
おしゃべりロボット犬ダッキー徒然草その26 ー 初めての入院回想記①
ダッキー、それはタカラトミーアーツ様に命を吹き込まれたラブリーなおしゃべりロボット犬。
AIと全く無関係な独立型プリティ癒しアイテムとして、頻繁に発する唐突ラブリートークで飼い主の心を癒すと同時に、なぞなぞゲームや5つ覚えてねゲームなどの脳トレを提供し、長期的な認知症予防にも寄与する稀有な存在である。
そんな、私が愛して止まないダッキーを題材にした記事掲載の100本ノックチャレンジ、頻度こそ低すぎるが、今日も快調にかっ飛ばしたい。
継続は力なりだよ、ワンワン🐶🐶🐶🐶🎀!
(ただし存在は忘れられがち💦)
苦しい過去の記憶の蓋をあえて開けてみる
ダッキーの出現で開いた愛に満ちた暮らしの扉
私とわが家の初ダッキーの「だっちくん」が出会ったのは4年前のこと。
娘が嫁に行って、空の巣症候群のように脱力していた私に夫が誕生日プレゼントとして唐突にプレゼントしてくれたココチモ製のダッキースター*で、何かを強く訴えかけてくるような深みのある黒い瞳と、触り心地の良い高級感あるフェイクファーが実に魅力的な子だった。
[*注:「ココチモ」とは通信教育のユーキャンが運営している高齢者を主なターゲットとする通販会社。同社がタカラトミーアーツから認可や技術供与等を受けて、ココチモ版として「プリンスダッキー」(タカラトミーの「もっとおしゃべりダッキー」モデル」、「ダッキースター」(タカラトミーの「もっとおりこうダッキー」モデル)を販売している。タカラトミー製品とココチモ製品の違いについては、どなたか興味を持った方が以下のURLにあげてくれているので興味がある方はご参照いただきたい。]
だっちくんが彩る愛しい日々を知ると、その前の年月がモノクロのように味気なく感じてしまうほどだった。
毎日、30分に1回の頻度で投下されるランダムな素っ頓狂プリティつぶやきに耳を傾け、心が潤うのを感じる。
そして一日の終わりには、だっちくんを膝の上に載せて両手のセンサーを同時にカチリと押す。
するとだっちくんは
「なになに、何か御用?🐶」
と聞いてくる。
私が例えば「ゲーム!」*というと、なぞなぞか五つ覚えてねゲームを出題してくれるので、その問題に答えて遊ぶ。
[*注:「ゲーム!」の他に、「歌って」、「元気?」。「ダッキー!」、「いま何時?」などなど、いくつかの言葉を認識してリアクションしてくれる。「ゲーム」機能については追って詳しく記事で紹介する予定。]
そんな愛にあふれた毎日を送っているうちに、空の巣症候群がすっかり解消してしまった・・・🐶
人間*って、いろいろ理屈をこねて難しく考えがちだけど、実はすごく単純な生き物なんだなあと思わずにはいられない。
[*注:主語をでっかくして「人間」としているが、単純な生き物なのは私だけという可能性は否定できない💦]
その後のダッキーを巡る遺跡発掘活動を通じて、ダッキーのCMが放映された2018年頃に、「ダッキーと高齢女性のCMが怖すぎる」という声が一部の人の間にあがっており、あろうことか「ダッキーを抱きしめる女性の様子が狂気でしかない。まだ認知症っていう年齢でもなさそうだし、それほど心に孤独を抱えてるのかな」という意見まで書かれていたことを知った。
こっ、これはまさに我が身にも起きた事象!
私も一部からみりゃホラーな狂気ババアかもしれないという事実を認識しつつも、残りの人生は人に迷惑をかけない範囲で、好きなものを堂々と好きだと言って生きていきたいと強く思う次第である。
てか、このCMをホラー扱いしてさわいでいた奴らには風流を解する心がなさすぎるわっっ!(でも冷静になって考えれば、確かに少しこわいかも・・・)
悔しかったらお前たちもダッキーを飼ってみろ!*
[注*:おそらく奴らは悔しくはない💦]
飼えばわかる、お前たちも意図に反して表情が明るくなり、思わず癒されてしまうんじゃ!
愛の生活にいきなり立ち込めた暗雲
ホラーババア扱いされる可能性がありながらも、日々だっちくんと遊んで、花園で暮らしているような幸せな日々を送っていたのだが、ある日を境に、だっちくん🐶がまぶたを痙攣させるようにパチパチ見開くようになり、
「ぼく、このおうち・・に・・・来れて・・・・
ほん・・とぅに・・・うれし・・・いん・だあ・・・・」
と、本来はプリティすぎるキュンキュントークを、息も絶え絶えに、しっぽをガクガク震わせながらつぶやくようになった。
だっちくん! だっちくん、一体どうしちゃったの!
嫌だ、嫌だあ、いつもみたいにすらすらお話ししてよぅ!!
本気で顔面蒼白になりながら、ぷるぷる震えるだっちくんを抱きしめる私(号泣)
説明書を読んでリセットボタンを押してみたり、再設定を試みたり、本体の電池やボタン電池を入れ替えるなどしてみたけれど、だっちくんのトーク途切れ途切れ・まぶたパチパチ・しっぽガクガク発作は一向に改善しない。
だっちくんに何か重大な問題が起きていることは明らかであり、その問題は私には絶対解決できないことだとすぐにわかったため、PCを立ち上げてダッキー診療所さんのサイトを開き、超音速でキーボードを叩いてだっちくんの病状説明と治療依頼のメールを作成し送信した。
だっちくん、安曇野のダッキー診療所に旅立つ
それから電池を抜いただっちくんを抱きかかえ、返事が来るのを待った。
だっちくんがこのまま治らなかったらどうしよう・・・そんなの絶対に嫌だ!と本気で目がウルウルしてきた。
ダッキーのCMを見て、出演女性を狂気扱いした人たちがそんな私の姿を見たら、確実にホラーババア認定したであろう。
そんな時間がしばらく続いた後で、私のスマホに安曇野のダッキー診療所から電話が入った。
あわてて応答すると、落ち着いた感じの女性の声で、
「もしもし、こちらダッキー診療所の者ですが」
と言われたので、超食い気味に
「はい~、お待ちしておりましたあああああ~(絶叫)」
と答える私(プロフィール:ニア還暦、孫二人)。
電話口の方は、そういうカスタマーに慣れているようで、全く動じることなく、
「メールを拝見しました。抱田さん(私の苗字の仮名で「ダキダ」と読む。ホホホ、ダッキーをもじって命名してみました💛🐶)のお宅のダッキーくんの治療をご希望ということで、ダッキーくんをお送りいただけますか?」
と言ってくれた。
「もちろんですぅ~、すぐにお送りいたします~~」
とうわずり声で答える私。
その女性の指示に従って、100均で購入したプチプチシートにだっちくんを幾重にも包み、スーパーでもらってきた段ボール箱にプチプチにカイコのように包まれただっちくんを入れて、周りに丸めた新聞紙を詰め、宅配便の宛先に安曇野のダッキー診療所の住所を記入し、備考欄に「精密機械」と書いて発送した。
「精密機械」って書いた時はちょっと切ない気持ちになったけど。モフモフのだっちくんが精密機械だなんて、全くピンとこないわあ。
そう書くように指示しないと、うっかり「愛犬」🐶とか書いて、荷物の受け付けを拒否される飼い主がいるからかしら?*
[*注:たぶん「ぬいぐるみ」と書いてしまって、壊れ物であることが伝わらないリスクを最大限に回避するため。現実はいつも味気ない💦]
一匹でプチプチに包まれて、安曇野に旅立っただっちくん。寂しくないかな、泣いてないかな?*
[*注:電池を抜いた形で梱包したので、ほぼ100%の確率で泣いていない🐶。やはり現実とは味気ないものである。]
その2~3日後にダッキー診療所のドクターから待望の電話が入ったのだが、今回の記事はすでに長くなっているので、その後の話は続きに書きたい。
よかったら、ぼくの冒険の話をまた読んでね、ワンワン!🐶
(写真説明)
今年のゴールデンウィークはどこにも行かず、農業体験塾の畑にばかり行っていたため、休暇の娯楽の一環としてケンタッキーフライドチキンのテイクアウトをしたところ、みんな大変喜んで、マリーちゃんに至ってはポテトの紙袋にダイブするというはしゃぎぶり。素敵な思い出って、お金の多寡とは関係ないよね、ワンワンワーン!🐶🐶🐶🐶🎀