
なみ町新聞8「サンタさんへの手紙-前編-」
さて、何を書こうか…
私の指は、宙に浮かんだまま。
カーテンの向こうから、小さい子供の泣き声が聞こえる。そろそろ登園かな。それとも、遊びに行くのかな。あの頃はげっそりしたものだけど、今聞けば懐かしく愛おしい。よく地べたに転がって泣きじゃくっていたものだ。
私は一度諦めて、キッチンへ向かう。ちょっと、カフェインが必要だ。
歩きながらコーヒーを飲み、リビングを眺める。そろそろカーペットを冬用にしなければ。だいぶ前から寒くなってきたのだから。
昨日、有休をとった夫がクリスマスツリーを出してくれた。私よりも低く、息子より高い。学校から帰ってきてすぐに気がついて、嬉しそうに飾り付けしていた。