競技: アメフト/NFL #4a | 御当地名物: Green Bay Packers
現時点で2025年のレギュラーシーズンは残り一週になりました。
各Divisionでプレーオフに向けた生き残りのつばぜり合いが見られますが 私のご贔屓チーム達はそこそこ調子が良さそうです。
各チームの戦績速報には各種メディアからアクセス可能ですが(TokyoMXのサブ放送でも速報されてますし、、、、)敢えてそうせず、例によって『オードリーのNFL倶楽部』の録画視聴を通じて やや遅れた勝敗情報に触れています。その方が盛り上がりますからね。
今年のTV放送初回は1月2日深夜でした。
この投稿では 第17週の戦績総括で長めに紹介された 私のご贔屓Teamの一つ Green Bay Packers の試合について ふと思ったことを書き残します。
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NFLの試合中よく見かけるシーンに タッチダウン後に 殊勲の選手が観客席にジャンプして、フィールドとの仕切り壁の縁に腰掛け、観客と共に手柄を称え合う様子があります。

視聴した試合はPackers本拠地ランボー・フィールドでの開催です。
番組解説者として登場した元アメフト選手有馬氏が 観客席に飛び込むPackers選手にコメントした際
”ホームならではの『ランボー・リープ』” のように語ったのを聴き「何故ココならではなのか?」と疑問に感じました。
本題に入る前に:
PackersはNFL創設当時のオリジナルチームに含まれ 最初のSuperBowl優勝チームとしても知られている古参。
その歴史をちらちら覗くだけでも楽しいものです。
ランボー・フィールド(Lambeau Field)は、アメリカ合衆国ウィスコンシン州グリーンベイにある屋外競技場。ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のグリーンベイ・パッカーズの本拠地である。1957年、シティ・スタジアム(City Stadium)として開場し、グリーンベイ東高校のシティ・スタジアムに代わって、パッカーズの本拠地となった。開場後、最初の8シーズンはニュー・シティ・スタジアム(New City Stadium)として非公式に知られていたが、1965年8月、パッカーズの創設者であり、選手であり、また長年ヘッドコーチを務めたカーリー・ランボーが2ヶ月前に亡くなったことを記念して現在の名称に改名された。
インターネットの無い学生時代、当時のNFL解説TV番組から聞こえる ”ランボー・フィールド” は映画『ランボー』のイメージと重なり、文字通り乱暴なスタジアムという先入観がありました(まさかそんな、と思いつつも 内心ちょっとヤバいのかなと受け止めてたのがウブい。。。)



1957年にシティ・スタジアム(City Stadium)としてこけら落とし。1964年にパッカーズ創設者カーリー・ランボーにちなみ、現名称へ変更。開場当初からNFLのグリーンベイ・パッカーズの本拠地として使用されている。
2003年には大規模な改修工事を行い、現在の収容人数は80,750名となった。その後も改修が続けられ、現在の収容人数は81,441人である。これはNFLでは5番目に大きく、またウィスコンシン州で最も大きい施設である。
スタジアムそのものの規模・設備はスーパーボウルが開催する基準を満たしているが、グリーンベイの規模や寒冷地の屋外競技場である点がネックとなりいまだ開催経験が無い。現在、パッカーズのスタジアム使用年数は68年であり、NFLで最も長い記録となっている。
老朽化で建て替えた時、なんでわざわざ屋外球場にしたのか、と思わされますが、市民球団なので先立つものの不足が理由なんでしょうかね。。。。
1967年12月31日、1967年NFLチャンピオンシップゲーム(別名アイスボウル)が氷点下25度の寒さの中で行われた。これはNFLの試合で最も低い気温の中で行われた試合である。この試合では芝を暖めるヒーターも故障した。この試合が名将ヴィンス・ロンバルディがランボー・フィールドで指揮した最後の試合となった。
マイナス25℃で試合するのはどうみても異常ですよね。
Buffalo、Minnesota、Chicagoとかも同様なんでしょうけど。
でも、雪中プレーは ファンブルやら何やらの予期せぬアクシデントが増えて呑気に観てる分には面白い。。。。

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ということで本題に:
ランボー・リープ

(手前の警備員の背丈から想像するに この仕切りの高さって1m程度??)
パッカーズの多くの選手はタッチダウンを決めた後、セレブレーションとしてランボー・リープ(Lambeau Leap)と呼ばれる、エンドゾーンスタンドに飛び込むパフォーマンスを行う。
ランボー・リープは、1993年12月26日のロサンゼルス・レイダース戦で、レジー・ホワイトのファンブルリカバリーとラテラルの後に得点したセイフティのリロイ・バトラーによって生み出された。後にワイドレシーバーのロバート・ブルックスによって普及した。
あれっ。そんな大昔に始まったんじゃないんですね。これは驚き。
このセレブレーションがいつ頃から「ランボー・リープ」と呼ばれるようになったのかは正確には分かっていないものの、最初に言及された可能性があるものとして、1996年に放送されたマンデーナイトフットボールの中で、キャスターのアル・マイケルズが「グリーンベイの新しい伝統で、ロバート・ブルックスがスタンドに飛び込んだ」と述べたことが最初であると考えられている。
2000年にNFLが過度のセレブリティを禁止した際、ランボー・リープはその新ルールから除外され、特別に継続が認められた。
なるほど。オリジナル無形文化遺産への敬意があるんですね。
しばしばアウェイの選手がランボー・リープを試みるが、パッカーズのファンによって拒否されることがある。ミネソタ・バイキングスのコーナーバックであったフレッド・スムートは、パスインターセプトのタッチダウンをした際に試みた。2007年のNFCチャンピオンシップの試合中、ニューヨーク・ジャイアンツのランニングバックのブランドン・ジェイコブスは、タッチダウンを決めた後にランボー・リープのフリをして、スタンドにいた多くのパッカーズファンを怒らせた。
確かに。
放映された試合でも 敵チーム Baltimore Ravens の選手がランボー・リープを決めたところ 強面のチーズヘッドお兄さんにド突かれ、追い返されてました。
でも その後 敗色濃厚だったせいかPackersファンは Ravens選手の二度目のランボー・リープを容認してましたが。。。

分断と対立はスタジアムの外だけにして欲しい。。。
AI執事氏からも以下のコメントを貰いました(事実かどうかは目を瞑るとして。)
NFLは「過度なセレブレーション(お祝い行為)」に対して非常に厳しく、反則を取ることが多いですが、ランボーリープは「既得権(Grandfathered)」として公認されています。通常、フィールド外の備品を使ったり、過度なパフォーマンスをしたりすると15ヤードの罰退となりますが、ランボーリープは「伝統的なファンとの交流」とみなされ、ルール改正時も例外として認められました。
他の球場で同様の行為をしても必ずしも反則にはなりませんが、審判によっては「遅延行為」や「過度な演出」とみなされるリスクがゼロではありません。
ランボー・フィールドは、物理的に「飛び込みやすい」構造をしています。他の最新スタジアムは観客の乱入を防ぐために壁が高かったり、フィールドとの間に溝があったりしますが、ランボー・フィールドの壁は約1メートル強(3〜4フィート)と非常に低いです。
選手が自力で飛び乗れる高さであり、かつファンが選手を引き上げやすい距離感であることが、このパフォーマンスを定着させた要因です。
スタジアムの構造も大きな要因だったとは。
他の球場で見るときはファンが力仕事で選手を引き込んでるんですね。。。。
結論として、ランボーリープは単なるお祝いではなく、「パッカーズというチームと、全米唯一の市民球団を支えるファンとの絆」を象徴する聖域のような儀式だからこそ、特別視されていると言えます。
こういう各球団御当地ならではのエピソードや、関連するアメリカの風習や大衆文化を理解し、雑記に残すのも 私のNFL観戦に伴う喜びの一つです。楽しいっ!:D


< 追補260109 >
最終週week18の試合ダイジェストをさっき観ていたんですが
Buffalo Billsホーム(Highmark Stadium)の試合で NY Jets 相手にタッチダウン(確か)を決めたBills選手が 観客席を隔てる壁にヒョイっと腰掛けて ランボー・リープの Buffalo versionを見せていました。

屋根付き球場になるのかな?
BuffaloもGreenBayと同じくスタジアムは年季入りのようで、来年建て替えになると解説されてました。
ここの壁の高さもランボー・フィールド同様の1m程度に見えたので、今で言う古豪チーム達の球場は どれも軽いジャンプでヒョイ乗りできたのかも?
同一条件のなか GreenBayだけが御当地名物の称号に浴せたのは、先願特許みたいなものなんでしょうね。
< おまけ >
”Grandfathered” って表現は知らなかったので勉強になります。
但し 語源的にはかなり問題視されそうな用語ですね。。。。
具体的な意味と使用例
適用除外・特例:
新しい規則が適用される前に存在していた人や物、状況に対して、新しい規則を適用しないこと。
例: 「新しい建築基準は、既存の建物には適用されず、grandfathered (特例として認められる)。」
語源(祖父条項):
南北戦争後、アメリカ南部でアフリカ系アメリカ人の投票権を奪う目的で導入された制度。祖父が投票権を持っていれば、識字テストなどを免除するというもので、後に違憲とされました。
現代での使われ方:
法律、税制、企業契約などで、既存の権利や状況を保護する「既存非適合(existing nonconforming)」な状態を指すのに使われます
