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AIに個人情報を入力するリスクとは?ChatGPT・Geminiに学習させない設定方法

ChatGPTやGeminiなどの個人向けAIでは、入力した会話やアップロードした画像・ファイルが、モデルの改善に利用される場合があります。

ChatGPTでは「すべての利用者のためにモデルの改善に協力する」、Geminiでは「アクティビティの保存」をオフにすることで、モデル改善を目的とした利用を停止できます。

ChatGPTでは、無料プランだけでなく、PlusやProなどの個人向け有料プランでも同じ設定を確認する必要があります。なお、ChatGPT Business・Enterprise・Edu・APIなどの法人・組織向けサービスでは、入力・出力は原則としてモデル学習に使われません。

ただし、設定オフでも、個人情報を入力して安全になるわけではありません。サービスの提供や不正利用対策などに必要なデータ処理は残ります。

この記事では、AIに個人情報を入力するリスクと、ChatGPT・Geminiで学習への利用を停止する設定方法を紹介します。


AIに個人情報を入力する3つのリスク


個人向けAIに氏名、住所、勤務先、社内情報などを入力する場合、主に次の点に注意が必要です。

  • 入力内容がサービスやモデルの改善に使われる場合がある

  • サービスによっては、一部の会話を人間が確認する場合がある

  • 設定をオフにしても、サービス提供や安全対策のための処理まで停止するわけではない

学習への利用停止の設定は必要ですが、それだけで安全になるわけではありません。入力する必要のない個人情報や機密情報は、最初から入力しないことが基本です。

Geminiでは、アクティビティの保存がオンの場合、サービス改善のために一部のチャットが人間によって確認される場合があります。オフでも、サービス提供や安全確保のために会話が最長72時間保存される場合があります。


AIに個人情報を学習させない設定方法


ChatGPTに個人情報を学習させない設定方法(スマホアプリ版)

①サイドバーを表示し、[設定]ボタンをタップ

②「データ コントロール」をタップ

③「モデル改善に協力する」をオフ

画面の状態はOFF


ChatGPTに個人情報を学習させない設定方法(PC Web版)

①サイドバーを表示し、自分のアイコンをクリック

②「設定」をクリック

③「データ コントロール」をクリックして、「モデル改善に協力する」をオフ


Geminiに個人情報を学習させない設定方法(スマホアプリ版)

①自分のアイコンをタップして、下記の画面が表示されたら「Gemini アプリ アクティビティ」をタップ

②アクティビティの保存をオフ

Geminiに個人情報を学習させない設定方法(PC Web版)

①サイドバーを表示し、[設定]をクリック

②「アクティビティ」をクリック

③アクティビティをオンからオフ


普段、使用しているAIは設定済みかもしれませんが、あまり使っていないAIも設定漏れがないか確認しましょう。


Canvaのオプトアウト設定方法

個人のプライバシー → 「AIの改善のため、お客様の一般的な使用状況に関する情報を許可する」をオフ


設定オフでも入力しない方がよい情報


「学習を止める設定」と「個人情報を入力してよいか」は別問題です。
設定をオフにしたとしても、下記は入力しないほうがよいです。

  • パスワードや認証コード

  • クレジットカード・銀行口座情報

  • マイナンバーや免許証番号

  • 他人の個人情報

  • 顧客情報や未公開の社内情報

  • 契約書などの機密文書

  • 病歴など慎重な取り扱いが必要な情報


以前ご紹介したAI姓名判断では、氏名や年齢などの個人情報を入力します。また、AI手相占いでは、手の画像をAIに送る必要があります。どちらも、送信する情報の範囲には注意が必要です。

特に手の画像には、掌紋など変更できない身体的特徴が含まれます。顔や背景、指輪などが写らないようにし、必要以上に高解像度の画像は送らない方が安全です。

利用する場合は、事前に学習への利用をオフにするか、一時チャットを使うことをおすすめします。運営元やプライバシーポリシーが確認できないAI占いサービスへの送信は避けましょう。


AIの仕組みを理解して設定・入力する


AIは危険だから使わないのではなく、仕組みを理解して使うことが大切です。学習利用をオフにするのは、個人情報を守るための第一歩ですが、設定を変更すれば、何を入力しても安全になるわけではありません。

AIに情報を渡す前に、「この情報は本当に入力する必要があるか」と一度立ち止まって考える。そのうえで、設定と使い方の両方から、自分や周囲の情報を守っていきましょう。

まずはこの機会に、普段使っているChatGPTやGeminiの設定を確認してみてください。


設定を整えることは、AIを安全に使うための第一歩です。

しかし、AIに何を任せ、どの判断を自分に残すのかという問題もあります。AIを便利に使いながら、考える主体を手放さないための「AI時代の判断力」について、次の記事で考えています。


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村田 裕樹 最後までお読みいただきありがとうございました! サポートもうれしいですが「スキ」をしていただけると大変励みになります!!