
洗脳
今まで何度か記事にしたのだが。
洗濯物を干す時の流儀のことである。
私は、ハンガーの使い方に、ハッキリとした流儀がある。
そして、その順番に並べてある。
だが、さっちゃん(注1)は、全く違うのだ。
本人に聞く。
「さっちゃん、あなたには、洗濯物を干すことについて流儀というものが無いでしょ?」
こう、返してくる。
「あるよ」
「いや、無いだろ?混沌としてる」
「いや、あるよ。コジくんの流儀が間違っているだけだよ」
「❗」
「コジくんは、変わってるんだよ。おかしいんだよ」
「❗」
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
なんか、ここまでコテンパンに言われたら…合ってても間違っていると言う方向にどうしても誘導されてしまうな。
そして私は誘導…いや、洗脳され。悶々とした気持ちになり、やがてナイトメアを見ることになる。
これが、毎晩繰り返される。
どんな流儀か?
それは、また来週の木曜日。
なんのはなしですか。

そんなこんなを家内と語らおうとしてソファーに目をやると、家内が脚を指さしてニッコリと笑っていた。
「コジくん、家事、ほんと、まだまだだね。だから、マッサー(注2)入念にしてね」
「…」
マッサージをすると、家内は、上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は平和である。
だから。
これで、いいのだ。

(注1)さっちゃんとは、家内のことである。我が家の実質の最高権力者なので、別名、女王陛下という呼び名もある。
(注2)マッサーとは、マッサージのことである。家内のさっちゃんがそうやって、略して言うのである。さっちゃんへのマッサーは私の最重要の日課である。
