
【韓国・展覧会レポ】Leeum美術館「Traditional Korean Art」
【約2,900文字、写真約40枚】
韓国旅行に行った際、Leeum美術館に行き、常設展「Traditional Korean Art」を鑑賞しました。その感想を書きます。
▶︎ 結論
韓国旅行の際、とてもオススメの美術館です。常設展だけでも十分に楽しめました。それは主に、1)韓国の伝統アートを見ることで、現地の歴史や感性を学べた、2)展示室のセンスが抜群だった、3)無料だったことによります。なお、常設展、企画展(有料)にかかわらず、事前予約した方がベターです。
おすすめ度:★★★☆☆
会話できる度:★★★☆☆
混み具合:★★★☆☆
展覧会名:Traditional Korean Art
場所:Leeum美術館
会期:ー
休館日:月曜日
開館時間: 10:00~18:00
住所:ソウル特別市ヨンサン区イテウォンロ55ギル60-16
アクセス:漢江鎮駅から徒歩約10分
入場料(一般):無料(企画展は₩ 12,000〜₩ 20,000)
事前予約:予約がオススメ
所要時間:常設展だけで約1時間
撮影:全て可能
巡回:ー
URL:https://www.leeumhoam.org/leeum
▶︎ 訪問のきっかけ

韓国に行くと決まった後「韓国 現代アート」で検索すると、いくつかのサイトでLeeum美術館が紹介されていました。

草間彌生のような作品にインパクトがあったため、Leeum美術館へ行くことに決めました(実際は、アニッシュ・カプーアの作品でした)。
▼ アニッシュ・カプーアの展覧会@GYRE GALLERY(表参道)
なお、当日は、国立現代美術館 ソウル館→韓国国立民族博物館→Leeum美術館の順番で訪問しました。
▼ 同日に訪問した美術館・博物館
▼ 韓国旅行まとめ
▶︎ アクセス

Leeum美術館へは、漢江鎮駅から徒歩約10分。梨泰院駅からも歩いて行けます。Google mapを見ながら、カプーアのデカいキラキラしたアートを探して歩きましたが、なかなか見当たらず、道に迷いました。

きつい坂道を上がって、一生懸命うろうろしていると、Leeum美術館の入り口を見つけました。なんと、カプーアの作品は工事中のため、撤去されていました😅

▶︎ Leeum美術館とは?

Leeum美術館は、サムソン文化財団により2004年にオープン。古美術から現代美術までを扱い、常設展や企画展を行っています。

サムスン文化財団は、サムスングループの創始者であるイ・ビョンチョル(李秉喆、이병철 、Lee Byung-chul、1910〜1987)が集めた古美術品を公開するために、1965年、設立されました。

Lee Byung-chul の姓「Lee」とMuseumの「um」を組み合わせて「Leeum」と名付けられました。正式名称は「LEEUM MUSEUM OF ART」。そのため「Leeum美術館」というと「Lee・美術館・美術館」みたいな感じになっちゃうのかも😅

建物は大きく3つで構成。どれも世界的に有名な建築家による設計です。マリオ・ボッタは、日本でワタリウム美術館も担当しています。
1)MUSEUM 1(伝統美術館)
設計:マリオ・ボッタ(スイス)
展示内容:5世紀から19世紀までの韓国の伝統美術品

2)MUSEUM 2(現代美術館)
設計:ジャン・ヌーヴェル(フランス)
展示内容:20世紀以降の韓国および世界の現代美術作品


見たかったけど、展覧会は一期一会
3)サムスン児童教育文化センター
設計:レム・コールハース(オランダ)
子供向けの教育・文化プログラムを提供する施設




なお、サムスン文化財団は、Leeum美術館とは別に、HOAM MUSEUM OF ARTも運営しています(ソウル市から車で約1時間)。
▼ ホアム美術館を紹介したnote
▶︎ 常設展「Traditional Korean Art」感想

M1の常設展では約120点の陶磁器、書、絵画、金属工芸、仏教美術、木工家具、民画、書籍、文書など、伝統的な美術品が展示されています。なかでも、青磁や白磁が多かった印象でした。決められたルートはありませんが、私は4階から1階を巡りました。

✔️ 4階:Designs with a Jade-Green Background
「Jade-Green」とは翡翠色のこと。高麗時代(918年~1392年)は、特に翡翠色の青磁が重宝されたそうです。

M1は円筒形の建物です。その周りをぐるっと回るように作品が展示されています。

全体を通して、展示方法にセンスを感じました。陶磁器はシンプルな分「どう見せるか」で印象が大きく変わります。韓国の美術館は、日本の美術館に比べて「見せ方」が上手いと思いました。




4階からロビーを見る
4階から1階にかけて、螺旋階段でつながっています。この階段がとても映えます。ここで写真撮影をしている来館者は多くいました。


✔️ 3階:Journey of White Light
朝鮮王朝時代(1392年〜1910年)の青磁や白磁が展示されています。主に、15世紀から16世紀に発達した素朴さが特徴の粉青沙器、その後に興隆した純白の釉色が特徴の白磁が並んでいました。




「5爪龍」はとても権威ある特徴
▼ ドラゴンの壺を見た展覧会@静嘉堂文庫美術館
✔️ 2階:Taste and Appreciation
このフロアでは、絵画や書が展示されています。






✔️ 1階:World of Authority, Faith, and Splendor
ここでは、仏教をテーマとした彫刻、工芸などの作品が展示されています。



最後は突如として、オラファー・エリアソンで締めくくり。M2は、展示替え中で残念でしたが、近現代のアートも見たかった…!

▶︎ まとめ
いかがだったでしょうか?無料とは思えないクオリティに驚いた美術館でした。センスのいい展示室内で、韓国の伝統的なアート作品を見られたため、韓国についての知識が深まりました。韓国旅行の際、Leeum美術館はとてもオススメです!サムスンありがとう!
▼ そのほかに訪問した韓国の美術館
▶︎ 今日の美術館飯


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