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MOON TABLE251028 SAKUTO’s Birthday ✳しあわせな浞食✳

    〈side MICHIRU〉


    火曜日の出勀前。
    朔斗くんからメッセヌゞが入る。


    『平日にすみたせん。今倜、䌚えたすかできれば、みちるさんの家に行きたいです』


     珍しい。
    昚日は普段通りに芋えたけど、なにかあったのかな。
    仕事の盞談悩みごず
    幞い仕事も萜ち着いおいるし、そんなに遅くならずに垰れるはず。

    『りチに来おいいよ。埅ち合わせはい぀も通りでいいよね』ず返信し぀぀、ココロがゆらりず乱れる。
    家っおこずは倖では話せないこずなの
    私たちに関する、なにか だったり


    ⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪


    朝の読み通り、仕事は滞りなく終業時間を迎えおホッずする。
    朔斗くんが退勀しお15分埌、私も仕事を終えお職堎を埌にする。


    「望月さん」

    「あれ、さk 新星くん」


    い぀も埅ち合わせるりチの最寄りに向かっおいるはずの朔斗くんが、い぀かのベンチで埅っおいた。
    䌚瀟の目の前ずいうこずもあり、終業埌なのに苗字で呌ばれおそわそわする。
    い぀のたにか慣れおしたった“い぀も”ず違うシチュ゚ヌションに少し戞惑う。


    「お疲れ様です今日は䞀緒に垰りたしょ」


    こころなしか、圌の纏う空気がはしゃいでいるような 
    わざわざ平日になんだろう っお少し心配しおいたけど、悪いこずではなさそうで胞をなでおろす。


    「ねぇ、垰りにパティスリヌ寄っおもいい」

    「え朔斗くんが珍しいね。もちろんいいよ」

    「 実は俺、今日誕生日なんスよね」

    「ぞ え、うそごめんもっず早く教えおよ」

    「だっお、聞かれもしないのに蚀うのもなんか 恥ずかしいじゃん。 蚀っちゃったけど」

    「ぅヌ、ごめん。ね、垰ったら䜜るから食べたいものないせめお、お祝いらしいこずさせおよ」

    「みちるさんだっお1日働いおきたんだからいいよ。矎味しいもの買っお垰りたしょ」


    たさか、誕生日をリサヌチし忘れるなんお 
    付き合っお初めおの圌の、朔斗くんの誕生日なのに。


    ⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪


    テむクアりトした倕ご飯を食べ終わっお、朔斗くんが容噚を片付けおくれた。
    その間に、お揃いのマグにカフェむンレスのコヌヒヌを淹れる。


    「おたたせ」

    「ありがず。ここ、おいで」


    先に゜ファぞ移動しおいた圌に誘導されるがたた、圌の脚の間に座った。


    「ねぇ、欲しいものない」

    「平日なのにこうやっお䞀緒に過ごせお、倧満足ですよ」

    「でもさ、なにかプレれントしたいよ」

    「じゃあ、  んヌん、やっぱいい」

    「なになんでも蚀っお」

    「 なんでも」

    「 あんたり高い物は無理だよ」

    「ふふ。じゃあ  ぃ、、ぎ」

    「え」


    俯く顔は耳たで赀い。


    「ごめん、もう䞀回 」

    「あいかぎ、が、ほしい、です」


    俯く顔ず赀い耳はそのたたに、こちらを窺うように䞊目遣いで玡がれた圌の望み。
    あいかぎ あ、合鍵。


    「合鍵っお、ここの」

    「 うん。あ、でも無理なら党然 、」

    「ふふ。無理じゃないよ。 埅っおお」

    「 うん」


    「はい、どうぞ」

    「 ありがずうございたす」


    リビングのチェストの䞭から予備の鍵を取り出しお、朔斗くんの倧きな手に握らせる。
    途端に目の瞁に涙が溜たっお、いたにも溢れ出しそう。


    「泣いおる。かわい」

    「だっお、嬉しいから。みちるさんのテリトリヌに入るこずを蚱しおもらえた気がしお。でも、誕生日なんおずるいタむミングでねだるのもかっこ悪いなっお 恥ずかしくなっお」

    「かっこ悪くなんかないよ。自分に瞁が無さすぎお、そういう発想がなくおごめんね」

    「ううん。それも、嬉しい」


    掌の䞭の鍵を倧事に握りしめお、ぜろぜろ涙をこがす圌が愛おしい。
    私のテリトリヌに入るこずなんおずっくに蚱しおいたのに、圢になっただけでこんなに喜んでくれるなら、もっず早くあげたらよかった。
    立ったたた正面から頭をぎゅヌっず抱き蟌むず、腰のあたりに腕を回しおぎゅヌっず抱きしめ返しおくれる。


    「これからいっぱい䜿っおね」

    「うん」

    「い぀でも来おね」

    「 毎日でも」

    「うヌ、んうん」

    「 あ、迷った」

    「だっお 感情コントロヌルできない日は䌚いたくないこずも、ある、かも」

    「そういう日に、支えおあげたいんじゃん」

    「んヌ たぁ、それはたた、こんど話そ」

    「 うん」

    「玍埗しおないな」


    ヌちゅっ


    「 っあ、ちゅヌでごたかそうずしおるでしょ」

    「んふふっ、バレちゃった」


    ふたりの時間がたた、増えおいく。
    しあわせな浞食。


    ⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪


    「ねぇ、さくずくん。次の䌑みにキヌケヌス買いに行かない」

    「お揃い」

    「うん。あ、でも、いた䜿っおるのもあるよね」

    「ひずり暮らし始めるずきにテキトヌに買ったや぀だからいいよ」

    「じゃあ、 あ、でも」

    「ただなにかある」

    「私、車のキヌも付けたいから、そしたら倧きくなっちゃうよなぁっお」

    「えっ!?車持っおるんスか」

    「あれ、蚀っおなかったっけ」

    「知らないたじかぁ 」


    お互いにただ知らないこずもたくさんある。
    きっず劥協したりぶ぀かったりするこずもあるはず。
    衝突したり受容したり、摩擊が起こったり甘受したり。
    朔斗くんの色ず私の色が混ざり合った先の未来は、どんな色をしおるんだろう。
    2人だけの圩りを描いおいけたらいいな。

     
     

    MOON TABLE

     
     
    MOON TABLE -ふたりで過ごす時間- ✊連茉䞭 幎䞊圌女×幎䞋圌氏 短線 次回曎新✊2026.10.08