
『宇宙兄弟』から思い描け!
『宇宙兄弟』から貰ったもの。
たくさんある。
何から書こうか。
何から伝えたらいいだろうか。
こんなに素敵なお話。
もっと早く出会いたかった。
私が子供の頃に出会いたかった。
大好きすぎる。
今を懸命に生きること。
好きなものに立ち向かっていくこと。
自分と同じ思いでいる人が必ずいること。
自分を支えてくれる人がいること。
見えなくても繋がってること。
そして、諦めないこと。
たぶん、それが1番大事なこと。
そんな気がした。
最終巻を読み終わってもなお、
私は終わりを感じない。
むしろ、スタートだ。
ここからは私の物語が始まる。
そんな気さえした。
『宇宙兄弟』にはたくさんの愛がある。
そして、ここには私が生きたかった世界がある。
もちろん、全てとは言わない。
なぜなら、辛いことも悲しいこともたくさん起きるから。
だけれど、必ずそこには“救い”がある。
その“救い”が私にとっても“救い”だった。
仕事がうまくいかないこと。
思い描いた世界がその通りにならないこと。
周りの評価。
他人の気持ち。
自分の夢。
いつもそこにあるのは人間臭さで、
誰にでもある世界。
そして、誰もがそこで俯き、足元を濡らす。
でも。
ムッタも、ヒビトも、決して諦めない。
諦めたような場面であっても、
心の奥底では諦めてはいない。
心のずっと1番深いところで、
小さな光を灯している。
消えないように。
いや、消さないように。
私はいつもそこに震えた。
私もそうでありたい。
そう思った。
生きていれば、いろいろある。
思わぬ出来事もたくさんあって。
自分ではどうにもならないことに縛られたり、振り回されたり。
正論だけど、冷たくて。
常識だけど、通らなくて。
当たり前じゃないことに、温かさを感じたり。
生きていれば、
無数の“なんで???”
に出くわしてしまう。
そして、そこで諦めてしまうこともある。
だけど、あとになって思う。
あのとき、続けていたら、
あのとき、諦めていなかったら、と。
でも、「諦める」って本当は何だろう?
道を変えること?
一度立ち止まること?
逃げること?
それとも、自分の中にあった『やりたい』まで消してしまうこと?
いや、違う。
諦めることが必要な時もある。
道を変えたことで救われることもある。
本当に大事なのは、
諦めたか諦めなかったかではない。
本当に大切にしたい“小さな灯火”を守れたかどうか。
失敗しても誰かがいる。
一人で立てなくなったら、誰かが支える。
誰かの夢を笑わない。
みんなそれぞれ違うのに、同じ方向を向ける。
人間臭くて不完全だけど、最後には人を信じる。
そんな世界で、自分の本当に大切にしたいものを見失わないでいること。
それが「諦めないこと」なのかもしれない。
だとしたら———
私は今なお、
心の奥底にある小さな灯火を抱えて、前を向く。
ムッタとヒビトの物語は、ひとまず本を閉じた。
でも、私の物語はまだ途中だ。
さあ、見せてやれ。
ここからは、———自分の番だ。
あなたも。
わたしも。
今を懸命に生きる人たちが、
心にある優しい“灯火”をどうか守っていけますように。
※『宇宙兄弟』というハッシュタグで来られた方へ
『宇宙兄弟』に魅せられ、以下のような活動をしている方がいます。よろしければ、彼女の想いを読んでくださると嬉しいです。