
人手不足時代に求められる採用のビジネスマインド
「求人を出しているのに応募が来ない。」
そんな相談を受けることが年々増えています。
求人媒体の掲載順位を変える。
原稿を修正する。
写真を差し替える。
もちろん大切なことです。
しかし、本質的な課題は別のところにある場合が少なくありません。
私は本当は5年以上前から、
「これからは求人広告だけではなく、採用設計が必要になる」
とお伝えしてきました。
当時はまだ、
求人媒体へ掲載すれば応募が集まる時代。
だからこそ、多くの企業では採用設計の必要性を感じにくかったのかもしれません。
しかし現在は状況が大きく変わりました。
少子高齢化による労働人口の減少。
働き方の多様化。
そして求職者が企業を選ぶ時代。
今は求人を出すだけではなく、
「なぜこの会社で働くのか」
を明確に伝えなければ選ばれません。
採用設計とは、
・どんな人材を採用したいのか
・その人材に何を期待するのか
・会社の魅力は何なのか
・どのように伝えていくのか
を整理し、採用活動全体を設計することです。
求人媒体はその中の一つの手段でしかありません。
ホームページ。
SNS。
会社案内。
社員インタビュー。
採用動画。
求人広告。
すべてが同じ方向を向いて初めて、企業の魅力が伝わります。
応募が来ないから求人原稿を修正する。
その前に考えていただきたいことがあります。
「自社の魅力を言語化できていますか?」
「なぜ働く価値がある会社なのか伝えられていますか?」
採用設計ができている企業は強い。
媒体が変わっても、人材市場が変わっても、自社の価値を伝え続けることができるからです。
これからの採用活動に必要なのは、
求人を出すことではなく、
採用を設計すること。
それこそが、人手不足時代を乗り越えるためのビジネスマインドだと私は考えています。