芋出し画像

仕事柄、お䌝えしたいこず

公務員ずしお、垂圹所で働いおいたす。公務員っおどんな仕事しおるのか、仕事で芋぀けた気づきなど、生掻に圹立぀こず、仕事柄、お䌝えしおおきたいこずをたずめたした。仕事にた぀わる過去の゚ッセむをたずめたした



家を探すずきに

家を探すずきに、優先順䜍が䜎いけれど、ずおも倧切だず思っおいるこずを曞いおおきたす。

それは、公園です。

仕事がら、公共の堎がいかに倧切か、毎日の䜓隓ずずもに倚くの人に䌝えたいず思っおいるので、少し曞いおみたす。公園は、圓たり前のようにそこらにある割には、あえお家郚屋探しのずきに怜蚎されない存圚だず思うのです。

マンションならプレむスペヌスや䞭庭があるから倧䞈倫かずいうず、そうでもないこずがありたす。様々な䞖代が䜏み、その時々で䜿甚ルヌルが決められたり、犁止事項が増えおいくこずになるこずもあるのです。

ベンチや日陰があっお、危なくない遊具ず、氎堎のある、ごく普通の公園が、歩いおいける距離にあるか。このこずは、ぜひ気に留めおみおください。お子さんがいる、あるいは生たれる予定ならば、それは必須です。

なぜかずいうず、家の倖に出るこずは、こどもずの日垞に䞭でも、かけがえのない解攟の瞬間であるからです。解攟は、刺激ずいうよりも、実は癒やしの時間ずも蚀えるかも知れたせん。ただ公園にいるだけで、時間を過ごすこずができるのです。家の䞭ではそうはいかない、ずいうのは倚くの人が頷くのではないでしょうか。

実䜓隓、ずいうこずでちょっず曞かせおください。それは公園で過ごすこずの効甚ではありたせん。

利甚者ではなく、管理者的な立堎ずしお。

働いおいる堎に届けられる声の䞭で「䜏たいの近くに公園を䜜っおほしい」ずいうのは、少なくありたせん。驚くこずに、ほが党おの曞き出しは「ここに匕っ越しおきたしたが」です。もずもず䜏たわれおいる方は、公園がほしいずいうのは皀ですたたに「孫のために」ずいうのはありたすが。

土地には所有者がいたす。たた、たずえ公園䜜っおも良いずいう土地だったずしおも、敎備費甚は数癟䞇円では足りたせん。そのため、蚈画的に公園を䜜り曎新する、ずいった手続きが必芁で、さらにその手続きのために必芁ず思われる地域を遞び、優先順䜍を぀けるずいう準備がいるのです。

そしお、土地の所有者ずしおは公園を䜜る自治䜓よりもマンションや戞建おを建おる開発業者の話を聞くのは、金銭的な優劣からも想像にかたくありたせん。

話を元に戻したす。

匕っ越し、家探しの時に、歩いおいける公園をぜひ芋぀けおください。おしゃれなむンテリアに囲たれた郚屋から出たくなるずき、公園はひずずきの䌑息を提䟛しおくれるはずです。


カフェモカず新しい人

春が始たっおいるずいうこずは、いろいろな堎面でみかけるこずができたす。
䟋幎だず、ちょっずいい気分の人々が街䞭に増えおくる、特に䌚瀟垰りに、真っ赀な顔で倧笑いしおいるおじさんたちが増えたす。

そしお、桜の花が咲くのはずおも分かりやすいけれど、ほかにも。

䟋えば、なんずなくたどたどしい、蚀うなれば“頌りない倧人たち”が増えおくる時期でもあるのです。カフェ、駅員さん、そのほかお店や仕事の電話の先など、「新しい人」なんお呌ばれおいる人がいるはずなのです。

よく行くカフェで、よく頌むドリンクがありたす。その時も、少し迷ったけれど、それにしたした。

お前、甘いもの奜きだろ、ず誰が芋おも分かる「カフェモカ」。゚スプレッ゜ず甘いココアの䞊に、たっぷりずホむップクリヌムが座り、さらにチョコを纏う。甘くない・・わけがありたせん。

さお、それを泚文しおみたした。レゞの前で店員さんが無蚀になっおしたいたした。粟算を終えお、ある意味では僕ずの仕事は終わっおしたったわけで、なんずも手持ち無沙汰そうでした。

レゞの奥では、背䞭を向けおドリンクを䜜っおいる様子の、別の店員さんがいたした。普段よりも、時間がかかっおいる気がしたす。難しいドリンクではないし、季節限定のものでないけれど。

僕のあずにきたお客さんのカフェラテが出来䞊がったのち、慌ただしくトレむに茉せられた、カフェモカ。


どヌヌヌん

いや、めっちゃシズル感笑
甘い甘い液䜓が、ずろりず溢れ出しお、カップを䌝っお暡様を䜜っおしたっおいたした。たるで、テレビCMのような、溢れる瞬間を目の前で芋るこずができたした。

こんなに甘そうなのは、初めお。きっず、味はい぀もず同じだけれど、もりもりでしたよ。

レゞの店員さんにはきっずこちら偎は芋えおなかったはずです。しかし、こがれ萜ちそうな芋た目だったこずもあっお、ちょっず笑いを堪えおいる感じもしたした。
䞊のクリヌムを、すぐに掬わなければ、さらにこがれおしたうから、テヌブルに着くず、急いでスプヌンですくいたした。おそらく、ホむップが途䞭で足りなくなっお、远加したずきに、溶けたものが溢れおいるようでした。

こういうドリンクの正しい食べ方飲み方を知らないけれど、甘いものが食べたいずき、僕はカフェモカを頌んで、トッピングのチョコ゜ヌスがけのクリヌムを食べたす。

䜜る偎からすれば、アむスにするずホむップは溶けにくいけれど、ホットだずクリヌムを茉せる速床もずおも倧事。しかしお、ホットの良さは、その甘さを代衚ずした味の濃厚さでもあるのです。

今日も矎味しかった。

きっず、今日のカフェモカは、ただ慣れおいない「新人さん」が䜜ったのではないかず、そんなふうに感じたした。

䜜り始めたら戻れない工皋、求められるスピヌド、それは緊匵が䌎うものです。レゞの声を頌りにオヌダヌを聞き分け、゚スプレッ゜はマシンが淹れおくれるにしおも、その埌の工皋を自分だけでやるこず、は慣れるたでキツそうですし。

きっずドキドキしながら䜜っおいただろうし、きっず「もっず綺麗にできたはず」ず思っおいたのではないでしょうか。

春は、ちょっず頌りない倧人たちが増えるのです。
春の陜気も手䌝っお、たぁいいかず埅っおあげられたす。䞀生懞呜なら、応揎しおあげようかず思ったりもしたす。

僕だっお、新しい職堎に行けば、新しいこずを芚えたり考えたりしなくおはならなくなるから、頌りない倧人になっおしたうのです。そしお、ずおもデキる先茩たちだっお、同じような時期があり、同じように芋えおいたのかもしれたせん。

だから、新しい人ずしお、瀟䌚人になった皆さん、倧䞈倫だよ。・・・ず思うのです。


移動販売が叶えるこず

移動販売ずいうず、どんなお店の、どんな車を思い出すでしょうか。
僕は、幌い頃、暮らしおいた団地に賑やかなトラックがやっおきお、荷台に品物が䞊べられおいたお店を思い出したす。䞀般的なトントラックで、荷台がアルミでした。

だから、トラックがお店だったなんおず、驚いた蚘憶の方が匷いのです。䜕を売っおいたか、䜕を買っおもらったかなんお、芚えおいたせん。

倧人になっおから、最近の移動販売は軜トラックが䞻流で、スヌパヌなどが䞻䜓ずなっお商品を茉せお地域を巡っおいる、ずいったサヌビスを展開しおいるのを知ったのでした。

以前の仕事のこずを思い出しながら。
買い物が䞍䟿な地域にある高霢者斜蚭ず、障害者犏祉斜蚭や行政が連携しお、移動販売車を呌びたした。

週で斜蚭の駐車堎に停車、地域の人の買い物を助けたり、憩いの堎を䜜れないかず、取り組みを行ったのです。圓時、新しい考え方ずしお地域が地域のケアをする「地域包括ケアシステム」の䞀぀の詊行ずしお行ったものでした。

駐車堎を借り、特定曜日の数時間、移動販売車を停め、買い物しおもらい、その呚蟺には座っお話せるようなスペヌスを蚭け、買い物に来た方同士が亀流できるような堎を目指したした。

僕は党く䞍勉匷で、犏祉系の郚眲にはいたけれど、実際のケアの珟堎や、高霢者介護の様々な斜蚭の違いもむマむチ分かっおいない、そんな職員でした。しかし、この移動販売に魅力を感じ、できる限り立ち䌚うようにしおいたした。

そんな䞭で、斜蚭の方々の買い物颚景を眺めおいるず「自分で遞ぶこずの䟡倀」っお䜕だろう、ず考えるこずがありたした。悩んで遞ぶこず、それは日頃、自分がお店で買い物するずきには悩んで圓然ず思っおいたし、迷うこずがストレスに感じおしたうこずもありたした。

しかし、斜蚭の方の声を聞くず「久しぶりに悩めた」「自分の奜きなものが遞べた」「毎日でも買い物したい」「楜しかったわぁ」・・ず党般的に奜印象でした。
斜蚭の方々の利甚には、斜蚭で働いおいる方が付き添いで来おくださるのですが、その時の䌚話もずおも楜しそう。

「えヌ、○○さん、これ奜きなんですか笑」
「○○さん、ちょっず買いすぎじゃないですか笑」
「○○さん、新しい味がありたしたよ買いたしょう」

車怅子で移動販売車の近くたできお、店員さんに取っおもらっお䌚話する方もいるし、数分間も棚を芋぀めお考えに耜る方もいたした。

斜蚭に入っおいたら、そういうこずも、きっず殆ど出来ないこずなのです。ご飯やおや぀は提䟛されるし、お菓子も面䌚にきた家族が持っおきおくれる、人によっおは、䜓の機胜も䜎䞋しおいるから倖出そのものが難しい堎合だっおあるでしょう。

暑い日も寒い日も、斜蚭から出おくる”お客さん”たちは、ずおも明るい衚情をされおいたした。移動販売車の流す音楜が聞こえおくるず、ホッずしおしたう、なんお仰る方もいらっしゃいたした。

買い物は、自分の目で芋お、自分で考えお、お金を払っお商品を受け取る・・このやりずりは、ある意味では瀟䌚的な自分を感じられる機䌚なのではないかず思うのです。

建物の䞭で、名前は呌ばれこそすれ、自分のためにお金を支払う決定をするような機䌚は、かなり少ないか、ほずんどないのではないかず考えおしたいたす。それは、生掻が保蚌されおいるずいう意味では安心ですが、自分の気持ちずお財垃を盞談させる買い物は出来ないのだず思うのです。

自分が奜きなものを芋぀けお、自分のお財垃で買っお、ゆっくりず食べお楜しむ・・そんな時間が䜜れるこずも魅力がありたす。そしお、お金ずいう道具を䜿っお、お店の圹に立おる、ひいおは瀟䌚のためになっおいるずいう意識を思い出したずき、倧袈裟ではなく「生きおいるな」ず感じるこずもあるのではないかず思うのです。

そこたで壮倧ではないにしおも、お茶を片手に家族のこずを話したり、旬の野菜の料理を盞談したり、残念ながら人数はずおも少なかったけれど、移動販売車を通じお広がる地域があるこずが芋えお来たした。

それたではお店で買っおも垰り道で溶けおしたったアむスも、移動販売車なら溶けずに持っお垰れる、ずお孫さんず䞀緒にアむスケヌスを芗いおいる地域の方もいらっしゃいたした。

倚くの堎合、移動販売は「地域の足」ずしお食材を運んできおくれるず考えられおいたす。ただ、僕が芋た移動販売車は、地域の人を぀なぐ「地域の手」のようでした。

田舎ず呌ばれおいる堎所だけが、移動販売車の䞻戊堎ではなくなり぀぀あるこず、そんな瀟䌚の倉化もあるようです。あの移動販売車の、賑やかな音楜が懐かしく、たたどこかで䌚えないかなぁず思っおしたう、春でした。


察、明癜了はい、分かりたした

はい、分かりたした

䞭囜語で、盞手の話を聞く時に、よく䜿う衚珟です。仲良くなっおくるず、最初の1文字だけを、繰り返し䜿うこずもありたす。”察、察”あヌ、はいはい。みたいな感じで。

公務員に転職しお、はじめおの配属は䞭囜語を䜿っおコミュニケヌションをずる郚眲でした。囜際亀流や、姉効郜垂の関連郚眲ではありたせん。地域に䜏む方たちの犏祉的な支揎にあたる、そんな郚眲でした。

䞭囜語を䜿っおいるのは、䞭囜の方に察しおではなく、日本の方に察しおでした。日本人ではあったけれど、圌らは日本語を話すこずが出来なかったのです。業務は、垞に通蚳さんを通しお行なっおいたした。

圌ら、ずはいえほずんどの方が高霢者。なぜ、日本人なのに日本語が話せないのか、それは圌らの出自が特殊だったのです。

䞭囜残留邊人残留孀児ず呌ばれおいる方々をご存知でしょうか。文字通り、䞭囜に残された日本人ずいう意味ですが、原因ずなったのは戊争でした。30幎以䞊前、僕が幌い頃、よくテレビのニュヌスで「残留孀児が日本の家族ず再䌚」ずいったような話題がありたした。

日䞭囜亀正垞化により、昭和50幎代には、かなりの数の残留邊人の方が日本ぞの垰囜を果たしおいらっしゃいたした。

しかし、䞭囜で、䞭囜人ずしおあるいは、憎むべき日本人、”鬌子”ずしお蔑たれた方も倧勢いらっしゃったはずです育おられた圌らは、蚀葉も生掻様匏も、文化的な思考も、倚くの人がむメヌゞする䞭囜人的ものになっおいたように感じたす。

僕は、蚀葉ずしお聞いたこずはあったけれど、存圚を知りたせんでした。

公務員ずしお働くこずになった自治䜓には、数十人の残留邊人の方が暮らしおいたのです。倚くは、ご倫婊でした。どちらかが残留邊人で、配偶者ずずもに日本に垰囜されお生掻をされおいたした。

そんな政治的にも、歎史的にもセンシティブな存圚に察しお、生掻支揎をおこなえるのは公的機関しかないなず、公務員である意矩を感じながら業務にあたっおいたした。

電話を取れば「䜠奜ニヌハオ」ず蚀われお、慌おお通蚳さんに受話噚を枡したり、制床の趣旚に則っお、生掻の助蚀のようなものを蚀葉を遞びながら䌝えたりしたした。

個人的な印象ずしお”暪柄だ”ず感じられた、䞻匵が匷めのいわば䞭囜人らしい振る舞いを嗜めたりするこずは、新人には荷が重いず感じながらも、地域に䜏たう䜏民ずしお接するこずは、楜しいず感じおいたした。

長期にわたっお䞭囜ぞ䞀時垰囜をしお、日本での生掻実態が䞍明になった䞖垯に察しおは囜際電話をしたこずもあったし、垂有地で勝手に耕䜜しお畑を䜜っおいた方を説埗しお䜜物を手攟しおもらったこずもありたした。

䞭には、おひずりで暮らしおいる方もいらっしゃっお、その䞭のひずり、おしゃべりが倧奜きな”おばちゃん”は、いいこずも悪いこずも、圹所の窓口にやっおきお倧声で話しおスッキリしお垰っおいく、そんな方でした。

ふだんは通蚳さんず䞀緒に、逐䞀通蚳しおもらいながら、䌚話を進めおいくのですが、その時はたたたた通蚳さんが䞍圚でした。ふ぀うならば、お匕き取り願うずころですが、ご機嫌がよろしくない様子。

僕は、奇しくも倧孊で第二倖囜語に䞭囜語を遞択しおいたこずもあり、たた業務で䜿うずいうこずで、HSK䞖界版の䞭囜語怜定の勉匷もしおいたした。緊匵しながらも、なるべく穏やかにお話しできるように、筆談を䞭心に䌚話を詊みたした。

よく、䞭囜語は挢字だから、曞ければなんずなく意味が通じるず思われおいたすが、それはあたり正確ではないず感じおいたす。今では、すっかり忘れおしたいたしたが、䞭囜語は挢字の意味そのものが日本語ず違うこずもありたす。

䟋えば、”手玙”は日本ではレタヌのこずですが、䞭囜語になるずトむレットペヌパヌずいう蚀葉になるように。

圓時、その”おばちゃん”はご近所さんに䞍信感があるずか、通っおいた日本語教宀の話をしおいたので、その日も同じように日頃の隒音や、日本語教宀で話したこずに぀いお聞いおいたした。

やはり、䞭囜語らしい蚀葉の応酬は、筆談だけでは間に合わず、おばちゃんは䜕かを蚎えおいたした。萜ち着いお䜕床か聞き盎しおみたり、分解しおみたりしお蚀葉を確認しおいたら「日本語教宀にもっずいきたい」ず蚀っおいるこずが、うっすらず聞き取れたのです。

「察、明癜了」

僕は、䞭囜語で返したした。もう芚えおいたせんが、その時の察話の䞭で僕が䞭囜語を䜿ったのは、この䞀回だけだったず蚘憶しおいたす。

「倪奜了。謝々。」良かった、ありがずう

”おばちゃん”はパッず衚情を倉えお、途端に安心したような穏やかな衚情になりたした。僕もそれを芋お、ふっず気持ちが緩みたした。
満足した“おばちゃん”は、ニコニコず垰っお行ったのでした。

「心配したけど、ちゃんず話ができおたみたいだね。勉匷しおたの」

垭に戻るず、奥で芋おいた同僚が声をかけおくれたした。ホッずしお、蚀葉が聞き取れたこずが嬉しかった僕は、ちょっず䜙裕が出おきおいたした。

「ハむ、チョトダケ、ベンキョヌ、シマシタ」

蚀葉の壁、は圓時も今もあたり倉わっおいないのかもしれたせん。特に、介護などのケアが必芁になった時、本人も、ケアする偎も幞せであるのは難しいようにも思いたす。

蚀葉が通じた、その喜びのたたに、垰りたかった母囜で健やかに暮らしおいるこずを願いたす。


今日は、どんなご甚件で

保健所は、さたざたな業務を担っおいたす。たさに”揺り籠から墓堎たで”、その地域に䜏たう人のために働いおいる堎所でもありたす。

もしかしたら、母子手垳を受け取りに行ったこずがある方もいらっしゃるかも知れたせん。怜蚺のために地域の保健所に蚪れたこずがある方も倚いでしょう。

これは、あたり知られおいるこずではありたせんが、保健所では「免蚱」の発行代行を業務ずしお取り扱っおいたすこの衚珟、ずおも圹所的ですね笑。その免蚱ずは、「医垫」や「看護垫」などの医療職の免蚱のこず。

医倧などで孊んだ方々が、”囜詊”ず呌ばれおいる詊隓をパスするず、晎れお医垫免蚱を受け取るこずになるのですが、その申請を受け付けお、免蚱が出来䞊がったら、ご本人に枡すのが保健所なのです。

囜詊の合栌発衚の翌日から、その申請のために合栌者が保健所を蚪れるのです。
䞭の人は、窓口に来おいただいた方に、甚件を確認しお必芁な郚眲や職員に繋ぐわけです。ふ぀う、自分の業務をしおいる傍らで察応するこずが倚いため、窓口に誰か来た・・ずいう気配を感じお、近くにいる人が察応するこずになりたす。

そんなずき、やはり知らないこずのほうが倚いので、誰を呌ぶのが通垞察応でした。お圹所仕事の所以でもありたすが、それぞれ担圓する業務が厳密に決たっおいるため、経隓者でなければ、他の郚眲の業務に詳しい方は少ないのです。
僕は、窓口に立぀ず、端的に「今日は、どんなご甚件で・・。」ず尋ねおしたうのですが、ある日、ずある先茩が察応しおいるのを芋おいたら、窓口に立っおいた方がふっず笑顔になったのを芋かけたした。

なにか、冗談を蚀ったずか、テレビでみたお笑い芞人の話をしおいた・・はずもなく。ずおも短くお、でも枩かな蚀葉を、来庁者にかけおいたのです。

それは、「おめでずうございたす」でした。

確かに、家族が䜕か詊隓に合栌するなどしたら、「おめでずう」ず声をかけるでしょう。その感じなのです。職堎で知らない人に向けお発する蚀葉ではない、ず思い぀぀も、こんなこずを蚀われたら嬉しいだろうなぁず思うのです。

詊隓が合栌した方に向けお、甚件を確認した埌に「おめでずうございたす。少し、お埅ちくださいね。」ず繋いでいたのでした。

免蚱の申請に限らず、母子手垳だっお実は同じ。「おめでずうございたす」を声かけをするようにしたした。僕のような男性職員から蚀われるず、結構驚かれるこずが倚くお、でも、すぐに笑顔になるこずを䜕床も経隓するこずができたした。

きっず圹所の窓口だから「おめでずう」っお蚀わなくおもいいのです。
でも、芋ず知らずの誰かから「おめでずう」っお蚀われたら、嬉しいし、ちょっず面癜いな、なんお思っおいたす。


やりがいず手応え

ボランティアの粟神は尊くお枩かなものだけれど、やりがいを求めるボランティア掻動が、問題になっおしたうこずもありたす。

震灜などの倧きな灜害が起こるず、ボランティアをしたい人が増えたす。もちろん、困っおいる人を助けたい気持ちは倧切ですが、困っおいるのは最前線にいる人だけではないこずを考えおいる人は、案倖少ないず思うのです。

東日本倧震灜が起きた時、僕は行政職員ずしお被灜者のために、垂民からの物資を集める取り組みをしたした。

もずもずは、地震のあず、物資を提䟛したい人から連日のように電話がかかり、メヌルが送られおいたからでした。枩かい気持ちで電話しお来たたはずが、こちらが「ただ、受け付けられたせん」ず告げるず、眵詈雑蚀を投げ぀けおくる人も少なくなかったのです。

集積堎所を確保し、茞送手段が敎った段階で、集める物資を限定しお、1週間の期間を蚭定しお募集したした。

初日に気が぀いたのは、物資の仕分けの人が足りないずいうこず。たった2人の職員でたかなえる䜜業ではなかったのです。

新品を持っおきおもらうはずが、䞭叀のものだったり、重たいおむ぀の箱を開けおみれば、さたざたなものが混ざっおいたり、圓たり前ですが箱の倧きさも違うし、箱に入っおいないものも倚くありたした。察象物品でなければ持ち垰っおもらう、それにも䞍承䞍承ずいう顔をする人もいたした。

結局、慌おお関係郚眲ず盞談し、仕分けのボランティアを募集。期間䞭は、数人集たっおくださいたした。

ここから、あなたがそのボランティアになったこずを想定しながら読んでみお欲しいのです。

無機質な郚屋に入るず、たくさんのダンボヌルが積たれおいる。これらを決められた堎所に運び、積み䞊げおいく。

持ち蟌たれたものを区別し、品物を分けたり、サむズを分けたりしながら、決められた堎所に収めおいく。

持ち垰りをお願いするのは、行政職員の圹目だけれど、「寄付ありがずうございたす」ず盞手に蚀えるのも圌らだけだった。

ボランティアは黙々ず仕分けず積み䞊げを行うだけ。忙しくはないけれど、なんずなく退屈な瞬間が断続的にある。


このボランティア掻動、やっお良かったたたやりたいず思えたでしょうか。「たた明日も来たすね」ず蚀っおくださる方なんおいないし、結果、耇数日来おくださる方は、ほずんどいなかったように蚘憶しおいたす。

期間の埌半は、手持ち無沙汰の圌らが、送る箱にメッセヌゞを曞こうず思い぀き、手元のマゞックで、箱に「がんばれ」ず曞き蟌んでいたした。

やがお、物資の区分けよりも、箱に曞くこずが䞻だった仕事になっおしたったのです。ダンボヌル箱は、マゞックの黒い線で汚れおいきたした。


被灜地のボランティア䜜業も、最前線で泥かきや掃陀をするのが“人気”だず耳にしたこずがありたした。避難所の掃陀や炊き出し、物資の配垃も、分かりやすい圢をしおいたす。

しかし、避難所に向けお仕分けをする倉庫内の䜜業は手が足りないこずがあるらしいのです。

被灜者に盎接「ありがずう」ず蚀っお欲しい、ボランティアずはそういうものだ、ず思っおいるのかもしれないし、事実そういうものでもありたす。倚くの人が“分かりやすい人助け”がしたいのかもしれたせん。

良し悪しを蚀いたいのではありたせん。
僕自身が、そういう面があるこずを知ったこずを改めお曞きたした。

珟代的な莈䞎に぀いお曞かれた本に、献血をする若者が枛っおいるずありたした。同じボランティアなら、目の前に困っおいる人がいる、人助けしたず感じられるこずが求められおいるのではないかず考察されおいたした。

ダンボヌルに曞き蟌んでいた圌らも、きっずそうだったのかも知れないず考えるこずがありたす。

「がんばれ」「負けるな」「きっず埩興できる」

䞀方的に発信しお、“ありがずうず蚀っおもらったこず”にしたかったのではないかず。

やりがい、は盞手から䜕か返しおもらわないず、手応えがないず、生たれないものなのでしょうか。








いいなず思ったら応揎しよう

も぀にこみ 最埌たで読んでいただき、ありがずうございたした いただいたチップは、モンブラン研究費甚や子どものおや぀代にしたす笑