
歴女が見る武家の娘〜雨清水タエ様と祖母を重ねて〜
作家 小泉八雲とその妻の生活を描いたNHKの朝ドラ「ばけばけ」で、北川景子さんが演じる雨清水タエという女性が出てきます。
島根の武家の名門に生まれ、美しく嗜み深く聡明で、非常に気位が高い(笑)
後に落ちぶれて物乞いになっても人様に頭を下げられない、筋金入りの武家のお姫様でした。
もうとにかくこの時の北川景子さんが美しいのなんのって。いえ、北川さんはいつも死ぬ程美しいんですけど。美し過ぎて発光してるレベル。

私はそんな気位高い雨清水タエ様に、思わず姿を重ねてしまった身内がいます。
80代の祖母の姿です。
祖母はとにかく頭が良くて聡明で、そして何より気位が高い女性でした(笑)
祖母の家系は元々薩摩藩の下っ端の武家であったと聞きます。ちなみに私の父方は代々農民or職人の家系ですので、私は東北の襖職人✕薩摩の下っ端武家のハイブリッドな訳です。どっちも下っ端の身分でしたけど。
祖母はとにかくものすごくクールな人でした。
ただ、びっくりする程よく人を観察していましたし、口数が少ないわりに開けば必ずといっていい程的確な事を申しました。
稼ぐわりに金の使い方が分からない&女好きのじいちゃんに付き合わされて、金銭的には苦労の連続で、家計の赤字を補填する為に朝から晩まで働きに出ていましたが、それを嘆く事はしませんでした。ただ黙々と仕事をしておりました。
正直仏様のようにものすご〜〜く優しくて温かい人か、というとそうではありませんでしたが💦厳しくも時折優しく我慢強い、気位高いばあちゃんが私は大好きでした。
祖母の凛としたその姿はまさに「ばけばけ」で描かれた雨清水タエ様のようでした(内面的にはね😉)

武家の娘は着物を着る際、だらしなく衣紋を抜く事はせず、きっちりと着付けたそうです。
後に落ちぶれて物乞いになり、ボロボロの着物を纏うようになっても、誇りを失わずきっちりと着付けた北川さんのこの着物姿のゆかしさ、お美しさ。
家計的に苦しかった為、安価な服を纏って街を歩いていても、街ゆく人が振り返る程姿勢がしゃんとして凛然とした佇まいの祖母が思い出されました。
「ボロを纏っても心は錦」
なんて古い格言は時代遅れなんでしょうし、私も今の今まで忘れていましたが💦おタエ様とばあちゃんの佇まいを描いていてふと、この格言の良さを改めて噛み締めるようになりました。まるでスルメかのように…(スルメかよ!🦑)
そうそう。おタエ様こと北川景子さんはミキモトのイメージモデルも務めていらっしゃいますが、本当に素晴らしく品があってお美しい。

私ももっと自分を磨いて、いつか内面だけでも少しは北川景子さんみたいな素敵な女性になりたいな。