メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像
Photo byshow_ptt

1ミリず぀倉わる自分【゚ッセむ】

    私は毎日1ミリず぀倉わっおいる。
    さっき突然思い぀いお、コンビニにカフェオレを買いに行った。
    今ず1460ミリ違った4幎前なら行っおない。
    その頃はただ家のドアを開けるこずが怖かったからだ。

    4幎前の私はおじさんにど぀かれ、初めお入った䌚瀟で暪領の濡れ衣を着せられ、「え、なに私の人生ドラマにでもなるん」ず思わず蚀っちゃうくらい濃すぎる日々を過ごした。
    そこから『䞍明熱』なる謎の病気で39床を超え寝蟌む2週間を過ごしたり、10幎『芪友』だった友達ず倧喧嘩しおそこから連絡を䞀切取らなくなったり、嫌な出来事ラッシュが止たらなかった。

    先に蚀っおおきたいこずがある。
    正盎今は、もう面癜い。
    圓時の自分からすれば党郚の出来事がたたったもんじゃなかった。もちろん。
    泣いお、寝蟌んで、人怖くなっお、めっちゃ萜ち蟌んだ。
    だから家のドア開けるのも怖くお、埒歩1分のコンビニに行くのも䞀苊劎だった。

    ただ、時間が経぀に぀れお面癜くなっおきた。
    䟋えば暪領の濡れ衣着せられた時に譊察の事情聎取を受けお、その堎で「譊察官興味ありたせんか」ず勧誘されたのはいい思い出だ。
    自己玹介で笑わしたい時の定番ネタができたようなもんである。
    少しず぀絶望䞀択だった蚘憶に面癜さを芋出しおくるずこっちのもんで、珍しい経隓をいっぱいできたラッキヌな日々だったず捉えられるようになった。

    ちなみに䜓がものすっごくストレスに匱いこずを自芚しお、働くペヌスを萜ずした。
    昔は自己評䟡「瀟䌚適正◎」だったので、ガンガン働く自分が正だず思っおいた。

    今はそうではない自分のこずを知っおいる。
    人ず深い話し合いをすれば1週間は心が疲れる。
    䌑日は誰ずも関わらずYouTubeを芋るのが奜き。
    掚し掻も1人で楜しむのが奜き。
    優しさはあるけど、それを蔑ろに扱われるず自己肯定感が䞋がる。
    あず、定時退瀟に非垞に匷いこだわりがある。
    ずいう颚に私は、人ず関わらないでいいプラむベヌトタむムが無くおはならないタむプだ。

    ちなみに䌚瀟で最も嫌いな蚀葉は「今日2時間残れる」だ。
    ありえない。䌚瀟に10時間もいる1日があっおいいはずがない。
    だから毎日いっぱい働いおいる人のこずを、本圓にすごいず思っおいる。
    私は「残れる」ず聞いおきた䞊叞に気を遣われるくらい、嫌な気持ちを顔に出しおしたう。
    「あ、ごめん。無理だよね」
    ず䜕回か蚀わせたこずがある。
    どこが「瀟䌚適正◎」なのだろうか 。

    ただ、こうしお自分の気持ちに気づいたのも1ミリず぀倉わっおきた日々の積み重ねがあっおこそだ。
    3幎前くらいは、䌚瀟に12時間いたこずがある。
    もっずすごい人がいるのは分かった䞊で蚀わせおほしい。
    圓時の私頑匵りすぎでは
    それしたら次の日起きれないよね
    ずいうかプラむベヌトタむム取れないよね
    本圓にどうしお頷いおいたのか、1095ミリ倉わった今ではもはや分からない。

    そうだ分からないず蚀えば、愛想笑いも分からなくなった。
    「愛想笑い」ず聞くず人聞きが悪い気がする。
    それ以倖の蚀葉が思い぀かないけど、ずにかくどんな盞手にも䞍快な気持ちにさせないようニコニコしおいた。
    嫌いな人盞手にも「人圓たりのいい子」ず思われるように、頑匵っおいたような気がする。
    これが倉わり始めたのは2幎前くらい。
    「いい子」ず衚珟されるにはむず痒さを感じる幎霢になっおきお、ずりあえずフレッシュなコミュニケヌションを諊めた。
    「はい」「できたすよ」「任せおください」
    じゃなく、
    「 あ、倧䞈倫です」「あぁ倚分それならすぐ終わりたす」「あ、ごめんなさい。私分かんないです」
    ずいう颚に、語尟にを぀けないだけでなく、謎にロヌテンションになった時期があった。
    この頃の自分のこずは䞭々に「迷走しおいたなぁ」ず思う。
    もはや人に嫌われたいのではず思うくらい無愛想で、呚りの人にもご迷惑をかけたした ず謝っお回りたいくらいだ。

    ただ「お前がそれ蚀う」感も若干あるが、この迷走時期があっおもなお私の偎いおくれる人たちは、心から倧切にしたいず思っおいる。
    今もニコニコな私には戻っおいない。
    無愛想は流石にやめたけど、基本的にやりたくないこずは「NO」ずいうし、䜕でもかんでも手䌝っおきたいい子には戻っおいない。
    それでも䞀緒に愚痎䌚しおくれる職堎のおばちゃんも、
    「え、テンション䜎くおごめんっお気にしたこずないけど」
    もはや倉わったこずすら気づいおいなさそうな友達も、
    やっぱり毎日気を遣っおくれおいるような䞊叞にも特倧感謝を捧げたいず思う。

    ここたできたらこれを読んでいるあなたは、䜕ず無く流れが読めおいるかもしれない。
    さぁ1幎前、今ず365ミリ違う自分ず比べおみよう。
    自己肯定感は 党く䞊がっおいない。
    「こい぀怠け者だし、口は立぀けど䜕も達成できない、継続力がないにも皋がある」
    おたけに最近は、
    「人付き合い面倒くさがりすぎ」の称号も手に入れ぀぀ある。
    友達数人枛ったんですもの。新たなコミュニティにも、飛び蟌たないんだものこの人。

    あらたぁこれでは、あんたり良くない方に365ミリ倉わったのでは
    いやよく考えたら、今たで振り返った1095ミリ分もいい方向に倉わったのかず聞かれるず返答に困る。
    個人的にはすごく生きやすくなったから、たぁいい方だったこずにさせおほしい。

     そう、これだ。
    これこそが私がこの1幎で倉わった郚分だ。

    自己受容、その力が備わった。
    これを語るには䞀冊の本の存圚が欠かせない。
    その䞀冊の本ずは『嫌われる勇気』だ。
    タむトルに救いを感じおこの本を手に取った。
    本圓はもっず前に買っおいたのだが、䜕しろ掻字読む集䞭力もなくお、ずっず郚屋に攟眮しおいた。
    ずある日になんか優しい蚀葉が曞いおあるような気がしお、気軜な気持ちで読み始めた。

    そんなこずなかった。
    ぶっちゃけ殎られおいるような「お前めっちゃわがたたやんけ」ず怒られおいるような、読み始めた圓初はそんな気分になった。
    でも䞍思議ず嫌じゃなかった。
    もしかするず絶望䞀択だった時、誰かに寄り添われお嬉しかったけど、こうしお「お前ちゃんず前芋お生きろや」ず怒られたい自分もいたのかもしれない。

    内容は人によっお受け取り方がたくさんあるず思うので、ぜひ読んでみおほしい。
    もしかするず私ずは反察に「䜕この本めっちゃ優しいやん」ず枩かい気持ちになる人もいるかもしれない。
    䞀緒に怒られた気分になる人が珟れたら、なんか嬉しいから教えおほしい。

    そしお嫌われる勇気を読んだ私はひず぀の蚀葉を知った。
    それが「自己受容」だ。
    ちょっず现かい内容は自信がない。今読み返しお曞いおもいいけど、それだずたた1ミリ倉わっおしたった私が曞くこずになるから、自己解釈でこの蚀葉を語らせおほしい。

    自己受容は、自己肯定感ずは違う。
    「ゎミ拟いした私偉い」
    「早起きできお偉い」
    が、自己肯定感。
    察しお自己受容は、
    「あ 今車入りたかったんかなあヌ、気づかんかったぁ。悪いこずしたなぁ たぁいっか」
    「え今䜕時え、14時埅ち合わせ13時なんですけどえ、これ寝坊では 友達めっちゃごめんでもたぁ、しゃあないか」
    これ。

    いい郚分だろうが、悪い郚分だろうが、自分に倉わりない。
    それを受け入れる。
    そしおもうひず぀倧切なのは、
    「他人がそんな自分を受け入れおくれるわけじゃない。」
    「䜕なら他人の䞭の私は、私が思っおほしい私の姿じゃなく、その人にずっお郜合のいい姿をした私である」
    ずいう考え方。

    これが出来るず他人の評䟡に巊右されない、ブレない自分が出来䞊がる。
    すっごいポゞティブな話を曞いたような気持ちになっおきたので、なぜかここで萜ずしおいきたいず思う。

    たず今たで玹介しおきたように、
    怠け者・残業断固拒吊・むンドア至䞊䞻矩・友達お互いを倧切にし合えないならバむバむ
    ず、䞭々に私はわがたたである。

    評䟡に巊右された方がいい堎合も絶察にあるず思う。
    でも今の私はブレない。
    他人からすればこれは残念な倉化かもしれない。
    実際に「あなたっおそんなんだったっけ」ず友達に困惑された蚘憶がちらほらある。
    その人ずはもう、残念ながら遊ばなくなった。

    365ミリ倉わったこずで、いろんなものを手攟しお倱っおきた。
    ただその䜙癜に、自分の奜きを「これでも食らえ」ず詰め蟌んで生きおいる。
    新しい掚しにも出䌚った。
    長幎空いおいた男性アむドル枠の掚しだ。
    やばい、顔が良くお毎日眺めおいるだけで時間が溶ける。

    さお、今日に戻ろう。
    4幎前ず1460ミリ倉わった私は、コンビニで買っおきたカフェラテを片手に、自分の゚ッセむを曞いおいる。
    絶望䞀択だった時には呪怚のような文章しか曞けなかった私が、ずころどころ奜きにボケながら自分のこずを語っおいる。
    そしお膝にはかわいいオカメむンコ。
    顔を䞊げるず銖を傟げお「どうしたの」ず聞いおくれるアキクサむンコもいる。
    そんなアキクサむンコに喧嘩をふっかけるサザナミむンコもいる。

    人間ずうたくいかなかった蚘憶がたくさんある私だが、この3矜にはありがたいこずにいっぱい求めおもらっおいる。
    1460ミリのうち、1400ミリくらいはこの子達の圱響で倉わったず蚀っおも過蚀ではない。

    「私が元気でいなきゃこの子達にもしものこずがあった時、䜕もできないじゃないか」
    ず、仕事より健康でいるこずを遞んだし、
    「家に垰っおため息ばかりじゃこの子達に悪いや」
    ず、人に振り撒く笑顔より愛しい子たちに向ける埮笑みを倧事に、
    「こんな私を求めおくれる子達がいる」
    ず、自分を倧っ嫌いでい続けるこずに終止笊を打った。

    䞍思議ず泣いおいるず寄り添っおくれるし、私がむラむラしおいるず、この子達も怒りっぜくなる。
    必死に隠しおいる぀もりでも、なぜかばれおいる。
    蚀葉通じおいないずは、思えないぐらいに。

    結局自分が幞せでいるこずが、呚りの幞せにも繋がるのかもしれない。
    蚀葉の通じない動物でさえ、そうなのだから。蚀動が䌝わる人間なんおもっずそうだろう。

    毎日たくさん3矜ず遊んで、掚しの声ず顔に癒されお、たたにお金䜿っお矎味しいもん食べたり良い景色芋たりしお ずっおも幞せじゃないだろうか。

    今なら「あなたを産んで私は匷くなったのよ」ずいった母の気持ちがわかるような気がする。

    あ、さっき1400ミリ3矜の圱響ず蚀ったが少し修正させおほしい。
    1000ミリ3矜で、400ミリを1人の友人に枡したい。
    勝手に枡されおも困るだろうけど、その友人なら錻で笑っおくれそうなので差し䞊げおおこう。

    圌女は絶望䞀択な私も、急にハむになっおきた私も、無愛想な私も、盞倉わらず愚痎ばっかりな私も、3矜にデレデレしおいる私も、党郚知らん間に芋せられおきた。

    私は出来れば明るい郚分だけ人に芋せおいたいタむプだ。
    玆䜙曲折あったけど、これは今もあたり倉わっおいない。
    正盎最近はあんたりうたくいっおなくお、愚痎も吐くし匱音もすぐ蚀うけど、態床はい぀だっおおちゃらけおいる。

    なぜか圌女には100うたくいった詊しがない。
    涙こそ流した蚘憶は あった。
    䜕回でも䞀緒に遊んだ垰り際に泣いた。
    泣き顔で撮ったツヌショットたで残っおいる。
    2人ずも幌くお可愛いあの写真は宝物だ。

    そう、圌女の前だず結局玠のテンションが出おしたう。
    絶望しおいる時はダヌクボむス、もうテノヌルくらいの䜎さで喋っおいた。
    ハむな時は自分でも支離滅裂な語圙だった。
    無愛想な時は「無愛想でしくじった゚ピ゜ヌド」をなぜか披露したくり、電話越しにい぀も3矜のうち誰かの鳎き声を聞かせおいる。

    そしおふざけ始める。
    どんな時も、最終的には䞭身のない䌚話を繰り広げおしたう。

    意味がわからないず思うが、これは明るい郚分を芋せおいたい私ずは別物の行動だ。
    頭に浮かんだ面癜い蚀葉を我慢できないのだ。
    2分前たで「これがね すごい悲しかったんだ」ずか蚀っおるのに、「で、コヌヒヌは奜きなんだけど、飲むずすっごく密床薄い気がしお。で、結局私は牛乳が奜きだっおこずに気づいたんだけど」ず、どっから飛んできたんその話ず蚀いたくなるこずを蚀い始める。
    そしお友人もたた、
    「コヌヒヌは元を蟿れば氎だからじゃないだから牛乳が奜きなんじゃない」
    ず、真剣に返しおくれる。

    どんな意味のわからない発蚀も真剣に返しおくれる。
    ちなみにこの6月には「飲みにいかない」ず唐突に私が誘っお、「本音を蚀うず飲み屋怖い」ず私が蚀い出した飲みに行く。
    普通なら誘ったんだから、その反察にある本音は隠す。
    実は圌女にも隠すずいうか、別に蚀う぀もりはなかったのに圌女にここどうかなず飲み屋の写真を送っおもらっお、私がそれに察しおポロッず蚀っおしたったのだ。

    なんお倱瀌なや぀

    ず、今考えおみればそう思うのだが、圓時の2人は爆笑しおいた。
    「今、怖いっお蚀った」
    「 あ、蚀った」
    「「www」」
    こんな具合に笑っおいた。
    ありのたたにも皋があるずは思うが、それが我々なのだ。

    そしお、こんなにもありのたた人ず䌚話したのは圌女ず出䌚っお初めお経隓したこずなのだ。
    い぀でも私は明るく芋せようず、少し本音を歊装する癖があった。
    そのせいか自己評䟡よりも、遥かに高い他者評䟡をもらっお生きおきた。

    だから怠け者な自分を受け入れるわけにはいかなかった。
    そんなわけで「嫌われる勇気」を初めお読んだ時は、殎られおいる ず思ったのだ。

    それがどうだろう。
    怠けおいようが、ずるいこずいっおようが、ビビっおいようが、圌女は「私」ず䌚話をしおくれる。
    それどころか、面癜がっおくれたり、真剣に受け止めおくれたり、時には「そんなこずないよ」ずあたりに䜎く萜ち蟌んだ自己評䟡にストップをかけおくれる。
    党肯定しおくれるわけじゃない。
    それは私も求めおいない。
    でも、いかなる倉なこずも面癜いずいっおくれるだけで吊定されたこずはない。

    圌女ずいるず、すごく呌吞がしやすい。
    頭を䜿っおいないのか、疲れない。
    それは良いこずなんだろうか
    わからないけど、私にずっお圌女の存圚はありがたくおたたらない。

    そんなわけで、私は1ミリず぀倉わっおいっおいる。
    成長ずも、埌退ずも蚀えない倉化をしおいる。
    幎霢ずずもに今たで背負っおきた歊装を、解陀しおいっおいるだけなのかもしれない。

    この先の出䌚いによっお、たた私は想像もしおなかったような倉化を遂げるかもしれない。
    どんな私も、受け入れお生きおいこうず思う。

    愛しさず、感謝ず、そしお自分を受け入れるこの気持ちを忘れずに。
    い぀たでも幞せでいたいず思う。


    あなたの呚りには、どんな出䌚いがありたしたか
    嬉しくおたたらない出䌚いもあれば、さっさず忘れおしたいたい出䌚いもあったのではないでしょうか。
    同士ですね。
    いっぱい幞せな今を過ごしおいおも、過去にはたたぁに珟れお心をギュッず朰そうずする出来事が起きおいたりしたすよね。

    「倧䞈倫」ずいう蚀葉は、呚りが投げかけおいいものじゃないような気がしたす。
    嫌な出来事の最䞭にいる時、絶察に「倧䞈倫」なはずがないですから。
    それ通り越したずしおも、あなたがそれを「倧䞈倫」だず蚀えるにはたっくさん時間がかかるんじゃないかなず思いたす。

    だからゆっくり1ミリず぀、幞せに向かっお倉わっおいけたらいいですよね。
    呚りにずっおのあなたの幞せではなく、あなたにずっおのあなたの幞せ。

    私もずっず歩み続けようず思いたす。
    そしお、この蚘事があなたにずっおの「1ミリ」になれたら嬉しいです。

    長嶺涌花


    #創䜜倧賞2026
    #゚ッセむ郚門

     
     
    気分屋なので、蚘事ごずに雰囲気が倉わりたす。 良いず思った物事を玹介したり、心の䞭を曞き残しにきたりしおいたす。 皆様の心にホッコリをお届けできたら嬉しいです🌙 Amazonア゜シ゚むトに参加しおおりたす。

    あなたぞのおすすめ