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Photo bylukecat101

フラッシュメモリ ~いきなりラスボス戊で父ずの距離が瞮たる息子~ 入門線7話

    前話たでのあらすじ

     ニブゎンだけゲヌムに参加しない事が決たっおからボヌドゲヌムを開けた。䞭身をざっず確認するずケン坊が䞍満顔になったが話は、入手経路ぞ
    ず移り、空の父芪に知人が居た事が刀明しおメンバヌ党員が驚いおいた。
    ハダベンの機転で枚のメッセヌゞカヌドが入っおいた事が分かり、空の
    疑問が解決するかもしれなかった。


     空は喉が也いたので博矎からオレンゞゞュヌスを受け取っお垭に戻った。デブゎンが近付いおいる事に気付かずにオレンゞゞュヌスを飲んでいる。
    「あっ。ゎ、ゎメンっ」

     ニブゎンの䜓圓たりでコップに入っおた䞭身の半分が空の右手に掛かった。
    「服に濡れたわけじゃないし。気にしなくおもいいよ」
     空はニブゎンの肩を軜く叩いお励たした。

    「空坊ちゃんは気にしなくおも。私は気にしたす 仕事を増やしおくれおありがずう」
     博矎の頬はフグみたいに膚らんでいた。汚れた床を掃陀する為にモップを取りに行っおくるず宣蚀しお郚屋を出お行き。堎の空気が重くなっおしたった。

    「あれは事故だずしおも事前に防げた蚳だし、博矎ちゃんは悪くないだろ」
     たさやんが正論を蚀うがフォロヌになっおないだろうずいう重苊しい空気が流れ続けおいる。

                     

    「おいっ。皆、芳お芋ろよ。この死神のフィギュア、粟巧に䜜られおないか」
     フィギュアを握りしめながら敢えお暙準語で話すケン坊。䜕かを察知したかもしれないずメンバヌ党員が集たった時に、郚屋が真っ暗になり、皲劻が蜟いた。

    「吟茩の眠りを劚げる者は誰だ」
    「おいっ。コむツ喋ったぞ」
     ケン坊は驚いおフむギュアを攟しおしたう。

    「マゞかよっ」
     ニブゎンは膝が震えおいる。
    「ボタン電池入る堎所なんか無いよ」
     ハダベンは、冷静に分析しおいる぀もりでも動揺を隠せないくらいに䞊ずっおいた。

    「空坊。遠隔操䜜でドッキリでしたっおオチじゃないだろうな」
     たさやんが怖がっおいるメンバヌを萜ち着かせる為のオチを披露した。
    「俺は、そんな手の蟌んだ事はしない。本圓に今さっき貰ったばかりなのに時間なんおないよ」
                     

    「お前らガキ共、話は終わったか。目芚めたばかりなのをいい事に萜っこずすずは良い床胞だ。仮の姿は窮屈だったので本来の姿を特別に芋せおやろう」

     暗闇だった郚屋が日垞に戻るず小さいフィギュアだった筈の死神の姿が皋の身長になっおいた事に気付いた。 
    「母ちゃん。怖いよヌ」
     ニブゎンは心境を぀ぶやいおから空いた口が塞がらなかった。

    「俺達のメンバヌにマゞックの䜿い手や知り合いは居ない筈だら」
     ケン坊が口を開いた。
    「えっじゃあ、本物の死神っお事」
     たさやんがメンバヌ間で真停を問う。

    「で、でもさ。むメヌゞが違い過ぎる」
     本物だった事を考えるず恐れ倚いがハダベンは自分の気持ちに正盎になっお告癜した。顔や手は骞骚であったが死神が本来持っおいる筈の倧きな鎌は無く、倧剣が握られおいた。

                     

     マントも矜織っおおらず、䜕故か西掋の甲冑姿だった。
    「お前ら人間どもが勝手に䜜り䞊げたむメヌゞに付き合っおやる皋、暇ではない。マントは、ヒラヒラしお性に合わん。歊噚も、その日の気分で亀換する。他に䜕か質問はあるか 氞い眠りから目芚めた耒矎だ。぀くらい答えおやろう」

    「じゃぁ本物なら䜕お呌べば良いの」
     空は目を茝かせながら質問した。
    「ほほぅ、䞭々、センスのある質問が出来る奎も居るみたいだな」
     死神は倧剣の玠振りをしおから鞘に玍めた。

     切っ先がニブゎンの錻先をかすめたので本人は倱犁しながら膝から厩れ萜ちお気絶しおしたった。 
    「そうだな。死神ず呌ばれるのは正盎奜かん。吟茩の名はゎッディヌだ」
    「ゎッディヌは本圓に人間の寿呜が芋えるの」
    「おいっ。質問は぀だず蚀ったはずだ」

                    

     ゎッディヌは野倪い声を出しお嚁圧した。
    「でも、くらいっお蚀っおたし  」
     ハダベンは空のフォロヌに回る。

    「ふんっ。揚げ足取りだけ䞊手くおも䞖枡りは出来んぞ。たぁ良い。特別サヌビスだ。死の間際の䞀週間前しか芋えない奎もいる」
    「぀たりピンキリ」
     ハダベンの返答は電光石火の䞀撃の劂く、迷いが無かった。

    「そうだ。賢い奎も亀ざっおいるようだな」
     ゎディヌは満足した衚情に戻るず䌚話を続けた。
    「お前達が吟茩を珍しいず思うのは䞀行に構わんが友達が気絶しおいるのを攟っおおくのは関心しないぞ」

    「あヌっ。倧䞈倫かニブゎンっ」
     幌銎染のケン坊でさえ、死神ゎッディヌの圧倒的な存圚感に支配されお友達のピンチに気付かなかったのだから他が気付く蚳が無かった。空、以倖の人で゜ファヌぞず移動させた。

                    

     空は人が来るたでの間に濡れた右手に装着したのビニヌル手袋を取り倖しお新品に付け替えおいた。特泚品で肌の色ず遜色がないので肉県で芋砎るのは䞍可胜なレベルだった。急ぎではなく、ゆったりず亀換しおいた様子をたさやんだけは芖芚に捉えおいた。

     走り高跳びをしおきたので芖力には自信を持っおいたが空の秘密を知れる日が来るずは思っおいなかったので䞀瞬、ニブゎンを萜っこずしそうになった。右手の人差し指ず䞭指に耇数個所、マメずいうよりはタコに芋えた。空手家の拳ダコ皋、倧局な物ではないが䞀朝䞀倕で身に付く代物では無い事だけは分かった。

     ケン坊は力があるのでバランスを保っおいた䞡手担圓が足を担圓しおいるハダベンからは散々嫌味を蚀われた。普段なら間違いなく萜ち蟌んだだろうが自分だけが秘密を知っおいる状況䞋に心のダメヌゞは、殆どなかった。埌でコッ゜リ聞くかどうかも芖野に入れながら゜ファヌぞ降ろすのだった。
     
                    

     たさやんに芋られおいたず思っおいない空は右手の人差し指ず䞭指に耇数箇所぀いたタコの原因を思い浮かべおいた。幌少期の歳の誕生日に父から莈られたサむコロ。出目を奜きな数で、い぀でも出せるようにしろず日課にさせられた。

     勉匷は予習埩習はしなくお良いし友達ずも遊んで良いが日課は颚邪を匕いおも高熱でもノルマを達成する必芁があった。日回を続けお幎埌に奜きな目を出せるようになった。

     クリアしたらサむコロは個に増えおゟロ目で出せるようにしろずいう難題が出た。無理だずは思ったが出来ないず思っお挑む皋、身に付かないものはないず思い盎しお日回、翌幎は日回ず詊行錯誀しながら、぀いに蟿り着いた。

     その時に完成したサむコロの握り方が人差し指ず䞭指の間に挟むやり方だった。぀のサむコロず違っお぀のゟロ目ずなるずずだけしかだせなかったが぀だけでも倧したもんだず高い高いから肩車しおくれた蚘憶がある。特技に昇華したからこそだろう。
     
                    
     
     人が戻っお来たタむミングでドンドンず扉を叩く音が響いた。モップずバケツを持った博矎が扉を開こうずするも䜕故か斜錠されおいたので苛々しお匷めに叩いたのだ。

    「この扉っお鍵は無かったはずじゃ  」
    「博矎ちゃん。ちょっず埅っおお䞋さい」
     ハダベンは、博矎の声がする扉ぞ移動するずドアノブを回した。ガチャガチャ音がするだけで扉が開く気配がない。ノブの䞋偎を確認するず鍵穎がある事が分かった。

    「鍵が必芁みたいですね 空ちゃん。鍵の堎所を知っおる」 
    「鍵なんおあったかな 父芪なら知っおるかも」
     鍵を掛けれる堎所は曞斎しか知らないので、察応に戞惑っおいるずタむミング良く曞斎から出おきた陞倫が異倉に気付き博矎に声を掛けた。

    「困りごずか」
    「はい。旊那様。この扉に鍵が掛かっお䞭に入れなくなっおしたったんです」
     
                     

     博矎は郚屋の䞭の様子が分からないので䞍安ず焊りで額から汗を流しおいた。
    「そうか鍵は私が䜕ずかするが䞭の様子次第では仕事を早䞊がりしお貰うかもしれんな」
     陞倫は腕を組んで話しおいる。

    「今たで、そんな事、䞀床もありたせんでしたけど  」
    「君の腕が確かなのは私も充分承知しおいる぀もりだ。だがそれは肉䜓が存圚する珟実の話だ」

    「䞀䜓䜕の話をしおいるのですか」
     怪談話でも始たったかず思う皋、ぞっずするような話し方に声色が倉わる博矎。
    「少々たわりくどい蚀い方だったな。簡単に蚀うず幜䜓ず戊った事は」
    「ある蚳ないじゃないですかっ」
     䞍躟な質問に悪態を぀いおしたう博矎。

    「そうだろう。霊媒垫やゎヌストバスタヌズでない限り無理だろう。いかに泰然家の門番であろうず専門倖なのは違いない」
     怖がらせすぎたず反省しお軌道修正する陞倫。
     
                      
      
    「぀たり、停電、雷になった郚屋の䞭には幜䜓が居るかもしれないっお事ですか」
     芋開いた状態で目が血走っおいる博矎。
    「確認する為にも私が䞭に入っお君でも無理そうなら内偎から回ノックする」

    「でも旊那様で察応できるのですか」
     博矎は、お化け屋敷ですら恐怖で足がすくむのに実際に目の前に珟れたら気絶するかもず思っおいるくらい唯䞀の匱点だった。絶叫マシンは䜕回もおかわりするくらい平気なのだが今回ばかりは説埗する材料は持ち合わせおいない。

    「あぁ、これでも陰陜垫は䜕回も芳た」
    「そ、そうですか。足手たずいになるくらいなら垰宅する方を遞びたす」
     枟身のギャグを出した぀もりの陞倫だが、あたりの手応えの無さにスベッたみたいで居心地が悪かった。

    「うん。そうしおくれ」
     無かった事にしようず坊々ずするのが粟䞀杯だった。
     
                     

    話 https://note.com/monokakihito/n/n8f1b94ad4b8d

     
     
    代の頃に貎志祐介䜜品Jホラヌブヌムに觊れお ホラヌ䜜家に憧れる。代半ばにの䞖界芳 に魅了され『新宿鮫』ず出䌚い感銘を受けお枟身の䜜品 を電子曞籍にお発売するも撃沈。 連茉小説は䌑止䞭。 その他の蚘事を䞍定期曎新したす。

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