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音が消えた日、私は立ち止まった〜突発性難聴で気づいた「愛あるブレーキ」〜#8

    こんばんは。ネイリストのあんちゃんです。
    今夜も一日、お疲れ様でした。

    今日は、私の働き方が大きく変わった日の話をさせてください。

    サロンを退職して、個人事業主として1年目。

    私は、美容院の一角を借りる
    いわゆるシェアサロンでネイルの施術をしていました。

    大きな広告をシェアできたり、美容院に来るお客様に知ってもらえたり。

    まつげやヘアとの同時施術もできて、いい環境ではありました。

    ただ、場所は共有だったので、どうしても使うタイミングが重なったりして、、、なかなか場所を使うことができなかったり。

    お店の「たくさん回す」という考え方も少しずつ、自分のやりたい方向とはズレを感じるようになっていきました。

    そして私は、そこを離れることにしました。

    2年目からは、自宅の一角でサロンを始めました。

    以前から指名してくださっていたお客様を中心に、少しずつ少しずつまた積み上げていく日々。

    自宅とはいえ、家族との動線は分けたかったので

    ネイル専用の部屋を増築しました。

    最初は小さな広告から。

    正直、反応はあまりなくて。

    でも「ここからだ!」と思って、思い切って大きな広告に切り替えました。

    そこから一気に、お客様が増えていきました。

    2年目の夏。

    フットネイルとハンドネイルが重なる時期で
    予約はどんどん埋まっていって、
    気づけば、朝9時から夜中まで。

    ほとんど休みもなく、毎日働いていました。

    自分がやってきたことが、やっと報われた気がして、とにかく嬉しかったんです。

    だから、お客様の希望にはできるだけ応えたくて。。。

    「19時からでも大丈夫ですか?」
    「20時しか行けなくて…」

    そんな声にも、全部応えていました。

    そして毎日、倒れるように眠る生活が続いて。

    ある朝、

    水の中にいるような感覚で目が覚めたのです。

    話しかけられてもどこか遠くにいるような、聞こえづらさ。

    いや、聞こえなくなっていたんです。

    世界の音が、消えたみたいでした。

    「あ、これは…」

    そう思いました。

    親族がこのような症状になったことがあったので、すぐに分かりました。

    突発性難聴でした。

    疲労、睡眠不足、ストレス。
    誰にでも起こりうるものです。

    すぐに病院に行って治療を始めたことで、大きく悪化せずにすみましたが、今も通院はしています。

    でもこの出来事があったから、
    私は働き方を変えることができました。

    このままじゃ、続けられない。

    自分が倒れたら、
    ネイルもできなくなる。

    これまでずっと
    ついてきてくださったお客様を

    ちゃんと大切にしたい。

    そして、
    長く続けられる働き方をしたい。

    そう思うようになりました。

    それまで私は、
    お客様の時間にすべて合わせていました。

    でも、それをやめました。

    時間外の予約は制限して、
    ルールもきちんと決めました。

    最初は正直、怖かったです。

    お客様が減ってしまうんじゃないかって。

    まぁ実際に、一時的には減りました。

    でも、その年の年末には

    無理のないスケジュールで
    安定して働けるようになっていました!

    今でも周りからは「まだ働きすぎだよ!」なんて言われちゃいますけど(笑)

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    今はちゃんと自分の中に「愛あるブレーキ」を持てるようになりました。あの時、ちゃんと立ち止まったからだと思っています。

    自分の人生も、
    お客様の人生も
    ずっと同じではいられません。
    生活が変わって、
    来られなくなる方もいます。
    それでも、
    その時間の中で関われたことは
    ちゃんと残っていくものだと思っています。
    だから私は、
    一回一回を大切にしながら
    無理をせず、でも止まらずに
    続けていきたいと思っています。
    走り続けた先にしか見えない景色を、
    これからも見にいきたいと思っています。

    今日はそんな、
    「音が消えた日」の話でした。

    ラジオでも声でお届けしていますので、よかったら覗いてみてください。

    そして、読んだよ、聞いたよの合図に『いいね(ハート)』をポチッとしてもらえるとうれしいです。
    もし聞きたい言いたいことあれば、こっそりお話ししてくださいね

    それでは、また次の夜に。

    おやすみなさい。

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