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Photo bynanairo_55

空気から水をつくる ~大気水生成(AWG)技術~

    なんか夢のような話なんですが、
    空気から水をつくる技術
    「大気水生成」(AWG:Atmospheric Water Generator)

    というニュースが目に止まりました

    検索してみると、結構、記事が出てくる
    すでに、商用機も販売されているみたい
    ちょっと気になって、調べてみました


    大気水生成(AWG:Atmospheric Water Generator)

    空気中に含まれる水蒸気を集めて凝縮させ、水を生成する
    技術は、大きく「冷却凝縮式」と「吸着式」の2つに分けられる

    https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/03452/020500002/

    冷却凝縮式

    エアコンの冷房で、水滴が出てくるのと同じ原理ですね
    冷たいコップに水滴がつくのも同じ

    吸着式

    乾燥剤に水分を吸着させて
    加熱して蒸気として取り出すタイプ


    わりと原始的な仕組みを、まじめに装置化、産業化しようという動きです

    空気から水をつくるコストは?

    コストがべらぼうに高いのでは?
    と思って、AIに聞いてみたら、5~20円/L
    と、意外に現実的です
    ホントかな??

    お風呂を一杯にするのは、ちょっと厳しいけど
    緊急時に飲料水を確保するには、ちょうどいい感じ

    太陽光発電と組み合わせれば、
    電気、水道が止まっても、なんとか生き延びることができそうです


    製品例

    どこで買えるのか?
    と思って検索すると、わりとすぐに見つかりました

    これは、ウオーターサーバーの代替みたいな形です
    電気代 月1000円 は、もう少し安くならないかな
    と思いますが、わりと現実的です

    その他のコストとして
    フィルター交換や、ミネラルパックが必要な気がします

    他にも、色々見つかります

     

    Amazonでも買えます
    ユーザー評価は微妙(笑)


    こちらは、少し大型の産業用です


    2030年代に「1兆円市場」へ!?

    こちらの記事では、世界的な市場拡大が予想されています

    市場調査会社Grand View Researchなどの分析によると、世界のAWG市場はここ数年で加速度的な拡大を見せている。
    2023年時点で約20億ドル(約3,000億円)規模だった市場は、
    2026年に約33億ドル(約5,000億円)に達すると予測され、
    2030年代には1兆円の大台を突破する勢いを見せている。

    特に需要拡大が著しいのはアジア太平洋地域(APAC)と中東・アフリカ(MENA)だ。インド・中国・東南アジアでは急速な都市化により水インフラ不足が顕在化し、降水量が乏しい中東では海水淡水化に代わる分散型水源としてAWGの導入が進む。

    これまで水供給の主役だったのは、大規模ダム、海水淡水化プラント、長距離水道網といった巨大インフラだった。しかしAWGは、その常識を根底から覆す。「必要な場所で、必要な分だけ水を作る」という分散型インフラとして、都市部から農業、軍事、災害対策まで幅広い用途が期待されている。

    農業用は、もっとコストダウンしないと、厳しそう
    単価の高い、プレミアムフルーツとかは、イケるかもですが

    災害対策では、わりとすぐに必用
    意外に軍事用で実用化したりして、、、


    米国、イスラエルのベンダーが先行しているとか

    こちらの記事でも、海外ベンダーの動向がまとめられています

    日本は後発か

    2019年市場規模:19億4,080万米ドル
    2027年予測市場規模:62億1,490万米ドル

    もう数年前には、市場として存在した、ということ???

    米国:緊急時対応、オフグリッド生活、軍事基地におけるAWG導入の増加を背景に、2027年までに4億3760万米ドル規模に成長すると予測される。
    中国:産業活動の活発化と急速な都市化が、特に水不足に悩む省において、AWGなどの持続可能な水ソリューションの需要を牽引している。
    インド:農村部および準都市部における水不足が、特にインフラが未整備な地域において、住宅用・商業用を問わずAWGの導入を加速させている。
    中東・アフリカ:2019年には最大の市場シェアを占めた。これは極端な気候条件と海水淡水化への高い依存度が要因である。GCC諸国は水安全保障を確保するため、AWG導入を主導している。
    アジア太平洋地域:東南アジア諸国と中国が主要消費国として台頭。水不足の深刻化と飲料水へのアクセス格差が背景。年間平均成長率(CAGR)21.1%が見込まれる。

    主要大気水生成装置メーカー一覧:
    ・ Drinkable Air Technologies (フロリダ州、米国)
    ・ Water Technologies International, Inc. (フロリダ州、米国)
    ・ Atmospheric Water Generator, LLC(米国フロリダ州)
    ・ 中陵新泉(福建)空気飲用水技術有限公司(中国福建省)
    ・ Island Sky Corporation(米国フロリダ州)
    ・ Dew Point Manufacturing(カナダ・ブリティッシュコロンビア州)
    ・ ユーロスポーツ・アクティブ・ワールド・コーポレーション(米国フロリダ州)
    ・ ウォーター・ジェン株式会社(米国ノースカロライナ州)
    ・ プラネッツウォーター株式会社(英国ロンドン)
    ・ ウォーターメーカー・インディア・プライベート・リミテッド(インド、マハラシュトラ州)
    ・ アトランティス・ソーラー(アメリカ、ニューヨーク州)
    ・ GENAQ Technologies S.L. (ルセナ、スペイン)
    ・ Clean Wave Products (アメリカ合衆国)
    ・ Eshara Water (アブダビ、アラブ首長国連邦)
    ・ Akvosphere (インド、西ベンガル州)

    すでに、多くのベンダーがひしめき合っています
    日本は、どこにも見当たらない


    日本のJICAのサイトに調査レポートが見つかりました

    https://www2.jica.go.jp/ja/priv_sme_partner/document/1631/Nz231-050_report.pdf

    アフリカ・タンザニアでの実証実験のようですが、
    水道水の方が安い!
    って笑い話のようなオチ

    タンザニアでも都市部なら、必要ないのかも


    ちょっとしたニュースから、
    少し調べてみるだけでも、視野、世界が広がります

    水資源をめぐって、世界的な紛争が起きるのでは、、、
    という話は、こういう技術を発展させることで解消してほしい


    テクノロジー、産業構造、市場需要の現在位置を知った上で
    未来への妄想を膨らませています



    この記事を書いたのは、

    収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
    https://mousoubiz.com/
    https://twitter.com/mousoubiz


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