小さな幸せを呼ぶ女
どうも、私です。
今日は、「運が良くて、ちょっと怖くなった話」をします。
お付き合い下さい。
◆
ある日。
姉妹で、岡本太郎の展覧会に出かけた際、特設ショップにミニチュアフィギュアがランダムグッズとして売られていた。
有名作品が数種類、中身が見えない箱に入った状態で売られていて、どれが当たるかは、誰にも分からない。
私のお目当ては、『太陽の塔』だった。
姉「『リボンの子』だったわ」
ひと足先に購入し、箱を開けた姉は、岡本太郎の作品が好きなのもあって嬉しそうに笑っていた。
私は、ズラッと並べられた箱の中から、「気になった」箱を2、3個手に取り、順番に感触を試した。
(だからといって、感触に違いはなかったし、何の手掛かりもなかったが)
姉「どれにするの?」
私「この子にする」
ひと際「気になった」箱を購入し、開けてみる。
中には、『太陽の塔』が入っていた。
姉「嘘でしょ!?笑」
私「こんなこと、ある!?笑」
思わぬ奇跡に笑うしかなかったが、一時期、おみくじを引けば、大吉が続いたこともあった。
(最近は、おみくじに書かれた内容を意識した生活になる気がして、引いていない)
どうやら、私は、小さな幸せを呼ぶ女らしい。
母、姉と古代エジプトの展覧会に出かけたときは、『カノープスの壺』などのアクリルスタンドが、ガチャガチャで売られていた。
古代エジプト大好きっ子・姉は、『カノープスの壺』を欲しがったのだが、引き当てたのは、『歩く男性の小像』。母も挑戦すると、同じのを引き当てた。これは、これで奇跡ではある。
姉「ひやむぎ先生、お願いしますよ」
私「うむ」
アクリルスタンドのガチャガチャは数台あり、私はその中の2台に絞っていた。そう、「気になった」のだ。
私「この子だ」
そう言って、ガチャガチャを回すと、まさかの故障。
中でカプセルが詰まってしまって、引けなくなってしまった。
店員さんを呼び、見てもらったが、本格的な故障だったようで、料金を返金してもらった後、私は「気になっていた」もう1台に手を伸ばした。
いよいよ、私の運もここまでか?
と半ば諦めムードで引いた、そのときだった。
私は、中身を見て、思わずカプセルを隠した。
母「どうした、むぎ」
姉「何が起きた?」
私「…見たい?」
母「見せてみ?」
姉「まさかの3個目の『歩く男性の小像』か?」
母と姉に、私はカプセルを見せた。
『カノープスの壺』だった。
姉「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
母「あんた、凄いな!?笑」
私「私が1番びっくりしたわ!!!!!笑」
喜びと恐怖の叫びを上げる姉に、私はカプセルを渡した。
お姉ちゃん、良かったね。
そして、つい先日のこと。
姉妹で、USJに出かけたときだった。
25周年を祝って、ショップでは『E.T.』、『ジュラシック・パーク』、『チャイルド・プレイ』など、人気映画のポスターがデザインされたマグネットがランダムで販売されていた。
姉の狙いは、『ジョーズ』だった。
姉「先生、お願いします」
私「うむ」
ズラッと並んだ袋の中から、「気になった」1つを手に取った。
私「これだ!」
姉「よし!」
マグネットを購入し、1日を満喫した後、私達は帰宅してすぐにその袋を開けた。
姉「せーの!」
私「!?」
そのデザインを見て、私達は顔を見合わせた。
『ジョーズ』だった。
姉「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
私「『ジョーズ』だwwwwwwwwww」
姉「…もうここまでくると、恐怖だよ。笑」
私「怖いねwwwww」
姉「あんた、凄いよwwwww」
『ジョーズ』のマグネットを飾りながら、姉はやはり喜びと恐怖の表情を浮かべていた。
ここまでくると、本当に笑うしかないね。
ちなみに、小さな幸せを呼ぶ女・私は、ごく稀に宝くじ売り場でスクラッチを買うことがあるが、今まで1度も当選したことはない。
何で?????