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144:CLAMP展に行き・ルックバックを観た

    ながめいづき / 長雨出版

    ・「作品」を作らねばならない、と思った。

    ***

    ・CLAMP作品は、「カードキャプターさくら」を昔アニメで観たり、「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」を漫画で読んだりしていてその頃は好きだったものの、今となってはうろ覚えとなってしまっている。
    ・あとはジャンプSQ.という集英社の月刊誌も購読してたので、「GATE 7」も読んでいた。

    ・改めてそれらの原画・複製原画を見て、昔コピックで絵を描いていることもあったので、これだけ綺麗に描けるのはすごいなと素直に感嘆した。
    ・ただ感嘆だけでなく、自分は何をしているのだ、という気分にもなった。

    ・35年の歴史を経てあれだけ耽美な世界観を放出しつつ、それを生業としているのが、羨ましかった。
    ・一方自分は、貴重な10代と20代前半をのんべんだらりと過ごし、結果現在は会社員という奴隷業に尽くす羽目となっている。

    ・自分の今までの視野の狭さ・怠惰さを痛感した。
    ・CLAMPはすごいし、こう言うのも烏滸がましいのは重々承知だが、自分はCLAMPと同じ土俵に立つための努力を今までやってこなかった。

    ***

    ・その後、そのまま藤本タツキ原作の「ルックバック」の映画を観た。
    ・原作が出たころも読んでいたので、ストーリーは知っていた。

    ・「チェンソーマン」は好きだが、自分は藤本タツキの熱烈なファンというわけではないので(「ファイアパンチ」も読んでいない)、正直最初に「ルックバック」を読んだ時はあまり何も感じなかった。
    ・藤本タツキが何を伝えたかったのだろうか、などは映画を観た今でも全く想像がついてないし、そもそもそれを考える気もあまりない。

    ・だが、創作活動に励み始めてから改めて「ルックバック」を観てみると、今まで自分は何をやってきたのだろうか、と思った。
    ・昔は絵を描くことが好きだったし、小説を書いたりもしていたし、漫画を描いたりもしていたのに、すべて中途半端なまま終わった。
    ・大学時代に興味を持った動画編集も、楽曲制作も、全部何も成しえないまま離れた。
    ・本当に自分は怠惰だった。

    ・社会に向いていないと実感した今、ようやくそれらの活動にまた精を出し始めることができたが、今は生活のため会社員をやらなければならないので、昔ほど多くの時間は取れない。
    ・仕方がないから交友関係を削ったが、それでも時間が足りない。

    ・またそれと同時にもうひとつ思ったことがあった。
    ・今後の自分は何を感じ・思っても、創作活動に時間を注いでいかなければならない、と思った。
    ・クリエイターに憧れてしまったから、もうクリエイターになるためのレールから寄り道することはできない。

    ・今自分の活動を認め・仲良くしてくれている貴重な親友たちが仮にいなくなっても、家族がいなくなっても、自分は創作活動に励まなければならない。
    ・黙々と、淡々と、やらなければならない。

    ***

    ・今の自分がそんなことを考えるのは恐れ多いこともわかっている。
    ・結局、会社員を辞めることができていないのも、自分に覚悟が足りないが故であることもわかっている。

    ・少なくとも今の会社に関しては、次の2月に辞めようと去年の年末に腹を括っている。
    ・辞めるまでに創作活動に付随する何かで食っていけるよう死に物狂いでもがかなければならなし、そうなっていなかったら転職という負け犬ルートを辿ることになる。

    ・とか、四の五の言う前にまずは「作品」を出せよ、俺は。
    ・本当に土俵に立っていない。社会に向いていないからクリエイターに憧れた?甘えたこと言ってんじゃねぇよ。

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