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288:対話が全てでは無い

    ながめいづき / 長雨出版

    ・話し合えば分かり合えることなど、本質的にはない。

    ***

    ・人は思考を持ち言葉を使うので、他人に対して良くない感情を抱く時もある。
    ・主義・信条は千差万別で、近いことはあっても全く同じは有り得ないだろう。

    ・負の感情を持つと、心が狭くなり息苦しくなる。
    ・そういう時の正解択は、「勇気を持って相手に自分の感情を伝える」ではなく「その感情を無視し、忘れる」である。

    ***

    ・もちろん今後関係を築く必要がない相手であれば、もう会わなければ良いだけだ。
    ・ただ、職場などどうしても無視できない関係性は絶対的に存在する。社会的動物として生きているのであれば。

    ・そういう時、学生の頃の自分などは「相手に自分の気持ちを伝え・相手から答えをもらい、互いにとって良い距離感を掴んでいく」みたいな考え方で生きていた。「対話」が絶対的な解決手段だと思っていた。
    ・しかしそうしていると、衝突が発生し負の感情が生まれやすい。あまり良くない択だった、と今は感じている。

    ・思考整理の仕方を抜本的に変えた。
    ・例えば相手にムカッとした時は、そのムカッとした感情を意識的に無視し、忘れる。

    ・こうすることで、結果的に負の感情を抱いている時間は少なくなり健やかな気分が多くなった。

    ***

    ・土台、人間の脳みそはそれぞれ違う。つまり本質的に理解し合えることはない。
    ・人は、独りだ。

    ・ならば、そこの意識の差に執着することに意味が無い。生きてきた環境が違うと、価値観などは絶対に異なるので、「そういった差はあるもの」として理解する。
    ・実際人から言われたことは情報としては理解しても、自分の中に取り入れようみたいな内容って100ある内1でもあれば良い方ではないだろうか。

    ・我慢しろ、というわけでもない。
    ・相手のその不快な言動に対して「この人は自分にとって不快な言動をしてくる人だ」というラベリングをし、会話すると負の感情が絶対発生するものとして受け入れる。
    ・その上で、その負の感情は自分の中で無視する。まぁいっか、どうでもいいや、みたいな感じで、そこのことを考える時間を減らす。

    ・人間なのでどうしても感情は生まれるだろうが、生まれたあと放置しておけばいずれ忘れるのだ。

    ・処世術として、この考え方は大事だと思う。

    ***

    ・ふと、子どもの頃に比べて人間関係に関して悩むことは少なくなったなと思ったのでその理由を考えてみたらこんな結論だった。
    ・まぁどうしようもないのであれば、最終逃げてしまえば良い。休職するとか、転職するとかね。

    ・前向きなことばかり考えていた方が人生楽しいよ。

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