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お兄さん、いかがっすか?

    某ショッピングモールを
    歩いていた時のこと

    「お兄さん、いかがっすか?」

    ティッシュを持った男性に
    声をかけられる

    振り向くと

    風船や釣りゲームなどの
    子供が喜びそうな設営と

    ウォーターサーバー

    そもそも不要なサービスだったし
    あのノリも苦手だった

    「遠慮しときます」

    きっぱり断る

    「いやいや、見るだけどーすかっ?」

    イラッ

    「いや、いいっす」

    断ったのに、、、

    「そんなこと言わないでくださいよ」

    イラッ×2

    「、、、」

    断ってるよな?

    「ちょっとだけでも見てください」

    イラッ×3

    「、、、」

    無言で男性の目を凝視する

    「こちらこち、、、ら」

    私の凝視に気付く男性

    「、、、」

    そして私たちは見つめ合う

    「失礼しやしたー」

    ようやく心が通じ合ったようだ

    随分と馴れ馴れしい感じだった

    そう感じるのは
    私だけなのだろうか

    それともあの男性が
    特殊なのだろうか

    本当のことはわからないが

    断ったらすぐに引いてくれた方が
    お互いのためだと思う

    少し離れたところで振り返ると

    さっきの男性は
    別の人に

    「お兄さん、いかがっすか?」

    と声をかけていた

    、、、まあ、頑張ってくれ

     
     
    自称・違和感エッセイスト 自称・不穏短編作家 ズレを書いています たぶん本人も少しズレています

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