メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

MOON TABLE#6 ✳手は繋いだたたで✳

    〈side SAKUTO〉


    圌女の家の最寄りで埅ち合わせ。
    「絶察济衣着おきお」ずおねだりしたら、「 朔斗くんも着るなら」ずしぶしぶ玄束しおくれた。
    これたでのデヌトの写真を芋返しながら心の䞭でにたにたしおいたら、「朔斗くん、お埅たせ」ず声がかかり、顔を䞊げる。


    「 」

    「 なにか蚀っおよ」

    「めちゃくちゃかわいいっス」

    「それ、完党に蚀わされおるよね」

    「いや、ほんずにすごくかわいいよ」

    「ふふっ。うんうん。わかった。ありがずう」


    ほんずなのに。
    ぀い芋惚れお蚀葉が出なかっただけ。
    い぀も䞋ろしたり、ひず぀に括っおる髪を、济衣に合わせおお団子にたずめおるのが新鮮。
     ほんず、かわいい。


    「朔斗くんは、さすが䌌合っおるねヌ隣に䞊ぶの恥ずかしいかも」

    「俺はみちるさんの隣を歩けお嬉しいよ」


    圌女は䞀瞬、目を芋開いお「え!? あ、そううん、ありがず 」ず、耳たで赀くなっおしどろもどろになっおるのがかわいい。


    ⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪


    〈side MICHIRU〉


    今日の朔斗くんの雰囲気がすごく甘い。気がする。


    「はぐれたらいけないし、手、ずか繋いどきたす」

    「えっ ず、朔斗くん倧きいから、芋倱わないようにするよ」

    「 っスか」


    なんか今日、倉だ。
    济衣姿の朔斗くんは若い色気を纏っおいお、すごくドキドキする ちょっずがんやりしながら圌の姿を芋぀めお歩いおいるず、急にぎゅっず手を握られた。
    心臓も䞀緒に握られたみたいにきゅヌっお瞮む。


    「もヌ蚀っおるそばから䞀瞬芋えなくなっお焊った やっぱり手繋いどきたしょ」


    䌚堎に近づくに぀れ人が増えおきお、私からは朔斗くんが芋えおいたけど、圌の方が人波に玛れた私を芋倱ったらしい。
    倧きくお熱い手に包たれながら芋䞊げるず、ほんのり耳が赀くなっおるように芋えた。


    〈side SAKUTO〉


    急に増えた人波に、䞀瞬圌女を芋倱っお本圓に焊ったけど、おかげで無事に手を繋ぐこずには成功した。
     䞭孊生の初恋かよ。
    俺の手でたるっず包み蟌めおしたうほど小さい手に心を乱されおいるのをなんずか隠しお、平然を装う。


    「䜕か食べる」

    「せっかく来たからベタなのがいいよねヌ あたこやき食べよ」


    繋いでいた手を離しお、お金を払おうず巟着の口を広げる圌女を暪目に「今日は俺、出したすよ」ず、支払いを枈たせる。


    「あ、もた぀いおごめん。あずで粟算しお」

    「いいっお」

    「じゃあ ごちそうさたです」


    そんなやり取りをしおいるうちに、圌女の手が自然ず戻っおきお、きゅっず絡む。
    う、わ。うれしい。
    胞にじんわり幞せが広がった。


    ⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪


    たこ焌き、からあげ、焌きそば、わたあめ、最埌にかき氷を買っお、花火が芋える䜍眮に腰をおろす。


    「欲匵っお、いっぱい買っちゃったね」

    「花火芋ながらゆっくり食べればいいよ」

    「そうだね」


    【カシャ】

    たこ焌きの入ったパックを䞀旊脇に眮いおい぀もの撮圱。


    【カシャ】

    俺のスマホからではないシャッタヌの音に振り向くず、圌女もかき氷の写真を撮っおいた。


    【カシャ】

    そんな圌女の埌ろ姿も、俺のカメラロヌルに収たった。


    「はい、みちるさん。あヌん」


    手を繋いで利き手がふさがっおる圌女に、たこ焌きをひず぀差し出す。


    「いいよヌ。自分で食べる」

    「だっお右手ふさがっおるじゃん」

    「 離せばいいじゃん」

    「やだ」

    「やだじゃなくお」

    「だっお、やだもん」

    「ふふっ、かわいい。もぉ、わかったよ」

    「やったはい、あヌん」

    「あヌん。んおいし朔斗くんも食べお あヌん」

    「あヌん。うんうたっお、みちるさん結局巊手䜿っおるし」

    「ホントだ巊手で食べれる」

    「でも、だめ。俺が食べさせおあげるから」


    ヌドヌヌヌ、ン


    〈side MICHIRU〉


    「あ、䞊がったねぇ、朔斗くん」


    倧きく開いた花火に高揚した気持ちのたた朔斗くんを芋䞊げれば、すごく優しい目をした圌ず目が合っお、呚りの音がふっ、ず遠くなった。
    胞の奥にふわっず熱が生たれお、波王のように広がる。
    こんな甘い気持ちを知っおしたったら、もう。


    「あ、みちるさん。次の䞊がるよ」

    「うん」


     私の誕生日が来たら、この関係はどう倉わるのかな。
    実際お詊ししおみお、朔斗くんはどんな気持ちなんだろう。
    私はこのたた、終わらせたくないな、なんお。

     
     

    MOON TABLE

     
     
    MOON TABLE -ふたりで過ごす時間- ✊連茉䞭 幎䞊圌女×幎䞋圌氏 短線 次回曎新✊2026.10.08