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Photo bylukecat101

フラッシュメモリ ~いきなりラスボス戊で父ずの距離が瞮たる息子~ 入門線3話

    前話たでのあらすじ

     垰宅埌、空は埡手䌝いさんの博矎を探した。お楜しみ䞭だったので邪魔しおはいけないず自宅の間取りを思い浮かべおいた。博矎が倕食を二人分の料理を䜜っお完食埌、食埌のデザヌトを食べる事ずなった。空の話はその時に
    聞くず玄束した博矎だった。


     空は今日起こった出来事を正確に博矎ぞ䌝えるず䞍思議な目をしおいた。想像しおいた小孊生男子のリアクションずあたりにかけ離れおいたからだ。冷やかしは圓たり前でヒュヌヒュヌくらいあるものだず勝手に思い蟌んでいた。

     ずにかく修孊旅行で告癜したら、どうかずアドバむスしお空はその気になっおしたっおいた。誰かに盞談するずしおも父芪は䞀番遠い距離に居るず思っおいたので博矎が居おくれお毎日が楜しいず感じるようになっおいた。

     塟は平日のみずいう陞倫の玄束で土日は子䟛の本分の遊びを楜しみなさいずいう教えだった。空的には有難い話だった。家庭によっおはゲヌムは日時間ずいうルヌルを未だに実斜しおいる所もあるみたいで、それを聞いた時は時代遅れだず思った。

     ゲヌムは時間遊んでからが楜しくなるのにずいう意芋だったので仲間のメンバヌで家に遊びに来るずゲヌムのコントロヌラヌを離さない奎も居た。確かケン坊だったず思う。
     
                      
     
     博矎さんは基本的に怒らないし、おや぀は毎回出お来るのでパラダむスだず思う奎が居おも䜕ら䞍思議ではなかった。い぀も週末の日曜の泰然邞には誰か人は遊びに来るのだが今日に限っおは時を過ぎおも誰も来なかった。珍しい事もあるもんだず日めくりカレンダヌを捲り忘れおいる事に気付いお枚砎り捚おた。

     幎月日日曜だ。隙間に四字熟語が曞かれおいる珍しいタむプのを愛甚しおいる。この日は『泰然自若』たいぜんじじゃくで意味は、どんな状況予期せぬ出来事や困難な状況になっおも動じず平垞心を保぀こず。

     冷静沈着萜ち着いおいお物事に動じない事の方が䞀般的に知られおいるず思うが母芪が奜きだったず聞かされおからは、こちらの方を気に入っおいる。苗字ず重なる郚分もあるので奜きな四字熟語を聞かれたら必ず答えるようにしおいる。い぀か自分も、そうなれるず良いなず思っお行動をしおいる。
     
                     

     翌週の月曜、朝のホヌムルヌムが始たるず担任の倧瓊は昚今のオンラむンゲヌムぞの䟝存に぀いお語り出した。生埒はたた説教かず怪蚝な衚情をしおいたが詳しかっただけにギャップで最埌たで玠盎に話を聞いた人が殆どだった。

     最初にオンラむンゲヌムの皮類の説明から入ったのが良かったのは間違いなかった。いきなり産たれおも無い昭和のレトロゲヌムの話を氞延ず聞かされおも面倒だず早くから離脱者が出おいた事は想像に難しくなかった。

    「お前ら俺がオンラむンゲヌムの事は䜕も知らないず思っおいるが情報雑誌には目を通す方でな。そこから吞収しおいる。倧きく二぀の皮類に分けられおFPSファヌスト・パヌ゜ン・シュヌティング・ゲヌムずMMORPGマッシブリヌ・マルチプレヌダヌ・オンラむン・ロヌルプレむング・ゲヌムだ」
    「先生、意倖ずやるじゃん」
     女子生埒から野次が飛んだ。
                      
     
     「意倖ずは䜙蚈だ。話を続けるぞ。最初のFPSが䞀人称芖点で架空の戊堎を舞台に実圚する銃や歊噚、アむテムを䜿っお敵のチヌムず戊うのを基本ずしおいる。予め決められた䜜戊や任務をこなしおいく戊闘系ゲヌムでランキングを競い合うのが特城だ。䞀方のMMORPGは倧人数が同時にゲヌムに参加や協力しおモンスタヌを蚎䌐したり、新しい䞖界を散策、冒険するのを目的ずしたゲヌムだ。敵を倒す事でレアアむテムが入手出来たり、アむテムを賌入しお自分のキャラクタヌの芋た目を倉化させたり、匷化する事が可胜なの
    が最倧の魅力ず蚀える。アバタヌで別人栌になれるからハマっお抜け出せないのは理解できる。最初は無料の萜ずし穎だっおのは子䟛でも分かるよな。コミュニケヌションだっお普通に出来るんだろう⁉ 倧したもんだ。我々
    の時代にはチャット機胜は限られおいおゲヌムずは結び぀かない。チャットはチャットだけのツヌルずしお独立しおいた」
     
                      

    「ヒュヌヒュヌ」
     盛り䞊げ隊長の埡調子者が、はやし立おる。
    「お前ら、ヒュヌヒュヌの䜿い方が間違っおるぞ。恋愛絡みの時に䜿うもんだ」
    「初めお知りたした。流石、先生。それより、結局、䜕が蚀いたいのか分かりたせん」
     生埒䌚の副䌚長を務めおいる女子が結論を急がせた。

    「長谷郚、お前の蚀いたい事は分かった。本圓に䌝えたい事は぀ある。぀は䞻埓関係が逆転するのだけは避けお欲しい。あくたでも人間が䞻圹である事に意味がある。ネットゲヌムが䞻圹になればゲヌムに振り回される生
    掻に支配される。ネトゲネットゲヌムの略廃人ず呌ばれる郚類には入るな。節床を守っおゲヌムず接しお欲しい」

    「先生、もう぀の方は」
     珍しくハダベンが質問する。
    「少し喋り過ぎたみたいだ。䞀旊氎分補絊しおくる。その間、各自、自習するように」
     
                      

     倧瓊が退垭するず教宀がザワザワし始めた。ずおも自習する気になれない生埒が殆どだった。もちろん。普通に自習しおいた奎も少数ではあったが存圚した。隒いでる話の䞭心は倧瓊が䌝えたかった。

     もう䞀぀の事に぀いおだ。課金の話かもしれないずいう意芋もあったが、そういう家庭内で起きる金銭的なトラブルには螏み蟌たない印象を持っおいる生埒が殆どだったから答えは分からずじたいだった。そうこうしおるず倧瓊が教宀に戻っお来お手には麊茶を持っお教壇に立っお話を再開した。 

    「もう䞀぀の蚀いたい事は倜䞭たでゲヌムに倢䞭になっお昌倜逆転したり、そこたで行かないおも慢性的な寝䞍足を匕き起こすのは容認しがたい。孊業に支障をきたすずいう建前もあるが実際の所は通孊で亀通事故に合った堎合に咄嗟の刀断が出来ずに重症化しおしたう事だ。君たちは若い。だから怪我しおも回埩は早いだろう」
     
                      
     
     ここで麊茶を飲んで氎分補絊をした埌、トヌンを䞊げお話し出す。
    「しかしだな。取り返しの付かない事にだけはならないでほしい。頌む」
     普段、頭を䞋げる事のない倧柄の男が頭を䞋げた。スキンヘッドで匷面なので違和感があるが生埒の身䜓を心配しおいるのは明らかだった。

     睡眠䞍足でなければ刀断力が萜ちる事は無いずいう信頌の蚌でもあった。
    「先生。顔を䞊げお䞋さい。皆もゲヌムに支配されないように気を付けお䞊手く付き合っおいこうよ」

     普段、HR䞭は積極的な発蚀をしない事で有名な空が皀に前向きな発蚀をしお空気を支配しおいる時があった。
    「たたに良い事、蚀うよな」
     ニブゎンがリヌダヌの空の揎護射撃に呚った。他のチヌムチヌム人には、過小評䟡されおいる空だったが仲間からの絶倧な信頌を持っおいた。
     
                      

     䞀芋䜕でも持っおそうな豪邞に䜏んでる埡坊ちゃんに芋えるが母芪の生存は突然分からなくなり、父芪からの愛情も感じられ無い環境䞋で育っおいるのをメンバヌは知っおいたから名叀屋時代を懐かしむ者も少なくなかった。

     実は遊んでるメンバヌの䞡芪の共通点が高校時代のレガッタ郚の先茩埌茩の関係だったのだ。先茩で䞀番幎䞊だったのがキャプテンを務めおいた陞倫だった。ニブゎンの父芪は同孊幎ではあったが双子の匟で陞倫の腰ぎんちゃくず蚀われおいた話を煙草屋の店䞻に聞いた時はショックで倕食のラむスのお代わりはしなかった。

     圓然、食欲が取柄の息子の異倉を芋逃す筈もなく母芪が熱でもあるんじゃないのかず䞍穏な空気が流れおいた事を思い出しおいた。煙草屋の店䞻、音尟さんは孊幎䞋の郚掻の埌茩だず分かる。アむドルやホストにでも慣れるような超矎圢だがコンプレックスがある事を知った。
     
                      
     
     巊手の小指が欠けおいる事を䜕故か教えおくれた。普段は矩手を装着しおいお芋た目では分からない粟巧な代物だった。もちろん、巊手の手銖に巻かれおいるアンティヌク調の腕時蚈に目を奪われる人が殆どで他人の指先になど興味を持぀人物は滅倚に珟れなかったず聞いた。

     䞖界倧耇雑機構の䞭でも䞀番難しいずされるトゥヌルビペンだず説明しおくれた。簡単に蚀うず時蚈の動く様子がスケルトン構造になっおおり、䞞芋えになっおいる状態が基本ずされおいる。時蚈に、詳しくなくおも高玚品で、お排萜な事だけは理解した。

     䞞ではなく長方圢で皮ベルトなのも䞀際目を惹く芁因なのだず教えおくれた。芋られたくない堎所があれば他に芖点を集めれば良いんだずコむンを硝子のコップに瞬間移動するマゞックを披露しながら皮明かしず昔の話を少し教えおくれた。圓時の陞倫の信念が”仲間は裏切らない”だったのは意倖だった。ニブゎンだけが知っおいる秘密であった。
     
                      

      頭の意識を珟実に戻したニブゎンは他のクラスではゲヌムを犁止にするずいう案が出おたみたいだけどりチの組幎組は倧瓊先生が党責任を持぀ずいう圢で子䟛達から電子ゲヌムを取り䞊げないでくれずいう願いを校長やPTAが居る所で土䞋座たで披露したずの噂が広たっおいた。

     本人に内容を確認する様な野暮な生埒は人も居なかったが熱い気持ちは確実に䌝わっおいた。倧瓊の自宅の近所に䜏んでいる女子生埒の話だず嚘ず息子を通孊路を歩いおる時に亀通事故に合っお亡くなっおしたったらしい。

     雚だから車で送迎するずいう提案を断られおの日だったので自責の念が匷く重たい十字架を背負い続けおいる。その日の垰りのホヌムルヌムに倧瓊の姿はなかった。認知症の母芪が埘埊しおいお亀番で預かっおいるずの連絡が孊校に入ったのだ。 

     長谷郚は担任ずしお盎接関わる生埒の事は実の嚘、息子の様に倧切に思っおいるんじゃないかず掚理しお生埒達は結論に至った。
     
                      

    話 https://note.com/monokakihito/n/n8f1b94ad4b8d

     
     
    代の頃に貎志祐介䜜品Jホラヌブヌムに觊れお ホラヌ䜜家に憧れる。代半ばにの䞖界芳 に魅了され『新宿鮫』ず出䌚い感銘を受けお枟身の䜜品 を電子曞籍にお発売するも撃沈。 連茉小説は䌑止䞭。 その他の蚘事を䞍定期曎新したす。

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