
「集中力がない」と言われた息子の話。欠点ではなく、溢れる好奇心とどう付き合うか
先日、長男マル(年少)の保育園の懇談会がありました。
参加した妻から話を聞くと、先生から「集中力がなく目移りしやすい」「切り替えが苦手でフォローが必要」といった指摘があったそうです。
帰宅した妻は、「年中・年長や小学校に上がったらどうなるの…」と大きな不安を抱え込み、完全にピリピリモード。「仕事もあるのに、これ以上どうサポートすればいいの?」という言葉には、疲れと不安で限界を迎えている心の悲鳴が詰まっていました。
「目移りする」のではなく、「好奇心が溢れている」だけ
妻の焦りも痛いほど分かります。集団生活での指摘を受ければ、親として誰だって身構えてしまいます。
けれど、親である僕から見た長男は、決して「ダメな子」ではない。
むしろ誰よりも好奇心が強く、世界にあるいろんなものに敏感に反応できる子だと思っています。図鑑で覚えた知識や自分の興味を持ったことへの没頭力はすごくて、同年代の子に比べても知識量が圧倒的に多い気がします。
だからこそ、先生からの指摘を「欠点」として捉えたくはないです。
彼が見せている行動は、**「集中力がない」のではなく「探究したい対象が素早く移り変わっている」だけだし、「切り替えられない」のではなく「ゾーンに入るほどの強い没頭力がある」**という長所の裏返しなのだから。
平均的に丸くするのではなく、ブレーキの踏み方を覚える
我が家では今、土曜日や園の後の「児童発達支援サービス(療育)」の利用も視野に入れている。
それは息子の「尖った良さ」を丸く削って平均的な子にするためではありません。
**「強い好奇心という最高のエンジンを持ったまま、集団生活という道路を上手に走るためのブレーキやステアリングの使い方をプロと一緒に覚えるため」**です。
「直す」ためではなく、「彼が生きやすくなるためのツール」を手に入れる場所。そう捉え直すだけで、ネガティブな不安は前向きなサポートに変わります。
おわりに
「夫だから」「妻だから」と固定の役割を決める必要はないと思っています。
仕事や家事に追われる中で、余裕がある方が息子の「これ見て!」に全力で付き合えばいいし、動ける方が週末のサポートや保育園とのやり取りを引き受ければいい。
家族という一つのチームとして、お互いのキャパシティを補い合いながら、長男の成長を一緒に面白がっていけたらそれで十分。
欠点ばかりを探して修正する親ではなく、彼の圧倒的な好奇心というエネルギーを誰よりも面白がり、背中を押してあげられる親でありたいなと強く思っている今日この頃です。
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