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人生改善ログ #6〜昼休みなのに、休めなかった。〜

    中前屋

    昼休みをとっても、疲れが取れない。
    ずっと仕事が忙しいからだと思っていました。
    でも、本当の原因は少し違いました。


    先月の残業は44時間でした。
    朝から予定はぎっしり。
    電話。
    面談。
    移動。
    事務作業。
    「今日は昼休みだけはゆっくりしよう。」
    そう思いながら午前中を終えました。


    12時。
    コンビニで買ったおにぎりを食べ始めました。
    でも、頭の中は午後の不安でいっぱいでした。
    「何かトラブルが起きたら…。」
    一口食べるたびに、不安も増えていきました。
    20分後。
    おにぎりは食べ終わっていました。
    でも、休憩は終わっていませんでした。
    頭の中では、まだ仕事が続いていたからです。


    その日の帰り道も同じでした。
    20時過ぎ。
    車に乗り込み、エンジンをかけました。
    でも、すぐには出発できませんでした。
    「あの対応で良かったのかな。」
    「明日の電話、どう話そう。」
    会社を出ても、仕事のことを考える。


    私はずっと、
    「仕事量が多いから疲れる。」
    そう思っていました。
    だから、もっと効率よく仕事をする方法ばかり探していました。
    でも、毎日の仕事をAIと一緒に振り返るようになってから、少し違うことに気づきました。
    AIから返ってきたのは答えではありません。
    一つの質問でした。
    「何が一番気になっていましたか?」
    最初は答えられませんでした。
    「仕事です。」
    そう返したあとも、何か違う気がしました。
    もう一度、自分の一日を思い返しました。
    昼休み。
    車の中。
    布団に入ったあと。
    どの場面にも共通していたのは、仕事ではありませんでした。
    「失敗したくない。」
    その気持ちでした。
    うまくいかなかったらどうしよう。
    相手に迷惑をかけたらどうしよう。
    期待に応えられなかったらどうしよう。
    私は仕事をしていたんじゃなくて、未来の失敗を何度も頭の中で繰り返していたんです。


    だから、休めなかった。
    時間が足りなかったわけでもありません。
    仕事が多すぎたわけでもありません。
    休憩中まで、「まだ起きていない失敗」と戦っていました。


    最近は昼休みに入る前、一つだけ自分へ聞くようにしています。
    「その心配、本当に今考える必要がある?」
    まだ毎回できるわけではありません。
    気づけば、また午後の予定を考えている日もあります。
    それでも、以前より昼休みが少しだけ長く感じる日が増えてきました。


    もし今の自分に、あの頃の自分が会いに来たら。
    たぶんこう言うと思います。
    「20分休めなかったんじゃない。
    20分、自分を追い詰め続けていただけだよ。」


    休憩は、時間を空けることじゃなかった。
    頭の中に、少しだけ余白を作ることだった。


    今日からできること

    昼休みに入ったら、一度だけ自分へ聞いてみてください。
    「今、本当に考える必要がある?」
    答えが「午後でもいい」なら、その20分だけは、自分に返してあげてもいいのかもしれません。


    次回予告
    「『いい人』をやめたら、仕事が少し楽になった。」

     
     
     
    頑張ってきたのに、なぜか止まってしまった。 30〜40代男性が、思考をほどき直す記録を書いています。 このnoteでは「働く」「生き方」「読書」をテーマに、 日々の体験や気づきを“学び”や“ヒント”として発信しています。

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