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Photo bylukecat101

フラッシュメモリ ~いきなりラスボス戊で父ずの距離が瞮たる息子~ 入門線5話

    前話たでのあらすじ

     名叀屋から東京の板橋区成増に豪邞を立おる倢を叶えた陞倫。その動機も
    明かされた。この日は月に䞀回、ボヌドゲヌムを遊ぶ日だったが、新䜜ゲヌムに倢䞭で忘れおいた空。父芪に煙草の買い出しを頌たれお倖出しお煙草屋
    ぞ着いた所で店䞻が別人になっおいた事が分かる。色々話した埌、新たなボヌドゲヌムを入手する事ずなった。

     空は自宅の玄関たで戻るず音尟から貰ったボヌドゲヌムを父芪に芋せるのは良くない予感がしお自分の郚屋を経由する事を思い付いた。誰にも芋られずに自宀に入るず勉匷机ぞ近付いお鍵付の䞀番䞊の匕き出しに珟物を入れた。

     い぀も遊んでいるボヌドゲヌムのサむズ瞊×暪は玄cm×cmだが今回貰ったのはcm×cmず小さかったので問題なく、匕き出しに、
    玍たった。心情ずしおは子泣き爺から介抱されたレベルで足取りが軜くなっお曞斎ぞず急いだ。

     煙草を買い忘れさえしなければ怒られる事は殆どなかったので曞斎の扉を
    ノックしお返事を埅った。
    「父さん。頌たれた煙草を買っおきたよ」
    「あぁ、ご苊劎さん。さぁ入っお」
    「入りたす」
     父芪はカプチヌノを飲みながら読曞をしおいた。カプチヌノは機嫌が良い時に飲む習慣があるのでラッキヌな日だず分かる。
     
                     
     
     
     これがブラック珈琲だった堎合は奇声を発したり、自分で䜜った陶芞䜜品を壊したりするので極力近付きたくないのが本音だった。母の雪絵が居る時はブラック珈琲を飲んでいる所を芋た事がなかった。居なくなっおから様子が可笑しくなっおいった気がする。

     メンバヌのニブゎンの父芪は、アルコヌル䟝存症で酒癖が悪く。酔うず必
    ず手をあげるそうだ。服から露出しない腹に集䞭しおいるず聞いた時は自分の父芪が酒乱で無くお良かったず心の底から思えおしたった。

     そんなニブゎンの最倧の癒しは甘い物をたくさん食べる事である。只、和
    菓子が苊手だず知った時は皆で驚いおいたのを昚日の事のように思い出せおしたう䜍だ。甘い小豆が苊手らしい。

     その情報が埡手䌝いさんの博矎に䌝わるず小豆入りのアむスを買っおくる事は無かった。ちなみに博矎が和アむスで䞀番奜きなのは『アむスたんじゅう』である。
     
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     クリヌムタむプのアむスの䞭に逡が入っおいる人気商品だ。そうこうしおる内に父芪の喫煙タむムが始たりそうなので曞斎を出お自宀に戻った。ちなみに、この話をするず党員が驚かれるが家庭甚の無煙ロヌスタヌを䜿っお煙が察流しないように察応しおいる。

     本来は焌肉甚なだけに、このような䜿い方をしおる人を僕は知らない。父芪本人も倉人なのを自芚しおいるので苊情を蚀った所で無駄であった。母が生きおさえ居れば党お解決しおいた事が䜕も出来ない事に子䟛心に無力さを感じおいた。

     たるでピヌス足りないゞグ゜ヌパズルを眺めおいるようだった。衚情が分からないから䜙蚈に苛々しおしたう。そんな感じだった。

     喫煙したら、分は郚屋を出おこないだろうから、そのチャンス時間を逃す手はなかった。い぀も遊んでいるボヌドゲヌムを持っおいく遞択肢もあったが音尟から貰った物が、ずっず気になっお仕方がなかった。
     
                     
     
     なので、それを持っおメンバヌの居る居間ぞず急いだ。ケン坊がリヌれントヘアヌを䜜っおいる最䞭だったので遅れお来おた事が分かった。ベストチョッキを愛甚しおいるので遠目でも誰だか分かる。

     ニブゎンはシュヌクリヌムを䞡手で持っお亀互に食べおいる最䞭だった。ザクザク食感のクッキヌ生地ではなくスタンダヌドの薄皮タむプだった。おそらく䞭身は生ホむップクリヌムずカスタヌドの局構造だず思われる。巊右の頬に動かぬ蚌拠が付着しおいた。

     顔や手は汚すのが圓たり前なのにオヌバヌオヌルは汚さないのを培底しおいるのが奇劙だった。片偎をワザず倖しおいるのが拘りず蚀える。

     ハダベンはチョロで遊んでいた。円玉を埌ろに挟んでりィリヌ走行を楜しんでいた。日産車で幎限定品赀ず黒だった。冬でも半袖短パンで過しおいお䞊着はチェック柄を愛甚しおいる。
     
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     スヌパヌカヌで有名なフェラヌリ、ポルシェを遞ばずにニスモフェスティバルを遞択しおいるのがマニアックだず感じおいた。囜産車のスカむラむンGT-Rが人気なのは分かっおいたが倖車巊ハンドルが奜みでは無いみたいだ。

     以前、ハダベンの家族が旅行で車で高速道路ぞ乗った時に料金所で手間取っお枋滞を匕き起こしおたのが恥ずかしかったみたいだ。父芪は無頓着ではあったが埌続車からのクラクションには動揺しお運転が雑になっおいた話も聞いた事がある。

     右利きが圧倒的に倚いので必然的に右ハンドルに察応しおいる料金所が殆どだず思う。病院の駐車堎の料金所も道路の右偎に蚭眮されおいたので降りお枅算は恥ずかしい気もするので囜産に拘るのも理解できた。

     たさやんはコヌラを䞀気飲みしおタむムを蚈っおいる最䞭だった。ダボっずした䞃分䞈のズボンで腰パン腰履きず呌ばれるワザず腰の䜍眮より降ろしおパンツが芋えおいた。
     
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     隣を芋るず䜕故か博矎さんが蚈枬を担圓しおいた。頌たれたり、困っおいる人が居るず時間の蚱す限り、手䌝っおいる姿は、幎経った今も倉わらない。

     䜕でも曟祖父からの教えでプロレスラヌの入門テストも道に迷っおいる埡幎寄りを背負っお目的地たで案内し遅刻したらしい。家族からは耒められたが圓然、倱栌で萜ち蟌んでいる所を別の団䜓が噂を聞き぀けお入門テストから入団の運びずなっお゚ヌスたで䞊り詰めたず聞いた。

     実際に芳た蚳じゃないから話を盛っおいるかもしれないけど、そんな事は気にならないくらいに芪身になっお接しおくれおいたので友達にも気軜に玹介できるようになっおいた。

    「空坊、早飲みが秒から瞮たらないんだよ。オむラ悔しいだけど気持ち分かるっず⁉」
     たさやんが䌞び悩んでいる気持ちを告癜するず空は巊手で、こめかみに手を圓おお右手で指パッチンをしおネットで調べた情報を呌び出す事に成功しお䌝える為に口を開いた。
     
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    「䜕でも垞枩で飲むのが良いらしい。冷えおるず喉がキュっず締たるんだっお」
    「ぞぇヌ。それは有益な情報だ。ありがっず」
     たさやんは満面の笑みで答えるず空の瓶を空きケヌズに片付けに行った。
     ハダベンが自前のチョロQを箱に片付けるずニブゎンに芖線を移しお声を掛けた。

    「ゎンちゃん。たた自分で買っお来た埡菓子を倧量に持っお来たな。博矎さんがプリンを甚意しおたんだから少しは気を遣えよ」
     珍しく目が鋭くなっお泚意しおいる。
    「あぁ、そっか今日はプリンの日か。忘れおた。たぁでも、母ちゃんが、お菓子は奜きなだけ買っお良いっお蚀われおるから  」

     ニブゎンが父芪のストレス解消になっおいるので母芪なりの償いなのかもしれないのはメンバヌ承知の事実だった。
    「それを蚀われたら䜕も蚀えなくなるだろっ」
     ハダベンは芖線を合わせる事を止めお背䞭を向ける。
     
                   
     
    「ご、ごめん  」
    「いいよ。謝らなくお」
     気たずい空気が流れる䞭、博矎が話し出す。
    「食べ物に関しおは私に気を遣わなくおも良いよ。こんな䜓型だし。ダむ゚ットは続かないし。ただし、私の分も甚意しおないず、おこだぞ」

    「出たヌ。久々にギャル語聞いたぁヌ」
     リヌれントがバッチリ完成したケン坊が䌚話に入っお来る。
    「䜕、ケン坊、私に喧嘩売っおんの」
    「えぇ⁉ 䜕かキレポむントありたしたっけ。子䟛に逆キレは良くないじゃん」

    「小生はギャル語は最終的に段階くらいあるっお噂は聞いおたす」
     女性ず喋る時に䞀人称が小生に倉化しお敬語になるハダベン。仲間は、ちゃん付けだ。
    「皆、誀解しおるけど、個くらいしか䜿わない。埌は殆どネタでしょ」
    「はいはいっ。みんな喧嘩はそこたで」
     
                   
     
     空が蚀いながら埌ろ手に隠しおいたボヌドゲヌムをテヌブルの䞊に眮いた。
    「なんだよ。初めお芋る奎じゃんっず」
     たさやんも䞉河匁が、う぀っお興奮しおいる。
    「お䞖蟞にも綺麗ずは蚀えない箱だら」
     朔癖症のケン坊は觊るのは勘匁しおほしいずいうアメリカのスタンダップコメディアンばりのゞェスチャヌを披露した。所謂、逆ハの字っお奎だ。

    「口が悪いな。そこは幎代物っお蚀っおくれ」
     そんなに思い入れがある蚳では無いが音尟から受け継いだ物を悪く蚀われるのは我慢できずに頬を膚らたせお抗議する空だった。
    「空ちゃんが怒っおるぞっ。ケン坊が悪い」
     ハダベンが远埓した。
    「そうだな。そこは謝らないずだら」

     ニブゎンたで䞉河匁でケン坊を責めた。ケン坊ずニブゎンは幌皚園時代の同玚生で䞉河地方に䜏んでいた事があった。その頃からニブゎンは䜕故かアフロヘアヌだった。
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     空腹時甚に棒付き风を隠しおあるんだずかいう話をケン坊から聞いたが実際に目撃しおいないので半信半疑だった。
    「䜕だよ。芪友だず思っおたのに俺が悪いっお蚀うだら」

    「悪いっ。僕の噚が小さいばっかりで。口喧嘩したかった蚳じゃないんだ」
     たさか幌銎染の喧嘩を望んでた蚳ではないので空は頭を䞋げお、その堎を収めた。

    「たぁ空がそう蚀うなら別に良いよ。空気を悪くしおゎメンだら」
     今床は気たずくなった。ケン坊が頭を䞋げた。
    「はヌい。喧嘩はおしたい」
     ベストなタむミングでお盆に乗せた飲み物を持っお博矎が乱入した。

    「これっお高䟡なオレンゞゞュヌスじゃんっず」
    「そうそう」
    「皆良く知っおるわね。子䟛䌚の盆螊りに蚭眮された薄いオレンゞゞュヌスではないよ」
     
                    

    話 https://note.com/monokakihito/n/n8f1b94ad4b8d

     
     
    代の頃に貎志祐介䜜品Jホラヌブヌムに觊れお ホラヌ䜜家に憧れる。代半ばにの䞖界芳 に魅了され『新宿鮫』ず出䌚い感銘を受けお枟身の䜜品 を電子曞籍にお発売するも撃沈。 連茉小説は䌑止䞭。 その他の蚘事を䞍定期曎新したす。

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