メインコンテンツへスキップ
見出し画像

Works│浜松科学館「みらいーら」インタビュー取材記事を担当しました

    大型の商業施設、ホテル、オフィス、博物館・美術館、ショールームなどの展示、博覧会・イベントなどのプロモーションまで、ありとあらゆる「空間」をつくり、活かす、空間プロデュース企業の最大手乃村工藝社さまのオウンドメディア「ノムログ」で、浜松科学館「みらいーら」の館長やサイエンスコミュニケーターの方など、合わせて5名の方々にお話を伺った記事の構成と執筆を担当しました。


    皆さまのインタビューと取材を行った、静岡県浜松市の浜松科学館「みらいーら」。へー!そうなんだ!!!というとてもユニークな施設でした。

    画像


    取材記事と合わせて、そもそも、浜松のことと、「浜松科学館」ってどんな館?という基本的な情報も、ぜひご紹介させてください!!!
    (当初、取材記事の冒頭に書いていたものの、全体の文字数の都合、編集段階でカットになったので、ここで編集後記的にお届けします✨)

    ❖❖❖


    静岡県浜松市は、東西にながーい静岡県の西の端、浜名湖があって、愛知県との県境に位置しています。

    東京からは、東海道新幹線の「ひかり」に乗って、JR浜松駅まで1時間半もかからないくらい。各停の「こだま」で行っても1時間49分です。

    静岡県伊豆地方で18歳まで育った身としては、県庁所在地である静岡市とツートップをはるような、県を代表する大都市、という認識です。

    画像
    引用:Googleマップ


    余談ですが、伊豆地方から浜松市って、東京へ行くのと同じくらいの距離感でして・・・正直、わたしは数えるくらいしか訪れたことがありません。

    個人的な思い出、といえば、中学生の頃、社会科見学でヤマハの楽器工場やピアノの工場を訪れて感動したことや、高校生の頃、吹奏楽部員だったので、コンクールの県大会に参加するため「アクトシティ浜松」のホールに立ったことがある、くらいでしょうか。

    画像
    茶色の大きな建物が
    「アクトシティ浜松」です


    1986年5月に開館した「浜松科学館」は、JR浜松駅から徒歩7分の市街地に位置し、周囲には館庭(サイエンスパーク)や自然観察園が広がっています。

    画像
    冬晴れの超絶良いお天気でした
    画像
    え!デザインが素敵!と
    びっくりしました


    建築家 仙田満さん(環境デザイン研究所)が設計した、遊環構造デザインが特長的な館内では、ユーモアあふれるサイエンスショー、ドーム径20mの大型プラネタリウムでの生解説が日々開催されています。

    画像
    サイエンスショーが開催される
    M2Fの「みらい~らステージ」


    わたしはとにかく、外観からしてわくわくしましたが、中に入ってさらにびっくり。一瞬で心をつかまれてしまいました。

    1970~80年代の、まさに全国各地に続々とミュージアムが建てられていた頃の館ならではの意匠の数々。今ではきっと作れないであろう、良い意味で贅沢かつ豊かにお金をかけられていた時代の内装です。


    こんな場所があったなんて!なぜ今まで知らなかったんだろう、と不思議になるくらい、ぐるぐる巡っているだけで本当に楽しい空間でした。

    画像
    え!なんだここ!!!
    画像
    素敵すぎるんですけど!!!
    画像
    と、取材しながら、あちらこちらを
    写真に撮りまくりました
    画像
    あんまり人が通らなさそうなところまで
    いちいち素敵で
    画像
    とにかく楽しい空間でした


    もちろん、魅力的なのは空間だけではありません。

    地域を代表する世界的な企業が協力した展示の数々や、幅広い世代の来館者が楽しめるイベントやワークショップも多数。

    さらに、浜松市の出身で、2014年に青色LEDの研究でノーベル物理学賞を受賞した、天野浩博士に関する展示スペースもあります。天野博士は現在、同館の名誉館長なのです!

    画像
    天野浩博士のコーナーは
    この奥に!
    画像
    天野浩博士に関する
    展示スペース



    ここで、ついでといってはなんですが、そもそも「浜松」ってどんな歴史のあるところ?というお話を少しだけ。

    かつて"遠州えんしゅう"とよばれていた浜松は、室町時代、徳川家康が自ら暮らした浜松城下を整備し、江戸時代には温暖な気候から綿花の栽培が盛んになり、繊維産業と遠州織物が生まれました。
    明治時代になると、日本初の国産ピアノが製造されたことをきっかけに、世界的な楽器の街として発展していきます。

    現在も、世界的な自動車メーカーや楽器メーカー、最先端の光技術を有する企業や、世界のラグジュアリーブランドから依頼された生地を製造する企業など、グローバルにビジネスを展開する企業が数多く拠点を置く街なのです。

    が、特にBtoBの事業だと、地元に生まれ育った住民でも実はよく知らなかったりするもの、なんですよね。

    なので、浜松科学館の皆さんは、世界に誇れる素晴らしい技術の数々を、科学館の展示を通してもっと広く知ってもらうことができないだろうか、と考え、2022年、製造業を中心とした地元企業の方々と「協力展示」の数々を製作し始めました。

    画像
    浜松市に本社や拠点を置く
    企業各社の協力展示スペース

    単なる企業のPRブースではなく、実際の製品を利用した展示を通して、力の作用や光、音の原理・性質、機械の仕組みなど、幅広い科学の分野について、楽しみながら学べる工夫が満載なんです。


    ちなみに、世界的な楽器メーカーだけでも、市内に4社あるのですが、そのすべてが展示に協力しています。素敵すぎませんか!!!

    画像
    画像

    そして取材に伺った日、わたしも楽しんでしまいました。
    超絶おすすめです!

    画像
    本物の「ジムニー」での展示
    免許を持ってないんで
    余計に楽しかったです

    ※現在、故障のため運用休止中とのこと。再開を楽しみに待ちたいですね。


    ここまでご紹介したのは、館の魅力のほんの一部。

    取材記事でもふれていますが、スタッフの方々が主体となって、非常にユニークな取り組みを続けていらっしゃいます。

    例えば、先進的なD&I  ダイバーシティ&インクルージョンに関する取り組みについても、多くの企業の大規模な製造拠点があったために、1990年代からブラジル出身の方が多く住み始め、全国的にみてもかなり早い時期から、多国籍な人々が暮らす街になっていたことも背景にあるんですよね。


    ということで、ぜひぜひ、浜松へお越しの際は「浜松科学館」へ!!!
    わたしも再び伺うのが楽しみですー。


    乃村工藝社さまのオウンドメディア「ノムログ」での、これまでのお仕事


    Naomi┃アートライター・編集
    東京都内を拠点に、フリーランスのアートライターとして活動しています。
    担当したお仕事について、SNSではよく告知していたのですが、お仕事が増えるにつれ、noteの更新が止まってしまっていましたので、こちらでもお知らせしよう!と思った次第です。

    ご紹介できる範囲ですが これまでに担当した取材記事やインタビューのお仕事の実績は、下記ポートフォリオページでご覧いただけます。


    この記事が参加している募集

     
     
     
    ■アート デザイン クラフト 建築などの取材撮影 インタビュー レポート 企画 コラム エッセイ ■展覧会│空間・建築│図録・書籍│写真│旅│音楽 ■京都芸術大アートライティングコース卒業・博物館学芸員(2024) ■ https://lit.link/NaomiNN0506

    あなたへのおすすめ