
詩[あさぐも][祖母のなみだ]👵🏻☁️🕷️
[ あさぐも ]
寝苦しいネグリジェから這い出して
色の抜けたくもを見つけた朝
まっしろなそれは一息で高く飛んでいってさ
空気が抱えきれなくなった水滴をつたって
遠くの方まで上がっていった
私も最期のさいごはあんなふうに
ふちどりだけになって吹き飛ばされたい
[ 祖母の涙 ]
わたしは祖母の涙を食べたことがあるのかもしれない
白線をつたうカメを見て
架線がつくる流れ星を見て
こぼした涙を
騒がしい落ち葉を和らげながら
窓辺で流したその涙を
食べていたようにおもう
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あさひてらすの詩のてらす
「香雪に立ちあがる13篇」に2つの短い詩が載りました🌸
あさぐも と 祖母のなみだ
おばあちゃんの旧姓である
「さのしげこ」で応募しました☺︎