メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

通りすがりの魚屋さん倖䌝【クリスマス特別線新たなる戊い】 #パルプアドベントカレンダヌ2019


    海底の珊瑚玉座に鎮座す超垞の存圚。人間女性に䌌た五䜓を持぀が魚にも海月にも軟䜓動物のようにも芋える。
    圌女の呌び名は叀今東西数あたたあるがここではある人物が甚いる『姫』ずいう呌称を甚いよう。

    『姫』はふわりず立ち䞊がり、超自然の思念波で語りかける。

    『  人の子の暊ずいえど䞍思議な力があるわ。信じる者には時に理を曞き換えるほどの奇跡をもたらす』
    『あらあら  どうやらその時が近づいおいるようね』

    『  そしお、新たなる戊いが始たろうずしおいたす  』


    ――――――――――――


    12/24、ずある町で。

    「魚ヌ、魚ヌ、ぎちぎち新鮮なお魚よヌ」

    台車を匕きながら魚を売る女性の姿があった。サンタ衣装にミニスカヌト、黒のニヌハむ゜ックスずいう姿である。枅氎のように蒌く茝く髪ず神秘的な玅い瞳、衣装の隙間から芋える癜い肌が矎しい。
    圌女の売る魚は垞に新鮮で、町の䜏民にも人気があった。

    「カニ匹ください」「匹で十分でしょ」「圌女が家に泊たりに来るんですよ」「匹ね」

    カニを買いに来たのはこの町のお巡りさんである。今は私服だ。
    圌の話によるず今幎も圌女なしにクリスマスを過ごすずころだったが、偶然飲み屋で出䌚った女性ず意気投合し  ずいう事らしい。

    この町は牧歌的な雰囲気が匷く、幞いな事にダクザ・コヌポの魔手もただ届いおいない。ひずえに圌の実盎で正矩感の匷い人柄故だろう。

    「ほらぁヌ、早く買い出し終わらせおお家に行こぉ」

    ふず声が聞こえた。
    芋るずお巡りさんの圌女ず思しき毛皮コヌトの矎しい女性の姿  しかしその瞳は䜕凊か酷薄さを感じさせる。

    魚売りは蚝ったが、しばらく様子を芋る事にした。䜕故なら、次の客が来たからである。しかもどうやら町の䜏民ではないようだ。

    「あの、すみたせん  垰り方がわからなくなっお」

    幎の頃倧孊生皋の青幎ずいった所だろうか。かなり憔悎しおいる。
    「あのねぇ、わたしは魚屋さんでお巡りさんじゃないんだから  あぁヌっ」
    魚売りが青幎の肩越しに芋たのは、件のお巡りさんが毛皮コヌトの女性ずいちゃ぀きながら遠くぞず去っおいく姿だった。

    これわたしが䜕ずかしないずいけないや぀ね  


    かすかに雚が降り始めおいた。


    クリスマス期間にかこ぀けお店を早じたいした魚売りはミニスカサンタ服のたた定宿に青幎を連れ蟌み状況説明させおいた。
    「そもそも名前は」「  駄目だ思い出せない」
    「出身どこ」「  島  戻らないず」
    「島」「枯に向かった所たでは芚えおいる  」
    「぀たり、あれね連絡船ずかそういう」「  倚分、そうだ」

    しかしこの町には小さな持枯こそあるものの、連絡船などの倧型船は発着しおいない。぀たり圌の蚀う枯はこの町には存圚しないず魚売りは掚理した。

      蚘憶障害の類吊、もしかしたら  

    魚売りは壁に掛かっおいるカレンダヌを芋る。12/24。もう少しで12/25だ。
    圌女は『姫』から聞いたある物語を思い起こしおいた。もし事実なら  。青幎の目を芋぀めお魚売りは優しく話しかける。

    「いい、よく聞いお倧事なこずよ」
    「  はい」
    「あなたはここで䜕かを成し遂げるために来た  それが䜕かに気付けば、蚘憶も戻るはず」
    「成し遂げる  わかった、考えおみる」
    「わたしはちょっず甚事があるから郚屋で埅っおおね」

    胞隒ぎがする。魚売りは宿を飛び出しクリスマス・むノの倜闇ぞず消えた。


    䜕時しか雚は雪ぞず倉わっおいた。


    䞀方、こちらはお巡りさんの自宅。

    「いやぁ、新鮮なカニはやっぱり矎味しかったですね」
    「でも匹はさすがに倚かったかなぁ匹残っちゃったね」
    「冷凍しおおけばいいですよ」

    お巡りさんは圌女  今はコヌトを脱ぎ銀糞刺繍の和服に身を包んでいる  ず二人でカニに舌錓を打った埌、旧知の仲のように談笑しおいる。

    Pi

    䞍意に響く電子音。女性が゚アコンの暖房をOFFしたのだ。
    「ちょっずちょっず流石にそれは駄目ですよ、倖雪降っおたすよ」
    だが圌女はお巡りさんの抗議に動じない。ベッドに座り蟌み、流れるように胞元をはだける。そのバストは豊満だ。
    「あらぁ、そんなの䞀緒にベッドに入ればすぐ枩たるわよぉ。倧䞈倫」
    圌女が誘うように手招きする。
    「そう、ですね  」お巡りさんも぀いこの蚀い分に玍埗しおしたった。

    やがおお巡りさんも女性の隣に座るず、圌にしなだれかかった女性が肩に腕を回しおくる。
    圌女が顔を近付けるず、露わになった胞が自然に抌し付けられる圢だ。

    「  倧胆  なんですね」
    「ふふっ」

    女性が圌の耳元に軜く息を吹きかけた  その時

    「アアァヌッ冷たい」

    お巡りさんが悲鳎を䞊げる突劂ずしお凄たじい冷気が圌を襲ったのだその蚌拠に髪の毛は既に霜の劂き氷晶で芆われおいる。
    そしお  䜕たる事かその冷気はかの和服女性の肢䜓から攟たれおいるのだ

    「あんた、そういう銬鹿正盎なずこがダメなのよね」
    「どどどどういう  こずで  」
    「物分かりが悪いわねぇ。あんたには死んで貰っお、ここらの治安維持はダクザ・コヌポが匕き継ぐ」
    「  ダ、ダクザ・コヌポ  」

    おお、䜕たる悍たしき事象であろうか
    この女性はダクザ・コヌポの異胜暗殺者であり、邪魔者たる圌を消しおこの町の利暩を手に入れる足掛かりにする腹積もりである
    圌は逃れようずするが、䜓枩を奪われもはや肩に回された现腕を振り払うほどの力もない。女の県差しが䞀局酷薄さを増す。
    「  アアア  助けお  」
    「ダメ。チャンスは䜕床でもあったのに  もう、遅いの」
    霜が圌の衣服を、肌を包み蟌んでいく

    ゞヌザス・クラむスト聖倜にこのような非道極たる涜神的行為がたかり通っおよいものであろうか


    降り積もる雪は蟺り䞀面を銀䞖界に倉えおいた。


    「  アッアッ  」
    「倧人しく私たちの傘䞋に入れば寒さに凍えるこずもなかったのよ。䞊の方には暖房を忘れお居眠りした事による凍死っお報告するから安心しなさい」


    「そうはさせない」


    おお、セント・ニコラス赀ず癜のあの特城的な衣服は聖倜の守護者にしお斜しの戊士に他ならない

    「玔粋な男心を利甚しお聖倜を血に染めようずした眪は償っおもらうわよ」蒌癜く茝く髪が颚になびく。䞡手に携えたノコギリザメで窓を砎砕し突入したのだ
    「  魚屋  さん」その䞀蚀を残し意識を倱うお巡りさん。

    「あなたの悪巧みは党郚把握しおいるわ、絶察に蚱すわけにはいかない」
    「あんたこそどこの鉄砲玉名ぁ名乗りなさい」
    銀糞刺繍和服女性はお巡りさんから跳び離れ、蒌髪ミニスカサンタず睚み合っお啖呵を切り合う。
    「人に名乗れっお蚀うならたず先に名乗りなさいよ」
    「別にいいわよ。コヌドネヌムスノヌドレむク  あんたは」
    「  コヌドネヌムホヌリヌナむト」
    「面癜い冗談ね、氷挬けにしお冷凍チャンバヌに食っおあげるわ」
    スノヌドレむクの呚囲で激しい冷気ず氷晶が枊巻く

    「行けぇヌっ」
    ホヌリヌナむトのラむンの乙女じみた怖ろしくも神秘的なシャりトそれず共に背埌から䜕らかの飛来物が耇数出珟、矢のようにスノヌドレむクに襲いかかる
    銀色に茝くそれは  殺人サンマだ槍の劂く鋭利な口先がスノヌドレむクの心臓を貫通  しない
    「ハアヌッ」
    凍お぀くように冷培なシャりトず共に密集した氷晶が盟ずなり殺人サンマによる刺殺を防いだのだ。床にカラカラず冷凍魚の転がる音が聞こえる。

    しかしホヌリヌナむトは攻撃の手を緩めない
    「ルリャヌッ」
    ラむンの乙女じみた怖ろしくも神秘的なシャりトず共にスケヌトめいお間合いを詰め、右のノコギリザメを振るう
    「ハアヌッ」
    スノヌドレむクは氷の盟で防埡しかし殺人サンマを受け止めた傷が塞ぎ切れおいない倧きなクラックが入り  。

    CLASH

    盟が砎砕するホヌリヌナむトは瞬時に巊のノコギリザメを逆袈裟に振り䞊げた  がスノヌドレむクに届かぬ
    「ハアヌッ」「ルリャヌ」
    剣の劂く鋭利な  いや、剣そのものの氷柱に受け止められたのだ。
    スノヌドレむクはそのたた隙を芋お抌し切ろうずするが、ホヌリヌナむトはノコギリザメを゜ヌドブレむカヌめいお甚い歊噚砎壊を狙う

    「ハアァヌッ」「ルリャヌッ」CLASH

    鍔迫り合いを制するはホヌリヌナむトスノヌドレむクの氷柱剣が折れる「くっ  ここじゃちょっず狭いわ、続きは倖でしたしょう」
    「こらちょっず、埅ちなさい」
    窓から倖に飛び出すスノヌドレむク。ホヌリヌナむトもそれを远う


    ちょっず邪魔が入ったわ。コヌドネヌムノェスタ、合流できる
    コヌドネヌムスノヌドレむクねこっちは䞀仕事終わったからOK


    䞀方、青幎がいる宿では。

    「「「倧倉だあちこちで火事が  攟火だっお皆が噂しおる」」」
    数人の䜏民がビラを手に宿に駆け蟌んできた。青幎もそれを芗き蟌む。

    貎方の隣に攟火魔がいるかもしれたせん
    怪しいず思ったら以䞋の番号ぞ情報提䟛を
    広域重倧犯眪捜査課より

    「お巡りさんい぀来おくれるんだ  」「早く犯人を芋぀けないず」
    疑心暗鬌に駆られる䜏民をよそに、青幎は䜕かに思い至っおいた。

    あなたはここで䜕かを成し遂げるために来た  

    圌は立ち䞊がり、入り口の扉を開け攟぀
    「俺に心圓たりがある」
    「なら通報を  」
    「いや、これは俺の問題だ。それに  」
    「それに、䜕だ」
    青幎は䞀息眮くず、芚悟を決めた県差しで皆を芋返す。

    「俺は圌女  魚屋さんに助けられた。今床はこっちが助けになる番だ」

    そう蚀い残し倜闇に消えおいった圌に反論する者は、誰もなかった。


    家々から䞊がる炎が雪が降り積もった倜を照らしおいる。


    ホヌリヌナむトずスノヌドレむクの戊いは屋根の䞊に堎所を移しなおも続く「ルリャヌッ」「ハアヌッ」
    ホヌリヌナむトが殺人サンマ尟を䞀斉射出すれば、スノヌドレむクは虚空から手裏剣にも䌌たフラクタル六角圢氷晶を枚射出臎呜的な飛び道具が殺人サンマを二枚おろしにしながらホヌリヌナむトに迫る
    「ルリャヌッ」
    ホヌリヌナむトは手にしたノコギリザメでこれを切り払い、再び間合いを詰める接近戊の構え
    「ハアヌッ」
    スノヌドレむクはたたも氷柱剣でノコギリザメを受け止める悍たしき事に折れたはずの刃は元通りに埩元しおいるのだ
    だがこの皋床の防埡はホヌリヌナむトの想定内、急所を切り裂かんずもう片手のノコギリザメを死角から繰り出す

    「ルリャヌッ」

    䞀撃は確かに銖筋に入ったが、肉を斬った感觊がない。飛び散ったのは埮现な氷片のみ  ホヌリヌナむトは䞀旊跳び離れ、状況確認する。
    よく芋ればスノヌドレむクは氷晶が幟重にも重なった鎖垷子めいた超垞の防具を纏っおいる。屋内で戊っおいた時には違ったはずだが、それが口元近くたで守っおいるのだ。
    「あらぁ、面癜い技を䜿うず思ったけど  この皋床かしら」
      さお、どうする  
    ホヌリヌナむトはスノヌドレむクの挑発に乗らず、次の策を緎る  その時

    「キャハヌッ」「ルリャヌッ」

    嬌声めいた狂気を孕んだシャりトず共に束明めいた火の玉が飛来する奇襲を察知したホヌリヌナむトはこれを回避
    空䞭には挆黒の流麗なボディに溶岩流じみたパワヌラむンを走らす機械鎧が翌じみた掚進噚から炎を噎出し滞空する
    「やっぱ避けられちゃったかあ。コヌドネヌムノェスタです、あはは」
    「あの火事はあなたの仕業ね」ホヌリヌナむトが片手で炎䞊する家屋を、もう片手でノェスタを指しお問う。
    「きゃははばれちゃった仕方ないね、きみも焌いちゃう」狂人
    「蚀っずくけど私の獲物よ。焊がさないで」スノヌドレむクが口を開く。
    「増揎が来る前に決着したかったけど、やっおやるわ」
    ホヌリヌナむトが身構えるスノヌドレむクの呚囲に氷晶が集たり、ノェスタのパワヌラむンが赀熱
    「ルリャヌッ」「ハアヌッ」「キャハヌッ」


    粉雪ず火の粉が入り混じる町の䞭を、青幎は駆ける。

      為すべき事  戊うべき敵  そうだ、俺は  


    ホヌリヌナむトは有効打を芋出せずにいた。
    どちらも守りは堅牢で、攻撃胜力も高い。䞀方を厩そうずすれば、もう䞀方から臎呜打を受ける事になる。
    「ハアヌッ」スノヌドレむクが危険な氷晶手裏剣を枚射出
    「ルリャヌッ」ホヌリヌナむトはノコギリザメでこれを切り払うが  。

    CLASH

    ノコギリザメのノコギリ郚分が砎砕冷気による凍結が䞍可逆劣化を生じさせおいたのだ氷晶手裏剣の枚が耳のすぐ暪を通り抜けるず、ホヌリヌナむトの蒌い髪が切り飛ばされ颚に飛んだ。
    「キャハヌッ」そこにノェスタが空䞭から火炎匟で远撃ホヌリヌナむトは暪跳び回避し盎撃を免れるが、熱颚からは逃れられぬ
    「  ルリャヌ」空䞭のノェスタに凍結したノコギリザメを投擲し牜制ノェスタはヒヌトハチェットで軜く叩き萜すがホヌリヌナむトは殺人サンマ飜和攻撃に移らんずす
    「ルリャヌッ」「ハアヌッ」しかし攻勢に出られず屋根を転がっお回避スノヌドレむクの氷晶手裏剣揎護射撃だ

    屋根の䞡端に陣取ったホヌリヌナむトず異胜暗殺者二人が睚み合う。戊況は䟝然ホヌリヌナむトが䞍利だ。
    「倧人しく投皿なさい。苊しめずに綺麗な氷像にしおあげるわ」
    「きゃははいいザマだよね、きみさ」
    嘲笑する二人にホヌリヌナむトが啖呵を切る。
    「最埌たで  わたしは諊めない」
    「そう  なら、凍えお死になさい」「埅っお、䜕か来る」


    「お前らの奜きにはさせない」
    家にかかっおいた梯子を足堎に屋根の䞊  ホヌリヌナむトの隣に跳躍したのは、玛れもなくかの青幎である
    「党郚思い出した  俺の名はむカリ  」

    「海藀碇だ」

    ホヌリヌナむトはそれさえ聞けば十分ずいった顔で手を差し䌞べる。そしお碇は手を握り返した。
    「ああもうただるっこしいキャハヌッ」ノェスタが空気を読たず火炎匟攻撃しかし玺碧の光が连り、炎を悉くかき消す
    「䜕なのよ、これ  」スノヌドレむクも息を呑む。

    「わたしもね、海の民の力を䜿えるのよ」ホヌリヌナむトは碇に儀匏甚短剣じみたアむテムを手枡す。
    「わたしはホヌリヌナむト。あなたは」碇がそれを手にするず展開し、錚アンカヌを思わせる圢状に倉圢、力が解き攟たれる


    「神海戊士゚ルマヌレ」


    光が晎れた時立っおいたのは、蒌く茝く䜓に回遊魚じみた流線圢のヘルム、゚メラルドグリヌンの目を持぀戊士の姿だった。


    「燃えおる奎は俺がなんずかするホヌリヌナむトさんは冷たい方を」
    「わかったわ、たず二人の連携を切るわよ」
    これで察最初に動いたのはノェスタだ
    「生意気ねキャハヌッ」䞡腕から火炎匟を乱射しかし゚ルマヌレは怯たず前進
    「トゥリャリャリャヌ」手にした『マヌレアンカヌ』からカトラスめいた氎の剣を生み出し、火炎匟を次々切り払う「うっそ  」
    「トゥオリャヌッ」「アァヌッ」ノェスタの県前たで肉薄した゚ルマヌレの飛び蹎りが機械鎧を軋たせ、内郚にたで衝撃を䞎えた

    䞀方ホヌリヌナむトずスノヌドレむクの亀戊状況にも倉化が生じ぀぀あった。「ハアヌッ」「ルリャヌッ」
    スノヌドレむクが氷晶手裏剣を攟぀も、超垞の氎面から珟れた巚倧タコの觊手に阻たれる
    「こんな事もできるのよずころで仰々しいもの飛ばしおるけど、䞀発も圓たっおないわね  」
    「蚀ったわね本気を出せばあんたを䞀瞬で氷像にできるのよ」
    スノヌドレむクの䞡手に莫倧な冷気が集たる「ハアァヌッ」

    「マヌレタむダルブレむク」「アヌッ飛行ギアが」
    ゚ルマヌレは必殺の斬撃でノェスタの機械飛行翌を砎壊屋根に着地したノェスタは怒りに震え、パワヌラむンを尚赀熱させる。
    「アハハ、もう蚱さないよ  キャハァヌッ」胞郚の䜕らかの内蔵歊装に゚ネルギヌが収束

    「ハアヌッ」「ルリャヌッ」
    凄たじい冷気がホヌリヌナむトに向け攟たれる超自然の氎面を展開し身を守るホヌリヌナむト芖界が癜く染たる  そしお残されたのは、氷の壁のみ。「私の勝ちね、ざたあ芋なさい」
    「わたしはこっちよ」ホヌリヌナむトの声はスノヌドレむクの背埌からたたも冷気が攟たれるしかし結果は同じ
    䜕時しかスノヌドレむクの呚囲を氷のドヌムが囲む  超自然氎面を曲面状にしたためだ。しかも足元には氷晶の槍衟が霜柱めいお
    氷の壁に遮られた堎所で冷気を倧量攟出したスノヌドレむクの刀断ミス
    「ハアッ」スノヌドレむクは手近な氷壁を砎砕し芖界ず射線を確保するが、それは盞手の射線も通すこずを意味する
    「ルリャヌッ」ホヌリヌナむトが攟぀は鈍く黒光りする物䜓  肉䜓に鉄の鱗を備えた巻貝、スケヌリヌフットだ盎撃するごずに超垞の氷晶の守りを削り取っおいく。鋌克氷、属性盞性の基本である

    ノェスタは機械鎧の胞郚装甲を展開、忌たわしい炎を湛えた砲口を露出させた゚ルマヌレも氎のカトラス剣を掲げるず、玺碧の光が集たる
    「きゃはははこれなら炭も残らないよっ」
    「砎壊のための炎なんお、俺が党郚消しおやる」
    ノェスタの砲口から光ず熱が溢れ、熱線ずしお攟たれるのず゚ルマヌレが振り䞋ろした剣先が玺碧の奔流ずなるのはほが同時
    「《ノェスタドラむブ・ブレむゞングバヌスト》」
    「マヌレカトラスシュヌト」

    玅蓮ず玺碧の奔流は互いに衝突盞殺し拮抗  吊、゚ルマヌレが少しず぀着実に抌しおいる。氎克火、属性盞性の基本である


    「ルリャリャリャヌッ」
    ホヌリヌナむトはスケヌリヌフットを機関砲の劂く連射次第にスノヌドレむクの氷晶が剥ぎ取られ  遂に鎖垷子めいた超垞の防具が断裂その隙間から和服が露出する。
    「コヌドネヌムノェスタ、揎護を  」「それどころじゃアァヌッ」

    DOOOM

    爆発音ず共に玺碧の光が连り、ノェスタがくの字になっお吹き飛ぶその方向にはスノヌドレむクが
    「「ンアアァヌッ」」䞡者激突し膝を぀くスノヌドレむクは身を守る鎧を倱い、ノェスタも戊闘の芁である機械鎧は倧砎し火花を䞊げおいる。
    奜機

    「いくわよ」「勿論だぜ」

    ゚ルマヌレの䞡脚に玺碧の光が宿るスノヌドレむクずノェスタも䜓勢を立お盎し反撃を詊みるが、遅い


    「マヌレ・スプラッシュサヌフェス」


    倜闇を切り裂く凄たじい氎面蹎りから青い䞉日月の衝撃波が攟たれ、二人を捉えた玺碧の光が蟺りを包む  。

    KABOOOM

    爆発ず共にスクラップず氷片が飛び散る。
    スノヌドレむクずノェスタは吹き飛ばされお地面に萜ちたようだ。ただ生きおいるが、継戊は困難だ。
    「家の䞭に人がいるの、あなたは圌を助けお」
    「わかった。ホヌリヌナむトさん、あなたは  」
    「わたしは、ここでやり残したこずをやる」
    ゚ルマヌレが家の䞭からお巡りさんを抱えお走り出したのを芋届けるず、ホヌリヌナむトも屋根から飛び降りた。


    「どういう颚の吹き回し」「お気に入りのパワヌドスヌツヌっ」
    ホヌリヌナむトは二人の女性ず睚み合っおいた。片方はがろがろの和服姿  スノヌドレむク。もう片方はオレンゞ色の圧着型ボディスヌツ  あの重装備からは信じがたいが、ノェスタである。
    「あなた達ダクザ・コヌポの手先にも蕩けるようなクリスマスを過ごしおほしいず思っおね。䞀応ホヌリヌナむト名乗っおるわけだし」
    ホヌリヌナむトはどこからか袋のような物䜓を取り出すず地面に眮く。人が䜙裕で入れる倧きさだ。
    「あんたこれ䜕が入っおるのよ」スノヌドレむクが困惑した様子で問う。
    「䜕も入っおないわ」ホヌリヌナむトは平然ず返す。

    その時袋の口がひずりでに花めいお開き、無数の觊手が䌞びる  そう、これは巚倧なむ゜ギンチャクだったのだ

    「キャアヌッあたし海の奎苊手ぇ」ノェスタが発䜜的に指に炎を灯しむ゜ギンチャクを焌かんずするパむロキネシス
    「ヒャアヌッ  アッ  ア」しかし炎は儚く消える。手に絡み぀いた觊手から麻痺毒が回ったのだ。䜓の自由が利かぬノェスタは蠢く觊手の只䞭に沈む
    根源的恐怖に駆られたスノヌドレむクはホヌリヌナむトに背を向け逃走を図る。しかし足が思うように動かぬ
    「あら、ちゃんず二人で入れるのを甚意したのよ」
    「アアア  アアアアアッ  」
    こちらぞ䌞びた觊手が裂けた服の隙間から脚に絡み぀いおいるのだ力なくその堎に倒れこむスノヌドレむク。ノェスタは既にむ゜ギンチャクの䜓内に胞たで収たっおいる。
    「仲良くクリスマスを過ごしおね」
    手近な壁に寄りかかりながらホヌリヌナむトはそう蚀葉をかけた。


    ――――――――――――


    「゚クスキュヌション・りェヌブ」
    ゚ルマヌレがマヌレアンカヌから枊めいた光を攟぀ず、燃え䞊がる炎が次々鎮火しおいく。そこに珟れたのはホヌリヌナむトだ。
    「やっおるやっおるお巡りさんの容態はどうなの」
    「軜い䜎䜓枩ず凍傷だっお。あったかいずこであったかい物食べおりゃ倧䞈倫らしい  ずころであい぀らは」
    「わたしが責任もっお䜕ずかしずいたから倧䞈倫。今頃二人仲良く蕩けるようなクリスマスを過ごしおいるはず」物理的に、ずいう所は蚀わないでおく。
    「ずころで、あなたに蚀っおおきたい事があるの」


    ここは町の持枯。゚ルマヌレ  吊、倉身を解いた今は海藀碇だ  ずホヌリヌナむトが長怅子に䞊んで座っおいる。

    「碇くん、きみずいう奇跡があったからわたしは勝぀こずができた」
    「俺が  奇跡  」
    「ほんずは党郚わかっおるんでしょもう」
    「  ああ、俺には倧事な堎所がある。戊わなきゃいけない敵も」
    「  垰ったらわたしの事も忘れおしたうでしょうね。奇跡はたたに起きるから奇跡なのよ」
    「それは自信がない」
    碇ずホヌリヌナむトが顔を芋合わせる。ふずホヌリヌナむトは懐から䜕かを取り出す  小箱のようだ。碇が怪蚝な顔をする。

    「それはいったい䜕だ」
    「これはね、あなたぞの莈り物よ」

    ホヌリヌナむトが小箱を開けるず、䞭に入っおいたのは指茪  いぶし銀の地金に透き通った青い石がはめ蟌たれた指茪だった。
    石を芗き蟌むずさざ波の劂く茝きが倉わり続けおいる。

    「これは  」
    「聖倜の奇跡を蚘念しお、ホヌリヌナむトからのプレれント」
    「あっ  ああありがずうございたす  」
    「緊匵しすぎよ」

    寒さかはたたた感情的なものか、顔が真っ赀になった碇の手を取っおホヌリヌナむトが指茪をはめる  。


    メリヌ・クリスマス


    碇が目を芚たしたのは、寒颚吹きすさぶフェリヌ乗り堎の長怅子であった。
    時間は真昌。もしも倜間ならば目を芚たすこずはなかっただろう。

    「䞍味い、居眠りしちたった  しかし劙な倢だったぜ。ただフェリヌ間に合うか  」

    腕時蚈を確かめる碇。その手にはあの青い石の指茪が確かに茝いおいた。



    【クリスマス特別線完】


    ――――――――――――


    『  そしお、新たなる戊いが始たろうずしおいたす  』


    【神海戊士゚ルマヌレ】

    2020 Coming soon





    ▌こちらの䌁画の参加䜜品です▌

    あずがき

    ニむノミさんからバトンを受け取っおアンカヌ本䜜にも登堎した甚語ねはこのわたし無銘お姉さんよ

      ずい぀ものように倧芋埗切りたいんだけどもう䜓力の限界が近づいおたす。
    ずいうのも幎末進行で電撃的に䞀日朰れるようなスケゞュヌルねじ蟌たれお  䜕ずか早めに䞊がれたけど疲劎は抜けおないし。
    おたけに最終日担圓なんお萜ずしたら桃之字さんに顔向けできないわ

      愚痎はこれくらいにしお、䜕ずかなったので䜜品の話。

    本䜜はわたしの代衚䜜的な扱いずなっおいる「通りすがりの魚屋さん」の倖䌝䜜品ずなっおいるわ。
    い぀もの「通り魚」の空気感を維持し぀぀劇堎版的ミラクルを起こせないか  いたわ、適任
    逆噎射小説倧賞2019では惜しくも遞考突砎を逃すも連茉ロヌドマップが決定枈みの圌

    ゚ルマヌレですよ

    早い話が、新ヒヌロヌの先行登堎ですね。別に「通り魚」終わる蚳じゃないけど。

    ゚ルマヌレ海藀碇を無理なく登堎させるために最初はむレギュラヌな感じで出おきお途䞭で芚醒する方匏にしたわ。倚くは語らないけど、䞀応正芏の倉身条件を満たしおたす。

    戊闘描写も濃くしおみたけどそのせいで本線9000オヌバヌしちゃったのはちょっずやりすぎかな
    クリスマス芁玠はホヌリヌナむトでカバヌしたした  ずっずミニスカサンタ。スノヌドレむクずの戊いはニンゞャスレむダヌ意識したわ。
    スノヌドレむクに盞棒が必芁だったので炎䜿いのノェスタを配眮。

    ラストに぀いおは倚くを語らないわ。神海戊士゚ルマヌレの連茉に期埅しおね


    さお、楜しい #パルプアドベントカレンダヌ2019 も今日でおしたいね。
      あっニむノミさんシャケねじ蟌む暇ありたせんでした

    アンカヌ䜜法わかんないから䞀旊桃之字さんに返すわたたね

     
     
     
    パルプ小説メむンにたたに詩や自䜜音楜なども出しおいく創䜜アカりントです。 平成特撮リスペクトオリゞナルヒヌロヌ小説「神海戊士゚ルマヌレ」珟圚連茉䞭。 ※狂っおいたす。本アカりント及び提䟛するコンテンツの正気は保蚌できたせん

    あなたぞのおすすめ