
蕨とこごみ、ノカンゾウの食べ方
蕨の食べ方

蕨は日当たりのいい場所に生えます。
新芽からすぐに大きくなるので、穂先が開く前に摘むのがよいです。

蕨はアクがあるのでアク抜きが必要です。
鍋やバットに洗った蕨を入れて、重曹を入れた熱湯をまわしかけます。
やかんやポットからのお湯を使いたい場合には、蕨に直接重曹を振りかけておき、上から熱湯をかけるというやり方でもできます。

重曹でなく木灰を使う人もいます。
椿の葉でもアク抜きができるみたいです。
落とし蓋をして、そのまま一晩置きます。

よく洗い、色が移らなくなるまで何度か水を変えます。
その後、水に浸した状態で冷蔵庫で保存します。
毎日水を変えれば一週間くらいは美味しく食べられます。
アクが抜けているのでそのままおひたしでも和え物でもいけます。
そのまま食べるのであれば、蕨の一本漬けと、蕨納豆は簡単で美味しいのでおすすめします。

蕨の一本漬けは出汁醤油に蕨をそのまま漬けるだけ。
半日〜一晩で味がつき、そのまま美味しくいただけます。

刻んだ蕨と納豆を和えるだけの蕨納豆も美味しいです。
お互いのぬめり感が調和して美味しくいただけます。

炒めたり煮付けたりすれば豪華なおかずになります。
油揚げと一緒に煮つけると美味しいです。
あまり加熱しすぎるととろけてしまうので、火の入れすぎに注意しましょう。
こごみの食べ方

こごみは草ソテツといわれるシダ植物の新芽です。
カメレオンみたいにくるっとなっていてとてもかわいいです。
アク抜きせずに湯掻いてそのままいただけるとても扱いやすい山菜です。

塩を入れた熱湯で色が鮮やかに変わる程度に火入れします。
あまり長く加熱すると柔らかくなりすぎてしまうので、1〜2分くらいで色味を見てその後水で冷やします。

そのままおひたしや胡麻和えなどでいただきます。
色味が綺麗なので、他の食材と合わせても映えます。
ノカンゾウの食べ方

ノカンゾウは夏にオレンジ色のユリのような花を咲かせてくれる野草です。
野に生えている萱草だからノカンゾウ。
和名はワスレグサというそうで、嫌なことを忘れさせてくれるという故事からつけられたといいます。
新芽を根元からナイフで切って、よく洗ってさっと湯掻いていただきます。
キュッキュッとした歯応えが楽しい、クセのない山菜です。

酢味噌和えにしたり、汁の実にしても美味しくいただけます。
夏に咲く花も食べられます。
山菜の季節は山で収穫をしてあっという間に1日が過ぎていきます。
食べるものを調達していると、かつてお店のない時代には自分たちで食べるものを探していたのだろうかと思いを馳せます。
今はありがたい時代ですね。