室内楽コンサート(メンデルスゾーン)
今日は宗次ホールに室内楽コンサートへ行きました。

この彫刻、いつ見てもすばらしい出来栄えです。
ピアノ五重奏の彫刻です。
今日はピアノ三重奏です。
ピアノが練木さん、ヴァイオリンがアゴスティーニさん、チェロが花崎さんです。
3人とも巨匠であり、大学で後進の指導を行ったりしています。
宗次ホールでは毎年のようにこの3人の演奏会があり、自分のnoteに書いた演奏会をチョイスしました。
熟練の技でブラームスのピアノ三重奏曲第2番、すばらしかったです。


今日はメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第1番と第2番です。第1番はピアノ三重奏曲で最も人気があるキングみたいな存在です。
意外にも第2番はあまり知られていなくて今日は第2番推しで書きます。
◼️メンデルスゾーン/ピアノ三重奏曲第1番
この曲はケネディ大統領のときのホワイトハウスコンサート。
カザルストリオでの演奏で平和へのメッセージをこの曲の演奏で行いました。冒頭のチェロのメッセージがすごいです。
今日は花崎さんのチェロで冒頭が演奏されましたが、胸に突き刺さるようなメッセージ。すごいです。
この曲の第1楽章はすばらしいです。
今日のメンバーで聴けるのは格別です。
また第2楽章がいいんです。
穏やかに始まりますが、中間部は激しい情熱があります。
そして妖精のようなスケルツォを経て前進力のあるフィナーレ。
今まで音楽ホールで10回ぐらい聴いている曲ですが、気持ちはいつもに新鮮に。満喫しました。
◼️メンデルスゾーン/ピアノ三重奏曲第2番
今日の推しは第2番です。
第1番よりも情熱的で内省的です。
第1番よりも第2番の方が好きという人はかなりいると思います。
自分も若いときに第2番にかなりハマりました。
第1楽章の始まりはピアノが情熱的なパッセージを出します。それを弦楽器が引き継ぎ、ピアノと弦楽器の激しい会話のやりとりになります。
かなり緊迫感あって聴きごたえがあります。
第1楽章の最後のところの上昇する情熱が大好きです。今日もわくわくしてその部分を聴きました。
第2楽章は哀しみの緩徐楽章ですが、心の訴えがじーんと来ます。この楽章もピアノのパッセージから始まりますね。
メンデルスゾーンらしいスケルツォを挟んで第4楽章へ行きます。
第2番のフィナーレは第1番とはまったく正反対なんですよね。
ゆっくりゆっくり階段を昇っていくようで。
バッハのコラールを引用しているみたいですが、やさしくやさしく心が包み込まれていきます。
高速で切れ味あるのもメンデルスゾーンですが、ゆっくりとやさしくやさしく心を包み込んでいくのもメンデルスゾーンなんですね。
すばらしい演奏に鳥肌が立ちました。
こうやって第1番と第2番を聴くと、両方の曲の良さが際立ちます。
アンコールでは第1番の第2楽章です。
やさしさと激しさを持った第1番第2楽章。
第1番と第2番は正反対と思いがちですが、つながりもあるんですね。それを感じ取ります。


終演後のカーテンコールは写真撮影OKなので、パシャリしました。
名手3人の演奏でメンデルスゾーンの2曲のピアノ三重奏曲を聴けて良かったです。
