メインコンテンツへスキップ
見出し画像

【🍱工場見学レポ】崎陽軒:無料なのに大満足のシウマイ&弁当ツアー!日本一売れる駅弁の秘密は「横浜ローカル」

    Naota_t

    【#346、約4,500文字、写真約50枚】
    崎陽軒 横浜工場で、シウマイやシウマイ弁当の工場見学に行きました。その感想・レビューを書きます。

    ▶︎ 結論

    家族一同、とても満足した工場見学でした!それは主に、1)約2時間のツアーが無料!、2)映像、展示、工場ラインの見学、試食、フォトスポットなど、多彩な方法で学べ、楽しめたことによります。特に横浜近くに住んでいる方は、是非、訪問をオススメします!

    留意点は、1)予約が取りづらい、2)館内は暑いため、脱ぎ着しやすい服装の方がいいことです。

    おすすめ度:★★★★☆
    会話できる度:★★★★☆
    混み具合:★★★☆☆
    場所:崎陽軒 横浜工場
    休館日:月曜日、木曜日、日曜日
    開館時間:9:00~ / 10:30~ / 12:30~ / 14:00~
    住所:横浜市都筑区川向町675番1号
    アクセス:新羽駅からバスで約10分+徒歩10分
    入場料(一般):無料
    事前予約:必須
    所要時間:約1時間半〜2時間
    撮影:可能(工場ラインは不可)
    URL:こちら

    ▶︎ 訪問のきっかけ

    画像

    関東圏で行ける「工場見学」を検索した時、必ず上位に来る崎陽軒 横浜工場。そのため、過去からずっと行きたいと思っていました。

    ▼ 直近に行った工場見学

    ▶︎ 予約方法

    画像

    崎陽軒の工場見学は大人気!予約の開始は、3カ月前の同日午前0時です。土曜日に実施する工場見学の予約は、特に取りづらいです。私は開始時刻ちょうどにサイトへアクセスした結果、何とか予約できました。

    ▶︎ アクセス

    画像

    崎陽軒 横浜工場へは、新羽駅からバスで「新開橋」まで約10分、そこから徒歩約10分です。なお、新横浜駅からもバスで行くこともできます。

    画像
    新羽町 バス時刻表
    画像
    近くにあるIKEA 港北店

    近くにIKEA 港北店があります。崎陽軒 横浜工場へ行く裏技として、新横浜駅↔︎IKEA 港北店の無料シャトルバス(土日祝は1時間に3本運行)に乗って行くこともできます。私は工場見学の帰り、IKEAで買い物をした後、シャトルバスを使って新横浜駅へ行きました。

    画像
    遠くに看板が見える
    画像
    到着!
    画像
    画像

    なお、当日はバスが遅延したため、開始時刻ギリギリの到着になってしまいました。その間、崎陽軒から参加確認の留守電が入っていました。細やかな気配りに感心しました。

    画像

    ▶︎ Let's 工場見学!

    画像

    工場見学の主な流れは以下です(所要時間:約90分)。入り口で靴を脱いでスリッパに履き替え、テレビのある部屋で開始を待ちます。

    1)崎陽軒の歴史
    2)シウマイの製造工程見学
    3)しょう油入れの展示
    4)駅弁の歴史
    5)シウマイ弁当の秘密
    6)弁当の箱詰めライン見学
    7)できたてシウマイなどの試食

    なお、館内の撮影は基本的に可能だったものの、実際の製造工程は撮影禁止でした(ラインで働いている方を配慮しているのでしょうか)。

    画像
    ひょうちゃん

    ✔️ 崎陽軒の歴史

    画像

    まず、崎陽軒やシウマイについての映像を鑑賞します。

    崎陽軒の主な成り立ちは、以下です。
    1908年:横浜駅(今の桜木町)に1号店オープン
    1928年:シウマイが誕生
    1934年:レストラン事業(横浜駅東口)を開始
    1954年:シウマイ弁当が誕生
    1996年:崎陽軒本店(横浜駅東口)がオープン

    崎陽軒のモットーは「横浜のおいしさを作り続ける」。「シウマイ」誕生の背景は、創業者・野並茂吉が横浜の名物づくりとして考え出したことです。

    画像

    横浜は、東京駅のすぐ近くにあるため、駅弁を売るには不利でした。横浜南京町では、料理の突き出しとして出すなど、シュウマイは地域に馴染みがありました。材料に、豚肉と干帆立貝柱の旨味を凝縮することで、冷めてもおいしく、電車の中でも一口で食べられるシウマイが完成しました。

    ちなみに、崎陽軒が「シュウマイ」ではなく「シウマイ」と呼ぶ理由は、野並茂吉によるネーミングだそうです。野並は栃木出身だったため、訛って「シウマイ」になってしまった、とのこと。また、横浜にいた中国人に聞いても「シウマイ」の方が本場中国の読み方に近かったそうです。

    崎陽軒はレストラン事業も手掛けています(現在:7店舗)。チャペル事業もあり、披露宴では、ウェディングケーキのかわりに特大シウマイも提供しています(笑。

    画像
    シウマイ入刀(画像引用)

    創業100周年の2008年、崎陽軒は3つの経営理念をつくりました。

    a)真に優れた「ローカルブランド」をめざします。
    b)常に挑戦し「名物名所」を創りつづけます。
    c)食をとおして「心」も満たすこともめざします。

    崎陽軒の特徴は、地産地消を心がけながら、全国ブランドではなく、横浜の「ローカルブランド」を目指していることです。そこに特化することで「横浜の人に長く愛されて、事業を続けられてるんやなぁ」と思いました。

    なお、崎陽軒は非上場企業です。2025年2月期の売上は263億円。直近数年間の売上はほぼ同水準です。売上の内訳は、弁当が54.0%、シウマイが31.7%です。なお、社長は代々、野並一族が継承しています。

    画像
    崎陽軒のシウマイ(画像引用)

    崎陽軒のシウマイは、グリーンピースを上に置かず、中に混ぜ込んでいます(その方が、おいしいらしい)。調味料は、塩・胡椒・砂糖のみ。化学調味料や保存料を一切使っていないことが自慢です。

    画像
    調味料はこれだけ

    ✔️ シウマイの製造工程見学

    画像
    シウマイができるまで(パンフレット)

    崎陽軒の概要などを映像で見た後、同じ部屋でカーテンが開くと、工場ラインが現れます。そこでは、形成機を用いて、練り肉を皮で包み、シウマイの形にしていました。

    レーンは全部で8つあります。天井を回っている機械が、1カゴ(35キロ、2,600個分)を、不足しているレーンへ自動的に落としていました。その後、1分で420個が包まれ、シウマイの原形ができます。シウマイはレーンで運ばれながら、10m、10分かけて、95度で蒸されます。

    崎陽軒では、1日に80万個のシウマイをつくっているそうです。積み上げると富士山5個分だとか。いくつかある崎陽軒の工場の中でも、シウマイをつくっているのは、横浜工場だけ!

    画像

    ✔️ しょう油入れの展示

    画像

    私は崎陽軒に全然興味がなかったため、弁当に入っている醤油入れの「ひょうちゃん」を知りませんでした。ファンの中には、醤油入れを集めている人もいるそうです。

    画像

    過去には、原田治もデザインに携わっていました。現在は、さまざまなコラボを実施しながら、当初のデザインを踏襲しているそうです。

    画像
    原田治デザインのひょうちゃん
    画像
    さまざまなコラボひょうちゃん

    ✔️ シウマイの製造工程見学(続き)

    その後、シウマイを箱に詰める工場ラインの見学に移ります。

    横浜工場では、1日に約2〜3万箱の弁当がつくられているそうです。「昔ながらのシウマイ」の消費期限は、製造から17時間!なお「おいしさ長もち 昔ながらのシウマイ」は製造日を含め15日間、「真空パック」シウマイは製造から5カ月間とのことです。

    その後、エレベーターで2階から5階へ移動します。

    ✔️ 駅弁の歴史

    画像
    キヨスクで弁当を売る様子

    ここでは、プロジェクターで3面に映し出された映像を使って、駅弁や崎陽軒のシウマイの歴史を鑑賞します。

    画像
    シウマイ娘の変遷

    「駅弁」の始まりは、宇都宮で、おにぎりと沢庵の弁当と言われています(1885年)。その後、小田原では、かまぼこの駅弁が発売されるなど、ご当地駅弁がブームになりました。その中で「横浜にもご当地名物をつくろう!」として、崎陽軒の創業者はシウマイを考えました。

    画像
    画像

    崎陽軒は、飛行機で無料引換券をばら撒いたり、「シウマイ娘」というプロモーション(1950年)を実施、映画化するなど、宣伝に力を入れました。

    画像
    年賀シウマイ

    シウマイ弁当が誕生したのは、1954年。高度成長期のなか、栄養第一を考えて、800キロカロリーの内容を目指したそうです。

    ✔️ シウマイ弁当の秘密

    画像

    シウマイ弁当には約10の具材が入っています。シウマイ弁当は、他の工場も含めて、1日3万食つくっているそうです。日本全国の駅弁で、崎陽軒の「シウマイ弁当」は日本一売れているとのこと。

    画像
    プロジェクターでおかずを説明

    具材だけにとどまらず、弁当に使っている経木きょうぎ(木材を薄く削った食品梱包材)の説明もありました。それには、お櫃のような効果もあるため、ご飯のツヤツヤが続くそうです。

    シウマイ弁当の中でも、一番人気は「筍煮」。「あんず」はいつ食べるか議論になるそうです。私はシウマイ弁当を食べたことがなかったため「崎陽軒シウマイ弁当あるある」についていけませんでした(苦笑。

    ✔️ 弁当の箱詰めライン見学

    画像
    かけ袋の変遷

    弁当ラインを見学していると、手作業が多いことに気づきました。すべてを機械化せず、必要に応じた効率化を実施しているようです。

    「紐かけ」の機械があるものの、実際は人の手の方が早くて、きれいな出来栄えになるそうです。最後に弁当を縛る「紐かけ」は、早い人では5秒に1つとのことでした。

    画像
    初代の駅弁は100円!(現在は1,180円)

    現在のかけ袋は4代目。横浜工場でつくった弁当は、紐かけされている一方、東京工場でつくられた弁当はビニール包装で、かけ袋には東京スカイツリーが描かれているなど、かけ袋を見れば、どこでつくられたかわかるようになっています。

    弁当の製造ラインを見て「お腹が空いてきたなぁ…」と思った矢先、最後は試食!🙏

    ✔️ できたてシウマイなどの試食

    画像

    最後は工場見学のメインイベント、試食です!私が食べたことがなかった、大人気の食材・筍煮は確かに美味しかったです😊

    画像
    試食メニュー
    画像
    画像
    約2分の手洗いも体験可能

    試食スペースの近くには、フォトスポットも設置されています。ガイドの方が気前よく、撮影に応じてくれました。

    画像
    画像
    画像

    ツアー解散後、お土産ショップでひょうちゃん小皿を4つ購入しました。

    画像
    画像
    画像
    画像
    画像
    面白商品も多数
    画像
    電車内を模した店内
    画像

    工場の外にも、単独のショップ「崎陽軒 港北インター店」があります。そこで、シウマイの詰め合わせなどを購入、親族へ郵送しました。

    画像
    ベーシックな弁当も割と良い値段…

    ◾️ 崎陽軒の2つの日本初!

    画像

    1)食品の真空パックを開発・発売したこと、2)駅弁にお手拭きを入れたのは、崎陽軒が最初だそうです。横浜ローカル企業・崎陽軒のおかげで、全国民が豊かな食生活を送れていることは興味深かったです。

    ▶︎ 結論

    崎陽軒の工場見学のお得さが伝わりましたでしょうか?無料にしては、十分すぎる内容だったため、家族一同満足でした。関西出身の私にとって「シュウマイ=551」のため、崎陽軒にもともと興味はありませんでした。しかし、話を聞くと「横浜出身の人は、崎陽軒に対して、きっと誇りがあるんやなぁ」と思いました。

    なお、難点は、1)予約が取りづらい、2)ツアー内の説明が立板に水だったため、もう少しゆとりのあるペースの方がいい、3)聞いているだけではつまらないため、適宜、質問時間を挟んだ方がいいことでした。また、館内は暑いため、脱ぎ着できる服装がオススメです。

    ▶︎ 今日の工場見学飯

    画像
    ★3.3/カフェプラザオークラ (神奈川県/仲町台駅) ー 元祖!洋食屋さんのオムライス (¥1,485)

    ▶︎ 次回予告

    次回は、映画『トイ・ストーリー5』の感想を投稿する予定です。

    ▶︎ あなたにオススメ

    ▼ 崎陽軒 横浜工場と同じく、神奈川県内にある工場見学

    ▼ 全投稿のリンク集(346件)

     
     
     
    混雑から見どころまで。展覧会選びに役立つ、実体験レビューを投稿 ■年間53万ページビュー、1.2万スキ、196万インプレッション ■投稿:年間89(4.1日に1本) ■展覧会:年間87 ■読書:年間120、累計2321 ■食べログ:年間247、累計2798 (数値は2025年)

    あなたへのおすすめ