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読み聞かせした本(64)『ソメコとオニ』2025年3月
小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。
『ソメコとオニ』 斎藤隆介 作 滝平二郎 絵 岩崎書店
選んだ理由
・節分の時期に低学年に読んだことがある。学年がもうちょっと上がったほうが面白さがわかる気がしたので、3年生に読んでみた。
・『モチモチの木』を学習したあとに『この本、読もう』というページがあり、『斎藤隆介さんの本です。どんな人物が出てくるでしょうか。』と紹介されていたから。
子どもの反応
・想像していた話と違うかも?と気づいたあたりから、声に出して笑う子が出てきた。
・人間の姿をやめてオニの姿になったところでは、ソメコに共感したように笑っていた。
・「ソメコ、めっちゃ強いやん」と突っ込んでいた。
・オニとソメコの立場が逆転するユーモアをちゃんと理解していた。
・子どもが大人を振り回す感じを楽しんで聞いていた。
気づき
・オニ=強い、人=弱い、といった思い込みがひっくり返される楽しさがある。
・オニが泣き言を言い、誘拐して身代金を得ようとしたのに逆に金の俵を積むからソメコを引き取ってくれ、と言うのが予想外の展開で受けていた。
・節分の時期に読んでもいいし、『モチモチの木』を学習した前後に読んでもいい。総合などでアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)に触れた時に読んでもいいかもなあと思った。
