メインコンテンツへスキップ
見出し画像

2026年9月29日|世界マーケット往復便|夕刊|日経平均は396円安の続落、権利落ちが重荷|米10年債5.25%前後で株の重荷続く、豪中銀は4.60%に利上げ

    AI×お金×健康ラボ

    ※本記事は、日本時間9月29日午後4時までに確認できた情報に基づきます。
    終値のない数値には、午後4時までに確認した取引中の値を含むため、一部の数値には取得時刻を添えています。


    🎧 むずかしい経済ニュースを、たとえ話だけで。動画版はこちら

    「そのニュース、結局どういうこと?」「なんで相場が動いたの?」そんな疑問を、動画でとてもわかりやすく解説しています。

    ▶ YouTubeで観る(世界マーケット往復便)

    https://youtu.be/SQXv9n89HR4

    本日9月29日(火)の東京株式市場で、日経平均株価は前日比396円35銭(0.60%)安の6万5,481円27銭と、続落しました。
    本日は9月末を中間配当などの権利確定日とする銘柄の権利落ち日で、配当落ちが日経平均を約380円押し下げたと伝えられています。
    前夜の米国株安と米長期金利の上昇も重なり、午後には一時6万5,000円を割り込みましたが、終値では6万5,000円台を回復しました。
    TOPIX(東証株価指数)は1.72%安と、日経平均より下げが大きくなっています。
    オーストラリア準備銀行(豪中銀)は政策金利を0.25%引き上げて4.60%とし、今夜は米国の求人件数と消費者信頼感指数が発表されます。


    まず30秒で確認|世界マーケットの現在地


    画像

    日本株|日経平均は続落、配当落ちの影響を除けば小幅安

    日経平均株価は、前日比396円35銭(0.60%)安の6万5,481円27銭で取引を終えました。
    権利落ちの影響に加え、前夜の米国株安と米長期金利の上昇を受けて売りが先行し、午前には一時818円(1.24%)安まで下げています。
    前場の終値は6万5,307円00銭(570円62銭安)でした。
    午後2時37分には下げ幅が1,178円13銭に広がり、6万4,699円49銭まで下落しています。
    その後は買い戻され、終値は6万5,481円27銭でした。
    配当落ちによる押し下げは約380円とされ、この分を差し引くと、日経平均の実質的な下げ幅は小さかったといえます。
    前場の時点では、ソフトバンクグループ1銘柄で日経平均を約109円押し下げる一方、東京エレクトロンは約103円の押し上げ要因となっていました。
    TOPIXは、前日比70.87ポイント(1.72%)安の4,041.13でした。
    前場の東証プライム市場では、値下がり銘柄が全体の85%を占め、東証33業種がすべて下落するなど、売りが幅広い銘柄に広がりました。


    アジア|韓国KOSPIは小幅続落、下げ幅は前日から縮小

    韓国の総合株価指数(KOSPI)は、前日比18.93ポイント(0.27%)安の6,870.81で取引を終えました。
    前日に2.70%下げた後で、本日の下げ幅は小幅にとどまっています。
    豪州では、豪中銀が政策金利を4.60%に引き上げ、約15年ぶりの高い水準になったと伝えられています。


    金利・為替|ドル円は157円台前半、米10年債は5.25%前後

    ドル円は、本日の東京市場で1ドル=157円21銭から157円58銭の狭い範囲で推移し、午後3時時点では157円35銭近辺でした。
    中東情勢を背景とした原油高と、米長期金利の高止まりがドルを支えたと伝えられています。
    米長期金利(10年債)は、アジア時間に一時5.25%まで上昇し、前夜の5.24%前後から高い水準を保っています。
    豪ドル円は、豪中銀の利上げ直後に1豪ドル=110円70銭まで上昇しましたが、ブロック総裁が追加利上げの必要性に慎重な見方を示すと、109円83銭まで下落しました。
    ブロック総裁は、理事会が据え置きと0.25%の利上げの両方を検討したと述べ、4回の利上げで十分かどうかは不透明だとの認識も示しています。


    商品|原油は94ドル台に上昇、金は前夜の急落後に小動き

    原油価格は、米国とイランの協議が膠着しているとの見方から、時間外取引で上昇しました。
    WTI原油先物(11月限)は、日本時間午後0時58分時点で1バレル=94.12ドルと、前夜の清算値92.60ドルから1.52ドル(1.64%)高い水準です。
    イランの外相は、核問題でイランが柔軟な姿勢を示すとの報道を「プロパガンダ」と否定し、立場に変化はないと述べたと伝えられています。
    金先物(12月限)は、日本時間午前10時45分時点で1トロイオンス=4,162.50ドルと、前夜の3.54%安に続いて小幅安で推移していました。


    マーケット連鎖|米金利高と権利落ちで続落、原油高が金利を支える


    画像

    まず、前夜の米国株は長期金利の上昇を警戒して下落し、ダウ平均は347ポイント安の5万1,481.51で取引を終えました。
    本日の東京市場では、この流れに権利落ちによる押し下げ(約380円)が加わり、売りが先行しています。
    日経平均は午後に一時1,178円安と6万5,000円を割り込みましたが、その後は買い戻され、終値では6万5,000円台を回復しました。
    これとは別に、米国とイランの協議の膠着から原油が94ドル台へ上昇し、米10年債利回りも5.25%前後で高止まりしました。
    為替市場では、原油高と米金利の高止まりがドルを支え、ドル円は157円台前半で推移しています。
    次に確認したい点は、今夜の米求人件数・消費者信頼感指数と、米10年債利回りが5.2%台を保つかです。


    相場の着眼点|配当落ちを除けば小幅安、それでも金利高の重荷は残るか


    画像

    本日の日経平均は396円安でしたが、そのうち約380円は配当落ちによる押し下げとされています。
    きょうの着眼点は、この続落を配当落ちが中心の一時的な下げと読むか、米金利高の重荷が続いていると読むか、という点です。

    一つの見方は、配当落ちが中心で、実質は底堅い、というものです。
    配当落ち分を除けば下げ幅は小さく、午後の一時6万5,000円割れから戻し、終値では6万5,000円台を回復したことから、下値では買いが入っているとみることができます。

    もう一つの見方は、米金利高の重荷が続いている、というものです。
    TOPIXは1.72%安と日経平均より下げが大きく、前場には東証33業種がすべて下落しました。
    米10年債利回りが5.25%前後で高止まりしており、株式の割高感が意識されやすい状態は続いていると考えられます。
    見極めの手がかりは、今夜の米求人件数と消費者信頼感指数、あす9月30日(水)の米PCE価格指数、そしてあすの東京市場で日経平均が6万5,000円台を保てるかです。


    今夜の予定|米求人件数と消費者信頼感指数、あすは米PCE

    本日9月29日(火)の日本時間23時に、米国の8月の求人件数(JOLTS)と9月の消費者信頼感指数が発表される予定です。
    求人件数の市場予想は722万8,000件、消費者信頼感指数の市場予想は89.1とされています。
    米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン副議長など、FRB高官の発言機会もあります。
    あす9月30日(水)には米PCE(個人消費支出)価格指数(8月分)、10月1日(木)には日銀短観、10月2日(金)には米雇用統計(9月分)が控えています。


    今夜の3シナリオ|米指標と米長期金利をにらむ米国市場


    画像

    今夜の米国市場について、確定した予想ではなく、見方を変える条件の整理として三つのシナリオで見ておきます。

    強めのシナリオは、求人件数や消費者信頼感指数が市場予想を下回り、米長期金利が低下して米国株が反発する展開です。
    この場合、あすの東京市場にとって支えになりやすいとみられます。
    確認したい数字は、米10年債利回りが5.2%を下回るか、ナスダック総合指数、WTI原油先物です。

    中立のシナリオは、指標がおおむね市場予想並みとなり、あすの米PCE価格指数を前に様子見となる展開です。
    この場合、米国株は小動きにとどまり、ドル円も157円台での推移が続きやすいとみられます。
    確認したい数字は、米10年債利回り、ドル円、原油価格です。

    弱めのシナリオは、指標が市場予想を上回って追加利上げの観測が強まり、原油高も加わって米長期金利が一段と上がり、米国株が続落する展開です。
    この場合、あすの東京市場でも上値が重くなる可能性があります。
    確認したい数字は、米10年債利回りが5.3%に近づくか、WTI原油先物、半導体関連株です。


    9月29日朝刊の答え合わせ|終値は「弱め」、配当落ちを除けば「中立」に近い

    本日9月29日朝刊では、今日の東京市場について三つのシナリオを示していました。

    日経平均の終値は前日の終値6万5,877円を下回り、形のうえでは「弱め」の展開となりました。
    ただし、下げの大部分は配当落ちによるもので、日経平均は終値で6万5,000円台を回復したため、実質的には「中立(権利落ちと再投資の買いが交錯)」に近い動きともいえます。
    弱めで確認したい数字に挙げた米10年債利回りは5.25%前後へ上昇し、韓国KOSPIは小幅安にとどまりました。
    強めで条件に挙げた「ドル円が157円台を保つか」は、157円台前半での推移となりました。
    朝刊の着眼点(米金利の上昇は一時的か、株の重荷が続くか)は、米10年債利回りが5.2%台にとどまり、TOPIXが1.72%下げたことから、本日の時点では「重荷が続く」の見方に近い結果です。


    まとめ|権利落ちで続落、焦点は今夜の米指標と金利

    本日9月29日(火)の東京市場は、権利落ちと米長期金利の上昇が重なり、日経平均は396円安と続落しました。
    配当落ちの影響を除けば下げ幅は小さく、終値では6万5,000円台を回復しました。
    豪中銀は4.60%に利上げし、原油は94ドル台、米10年債利回りは5.25%前後で推移しています。
    今夜の米求人件数・消費者信頼感指数と、あすの米PCE価格指数が、米長期金利の次の手がかりになります。


    <参考情報>
    ・Myforex|東京マーケットダイジェスト・29日 ユーロ安・株安(日経平均65,481.27・−396.35、TOPIX 4,041.13・−70.87、ドル円157.35、豪中銀4.60%) https://myforex.com/ja/news/dzh260929141.html
    ・Newsweek日本版(ロイター)|午前の日経平均は続落、配当落ち分の下げで(配当落ち約380円、一時818円安、前場の騰落・業種、9月29日) https://www.newsweekjapan.jp/articles/-/335348
    ・株式新聞Web|日経平均が下げ幅拡大、心理的なフシ目6万5,000円割れ(9月29日後場) https://kabushiki.jp/news/768974
    ・マネーポストWEB(フィスコ)|日経平均は続落、ソフトバンクGが約109円分押し下げ(前場の寄与度) https://www.moneypost.jp/1450157
    ・デイリースポーツ(共同通信)|東証続落、前日比396円安(TOPIX、長期金利上昇、9月29日) https://www.daily.co.jp/society/economics/2026/09/29/0020873206.shtml
    ・アジア経済(韓国)|コスピ、18.93P安の6870.81で取引終了(0.27%安、9月29日) https://view.asiae.co.kr/article/2026092915373451633
    ・OANDA証券(トレーダーズ・ウェブ)|東京外国為替市場概況・15時 ドル円、方向感定まらず(ドル円157.21〜157.58円、米10年債5.25%、豪ドル円110.70〜109.83円) https://www.oanda.jp/lab-education/market_news/mn_1036341_202609291507/
    ・財経新聞(フィスコ)|東京為替:ドル・円は高値圏、原油高・米金利高で(9月29日14:10) https://www.zaikei.co.jp/article/20260929/871584.html
    ・みんかぶFX|ブロック豪中銀総裁 理事会は据え置きと0.25%の利上げを検討(9月29日15:11) https://fx.minkabu.jp/news/380181
    ・みんかぶFX|NY原油時間外 94ドル台にしっかり乗せる(WTI11月限94.12ドル・+1.52ドル、9月29日12:58) https://fx.minkabu.jp/news/380163
    ・みんかぶFX|イラン外相 我々の立場に変化ない(9月29日07:45) https://fx.minkabu.jp/news/380126
    ・みんかぶFX|東京金 NY金先の下げが重石(NY金12月限4,162.50ドル・−5.90ドル、9月29日10:45) https://fx.minkabu.jp/news/380146
    ・財経新聞(フィスコ)|28日の米国市場ダイジェスト(ダウ51,481.51・−347.11、ナスダック26,820.38・−248.34) https://www.zaikei.co.jp/article/20260929/871501.html
    ・Myforex|29日の欧米イベントスケジュール(米求人件数・消費者信頼感指数23時、予想値) https://myforex.com/ja/news/dzh260929122.html
    ・みんかぶFX|来週の主な予定 日銀主な意見に東京CPI 豪中銀政策金利 米雇用統計とPCE価格 https://fx.minkabu.jp/news/380017


    <免責事項>
    本記事は、確認できた市場情報を整理したものであり、特定の金融商品・暗号資産の売買を推奨するものではありません。
    価格、指数、利回り、為替、暗号資産は、取得時刻やデータ提供元によって差が生じる場合があります。
    投資判断はご自身の責任で行い、必要に応じて最新情報と専門家の助言をご確認ください。


    暮らしに役立つお金の知識を、分かりやすく。

    「AI×お金×健康ラボ」では、これからも暮らしに役立つお金の知識を分かりやすく紹介していきます。

    あなたへのおすすめ