
取り出して、眺めてみました。 第4話 だんだん、わかってきた。
【 評価 】
外で働いていると嫌でも評価がつく。
主婦にはそれがない。
だから
「ちゃんとやれているかな」が
ときどき出てくる。
普通でいいのに。
最後に残るのは自分でつけた評価だけ。
【 オカルト 】
オカルトの話は結構好き。
あまり怖くないのなら。
幽霊は見たことがない。
でも
曰くのある場所には近づかない。
いるかもしれないし
いないかもしれない。
ある日
友達が遭遇したと言う。
友達は信用している。
でも
自分が見たわけでもない。
立場は、少しだけ怪しくなってきた。
【 本当にほしいもの 】
「自分の本当に欲しいものが分かる」
それは、一種の才能だと何かで読んだ。
店のお菓子売り場で、
誰かが買ってもらえると、
まわりの子も「僕も」と言う。
でも、真ん中の子は、欲しくなかったら
「僕いいわ」とさらっと言う。
そのかわり、
本当に欲しいものは、自分で見つけてくる。
街を歩いていた時、
魚のイラストレーターの個展を見つけて、
「これ欲しい」と
引っ張っていかれたことがある。
彼は、本当に欲しいものには、
あまり迷わない。
「自分の本当に欲しいものが分かる」
やはり一種の才能かもしれない。
創作大賞2026への応募にあたり、
過去に投稿した作品をまとめ、
章立てに再構成しました。