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あれだけ「これでもか!」というくらい鳴いていたセミの声が、いつの間にか聞こえなくなりました。

日が暮れるのも少しずつ早くなり、
夜になると、どこからともなく虫の音が聞こえてきます。

そして、ふとした瞬間に感じる、少し乾いた秋の匂い。

「秋が来るんだな」と感じます。私は秋が一番好き!

秋の気配を感じると、子どもの頃の記憶がよみがえります。

父の友人の山に、秋になると家族でよく遊びに行きました。

山に入ると、足元にはたくさんの栗。

イガイガを踏まないように気をつけながら、
夢中になって栗を拾いました。

落ち葉を踏むカサカサという音。
土と木が混じったような匂い。
少しひんやりした風。

父はアウトドアが大好きな人だったので、
山に行けば、竹馬や葉っぱの冠など、
何もないところからいろんな遊びを作ってくれました。

そして、たくさん拾った栗を家に持ち帰ると、今度は母の出番。

硬い皮を一つひとつ丁寧にむいて、栗ご飯を作ってくれました。
今、考えるととっても手間のかかる作業。

炊飯器から漂ってくる、栗ご飯の炊ける甘い匂い。

「まだかな、まだかな」と、姉妹と炊き上がるのを待っていたことまで思い出します。

不思議ですよね。

記憶って、出来事だけを覚えているわけではなく、
音や匂いっも一緒に、心のどこかにしまわれている。

虫の音を聞いただけで、
何十年も前の景色がよみがえったり、
秋の乾いた空気を感じただけで、
山の土の匂いや父の大きな背中、
母が栗をむいている姿まで浮かんできたりします。

高い木に登って、降りられなくなった自分の姿も。(笑)

父がいなくなった今は、
そんな季節の記憶が、より愛おしく感じられます。

今年も、秋がやってきます。
今朝の空気はもう秋のそれでした。

虫の音に耳を澄ませ、
大好きな秋の匂いを、胸いっぱいに吸い込もう♡

季節は巡りながら、
大切な人との記憶まで、そっと連れてきてくれますね。


本日のお題は、本日の記事は、ちょっと新しい挑戦から♡下間都代子さん主宰の大人気のクラブハウスのルーム「耳ビジ」サポーターズクラブ内で、新たな部活動がスタートしました。

その名も「耳ビジnote部」8/8〜9/7の1ヶ月間、毎日テーマに沿ってnote記事を投稿してみます♡

本日のお題は、「季節の音 季節の匂い」

きっかけをくださった、末吉宏臣さん、下間都代子さん、ありがとうございます。


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