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Photo bysinkeylow

ユメモ 鯨

    koedananafusi

    ユメも。その一

    シロナガスクジラを下から眺めた。
    シャチを引き連れ泳ぐその腹を見た。
    やなぎださんが一緒に潜っていた。視界はそこそこ。緑色に見える水だった。
    先に鯨に気がついて、声を上げたのはやなぎださんだった。「koedaさん!!みてっ、……シロナガス……」
    そんな、まさか!
    世界中のTVクルーが追いかけている、撮影するのが困難なシロナガスクジラが、こんな浅瀬で?
    そう思い顔を上に向けると、巨大な腹がまさに通過するところだった。
    酸素ボンベをつけているのに、圧迫感に息が苦しくなる。それでも1秒たりと逃しはしないと、目で追う。
    あっという間に過ぎたシロナガスクジラの後ろには数頭のシャチと大型の魚が群れを作って泳いでいる。
    今までに観察のされたことのない生態だ。
    一頭のシロナガスクジラに集う多種の群れ…
    海面に浮上してブリッチの瞬間を捉えようとする。
    やなぎださんが「もう、見れただけでも、凄い…」という。
    私も頷く。それでも、カメラのレンズは海面を狙う。
    やなぎださんに「このカメラの性能では足りないけどっ、でも、1枚でもいいから、残したいっ」と言った。
    たとえこの、感動が写真ではデジタルな感じで、なんの味気もない写真になっても、いま、この、カメラのレンズが鯨を捉えていることが大切な気がした。
    私はやなぎださん達(他にも潜ってる。チームで活動している)をおいて、一旦着替え、鯨たちの今後のルートを探る。
    夢の中の東京の方では現実にはない巨大な海水湖があり、そこには昔から鯨が来るとの言い伝えがあった。
    お笑い芸人達で結成されたテレビ番組がそこを張っているというので遠くから下見にいった。
    しかし、濁った沼を見て首を降った。大型の魚や、トドの群れはいるようで、芸人達はそれを撮ったりして時間を潰しているようだ。
    私は、レーダーチャートを使いシャチのメスを探し出す。
    ヒットしたのは沖縄の…名前が覚えていない。
    あのあたりは、珊瑚の棚がせり出して、地形が複雑であり、大きな鯨がいくらでも隠れることができる。と私は考えた。
    しかし、温かい海に?
    というから、今から沖縄…間に合うかな?
    あ、空を飛ぶつかうか。(ポケモン的な世界)
    えーっと、どうやって接続(ゲームと現実のリンクが可能らしい)するんだっけ??
    などと焦り焦り。
    アメリカ領域に渡られる前にもう一度。
    あのシロナガスクジラを見たいと思った。


    ユメモ その二

    どこかのプレハブ小屋2階。
    仕事を終えて私はのんびり、その事務所で帰宅準備をしていた。
    するとパートの人が入ってきて(この人はやたら女の匂いのする人だ)私にニコニコしながら
    「ねぇっ、下に出来たお店しってる〜?雑貨とかめっちゃかわいいのぉ」
    と言った。 
    私は窓から下をのぞく。
    確かに何か店舗のようなものが出来ている。
    「知らなかったなぁ。今度寄ろう」
    私はそう言う。パートさんは、とても満足そうに頷き、パソコンをしばらくいじって
    「私、買い物して帰ろう〜お疲れ様〜」
    と出ていった。
    そのあと、すぐくらいに別のパートの人が入ってきて(この人はガチガチしてる。でも、女の匂いの強い人)パソコンをいじる。
    私は事務所を出て廊下のロッカーからカバンをだした。
    「ねぇ、知ってた?あの人不倫してんだわ」
    パソコンをいじり終わったのかパートさんが廊下に出てきてそのような事をいった。
    「知らない。証拠でも?」
    と私が言うと、ニヤニヤしながらパソコンに全部あるのだと、会社のパソコンを使うなんて信じられないと、言い出した。
    「そっかぁ…私、パソコン弄らないから」
    とえへへ〜なにも知らない〜感を出して退散した。
    不倫云々は本人達のもんだいだし、そんなのを根掘り葉掘りして、楽しいのだろうか?
    面倒事に巻き込まれなければ何でもいいなと思い自転車に乗る。
    途中、自転車に乗った夫を見かけ、一緒に帰るのだが、いつの間にか出来たケーキ屋さんを外から覗いて10号のホールを扱っている事に驚く。
    10号はかなりおおきい。それを1piece500円で売っていた。いちごがたっぷりはさまっていたし、生クリームも惜しげなく使っていた。店内は淡いピンク。外装はシンプルな白。
    500円は破格の値段だ。
    実は私が現実で働いていたケーキ屋のショートは10号10カット(しかも半割いちご2段)というボリューミーなものだった。
    夢の中でも
    「わぁ!〇〇〇〇○とほぼ同じじゃん!プラス五十円で頑張ってる!珍しいっ!!」
    甘党の夫は、何故そんなに買ったのかと思う10号のホールの半分を持って帰った。
    すごくうまくカットできてよろこんでいたが、私はケーキがずっしり重くて、スポンジがしっかりしてるからだなとおもった。というか、1人2piece食べて、残り1は夫が食べてくれるんだろうか?
    ケーキ屋だったくせに、私は生クリームをそこまで得意としていないのだ。

    なんてことをケーキを眺めながら思った。


    他にも見ていたはずなんだが忘れた。
    小さな男の子と何かしたのだが……
    夢の中でユメモろうと思ったのに。

    とりあえず今日は鯨を夢見たのでよしとしよう。
    眠いけど。
    雨だね。
    仕事だ。

     
     
     
    くらげになりたい、小枝。半分スナフキン思考のナナフシ。まぁいっか精神で生き延びている。生き物と自然が好き。人間は好きで苦手。思いついたらその場で書く方。そして、何か『つくっていたい』そんな人間です。人間です? https://suzuri.jp/koedananafusi

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