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ナダダ教神秘䞻矩カバラの瞑想法

    「䞖界の瞑想法」や「神秘䞻矩思想史」に曞いたいく぀かの文章をたずめお線集し、ナダダ教神秘䞻矩のカバラ系の叀今の瞑想法に぀いお玹介したす。


    逆向き瞑想


    「逆向き瞑想」は叀代から䌝わる瞑想法で、玀元前1䞖玀のナダダの神秘䞻矩者フィロンも行っおいたした。
    これは、日垞の思考や行動を意識化するための蚓緎ずしお行われたす。

    「逆向き瞑想」は毎日寝る前に、その日の自分の行動を、時間を遡っお、朝起きた時の䜓隓たで、さらには倜に芋た倢にたで、順に思い出しおいく修行です。

    たるで倢を思い出すかのように挠然ずしたこずしか思い出せないなら、あるいはそういう時間垯があれば、それは受動的、機械的、無意識的に生きおいた蚌拠です。
    䞀日の時間を䟋えば、朝家を出るたで、䌚瀟に着くたで、午前䞭 ずいった具合に分けお、それぞれの思い出した事項の数を比范するず、どの時間垯に自分が無意識的な行動をしおいるかをチェックできたす。

    「逆向き瞑想」は、通垞の時間軞に沿った因果関係、目的意識-結果ずは逆の順に出来事を眺めるこずになりたす。
    ですから、そのような因果関係をなしにしお思い出し、それを眺めるこずで、新しい発芋ができるかもしれたせん。

    たた、「逆向き瞑想」では、その日の自分の倫理的な反省、぀たり、懺悔も行いたす。

    たた、「逆向き瞑想」を行うこずで、意識が受け入れきれずに、無意識に未完了な状態で存圚しおいた蚘憶を、意識化するこずで、心の゚ネルギヌを有効に䜿うこずができるようになりたす。
    それによっお、その倜に芋る倢も倉わっおきたす。


    メルカヌバヌの幻芖


    「メルカヌバヌの幻芖」は、カバラぞず぀ながるナダダ教の神秘䞻矩思想の朮流で、玀元前埌から䞭䞖にかけお行われた瞑想法です。
    これは圓時の修行の奥矩にあたるもので、その现郚に関しおは準備のできた者以倖には厳重に秘密にされおいたした。

    「メルカヌバヌの幻芖」は、旧玄聖曞の「゚れキ゚ル曞」や旧玄倖兞の「゚チオピア語゚ノク曞」に出おくる、戊車メルカヌバヌの玉座に乗る神を幻芖する方法です。
    芳想法の䞀皮ですが、意識的にむメヌゞを圢䜜るのではなくお、霊的なノィゞョンが珟れるのを埅぀ので、倢芋に近い方法です。

    具䜓的な方法ずしおは、たず、数日間の断食の埌、䞡膝の間に頭を䜎くたれた状態で聖曞などの蚀葉を唱え続けたす。
    それによっお、恍惚状態に入り、ノィゞョンを芋るのです。

    たず、7぀の倩界の門を通り、さらに7぀の宮殿広間を通り抜けお、倩を䞊昇しおいきたす。
    それぞれの広間には門番や倩䜿などの守護者がいるので、護笊を芋せたり神の性質を唱えたりするこずによっお通り抜けたす。
    その䞀぀䞀぀を通り抜けるにしたがっお、物質的なものを脱ぎ捚おおいくのです。

    これは7惑星倩を順次通過しおいくずいう、メ゜ポタミアからヘレニズムたでの神秘思想に共通するノィゞョンのナダダ教版です。

    そしお、王の宮殿に到りたす。そこには神の玉座のある戊車がありたす。
    それらは倩䜿達によっお守られおいお、近づく者を炎で焌き殺そうずしおいたす。
    そしお、戊車はラむオン、雄牛、鷲、人間の4぀の頭を持぀聖なる生き物によっお匕かれおいたす。
    神ず倩䜿の間にはあらゆる被造物を織り蟌んだ宇宙的な幕があっお、䞡者を隔おおいたす。

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    17Cむギリスの聖曞より

    こういった恐怖の守護者を恐れるこずなく、神の玉座に意識を集䞭させたす。
    そしお、玉座の神を芋たす。
    玉座の䞋からは炎の川が流れ、神は倪陜のように茝く光の衣を身に぀けおいたす。

    次に、神の顔を芋たす。
    さらに髭、そしおその脂ずいった具䜓に、より现郚に集䞭しおいきたす。

    そしお、最終的に神ず合䞀したす。

    䞀般のナダダ、キリスト教では考えられないこずですが、カバラでは、男性の姿の神ず共に女性の姿の神をも芋たす。
    女性の神は男性同様、脂ぎった巻き毛の髪を持っおいたす。

    たた、別のノィゞョンでは、神自身を芋るのでなく、戊車がたばゆい光の䞭、倩に䞊昇しおいくのを芋たす。
    その光が県で芋るこずができないほど匷烈になっお、最埌には、自分自身も光そのものに溶け蟌みたす。


    生呜の暹の瞑想


    䞭䞖にはスペむンを䞭心にしお、ナダダ神秘䞻矩のカバラの新しい思想、新しい瞑想法が生たれたした。
    その䞀぀が、モヌれス・デ・レオンが曞いた『ゟヌハル』に代衚される、セフィロヌトの「生呜の暹」の象城䜓系に関する芳想法です。

    セフィロヌトの象城䜓系は、玀元前埌からありたしたが、「生呜の暹」ずしお珟圚に぀ながる象城䜓系が䜜られたのは、『ゟヌハル』が著された䞭䞖の頃です。
    「生呜の暹」の象城䜓系は、玔粋な芳想以倖に、魔術や、むニシ゚ヌション的な倢芋の技術ずしおも利甚されたす。

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    ゟヌハル写本より


    セフィロヌトの芳想法にも様々な方法があったようです。
    『ゟヌハル』によれば、その著者ずしお仮蚗された䌝説的な人物であるラビ・シメオンは、倚数の方法でセフィロヌトの芳想を行ったずされたす。

    各セフィラの象城の瞑想はもちろんですが、身䜓に「生呜の暹」のセフィロヌトを察応させ、光の芳想ず共に気をコントロヌルするこずも行われたしたようです。

    こういった芳想法の倚くは、キリスト教系の西掋魔術結瀟ゎヌルデン・ドヌンの魔術にも匕き継がれおいるようです。
    ゎヌルデン・ドヌンの芳想法は「䞭倮の柱」、倢芋の技術は「パスワヌキング」で玹介したした䞋蚘参照ので、ここでは、ゎヌルデン・ドヌンには芋られない方法を簡単に玹介したす。


    ・螊る光

    その䞀぀は、「生呜の暹」を照らす「螊る光」の芳想で、次のように芳想したす。
    芳想は、倚くの堎合、䞡膝の間に頭を入れお座るずいう、䌝統的な方法を䜿っおいるず思われたす。

    たず、各セフィロヌトがそれぞれの色で発光しながら脈打ちたす。
    次に、各セフィロヌトが、それぞれの聖なる文字ずずもに茝きたす。
    そしお、各セフィロヌトがそれず象城的に照応する金属、惑星、倩䜿、肉䜓の郚分を照らしたす。

    次に、各セフィロヌトの光が様々に移動したす。 
    巊偎のセフィロヌトの光が䞊昇し、右偎が䞋降したす。

    たた、各セフィロヌトの光が分裂したり融合したりしたす。
    2぀のセフィロヌトからそれらを統䞀するセフィラが生たれお3぀が融合し、そこから倚数の色圩を流出したす。
    6぀の光が䞋降しお12に分かれ、22に分かれ、たた、10に、6に、1぀に融合したす。

    これらのプロセスで、各セフィロヌトの象城の間の動的な関連を理解したす。

    たた、ラビ・シメオンが説いたされる他の方法では、セフィロヌトを玉ねぎのように倚重構造を持ったものずしお芳想したす。
    ぀たり、䞊䜍のセフィロヌトの光の膜を、䞋䜍のセフィロヌトの光の膜が包んでいたす。
    その倚重構造を順次に芳想しおいきたす。


    ・セフィロヌトの玐垯

    次に、むサク・ルヌリア掟の方法で、「むクディムセフィロヌトの玐垯」ず呌ばれる方法です。

    それぞれのセフィロヌトを固有の色を持ったものずしお芳想したす。
    䟋えば、第5セフィラ「ディン」は赀、第4セフィラ「ヘセド」は癜です。

    同時に、特別な発声法でセフィロヌトに察応した倩䜿名を唱えたす。

    このように順に「生呜の暹」を䞊昇しお、最も高いセフィラたで至るず、今床はその光を物質䞖界たで匕き降ろしたす。

    各セフィロヌトは、倚重の膜から成り立っおいお、倖から「魂の源の光」、「倩䜿の源の光」、「殻の源の暗い光」、宇宙の「広間」ずいう倚重構造になっおいたす。

    たた、各セフィロヌトは、10の光から構成されおいお、それぞれの光はさらに10に光から構成されおいる、この入れ子の構造が無限に続くず芳想したす。

    あるいは、それぞれのセフィラがさらに10の光で出来おいるずも芳想したす。


    文字眮換ず神名の瞑想


    䞭䞖スペむンで生たれたカバラの新しい思想、新しい瞑想法のもう䞀぀が、アブラハム・アブラフィアによっお䜜られた、ヘブラむ文字ず神名に関わる瞑想法です。

    アブラフィアは、人間が預蚀を受ける受容䜓になるこずを重芖し、自らの思想を「予蚀カバラ」ず衚珟したした。

    圌が重芖した実践方法は、神の名の芁玠ずしおの文字ず、その眮換、組み合わせを察象ずした瞑想です。
    これは「ツェルフ文字眮換法」ず呌ばれるもので、圌はそれを、「ホクマス・ハ=りェルヌフ結合の知恵」ずも衚珟したした。

    文字眮換の実践は、䞀皮の瞑想法であり、特定の呌吞法、姿勢で行い、忘我の状態に入りたす。
    それによっお、眮換の䜜業は瞑想ずなり、無意識的・盎芳的に行われるようになりたす。
    それを通しお、文字をその根源的な意味、神的な状態に戻したす。

    そによっお、䞀切の感芚的な察象から離れた、玔粋な思考の調和的な運動ずなりたす。
    この時、瞑想者は、文字を操るのではなく、文字を受け入れる存圚になりたす。

    アブラフィアは、様々な瞑想法を説き、段階的にそれを匟子に果たしたしたたした。
    これらの方法は、倧きく2぀段階の門、「倩の門」ず「聖者の門内なる門」に分けられたす。


    ・倩の門

    最初の「倩の門」では、自分を諞倩䜿ずしお順に芳想したす。

    そしお、たず、アルファベットや、単語の構造、結合、創造に぀いお実習したす。

    次に、文字ず単語の「音䟡」の蚈算を実習したす。
    ヘブラむ語のアルファベットは、子音のみで、22文字ありたすが、ロヌマ数字がラテン文字を䜿う1、V5、X10 のず同じで、各文字は数字ずしおも䜿甚されたす。
    そのため、文字や単語は数倀ずしお蚈算できたす。

    最埌に、アルファベットの逆綎り、音声系列の技法などを実習したす。

    䞀般に、文字眮換法ずしおは、「ゲマトリア」、「ノタリコン」、「テムラヌ」がありたす。

    「ゲマトリア」は、単語や文章を数倀に眮き換え、さらにたた文字に眮き換えたす。
    同じ数倀をもった単語同士は、高い次元から芋れば同じ意味であっお、それぞれを暗瀺し合うず考えたす。
    「ノタリコン」は、文章を䜜る各単語の頭文字をずっお䞀぀の単語ずしたり、その反察の䜜業を行いたす。
    「テムラヌ」は、䞀定の方法で、特定の文字を特定の文字に眮き換えお、暗号化したり、笊号を䜜る方法です。

    眮換法の実践においおは、文字に察しお、「メノタ文字の埪環」→「ミクヌタノ筆蚘」→「マシャノ芳照」ず進めたす。
    たた、䞀組の語矀に察しお、自由連想によっお芳念を芳察する「ディルルグ跳飛」を行ないたす。

    ・聖者の門

    「聖者の門」ず呌ばれる第2段階の瞑想は、神名の発声です。

    ナダダ教では神の名前は、第䞀に「テトラグラマトン」ず呌ばれる4文字で衚されおきたした。
    英語のアルファベット衚蚘では「YHVH」です。
    叀来、ナダダ語の文字では母音が衚蚘されないので、正確な衚珟は䞍明ですが、䞀般に、「ダヌノェ」ずか「゚ホノァ」ず蚀われおいたす。

    「テトラグラマトン」のそれぞれの文字を、順次、母音を付けながら、発音するのが、神名の発声の瞑想法です。
    4文字に他の文字を組み合わせるこずもありたす。

    これらの発声時には、特定の呌吞法や芳想法や姿勢を䌎ないたす。
    たた、特定の母音に察しお特定の頭の動かし方があり、文字に察応する身䜓の郚分を振動させたす。

    具䜓的には、「YHVH」の4文字に、5぀の母音を順に぀けお唱えたす。
    䟋えば、たず、「Y」に「aah」を付けお唱えたす。
    次に「H」に、次に「V」に、「H」に「aah」を付けお唱えたす。
    その次には「ooh」ず付けお唱えたす。
    そしお ずいった具合です。

    たた、各母音に察応する発声を行う時には、特定の頭の動かし方がありたす。
    「o」、「i」を付ける時は、頭を䞊䞋に動かしたす。
    「u」の時は、頭を前埌に動かしたす。
    「a」、「e」の時は、頭を巊右に動かしたす。

    たた、4文字のそれぞれで、身䜓の察応する郚䜍を順に集䞭し、振動させたす。
    各郚䜍ぞの集䞭・振動は、頭から心臓 基底郚たで䜓の䞭心軞に沿っお降ろしおいきたす。
    䟋えば、たず、頭では、「Y」では頭頂を、「H」では顔の䞭倮を、「V」では埌頭郚を振動させたす。
    同様に、心臓では、「Y」では心臓の䞊、「H」では心臓の䞭心、「V」では心臓の裏偎 ずいった具合です。

    たた、4文字に、他のアルファベットの文字を組み合わせお、順に唱えるこずも行いたす。
    䟋えば、「Y」+母音に、アルファベットの最初の「A」を付けお、「Aooh Yooh」から順に ずいった具䜓です。

    このようにしお、波動ずしおの文字を、神の基本属性ずしお䜓隓しおいくわけです。

    たた、瞑想が進むず、心臓に癜熱する感芚が生たれたすが、これを「シェファ聖なる流入」ず呌びたす。
    この時、倩䜿が珟れお䜜業を助けおくれるノィゞョンを芋るこずも倚いようです。


    参考曞
    「カバラヌの䞖界」パヌル・゚プスタむン青土瀟
    など



     
     

    MORFO HUB

     
     
    各所で曞いおいるブログのハブずしお䜜りたしたが、最近はここでオリゞナルに曞いおいたす。 テヌマは、神秘䞻矩思想、瞑想法、倢芋法、仏教、䌝統文化のコスモロゞヌ、珟代物理、日本叀代史など。 論文圢匏では曞いおいないので、参照文献を知りたい方はお問い合わせください。2022.1-