
“ほんとう”を生きる
“ありのままの自分に価値がある”と信じることが、
実はこの社会でいちばん難しいのかもしれない。
努力しなければ手に入らない
変わらなきゃ愛されない
足りないから補わなきゃ
もっと頑張れ
まずは与えること
そんな、条件つきの価値観のなかで
私はずっと、生きてきた。
だからこそ、
「何もしなくていい」「そのままでいい」
そんな言葉を受け取ると、
心のどこかで、不安がざわめいていた。
価値がないって思われそう
置いていかれそう
取り残されてしまいそう
そう感じるのは、無理もないこと。
不安を感じるのは、
「何かを足さなきゃいけない」って
信じさせられてきた、
古い観念がまだ心の中に残っているから。
でも、その正体に氣づいたとき、
はじめて、
そこから自由になる扉が、現れる。
私自身も、
「何かをしなければ愛されない」と
どこかで思い込んでいた。
与えることでしか、
受け取ってはいけないと信じていた。
だから、
何もしないことに、
罪悪感や不安がつきまとっていた。
でも、
「なにもしないで愛されていい」
その言葉を、自分に向かって言えたとき
私は、一歩、踏み出せた。
そして今はもう、
不安を抱えていることに、
「それでいい」と
やさしく頷けるようになってきた。
むしろその不安こそが、
「ほんとうの愛を受け取りたい」と願ってきた、
私の深い想いだったのだと、氣づいた。
不安を愛そう。
それもまた、ひとつのやさしさだから。
こうして私は、
「何かをしないと得られない世界」から
「そのままでいい、ほんとう」を
生きられる世界へと移ろっていく。
私は、
信じる私のままで、生きていく。
“在り方”で、自身の世界を動かす。