すすむということ
今年で40になる。
何にも変わらない、そのまま年だけ過ぎていったように思うけど、確かに変わっていくこともあって、その一つが似合う色だった。
昔は紺のほうが似合っていたのに、今は黒のほうが似合うように感じる。きっと体の濃い色を司っていた部分の色素が薄くなったり密度が減ったりしたからだと思ってる。昔はただ暗くなるだけだった黒が、自分自身を後押ししてくれる色に変わった。
それが明るい色だったり濃い色だったりうすいいろだったり、きっと人によって、年齢によって違うんだろうなと思う。
年齢を重ねることによって魅力が変わると思ってる。だけど、ただ老いていく人もいる。
同じ河原に落ちてる石でも、風化するものもあれば玉になるものもある。何が違うか、容易に想像出来ると思う。
角を無くすには、沢山の障害にあたるしかない。艶を出すには信じて磨くしかない。誰かに磨いてもらうんじゃなくて、自分で磨く以外ない。それ以外の方法はきっと無い。自分自身の形を変えずに進むと、その川が傷つくし形を変えてしまう。磨くものを間違えば艶はでないし割れてしまうかもしれない。何で艶が出るかは、恐らく経験で得るしかないと思う。そしてその方法を見つけられない人がいるのも事実だと思う。
私もどうして自分に似合う色を見つけられたかわからない。ただ着ていた、似合わないと思っていた色を試した、似合うと思っていた色に疑問をいだいた、変わることを受け入れた、それだけだと思う。
これからもどんどん変わっていく。変化は絶対だ。
さぁ50代になったら何色が似合うんだろうな。