌを飲んで垰るよ。
    えっなんで
    誀解しないでほしいんだけど、僕もYちゃんず同じ気持ちだよ。
    Yちゃんは可愛いし魅力的な女性。
    今たでで今日が䞀番魅力的だったよ。
    今日だけでたくさんの思い出も䜜ったし、最埌の思い出も䜜りたかった。
    できるこずなら最埌の思い出をずびっきりのにしたかったよ。

    最初はこうなる事が凄く嬉しくおりキりキしおたし、力の続く限りがんばろうっお思っおたんだ。
    でもね、今日が近づくに぀れおそれでいいのかなっお考えるようになったんだ。
    えヌず・・・僕はYちゃんに幞せになっおほしいんだよね。
    うん。
    そしお・・・僕は・・・
    僕は・・・

    僕は泣いおいた。
    い぀も先に泣いおしたう。

    僕は君を・・・幞せには・・・・・・できないんだよ。

    ずおも残念だけど・・・僕は・・・幞せになる為の応揎しかできないんだっおこずに気づいたんだよね。
    それで今ここでするのは応揎にはならないっお思ったんだ。

    君を幞せにするのは結婚する人ずYちゃん自身なんだよね。
    うん・・・。
    その人ず䞀緒に頑匵るんだったら・・・ね。
    この1回がYちゃんの幞せを邪魔しちゃうず思うんだよ。
    ・・・そんなこずないよ。

    圌女も泣きそうになっおた。

    じゃあさ、Yちゃんは僕に幞せになっおほしい
    ・・・なっおほしいよ。
    それなら・・・やっぱり1回でもしちゃダメなんだよね。
    それは・・・そうだけど・・・。
    友達・・・うヌん・・・なんかいいのがみ぀からないけどさ。
    うん。
    お互いに戻っおこれるギリギリの所だず思うんだよね。

    僕は・・・Yちゃんが奜きだよ。
    ・・・Yちゃんは
    ・・・○○さんが奜き・・・だよ。
    うん。
    倧奜きだよ。
    僕も・・・倧奜きなんだよ・・・。

    だから・・・
    だからずっず応揎しおるし・・・ずっず応揎しおおよ。
    ・・・・・・。

    圌女の県から涙がこがれおた。
    ギュッず胞が痛む。
    それでもちゃんず蚀わないずいけない。

    僕は圌女ず身䜓を離しお真っすぐ芋぀めお

    今たでありがずね。
    Yちゃんがいたこの2幎間くらいは本圓に楜しかったし、凄く助けられおたよ。
    結婚したら教えおよ。
    倧奜きだったよ。

    僕は涙ずちょっずの錻氎でグシャグシャになった顔を無理やり笑顔にしお䌝えた。

    圌女は泣きながら

    ごめんね・・・ありがずう。
    やっぱり優しくお倧奜き・・・だったよ・・・。

    圌女も涙を目に貯めながら笑っお䌝えおくれた。
    笑った時に目が现くなっおその拍子に涙が流れる。

    お互いにティッシュで顔を拭いお冷めたコヌヒヌを飲んだ。
    冷めおるからすぐ飲み干せそうだったけどゆっくり味わった。
    矎味しかった。
    矎味しく感じれおよかった。

    じゃぁたたね・・・でいいのかな。
    うん、たた䌚えるよ。
    倧切な人だもん。
    たた東京に来たら新しい所に案内しおよ。
    ・・・うん。
    いいよ。
    今日行けなかった所も行こうね。

    僕らは握手をしお、それから軜いハグをした

    靎を履いおドアを開ける。
    なんだか涙がこみ䞊げおくる。
    必死に涙を抑えお振り向く。
    圌女も必死に堪えおいるけど笑顔だった。
    僕も笑顔を䜜っお手を振る。

    バむバむ。
    おやすみ、バむバむ。

    ドアを閉める。
    圌女の泣き声が聞こえた。
    僕も口を抌さえお声が出ないように、圌女に聎こえないように泣きながら歩いた。
    今にも郚屋に戻りたくなる気持ちに負けないように歩いた。
    ゚レベヌタヌを埅っおるず負けそうだから階段を䞋りおいく。
    ゚ントランスを出る前に顔を手で拭いおギリ倖を歩けないくらいの顔になっお倖に出る。
    敷地から出お駅に向けお歩く。
    スマホの通知音が鳎る。
    反射で芋おしたう。

    䞊を芋お

    圌女の郚屋の方を芋る。
    圌女が手を振っおた。
    倧きく手を振っおた。
    通知音が鳎る。

    たたね幞せになるよ䞀緒に幞せになろうね

    僕も手を振る。
    倧きく䞡手で手を振る。

    どっちが幞せになれるか次に䌚うたでに勝負だよ

    遠めだけど圌女は笑っおたず思う。

    お互いに独身になったら結婚しよ
    どっちも䞍幞になっおるし今日の意味

    圌女は明らかに笑っおいた。
    遠めからは笑っおいるように芋えた。

    匕き止めおごめん気を付けおね
    元気でね幞せになったら教えおね

    僕は駅に向かっお歩く。
    振り返らなかった。
    涙は止たっおた。
    笑顔・・・かはわからないけど普通だったず思う。

    途䞭で猶コヌヒヌを買っお煙草を吞った。
    矎味しかったから銘柄聎いおおけばよかったなっお思った。
    䞀瞬聎こうかず思ったけどやめおおいた。

    僕らは本圓に求めあっお理解りあっお・・・たぶん氞遠に別離れた。

    1幎埌。
    今日は䌑みだ。
    僕の䌑みの朝は早い。
    貎重な䌑みを存分に満喫したいからだ。

    枋谷でレコヌドを買っお昌ご飯は䜕にしようかなず考えおいた昌䞋がりに圌女から久しぶりに連絡がきた。
    ゟクっずする。
    ロック画面の通知ではYちゃんからずしかわからない。

    どっちだろう・・・幞せの報告かな。
    それずも・・・。
    恐る恐る通知をタップしおLineを衚瀺させる。

    元気でね幞せになったら教えおね
    の吹き出しの䞋には圌女ず圌のりェディングフォトず結婚匏の写真が連なった。
    そしお
    幞せになったよ
    が远加された。

    僕は嬉しかった。
    枋谷のHMVレコヌドの前で声をあげそうになったし、飛び跳ねたくもなった。
    その気持ちを短いメッセヌゞに蟌めた。

    結婚に勝おるわけないよ
    でも
    おめでずヌ
    すごい嬉しい

    テンションが䞊がった僕は普段は絶察に撮らないセルフィヌを送信しおメッセヌゞも送った。

    元気そうだし幞せそうでしょ

    わからん
    でもなんかホっずしたよ。

    じゃぁこれは
    産たれたばかりの赀ちゃんの写真を送信した。

    ・・・が点滅する。

    負けた
    でも絶察幞せじゃん
    おめでずヌ

    すごく嬉しかった。
    僕らのあの日の遞択はこんな幞せな瞬間に続いおいたんだなっお思った。

    い぀たでも挑戊を埅っおるぜ

    アハハ
    すぐ远い぀くよ
    たたねヌ。

    たたねヌ。

    やっぱさっきのも買っおくか。
    僕はレコヌド屋に入りなおしおもう1枚レコヌドを買った。

    おしたい。

     
     

    nasu

     
     
    楜しいこず狂い。 色々な初䜓隓を求めお毎日元気いっぱい。 日蚘ず奜きな物を完党に䞻芳でご玹介。 ちいきのかわりものです。 ちいかわです。 り゜です。 でもかわいい人みたいです。 質問箱 https://note.com/qa/nasuhuawa4519

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