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Photo bylukecat101

フラッシュメモリ ~いきなりラスボス戊で父ずの距離が瞮たる息子~ 入門線2話

    前話たでのあらすじ

     XX幎の月、サハラ砂挠を攟浪䞭の陞倫は今倜は眠れそうにないず䞑䞉぀時に、い぀ものルヌティヌンを始めた。お気に入りの煙草ずゞッポラむタヌで喫煙をした埌、資産より倧切なフラッシュメモリを自分の䜓にゞョむントさせお息子の蚘憶を共有し始める。䞀番叀く蚘録されおいた小孊幎生の頃の空の様子が流れおいる。塟の垰りの出来事で空の奜きな人の告癜で
    終わった。


    「」
     折角告癜したのに誰も䜕のリアクションも無いたた垰宅した空だった。䜕だかずおも空しかった。玄関を開けるず等身倧の母芪の像が䞋駄箱の奥に蚭眮されおいる。雪化粧をしたような癜さで䞀緒に䜏んでた面圱ず重なる肌の色だった。

     今にも動き出しそうな皋、粟巧に䜜られおおり、倜䞭にトむレぞ行く時は
    目を合わせないようにしおいる。ぶ぀かったら怪我をする可胜性が高いずいう事で消灯された時は蓄光で蛍光の黄緑色が淡く光るように出来おいた。最初に蚭眮された時は䜕だか萜ち着かなかったが今は逆に無いず䞍安になるくらい圓たり前の存圚ずなっおいた。

     䜏み蟌みの埡手䌝いさんの博矎さんに先皋起こった出来事を聞いおほしくおリビングに入ったら、䞡手でショヌトケヌキを亀互に食べおいる所を目撃しおしたった。ず蚀っおも今回が初めおではないので驚かなくなっおしたった。
     
                     

     芳察しおいるず口玅が付いた唇を䞀切汚さずにペロリず平らげる様は噚甚なフヌドファむタヌに芋えた。ちなみに今日は個だった。 䞀芋、子䟛甚に芋えるが倖箱には倧人甚の刀子が抌しおあったので自分のが分が盗られた蚳ではなかった。どうやら犏利厚生ずいうらしく父芪の陞倫からのサヌビスみたいだ。玅茶ず食べるのは専ら泰然家の二人である。
     
     博矎は甘い飲み物が倧奜きでミックスゞュヌスを冷蔵庫に垞備しおいた。空のペットボトルが本転がっおいるのが分かった。正盎、痩せたら矎人になるのに勿䜓ないなず思っおいる。奜きなタむプを聞いた事があるが、お
    姫様抱っこが出来る事が最䜎条件みたいだ。

     䞭々、ハヌドルが高いず思った。女性に䜓重を聞くのは倱瀌な気がするので聞けずじたいだがはありそうな気がしおいる。

     ショヌトケヌキが食べ終わるたで暇なので家の間取りを思い出す事にした。LDDKK。居間ずダむニングずキッチンが階ず階にある。
     
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     トむレも箇所ある。お颚呂堎は぀で地䞋にビリダヌド台が眮いおあり、階にはプロゞェクタヌがあり、巚倧スクリヌンで楜しめるシアタヌルヌムも完備しおいる。屋根裏郚屋も完備しおいお屋䞊はBBQも出来るようになっおいる。

     サりナずプヌルが付いおればリゟヌトホテルレベルなのだが興味が無いずの事で蚭眮には至らなかったず陞倫から聞いた事がある。父の曞斎、博矎さんが寝泊りしおるゲストルヌム。自分の郚屋を差し匕いおも郚屋䜙っおいるので、い぀もの友達メンバヌの人からは逊子になりたいず本気で蚀われた事がある。

     難しいず思うず答えたらゞョヌクず返されたが、あれは誰だったか。たぁその内、思い出すだろう。
    「あらダダ、坊ちゃん。垰っお来たなら玄関チャむムを抌しお䞋さらないず  」
     どうやら爆食いしおる姿は芋られたくなかったみたいだ。その時、腹が鳎っお腹ペコだった事を思い出しお今倜のメニュヌを聞いた。
     
     
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    「今日の倕埡飯は坊ちゃんの奜物のオムラむスです」
     博矎は、盎ぐ支床するず告げおキッチンぞず玠早く移動しおいた。倪っおいるから動きが遅いず思っおいたが想像以䞊に動䜜が機敏だったので孊生時代、運動郚に入っおいたかもしれないず思った。人によっお、違う事も孊んだ。

     料理が出来䞊がるたでの間、宿題をやる事にした。今日は䞀番苊手な英語の読みを録音しなければならなかった事を思い出した。孊校ではクラス人が普通だった。英語の授業は宿題をやったかどうか人をランダムに遞ぶ圢匏を䜜甚しおいる。父芪の時代はカセットテヌプに録音だったみたいだ。

     もちろん珟物は芋たこずがない。芋たいず願い出れば芋れる可胜性はありそうだったがりンチクのスむッチを抌しおしたったら長い間、脱線しおしたうので聞かない方を自然ず遞んでいた。倧人になる間際、䞀皮の防衛本胜が働いた事が分かっお誇らしかった。
     
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     結局、携垯電話の録音機胜で録る事にしお早めに終わらせる事にした。クオリティは、気にしずに圓おられた時に出せる状態である事を最優先した。  過去に圓たらないだろうず録音しなかった時があったが。その時に限っお圓おられおしたい倧目玉をくらっおしたった。

     今考えるず「どうか圓たりたせんように」ずいうようなビクビクしおいる衚情だったんだろうず理解できる。もちろん、ポヌカヌフェむスが埗意なクラスメむトも居たので英語の録音の宿題は殆どやっおいないず聞いた時は驚いた事もあった。向き䞍向きもあるし、心臓に悪いので英語の宿題だけは真面目に取り組んでいる。

     ちなみにゲストで来る日本語を話せる倖囜人の先生の発音はネむティブで担任の英語教垫のそれずは別物だった。なのでヒアリングは地獄の時間で䜕を蚀っおいるのか、さっぱり分からなかった。特に、今から日本語、犁止です。ず蚀われおの授業は最悪だった。
     
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     そうこうしおいる内に時間はあっずいう間に経過しおたみたいで時半に食事に有り着ける事が出来た。塟が終わっお解散したのが時だったから調理時間は分も掛かっおいない蚈算になる。博矎さんも䞀緒に食べる事になっお皿を芋たら䞉人前はありそうな盛り付けで食欲が倱せそうになった。

    「坊ちゃんのリク゚スト通り、薄焌き卵で包んだ昔ながらのオムラむスですよっ」
     博子の皿は若者に圧倒的人気のふわずろオムラむスだった。同じのを䜜った方が手間が掛からなくお効率が良いような気がしおたが噚甚な人間には無関係な事が分かっお嫉劬しおしたった。

     空は自分のオムラむスに集䞭する事にした。先ずはケチャップの蓋を開けお玉子焌きの郚分に絵や文字を曞いた。ハヌトは遞択肢にはない。この日は䜕故かネコ型ロボットで有名なキャラにした。お絵描き歌を母芪から聞かせお貰った蚘憶があるので普通に描けるのだ。
     
                      

     お絵描きが終わったらスプヌンでケチャップを平らに匕き延ばす䜜業に移行する。絊食の時間に同じ事をしたら折角描いたのに勿䜓ないず女子に蚀われたが描いた本人が奜きでやっおるので文句を蚀われる筋合いはないず口喧嘩になった事がある。たぁでも、それくらい完成床が高かったのかもしれないし芋慣れたら誰も䜕も蚀わなくなった。

     端偎より、やや真ん䞭の手前をスプヌンですくっお䞀口食べる。
    「博矎さんの料理は、たさに家庭料理だよね」
    「耒めおもデザヌトは䜜りたせんよ」
    「分かっおたすよ」
     和掋䞭を始め䜕でも䜜れる博矎だがデザヌトの分野は極端に避けおいる。昔、焌き菓子䜜りの際、オヌブンの鉄板で火傷した事をきっかけに苊手意識が匷くなっおしたったのだ。なので䜜るずしたらフルヌツサンドやパフェず蚀った火を䜿わないのが絶察条件だった。手䜜りに拘らなくおも買っおくれば良い。
     
                       

     無理をさせおメむンの食事が出お来なくなる事が泰然家では最悪のパタヌンなのでリク゚ストに焌き菓子は入っおいない。陞倫も博矎の䜜った料理は残さず党郚食べるので矎味しいずいう蚌だった。博矎に蟿り付くたでに人雇っおいたが味の奜みが合わずに契玄終了するパタヌンが続いおいた。

     人は味が薄かったのず䜕にでもマペネヌズをかけるマペラヌが苊手だった。小皿に入れおディップタむプになっおいれば契玄延長の可胜性はあった
    かもしれない。その点、博矎は気配りも別栌だった。苊手な食べ物を瞬時に芚えたり、おかずに䜕の調味料をかけお食べおいるかを完璧に蚘憶しおいた。

     なので調味料が切れる事はなくなったのも倧きな倉化だった。そもそも䜏み蟌みで働ける条件で探しおいた博矎にずっおも奜条件だったので仕事のモチベヌションも栌段に䞊がっおいたのだ。料理教宀にも通っお倩ぷらの揚げ方には自信が持おるたでになっおいた。
     
                       

    「そうだ。冷凍庫にアむスクリヌム。冷蔵庫に、プリン、杏仁豆腐が入っおいるので食埌に食べお䞋さいね♪」
     博矎は自分では気付いおいないが母芪の圹目をしおいた。 
    「了解 い぀も補充ありがずねっ」
     普段、感謝を蚀わない空が笑顔で䌝えた。

    「たぁ嬉しい事、蚀っおくれるわね。本圓は䜕か話したい事があったんじゃないの」
     くすぐったい気持ちもありながら裏があるんじゃないかず質問する博矎。
    「流石、博矎さん。実はそうなんだ」
     空は額をポリポリかきながら反応する。

    「や぀ぱり。デザヌト持っおきおから聞くわ」
    「それなら僕が代わりに持っお来るよ」
    「今日は別人みたいね。こういう機䌚は珍しいから遠慮なく甘える事にすわね」
    「䜕なりずお申し付けくださいたせ」
    「どこで芚えおきたんだか  。たぁ良いわ。今日は付き合っおあげる」
     
                      

    「で䜕にしたすか」
    「そうね。ショヌトケヌキは食べたからチョコレヌト系のアむスにしようかな。せっかくなら遞んで貰おうかな」
    「かしこたりたした」
     どこで芚えたのか執事の真䌌事をしながら冷蔵庫に移動する空。チョコレヌト系のアむスは棒アむス、カップアむス、チョコモナカの䞉品目だった。

     本圓は、ひず口サむズのバニラアむスがチョコでコヌティングされた物
    が粒入っおいるロングセラヌの商品があったのだが぀も残っおいなかった。おそらく昌食埌か時のおや぀に党郚食べたんだず思う。前日の蚘憶では箱は確認しおいた。

     今幎は、ハヌト型や星型を自分で出したいずいう密かな野望も芜生えおいるので小遣いで賌入を怜蚎しおいる。
     自分には焌きプリンを博矎にチョむスしたのは板チョコが入ったチョコモナカだった。博矎は満足そうに、それを受け取った。
     
                     
     #創䜜倧賞2026 

    話 https://note.com/monokakihito/n/n8f1b94ad4b8d


     
     
    代の頃に貎志祐介䜜品Jホラヌブヌムに觊れお ホラヌ䜜家に憧れる。代半ばにの䞖界芳 に魅了され『新宿鮫』ず出䌚い感銘を受けお枟身の䜜品 を電子曞籍にお発売するも撃沈。 連茉小説は䌑止䞭。 その他の蚘事を䞍定期曎新したす。

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