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あなたの「得意」が売れない理由。せっかくのスキルや知識をお金に変えることができないのはアレの筋力不足です

去年、心理カウンセラーとして起業しようとしている知り合いから、ちょっと真剣な相談を受けたことがあります。

「知識と技術には、正直かなり自信があるんです。クライアントさんからの評価もずっと高くて」

「それ、すごいことじゃないですか」

「なので、今の知識を教材にして、教育の部分はその教材で自動化して、バックエンドで個別セッションやコンサルにつなげたいと思ったんですけど……」

「うんうん」

「もう、何もかもが思い通りにいかなくて。一人じゃ無理だと思って、相談に来ましたー!!」

おお、そうか!!
よく来たね!!

聞けば、まず頭の中にある知識を「教材」の形にすること自体が、全然前に進まなかったそうです。

もうね。
第1章の第1項から、どう書いていいかわからないの。

んで、その教材をどう売ったらいいかも見当がつかないらしいのね。

要するに、販売ページはどういうサービスを使ってどう作ればいいのか、とか、クレジット決済の代行業者もそうだし、会員サイトやメールマガジンなんかもいるじゃないですか。

それにそもそも出来た商材をおいくら万円で売ればいいのかもわからないし、法的な制限とか法的な表示義務なんかもいるかもしれないじゃない?
(要るんだけど、具体的に何をどうすればいいのかって話ね)

じゃぁ、そこまでたどり着いたとして、その商品をどう売るかっていうのもわからないわけですよ。集客ね。

ぶっとい集客パイプをすでに持っているならいざ知らず、そういうのがない場合は広告を使うことになるでしょ?

Meta広告の打ち方とかね。

心理カウンセラーとしてのスキルも知識もめっちゃ自信があるのに、いざ売ろうと思ったらこんなに分厚い壁が立ちはだかると思わなかったと、その知り合いは途方に暮れて私に連絡してきたわけですよ。

得意なことほど、教えられない

まず最初にぶつかったのが、知識を教材の形にする壁でした。

これ、専門性が高い人ほど、実はよく起きるんです。

自分の中では当たり前すぎて、どこから話せばいいのか分からない。
全部大事に見えて、削れない。

で、気がつけば壮大な大百科レベルの教材を作ろうとしちゃって、作り切れずに挫折しちゃうの。

持っている心理カウンセリングの知識やスキルは、間違いなく一級品なんです。

ただ、それを他人が受け取れる箱に詰め替える作業は、専門知識とはまったく別の技術なんですよ。

あなたも、自分の得意分野を聞かれた時、話が長くなりすぎて、結局どこが一番伝えたかったのか自分でも分からなくなったこと、ありませんか?

「良いもの」は、勝手に売れない

箱に詰められたとしても、次の壁が待っています。

値段をどうつけるか。
誰に、どういう順番で見せるか。
買うかどうか迷っている人の背中を、どこで押すか。

あなたも、心のどこかで「良いものを作れば、いつか誰かが見つけてくれる」と信じていませんか?

でも、世の中そんなに甘くないですから、良いものを黙って置いておくだけでは、誰の目にも留まらないまま終わることの方が、圧倒的に多いんです。

声を出しても、誰にも届かない

そして最後は、集客の壁。

広告の仕組みを勉強しようとしても、用語からしてもう外国語。
複雑そうな仕組みと、売れてもないのにじゃぶじゃぶ消えていくお金。

毎日、何万円単位で広告費が消えていっても戦える、懐がリッチな人だけに許されるのが広告ってやつ、という勝手なイメージで尻込みしちゃうかもしれませんね。

「そんなお金ないなら、SNSで発信すればいいんじゃないの?」って思いますよね。

でも、発信を始めたところで、すぐにバズってじゃんじゃん売れる・・・わけもなく。

結局、お金で解決できる広告の方がよほど確実だったりね^^;

全部、1人で持ち上げようとしていた

その知り合いは、コンテンツ化、販売システム、集客システムの3つの壁に同時にぶつかって、心が折れかけていました。

「ちょっと気合と根性でどうにかできるレベルじゃないと思うんです」

って、なんとなく「こりゃ1人じゃ無理だ」と思ったからこそ、プロに頼ってくれたので、じゃぁ、私が難しい部分を解きほぐしてあげるから、順番にやれば大丈夫!ってなったわけです。

使う筋肉が、そもそも違う

「教材を作る」「販売システムを作る」といったシステムは、そもそも使う筋肉が違うので、いくら心理カウンセリングではプロだとしても、その知識を得るための仕組みづくりでつまずくのは当然なんですよね。

技術を磨く筋肉と、それを届ける筋肉は、別物なんです。

どんなに専門分野の筋トレを積んでも、届ける筋肉は勝手には育ちません。筋肉が違うんだから、当然と言えば当然なんですけどね。

でも、これって責められる話じゃないと思うんです。

だって、専門分野を極めた人ほど、そっちの筋トレに全人生を使ってきたわけですから。

届ける筋肉が未発達なのは、むしろ真面目に生きてきた証拠でもあります。

そのあたり、ここでも書いて行けたらいいなと思います。

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