
【140字小説】自分のはなし #note文芸部大賞2025
寒くなったら切りたくなる。夏が静かに終わり始める頃には肩に届く長さが定番。耳に掛けるのも躊躇う朝。痺れるような空気が途端に触れるけれど、案外悪くはない。
たまには伸ばそうかと決めてみても、ハサミを入れ束が滑り落ちる音に、結局は戻るのだろう。
#note文芸部大賞2025
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寒くなったら切りたくなる。夏が静かに終わり始める頃には肩に届く長さが定番。耳に掛けるのも躊躇う朝。痺れるような空気が途端に触れるけれど、案外悪くはない。
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