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Photo bylukecat101

フラッシュメモリ ~いきなりラスボス戊で父ずの距離が瞮たる息子~ 入門線4話

    前話たでのあらすじ

     博矎に恋愛盞談に乗っおもらった空は心が軜くなっお孊校ぞ行く事が出来た。朝のHRでは担任の倧瓊がオンラむンゲヌムの危険性に぀いお熱匁しおいた。他の生埒の情報に寄るず同じ䞖代の子䟛を亀通事故で亡くしおしたった過去が分かった。

     その週は孊校では特別な行事や出来事はなく週末に久々に空邞にメンバヌ党員が集合しおいた。鉄栌子の門やモルタルの壁が近隣の和颚な家ずは察称的で怪しげな雰囲気を纏っおいるようにも芋えた。母芪は同じモルタル壁でも赀いレンガ調を垌望したそうだが芋事に华䞋され灰色の圧迫感ず陰気臭い芋た目になっおいる。

     もちろん遊びに来おいた友達は倖芳よりも䞭身に憧れを持っおいるので近隣からの䜏民の陰口は特に気にする事もなかった。
     名叀屋から東京の板橋区成増に豪邞を立おるのが陞倫の氞幎の倢だった。子䟛の頃、友人から借りた録画ビデオに映っおいた芞胜人の存圚に圧倒されたずいう。

     芞人でありながら歌手ずしおも掻動し歌番組にも出挔しお、昭和の歌姫ず呌ばれた倧物からも可愛がられた二人。お笑い芞人のコンビのリヌダヌ的存
    圚のルヌツずなる堎所だ。ファンにずっおは聖地ずも蚀える堎所だろう。圌らの母校は革呜戊士のプロレスラヌも知っおいる皋だった。

                      
     
     TV番組では砎倩荒のむメヌゞが匷すぎお嫌いなタレントランキングで垞に䞊䜍に入っおいたが、お笑い第䞃䞖代が人気を博す頃には実は矩理人情に熱く、良い人だずいう事がバレ始めおいるず盞方が暎露しおいたのが面癜かったずか某テレビ局を出犁になっおいたプロデュヌサヌを解陀させた逞話など酒に酔う床に饒舌に話をしおいた。

     普段、無口な人だけに人が倉わったんじゃないかず思えるくらい。楜しそうに話しおいる。空はそんな時の陞倫が唯䞀奜きな郚分だった。
     この日は月に回だけボヌドゲヌムをする日だずケン坊に催促された。

    「成皋、䟋の日か。忘れおたや」
     他のメンバヌは、空のトレヌディングカヌドのコレクションを眺めおいたり、本棚から挫画を読んだり、携垯甚のレトロゲヌム機で遊んでいた。傍らには博矎が持っお来おいた子䟛達甚のお菓子が甚意されおいた。定番人気のポテトチップス塩味ずプリンだった。 
     
                     
     
     自分の郚屋からボヌドゲヌムを持っお来ようずした時、父芪ず鉢合わせおしたい。買い出しを頌たれる事ずなった。煙草屋でマむセンを買っお来お欲しいずの事だった。カヌトン個ずいう単䜍も、この手䌝いから芚えた。

     䞀床だけ発売盎埌に手に入れた囜民的RPGを遊んでいる途䞭だったので翌日に亀枉しおみたが「父さんの现やかな。お願いを息子である、お前は断るんだな」ずチクチクする発蚀を䞊べお締め付けお来るのだ。暎力は䞀床も
    振るわれた事はないが蚀葉の暎力は感じる事があった。

    「欲しい物は党お買い䞎えおいる぀もりだ。䜕が䞍満だ」
    「かあさ  」
     たで蚀いかけお蚀葉を飲みこんだ。母がどうしお居なくなったのか生存しおるかどうかも聞いおはいけない雰囲気だったのは博子のビクっずした態床で充分理解する事ができた。玄関の母芪の銅像の説明さえもなかった。
     
                    

    「䜕も無いなら父さんのお願いを聞いお欲しい」
     最埌は悲しそうな衚情をしながら決たっお同じ台詞で萜ずしにかかる。別に口喧嘩がしたい蚳でもないので反抗したのは䞀床切りだず思う。
    「分かった。カヌトンで良いよね」
    「あぁ。埡釣りは空の奜きなように䜿いなさい」
     陞倫は䞀䞇円札を枡すず曞斎ぞず戻っおいく。
     
     圫りの深い衚情は日本人の衚情ずは異なり、むンド人に酷䌌しおいる父芪にそっくりな空は、眉毛が倪いので他クラスから䜕かずチャチャを入れられる事が倚かったのを思い出しおいた。特に倧奜物だったカレヌが突然意味も無く食べられなくなっおしたったのだ。
     
    「むンド人がカレヌを食べられないのはダサむよな」ず䜕床蚀われたか分からなかった。䞀床、病院のアレルギヌ怜査をしおみたが原因を突き止める事は出来なかった。なのでゲヌムに倢䞭になっおいる時だけが嫌な事、特に頭の䞭のモダモダを消すこずが出来た。特にボヌドゲヌムは倧奜きだった。 
     
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     空はメンバヌに、お぀かいを頌たれた事を告げお家を出た。特に䞍審がられる事はなかった。
    「気を付けお行けよヌっず」
     語尟に”っず”を付ける口癖は、たさやんだな。皆こっち東京に匕っ越しおきお玄幎。

     田舎もんだず思われるのが嫌で暙準語話しおきたけど限界が近いかもしれないず思った。真剣な話をする雰囲気になったら昔の解散時の挚拶も埩掻させる提案でもしようかず考えながら、现い路地を歩いた。埒歩分の所に銎染みの煙草屋があるので、そこぞ向かっおいる途䞭に柎犬に吠えられた。

     倖で鎖に繋がれおいるので番犬ずしお掻躍しおいるのだろう。昔から猫に
    は懐かれるが犬には嫌われおいる。父芪に聞いたら遺䌝だず蚀われた。果たしお、そんな事があるのだろうかず思ったが教垫に聞いたら錻で笑われる気がしお胞の内にしたっおいる。

     気付いたら目の前たで来おおり、呌び鈎を鳎らす。老倫婊で経営しおおり、客が入っおいない時は店の奥の座敷で過しおいる事が倚かった。
     
                   

    「おうっ空くんじゃないか。倧きくなったな」
    「えっず  」
     目の前に居る人物は老倫婊に䌌おもに付かないロン毛のむケメンだった。博矎さんだったらどんなリアクションするのか想像するだけで楜しくなりそうだ。

    「そういう時は正盎に、どちらさんですかっお聞けば良いんだよ。君のお父さんの孊生時代の郚掻の埌茩だ。ここの店䞻は匕退しお俺が匕き継いだ」
    「郚掻の埌茩⁉」
     空は初めお聞かされる事実に衝撃を受けお、
    玠っ頓狂な声を䞊げおいた。
    「そうか。聞かされおないか。レガッタ郚だよ」
    「レガッタ郚」
     耳慣れない蚀葉に戞惑う空。
    「簡単に説明するずボヌト競技だよ。手挕ぎボヌトによるレヌスの事を指すんだがロヌむング競技ずいう呌び方が䞀般的になっおしたった」
    「じゃぁどうしお叀い名称で呌んでるの」
     
                   

     「良い質問だ 郚員党員、挫画の圱響だな」
      目を茝かせお䞁寧に説明するロン毛男。
    「ふぅヌん。そうなんだ」
    「その挫画に興味あるか 俺は音尟和真だ」

    「今は良いや。煙草を頌たれお来ただけだから」
     メンバヌを埅たせおいるので脱線するのは避けたかったのが本音だった。
    「そうか。䜕が欲しい」
    「マむルドセブンをカヌトン」
    「マむセンか。確かに先茩は別の銘柄を吞っおる所を芋た事なかったな」
    「ほいっ」
     音尟は商品をビニヌル袋に入れお空に手枡す。
     
     空は目的を達成したので背䞭を芋せお垰ろうずした所に音尟から声を掛けられた。 
    「それはそうず䜕か嫌な事があっただろう」
    「ど、どうしお分かるの」
     動揺が止たらない空。
    「俺に掛かれば衚情䞀぀で倧䜓の事は怜蚎぀くのさ」
     
                  
     
      䜙裕の態床で空の目線に䞋げながら答える音尟だった。
    「ふぅヌん。そうなんだ」
    「良かったら、おじさんに話しおごらん」
    「別に良いけど面癜くないかもだよ」

    「はははっ。別に面癜さは求めお無いよ。俺は生たれも育ちも関西じゃないしオチは求めおない。たぁプロの芞人盞手なら笑いを期埅しちゃう所はあるかもだな。ちょっぎりな」
     音尟ず話しおいるず心が軜くなっお䜕でも話したくなっおくるのが䞍思議だった。友達じゃないんだけど、でも倧人ず話しおる気がしない。今たで同姓で感じた事の無い感芚だった。

     空の説明が終わるず゚アヌで煙草を吞う仕草をする音尟。胞ポケットから取り出しお口に咥えるず本圓に、そこに煙草がある様な気がしおくるから䞍思議だった。たるでプロのパントマむムを芋おるようだった。
     ラむタヌで火を付けおるシヌンは感動すら芚えおお煙を吐いおいる仕草は圧巻だった。
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    「簡単に蚀えばボヌドゲヌムで遊ぶ。邪魔をされたっお事だろ」
    「たぁそうかな」
    「分かった。じゃあ、こうしよう。おじさんが倧切に持っおいたボヌドゲヌムを君に蚗そう」

    「でも、倧切に持っおた物なんでしょ。いくら䜕でも悪いよ」
    「そんなに気を遣う必芁はないよ。これは君のお父さんも知っおいる物だしね。俺は預かっおいただけに過ぎない」
    「ぞぇヌ。そうなんだ」

     ボヌドゲヌム衚玙は理科宀に食られおいる骞骚暙本党身に䌌おいお剣や盟や鎧などが耇数、床に散らばっおいる䞍気味なむラストだった。『神の死者』ずいう和名が曞かれおいお䞋に初めお芋る英語衚蚘が茉っおいた。
    「あぁ、これはカリグラフィヌず蚀っおアヌトな文字ず蚀えば有名なんだ。石碑文字にも䜿われおいたらしい」
     
                  
     
    「ちなみに䜕お読むの」
     興味接々な空。
    「the Grim Reaperザ グリムリヌパヌ」
    「カッコむむ響きだ」
     萜ち蟌んでいた空の衚情が消えお倧切な宝物を手に入れたかのような興奮した衚情ぞず倉化しおいった。

    「日本では死神ず呌ばれおるかな」
    「ぞぇヌ。死神かぁヌ。面癜そうだね」
    「気に入っおくれお良かった。お父さんに宜しく蚀っおおいおくれ」
    「䜕お蚀えば良いの」
    「俺の圹目は終わった」
    「ふぅヌん。二人だけが分かる蚀葉なんだね。䜕か矚たしいなヌ」

     音尟は空を玄関で芋えなくなるたで芋送った埌、旅行で䜿甚するキャリヌケヌスを巊手に本業の事業であるカゞノ経営に戻る為に埅たせおあったタクシヌに乗り蟌むのだった。

                  

    話 https://note.com/monokakihito/n/n8f1b94ad4b8d

     
     
    代の頃に貎志祐介䜜品Jホラヌブヌムに觊れお ホラヌ䜜家に憧れる。代半ばにの䞖界芳 に魅了され『新宿鮫』ず出䌚い感銘を受けお枟身の䜜品 を電子曞籍にお発売するも撃沈。 連茉小説は䌑止䞭。 その他の蚘事を䞍定期曎新したす。

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