
内面鏡
私は終わりを待っている、静かに何もしないで。
楽しいことだけしたい、それができないのは知っている。
日々暇。なんでもできるのに何もできない。
死にたくなる、なくなりたくなる。
それが怖いことって知ってるのに知らないふりをし続ける。
小さい脳みそが叫ぶ「終わり終わり終わり」
埋め尽くされる。一つの悪口が耳をつんざく。「気持ち悪い」
対抗むなしく手が出ない。何に暴力をふるえばこいつは倒すことができるのか教えてほしい。
学校の先生は誰も教えてくれなかった。私が質問しなかったのが悪いのか。
言ってくれていた。高校の先生は
「わからないことがあったら聞きに来てな」
と。
行けなかった。恥ずかしさもあった。
後悔がまた、頭をつぶしにかかる。
誰が私を責めているんだろう。私の数少ない友達は私のことを責めない。
注意はしてくれる。
「それはよくない」
とうれしく思う。
私は、おかしい人間なので、普通の人間はこう考えると思うことができるから。
私が当たり散らかしても
「そうだね、なんでだろうな」
と受け入れる友人もいる。
「働いてもいる、お金もそんなにないけど苦労もしてない、友達もいる。何がこんなに苦しいんだ、何が気に食わないのかが本当にわからない。」
友人は言う。
「君は上を見すぎ。そんなに上向いててしんどくないの? 首取れるよ」
らしい。
上が何を指すかは知らないけど、今に満足できない理由がそこにはあるとも思う。
思うばかりで行動がなかなかできない。できたとしても続くことができない自分に吐き気が止まらない独身時代だった。
きっと私をいじめているのは私だ。敵は私。
そうか、私を傷つければ、私は死ぬのか。
それならば得意だ。自分に言えばいい。
「さっさと死ね」
めぐる思考、最初に戻る。
また苦しくなって息ができなくなる。
ショート動画が脳をまた焼く。
「自分を認めなさい」
と言う。
そんなことができるのか疑問に思う。
何を認めてあげれば幸せになるかも教えてほしい。
これも、先生に聞いとけばよかった。
いつ終わりが来るのかも教えてほしい、先生に。
こっそり私に教えてほしい。
猫みたいに間際には消えるから、どうか探し続けてほしい。
暇で暇で、何もできない私を探してほしい。
時間だけは今ある私を殺してほしい。
認めて救われてほしい。
敵を倒してほしい、あこがれたヒーローのように。
敵は自分だ。
こいつを一生の友にするか敵にするかは、いい加減自分で決めなければいけない。
初めて手を伸ばす、自分に。
調子に乗っていくところまで行こう。
後悔はついてから一緒にしよう。
それができればどれだけ楽か。
また小さい脳みそが悪口を言い始める。
まだ、ベッドから出られない日々が私に襲い掛かる。